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Yamareco

記録ID: 6482606
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雪山ハイキング
甲信越

【南魚沼】坂戸山スノーハイク 薬師尾根〜大城〜城坂コース

2024年02月19日(月) [日帰り]
 - 拍手
体力度
2
日帰りが可能
GPS
04:39
距離
8.2km
登り
545m
下り
543m
歩くペース
標準
0.91.0
ヤマレコの計画機能「らくルート」の標準コースタイムを「1.0」としたときの倍率です。

コースタイム

日帰り
山行
3:28
休憩
1:10
合計
4:38
8:35
26
9:01
9:04
2
9:33
9:33
34
10:07
10:09
14
10:23
10:38
11
10:49
11:00
18
11:18
11:40
11
11:51
12:01
32
12:33
12:33
14
12:51
12:51
17
13:08
13:13
0
13:13
ゴール地点
天候 くもり時々はれ
過去天気図(気象庁) 2024年02月の天気図
アクセス
利用交通機関:
電車
前泊した越後中里駅から六日町駅へ
コース状況/
危険箇所等
日当たりの良い薬師尾根コースの雪解けはかなり進行中。日中はシャーベット状で歩きにくいです。山頂から小城〜大城の間は踏み抜き地獄で、場所によっては膝下くらいまでズブズブと沈み込みます。城坂コースは谷筋で雪解けが遅いですが、気温が上がってくると雪崩れが起こるかも。通るのなら早朝にした方が良いかと。
薬師尾根登山口。左手の城坂コースに向かうつもりが、右の薬師尾根コースの方に進んでしまった
2024年02月19日 09:02撮影 by  F-02L, FUJITSU
2/19 9:02
薬師尾根登山口。左手の城坂コースに向かうつもりが、右の薬師尾根コースの方に進んでしまった
シャーベット状で歩きにくい雪
2024年02月19日 09:17撮影 by  F-02L, FUJITSU
2/19 9:17
シャーベット状で歩きにくい雪
時折ふり返ると……
2024年02月19日 09:19撮影 by  F-02L, FUJITSU
2/19 9:19
時折ふり返ると……
徐々に展望が開けてくるのが楽しい
2
徐々に展望が開けてくるのが楽しい
坂戸山山頂
2024年02月19日 10:30撮影 by  F-02L, FUJITSU
2/19 10:30
坂戸山山頂
北東には真っ白な八海山
2024年02月19日 10:31撮影 by  F-02L, FUJITSU
1
2/19 10:31
北東には真っ白な八海山
山頂より北方。美佐島方面かな
2024年02月19日 10:31撮影 by  F-02L, FUJITSU
2/19 10:31
山頂より北方。美佐島方面かな
山頂から大城への道
2024年02月19日 10:38撮影 by  F-02L, FUJITSU
1
2/19 10:38
山頂から大城への道
山頂へ戻る道
2024年02月19日 11:07撮影 by  F-02L, FUJITSU
1
2/19 11:07
山頂へ戻る道
2024年02月19日 11:29撮影 by  F-02L, FUJITSU
2/19 11:29
2024年02月19日 12:01撮影 by  F-02L, FUJITSU
1
2/19 12:01
2024年02月19日 12:17撮影 by  F-02L, FUJITSU
2/19 12:17
下りてきたところ。上の方にスコップで道を作ってくれているボランティア(?)の方がみえます
2024年02月19日 12:21撮影 by  F-02L, FUJITSU
2/19 12:21
下りてきたところ。上の方にスコップで道を作ってくれているボランティア(?)の方がみえます
麓から見上げる坂戸山。手前の森から右手の薬師尾根に登り、左手の白い谷間で下山しました
2024年02月19日 12:57撮影 by  F-02L, FUJITSU
2/19 12:57
麓から見上げる坂戸山。手前の森から右手の薬師尾根に登り、左手の白い谷間で下山しました

感想

 新潟遠征2日目は、南魚沼市にある坂戸山に登ってきました。市街地に近い低山で標高はわずかに634mながら、豪雪地帯ゆえに見事な雪景色が観られることで有名な山です。前泊地の越後中里を7:45に発つ列車に乗り込み、登山口の最寄り駅である六日町駅を出発したのは8時半過ぎ。特に先を急ぐ必要もないので、コンビニに寄り道して昼食用のパンなどを買い求めつつ、登山口の鳥坂神社に着いたのは9時頃でした。

【鳥坂神社〜薬師尾根】
 当初の計画では谷筋の城坂コースから登り、薬師尾根で下山するつもりだったのですが、知らないうちに薬師尾根に取り付いてしまったので予定とは反対回りに周回することにしました。(本日の反省点その1)
 高度を上げるに従って雪が出てくるのですが、日当たりの良い尾根道ゆえ雪がシャーベット状になっていて歩きにくかったです。雪質的にチェーンスパイクはあまり効きそうになかったので、ツボ足にトレッキングポールで頑張ることにしました。
 最初は軽やかだった足取りも、徐々に重々しくなってきました。前日同様の雪山フル装備’(ピッケル・アイゼン・ワカン等)状態で登っていたので、身軽な装備で軽快な足取りのおじ様やおば様方にどんどん抜かれていきました。張り合うこともないので、どんどん道を譲ることにします。駅のコインロッカーに不要な装備を置いてくるんだったなと考えても後の祭りです。(本日の反省点2)
 それにしても身軽な格好の人が多く、ほとんど手ぶらの人もいました。長靴にスキーストックというスタイルも目立ちます。長靴はともかく、スキーストックはいかにも雪国らしい装備です。あまり気負わず、身の回りにあるものでサクッと登ってこられる里山なのでしょうね。この頃になると日差しも出てきて暑いくらいでしたが、風の通り道では寒さを感じることもあり、何度目も上着を脱ぎ着するハメになりました。

【坂戸山山頂〜小城〜大城】
 思いのほかヘトヘトになりながら、山頂に到着。せっかくここまで来たので、尾根道で繋がった大城の方にも足を伸ばすことにします。地図上ではほとんど高低差のない平坦路なので楽勝だろうと思っていたのですが。実際に足を踏み入れると踏み抜くこと踏み抜くこと、膝下まで踏み抜きの連続でした。どうやら山頂までで引き返す人が多いらしく、こちらの雪はあまり踏み固められていなかったようです。スパッツも装着していなかったので、靴の中に容赦なく雪が入り込んできて難儀しました。(本日の反省点その3)
 展望を楽しみながら山頂まで戻ると、お茶を淹れてパンを食べました。ひと休みしたところで下山開始です。

【城坂コースを下山】
 さきほどまでの反省から、山頂でスパッツをチェーンスパイクを装着していきます。下山に使う城坂コースは谷筋や樹林帯の中を通るので、薬師尾根よりも雪深いであろうとの判断によるものです。林の中は比較的軽快に下山することができたのですが、開けた谷間に出ると状況が変わりました。
 上からみると思いのほかエグイ傾斜です。クラストしているわけではないので転倒してもサーッと滑落するようなことはないでしょうが、シャーベット状の雪質なので足元がズルッと滑ることはあり得ます。もっと雪が多く、もっと気温が高いときには雪崩が起きてもおかしくなさそうです。通過するなら、気温の低い朝方の時間帯にするべきだったと反省しました。九十九折りの道を2/3くらいの長さにしたトレッキングポールでなんとか凌ぎきりましたが、いっそのことピッケルを山側に突き立てながら下山した方が良かったかも知れません。(あまり深くは突き刺さらなかったでしょうけど)
 途中、木の棒を杖代わりにしたアジア系外国人らしいパーティや、スコップを手に雪を掘ってルート工作をされていたボランティア(?)の方とすれ違ったりしながら無事に下山。駅の近くの食事処で海鮮丼とグラスビールを楽しんだ後、新潟に別れを告げて宿を取っている湯檜曽温泉に向かいました。

 3日目は天気があまり良くなさそうだったので山登りはしませんでしたが、宿の近くの廃駅探訪(旧湯檜曽駅)に出て野生のタヌキと出会ったり、後閑駅から荷物を背負ったまま片道1時間かけて日帰り温泉(月夜野温泉 三峰の湯)へ行ったりと、みなかみ観光を楽しんで帰路につきました。なかなか充実した3日間となりました。

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