土砂災害跡の視察ついでに権現山・阿武山

2024年02月18日(日) [日帰り]

• GPS: 04:58
• 距離: 6.0km
• 登り: 577m
• 下り: 705m

コースタイム

日帰り

• 山行: 3:51
• 休憩: 1:07
• 合計: 4:58

8:04 スタート地点
8:10 8:10 毘沙門天 駐車場
8:15 8:16 「権現山憩の森」案内板
8:20 8:35 毘沙門堂本堂
8:42 8:42 緑井権現山 多宝塔登山口
9:03 9:20 権現山
9:21 9:22 権現山 山頂駐車場
9:29 9:30 阿武山 登山口
9:42 9:42 鳥越峠
10:25 10:48 貴船神社(阿武山)
10:57 10:57 梅林小下山口
11:25 11:29 見晴らし岩
12:37 12:37 八木3丁目登山口
12:45 12:50 広島市８・２０豪雨災害慰霊碑
13:02 梅林駅

地図の写真配置は最小限（上記CP）です

天候

ピーカン晴れ

アクセス

利用交通機関：

電車 バス

(往路)　毘沙門台3丁目　ー　広島交通[70]　(広島駅→)広島バスセンター→毘沙門台行　横川駅前BSから約30分　340円
(復路)　JR可部線梅林駅　ー　広島方面普通列車　横川駅まで約20分　210円

コース状況／危険箇所等

毘沙門堂本堂までは、参道としては急坂ですが、階段ルートもあり登山道としては厳しくありません
毘沙門堂から阿武山までは、所々急なところもありますが石段や木段が整備されています。鳥越峠ー阿武山は直登と巻道と選べます。チップ舗装の部分があります
梅林までの下山道は、ジグザグとはいえ急坂です。テープに従って歩きましょう。登山者が少ないのか、ほとんどの区間で落ち葉で覆われており、かつ下のほうは岩場やザレ場あり。滑りやすい。ストック携行推奨

トイレは、毘沙門堂、権現山北側直下、梅林駅改札内にありますが、後者2つは簡易的なもので潔癖の人は使用しないほうがよい

その他周辺情報

梅林駅近くに「かつや」他飲食店あり

梅林小登山口近くの「八木長束線」は2023年4月開通　記録投稿時、Googleストビューや地理院地図は未開通扱いのため付近通行時は注意せよ

写真

2/18 8:03

毘沙門台3丁目バス停

2/18 8:12

毘沙門堂入口

2/18 8:14

2/18 8:26

本堂
初寅祭開催中のため賑わっていました

2/18 8:35

御神酒とおもちをいただいて
登山開始します

2/18 8:37

虎穴？

2/18 8:39

里見岩

2/18 8:39

多宝塔

2/18 8:52

2/18 9:01

権現山手前に展望地
市内方面

2/18 9:03

権現山山頂

2/18 9:04

4等三角点タッチ！

2/18 9:10

少し移動して山バナナ！

2/18 9:19

上安の住宅街、荒谷山方面

2/18 9:30

阿武山登山口

2/18 9:44

鳥越峠

2/18 9:51

直登でも、右にそれて巻道でも可

2/18 10:03

シカたん

2/18 10:49

貴船神社の祠

2/18 10:27

避難小屋？
中にはなぜか三脚がある

2/18 10:28

阿武山山頂

2/18 10:29

2等三角点タッチ！

2/18 10:35

山バナナ！

2/18 10:35

安佐北区方面

2/18 10:36

深川方面

2/18 10:57

堪能したので帰ります
梅林小方面へ下ります

2/18 11:26

見晴らし岩から市内方面

2/18 11:29

武田山方面

2/18 11:37

祠

2/18 11:40

市街地が近づいてきた

2/18 12:00

ザレ場を含む急坂区間
最後まで油断できない

2/18 12:33

砂防ダムが見えてきた

2/18 12:34

階段を下って

2/18 12:38

鹿害防止用フェンスを越して登山区間終了です

2/18 12:38

立派な堰堤は、ここで大規模な土砂災害があったことを示す

2/18 12:40

住宅地が山裾まで迫るこの地区には、大規模な砂防的対策が必要だ

2/18 12:47

慰霊碑
平成26年の大雨で多数の方の命が失われた
ご冥福をお祈りし、手を合わせる

2/18 12:47

慰霊碑の近くにも堰堤群があり、ここで大きく土砂崩れがあったことを意味する

2/18 12:59

347Pの山腹に、数筋土砂崩れの跡が見える
H26年の大雨の災害跡だろうか

2/18 13:03

梅林駅に到着
近くのかつやで食事、と思ったが、昼時で待ちがあったため先に市内へ帰ることにした

撮影機器：

OLYMPUS STYLUS TG-630 Tough オリンパス

Galaxy S22 SC-51C docomo サムスン

感想

watarin

かなり久しぶりの登山となりました。年度末が迫り徐々に忙しなくなってくる時期ですが、この日以降は梅雨を思わせるような長雨の予想で、今のうちにということで運動してきました。
毘沙門堂は土日と「初寅祭」が開催されており、朝早くにも拘らずそれなりに参拝客がいました。流石に露店はやっていませんでしたが、本堂でお神酒とお餅をいただきました。
登山道は、阿武山までは階段で整備されており歩きやすかったですが、運動不足が祟りゆっくり登りました。
阿武山山頂からの景色は、広島平野を一望でき、快晴なのも相まって素晴らしいものでした。ただし暑かったです、お神酒のせいなのか？気温が18℃近くまで上がったからなのか？
梅林への下りはバリルートなのもあり、あまり歩かれていないような状態でした。ここはストックを持っていったほうが良かったと。

麓の八木地区は2014年8月の大雨により甚大な被害を受けた地区です。多数の堰堤が災害の大きさを物語ります。ひとまず被災者のご冥福をお祈りします。
広島市は100万都市であるにも拘らず平野は僅かで、真砂土で土石流の起きやすい山が迫ります。そして豊後水道から暖湿が流入しやすく瀬戸内としては雨の多い特徴をもちます。もう4か月もしたら雨の多い季節となります（早速その片鱗が2/19にきていますが）。地震だけでなく風水害についても十分な備えが必要であることを痛感した山行でした。