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記録ID: 6479441
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積雪期ピークハント/縦走
谷川・武尊

【谷川連峰】三国山スノーハイク 〜三国峠(新潟側)よりピストン〜

2024年02月18日(日) [日帰り]
 - 拍手
体力度
2
日帰りが可能
GPS
05:43
距離
10.9km
登り
742m
下り
780m
歩くペース
速い
0.91.0
ヤマレコの計画機能「らくルート」の標準コースタイムを「1.0」としたときの倍率です。

コースタイム

日帰り
山行
4:36
休憩
1:08
合計
5:44
9:16
9:28
23
9:51
10:00
28
10:28
10:28
92
12:00
12:45
49
13:34
13:35
16
13:51
13:52
11
14:03
14:03
21
14:31
14:31
5
14:36
14:36
2
14:38
ゴール地点
天候 くもり後はれ
過去天気図(気象庁) 2024年02月の天気図
アクセス
利用交通機関:
電車 バス
自宅より在来線と新幹線を乗り継いで越後湯沢駅へ。越後湯沢駅から南越後観光バスの西武クリスタル行きに乗車、終点で下車
コース状況/
危険箇所等
登山口から山頂までトレースあり。ただしショートカットや迂回路が随所にあり、歩きやすいところを行けば良いかと。暖冬の影響か木製階段が露出しているところも多く、既に登山道は残雪期の様相。とても厳冬期とは思えないコンディションで、踏み抜きも頻繁にあり
その他周辺情報 日帰り温泉施設 苗場温泉 雪ささの湯に立ち寄る。入浴料は1000円だが公式HPのクーポン画面を見せると200円引きになる
上越新幹線で一気に越後湯沢へ。スキー客に混じってバスに乗車
2024年02月18日 07:59撮影 by  F-02L, FUJITSU
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2/18 7:59
上越新幹線で一気に越後湯沢へ。スキー客に混じってバスに乗車
終点の西武クリスタルバス停で下車し、三国峠を目指す
2024年02月18日 08:56撮影 by  F-02L, FUJITSU
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2/18 8:56
終点の西武クリスタルバス停で下車し、三国峠を目指す
三国峠登山口(新潟側)ここでゲイターとチェーンスパイクを装着
2024年02月18日 09:17撮影 by  F-02L, FUJITSU
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2/18 9:17
三国峠登山口(新潟側)ここでゲイターとチェーンスパイクを装着
谷間の登山道を抜けて三国峠へ
2024年02月18日 10:25撮影 by  F-02L, FUJITSU
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谷間の登山道を抜けて三国峠へ
三国権現と三国山
2024年02月18日 10:28撮影 by  F-02L, FUJITSU
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2/18 10:28
三国権現と三国山
晴れ上がって来ました
2024年02月18日 11:24撮影 by  F-02L, FUJITSU
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2/18 11:24
晴れ上がって来ました
苗場方面は見事な青空
2024年02月18日 11:49撮影 by  F-02L, FUJITSU
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2/18 11:49
苗場方面は見事な青空
三国山山頂
2024年02月18日 12:07撮影 by  F-02L, FUJITSU
2/18 12:07
三国山山頂
山頂より南側、法師温泉方面。群馬側は明らかに雪が少ない
2024年02月18日 12:07撮影 by  F-02L, FUJITSU
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2/18 12:07
山頂より南側、法師温泉方面。群馬側は明らかに雪が少ない
ゆったり休憩してから下山開始
2024年02月18日 12:43撮影 by  F-02L, FUJITSU
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2/18 12:43
ゆったり休憩してから下山開始
平標山方面
2024年02月18日 12:49撮影 by  F-02L, FUJITSU
2/18 12:49
平標山方面
2024年02月18日 12:51撮影 by  F-02L, FUJITSU
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三国峠越しに望む長倉山
2024年02月18日 13:27撮影 by  F-02L, FUJITSU
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2/18 13:27
三国峠越しに望む長倉山
スノーシェッド脇の歩道。一部アイスバーンになって歩きにくい
2024年02月18日 14:05撮影 by  F-02L, FUJITSU
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2/18 14:05
スノーシェッド脇の歩道。一部アイスバーンになって歩きにくい
下山後、雪さきの湯で登山の汗を流す
2024年02月18日 14:38撮影 by  F-02L, FUJITSU
1
2/18 14:38
下山後、雪さきの湯で登山の汗を流す

感想

 先日の赤城山に続けて、がっつりと雪山歩きがしたくなったので、2泊3日で新潟(と群馬)へ行ってきました。初日は新潟側から三国峠経由で三国山に登り、2日目は南魚沼の六日市駅から坂戸山へ周回登山を実施。3日目は天気が悪そうなので登山はできなさそうですが、どこか初見の温泉地に立ち寄ろうという魅惑のプランです。三国山も坂戸山も、数年前から登頂の機会を狙っていた山だけに、期待に胸を膨らませて出発しました。

【西武クリスタルバス停〜三国峠登山口】
 在来線の始発列車と新幹線を乗り継いで越後湯沢駅へ向かい、8時ちょうどに駅を出る苗場方面(終点:西武クリスタル)行きのバスに乗り込みます。ハイシーズンの日曜ということもあり、乗客のほとんどがスキー客とくにスノーボーダーのようでしたが、登山装備の乗客も幾人かはいました。とはいえ、みな平標山にでも登るのか終点までバスに残っていた登山客は自分だけでした。
 終点で下車し、くもり空の下を登山口に向けて歩きはじめます。歩道のほとんどは雪で埋まっていますが、車道の隅に歩行者が歩けるくらいのスペースは除雪してあるので危険を感じることなく歩けました。途中、スノーシェッドの外側、吹きさらしの歩道を歩く区間があるのですが、そこだけ一度融けた雪がアイスバーンになっている部分があり歩きにくかったです。

【三国峠登山口〜三国峠】
 ほどなくして三国峠登山口(新潟側)に到着。群馬側から登る人が多いのか、ここの駐車場にはクルマが見当たりませんでした。ロングスパッツとチェーンスパイクを装着し、沢沿いの登山道を踏み跡に従って高度を上げていきます。途中トラバース状の地形で、スノーブリッジで沢を横断する箇所があるのですが、これから気温が上がってくると崩壊の危険が出てくるかもしれません。小規模な雪崩の跡らしいところには、土の地肌が見えているところもありました。やがて開けたところに出ると、そこが三国峠になります。

【三国峠〜三国山山頂】
 峠から先は尾根道になり、冷たい風も吹き付けてきます。日当たりが良いせいかズルズル滑ってチェーンスパイクの効きもイマイチになってきました。途中で上着を着て、12本爪のアイゼンを装着。これで各段に登りやすくなりましたが、高度を上げると今度は踏み抜きが増えてきます。上部では木製の階段が露出しているところも出てきて、登山道の雰囲気はさながら残雪期のようです。
 途中までは階段の脇にある雪の部分を歩いてたのですが、ともかく踏み抜きが多くて辟易してきたので、山頂直下でアイゼンを外し、最後は階段の上を歩いていきました。階段が終わった先で平坦地に出ると、山頂はもう目と鼻の先です。
 山頂は西から東にかけて展望が開けていますが、北側は灌木が茂っていてあまり見晴らしがよくありません。この日は風も穏やかで日差しも暖かく、休憩中は上着や手袋もいらないくらいでした。サーモスの魔法瓶のお湯で作ったカップ麺に、カフェラテとバームクーヘンのランチとしゃれ込みます。ゆっくりしたところで、ひとしきり周囲の撮影を済ませると、下山に取りかかります。午後になって気温が高くなると必然的に踏み抜きも増えそうだと思ったので、ワカンを装着していくことにしました。

【巻き道を通って下山】
 行程の大部分は往路を戻ることになりますが、一度北西方向に進んで、地図にある巻き道を通って下山することにしました。灌木の中の道を下っていくと、三角山方面との分岐に出ます。三角山方面へはずっと踏み跡が続いていたのですが、巻き道の方はトレースが消えかかっていました。
 少々イヤな予感を抱きながら進むと、果たしてトラバース道の大半は雪に埋没していました。斜面に対して斜めに足を出す形になるので、ワカンでは歩きにくいことこの上ないのですが、さりとてツボ足になってはズボズボと沈み込むであろうことが明白だったので、慎重にルートを選びながら進みました。山頂からの下山路と合流して、ようやく一息つけた感じです。
 あとは駆け下りるように下山……と行きたいところですが、暑さを感じるくらいの日差しで、雪のコンディションはどんどん悪くなっていきます。ワカンを履いていてもなお踏み抜いたり、ズルズル滑ったりしました。やがて三国峠を通過し、道が樹林帯に入ると雪の状態も安定してきました。登山口まで出たところでワカンを外し、バス停に向かいます。

【下山後のお楽しみ】
 スタート地点のバス停に戻りましたが、宿のチェックインまで余裕がありそうだったので、日帰り温泉施設である「雪さきの湯」に立ち寄って汗を流していきました。帰路のバスはスキー客で大混雑で、乗り損なった人たちがバス停に取り残されていたほどでした。あの人たちどうなったんでしょうね? 自分は始発に近いバス停から乗ったので終始座ったまま駅まで戻れたのですが……。
 乗り換えの待ち時間、越後湯沢駅の売店で牛スジ煮や豚まん、生ビールなどを堪能し、定刻通りの列車に乗って越後中里まで移動。駅前の宿にチェックインして翌日の坂戸山登山に備えました。宿は食事が美味しかったのですが、駅での買い食いで腹が満たされてしまい、せっかくの魚沼産コシヒカリのおかわりができなかったのが、ちょっとだけ心残りでした。

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