鏡台山〜高遠山 決行してはみたものの…(:_;)

2024年02月18日(日) [日帰り]

• GPS: 06:35
• 距離: 8.2km
• 登り: 557m
• 下り: 396m

コースタイム

日帰り

• 山行: 6:21
• 休憩: 0:13
• 合計: 6:34

10:08 笹平登山口
10:53 11:00 鏡台山
11:16 11:16 鏡台山北峰
11:53 11:53 三滝山
15:31 15:37 高遠山
16:42 新地蔵峠林道駐車場所

天候

晴れ

アクセス

利用交通機関：

自家用車

鏡笹平登山口登山口で降車後歩行開始
新地蔵峠から林道に入った約1km地点まで迎えに来てもらいました
（本当は林道合流地点まで迎えに来てほしかったのですが、
積雪で車が動けなくなる恐れがあり、可能な場所までとしました）

コース状況／危険箇所等

・笹平登山口〜鏡台山
殆ど雪なし
・鏡台山〜鏡台山北峰
積雪15cm位、踏み跡あり、坪足で歩けました
・鏡台山北峰〜三滝山〜伐採地
三滝山への下り斜面はトレースなく途中でワカンを装着
しかし倒れた笹薮上の雪が少なく、
却って、ワカンが引っ掛かり、歩きにくくて大幅に時間をロス
ワカンを外して歩行した方がはかどったかもしれません
・伐採地〜高遠山〜林道合流
伐採地は雪が緩み、踏みぬきに悩まされ、疲労困憊
ここからワカンを装着した方が歩き易かったでしょう

写真

2/18 10:06

笹平登山口
全く雪はありません

2/18 10:11

今日は前回に比べ、歩きやすく感じました

2/18 10:19

快適な尾根歩き

2/18 10:30

南方面が雲に覆われ、富士山は見えそうもなく、行きません

2/18 10:32

樹間に真っ白な北アルプス

2/18 10:33

この辺りにも殆ど雪がなく、本当に歩きやすい状態

2/18 10:52

鏡台山頂上に到着
山頂にはしっかり積雪がありました

2/18 10:59

爺ヶ岳、鹿島槍

2/18 10:59

五竜、唐松、白馬三山

2/18 11:00

三角点は雪の下

2/18 11:02

いよいよ未踏の尾根歩きを決行します。積雪15cm程で、坪足のトレースあり、助かりました

2/18 11:13

日当たりの良い場所は雪なし

2/18 11:17

鏡台山北峰
靴跡はこの後大峯山方面に下っており、うっかり下りすぎてアプリに警告されました(^_^;)

2/18 11:38

トレースなしの緩斜面でワカン装着

2/18 11:44

シーズン初のワカン歩き開始

2/18 11:53

雪の上に笹薮が出ていて、ワカンが引っ掛かり、結構歩きづらいです。三滝山頂上はわからず仕舞いでした

2/18 12:42

GPSの有難みをしみじみと感じる眺望のない平坦な樹林帯！GPSにひたすら感謝(人''▽｀)☆

2/18 12:53

妙高

2/18 13:09

ここだけ笹薮なし
不思議です！

2/18 13:10

しかしこの先を見れば、笹薮に次ぐ笹薮。倒れた笹薮を踏み分ける変化に乏しい樹林帯歩き、そして体力の消耗にかなりモチベーション低下('_')。

2/18 13:16

真っ白な円錐は火打か？

2/18 13:31

漸く樹間に伐採地が見えてきました。これで少しは歩きやすくなると思ったのですが…

2/18 13:37

明らかに道跡

2/18 13:38

振り返った笹薮
悪戦苦闘約2時間(*_*)道なき笹薮を脱出したのでした。もう少し積雪量があれば、もっと楽にワカンで歩けたかもしれません

2/18 14:01

積雪量は20cm位なのですが、伐採跡地は日当たり良く、吹き寄せられた雪がずぶずぶ沈み、三歩進んで二歩踏みぬく強行軍を強いられ絶望的（ワカンをつける時間を惜しむべきではありませんでした）

2/18 14:07

真っ暗な胸中にもかかわらず、戸隠連峰、高妻山、飯綱山の絶景ポイント！

2/18 14:07

左手前は奇妙山
右奥に志賀高原が見えているのかどうか？

2/18 14:10

右手前に尼厳山、真後ろに斑尾山

2/18 14:39

とぼとぼ歩いてきた尾根

2/18 15:31

文字の読めない山頂標識
前回もこの標識にがっかりしたんだったと思い出しました(^_^;)

2/18 15:48

笹薮を下った方が距離的に断然近かったのですが、作業道の方が歩きやすいと思い作業道に戻りました

2/18 16:26

漸く林道に合流
日影故、林道にも積雪多く、疲れた足に応えました。明日から筋肉痛に悩まされそうです(^_^;)

感想

kyom4

今シーズンこそ、鏡台山から三滝山を経て、
高遠山へ繋がる尾根歩きをしたいと正月早々に出かけたのですが、
なんと前日午後から大雪、仕方なく鏡台山を往復して下山。
久々に雪山の楽しい気分をちょっぴり味わったものの、
やはり気にかかったままの縦走が目前に浮かんでは消えるので
果たして無事歩き通せるか半信半疑のまま出かけてみました。

前回とは全く違い、鏡台山頂上迄は殆ど雪もなく、快調♪
爺ヶ岳、鹿島槍、五竜、唐松、白馬三山と連なる名峰を
ゆっくりと眺め、この時期ならではの大展望を楽しんだ後、
積雪15cm程の尾根を鏡台山目指してスタートすると、
坪足のトレースあり、歩きやすくて、助かりました。

鏡台山北峰を通過後、靴跡は大峯山方面に下っており
注意しなくてはと思いながらも、うっかり靴跡に付き従い、
アプリに警告され緩斜面を巻いて修正しました(^_^;)
トレースなしの斜面でワカン装着後、シーズン初のワカン歩き開始。
しかし積雪量が思ったより少なく、雪上に笹薮が出ている箇所が多く、
ワカンが引っ掛かり、結構歩きづらく感じ、
GPSで進むべき方向は明確に教えてもらえるのに、足は進まず、
それが徐々に疲労感を増大せる結果になりました。

倒れた笹薮を踏み分ける変化に乏しい樹林帯歩き、
そして体力の消耗にかなりモチベーションは低下('_')
樹間に伐採地が見えてきて、少しは歩きやすくなると思いきや、
積雪量は20cm位なのですが、伐採跡地は日当たり良く、
吹き寄せられた雪が気温の上昇でずぶずぶ沈み、
三歩進んで二歩踏み抜く、甚だしい強行軍を強いられ、
下山できるのだろうかと、絶望感に囚われました。
（ワカンをつける時間を惜しむべきではありませんでした）

戦意喪失寸前の自分をなだめながら、漸く高遠山頂上に着くと
樹林帯の中に、在る筈の文字が消えたのっぺらぼうの山頂標識識！
前回、こんな標識があったかどうか、記憶になく、悄然。
林道合流後も、日影故積雪多く、疲れた足に応えました。
明日から筋肉痛に悩まされそうです(^_^;)

4年前初めて新地蔵峠から高遠山を往復した折、
僅かですが、高遠山頂上迄も背丈程の笹藪漕ぎでしたから、
まして三滝山に延びる尾根の笹薮の中に踏み跡があると思えず、
積雪期なら何とか辿れるのではないかと考え、計画を温めてきました。
しかし、途中で歩くのを止めたくなる程、心が折れそうになり、
意外に安易に計画してしまったと猛省です。
｛絶望的な心理状態に陥ることは滅多にないと思うのですが｝
一体高遠山と三滝山の間の尾根歩きはいつを選べば正解なのやら…