記録ID: 6495701
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積雪期ピークハント/縦走
槍・穂高・乗鞍
燕岳:残雪の北アルプス撤退記
1972年05月01日(月) 〜
1972年05月04日(木)
yamaaruki108
その他1人
- GPS
- --:--
- 距離
- 10.2km
- 登り
- 1,414m
- 下り
- 1,418m
コースタイム
1日:中房温泉−合戦尾根−燕山荘(泊)
2日:燕山荘(停滞)−燕岳(往復)
3日:燕山荘−合戦尾根−中房温泉−上高地(泊)
4日:上高地−徳本峠(往復)
2日:燕山荘(停滞)−燕岳(往復)
3日:燕山荘−合戦尾根−中房温泉−上高地(泊)
4日:上高地−徳本峠(往復)
天候 | 1日:曇りのち風雪 2日:曇りのち晴れ 3日:晴れ 4日:晴れのち曇り |
---|---|
アクセス |
利用交通機関:
電車 バス
復:上高地−松本−長野−(夜行急行)−大阪 |
写真
感想
前年の残雪の八ヶ岳や北アルプスの後立山縦走と剣岳登頂などの経験を踏まえた上で、この年はゴールデンウィークに北アルプスの燕岳から常念岳、蝶ヶ岳の縦走を計画し、そして見事に敗退した。
1日目は前夜からの雨も止んで、中房温泉を出発する時は天候も回復してきたように思えたが、途中から再び荒れ出し、合戦小屋に着いた時には暴風雪のような状態だった。悪戦苦闘の末何とか燕山荘に辿り着いた。
2日目も天気は良くなく小屋で停滞した。午後からは回復傾向にあったので燕岳まで往復したが風が強く寒かった。夕方には本格的に晴れてきて青空も広がり明日の天気に期待を寄せるのでした。
3日目の朝はご来光を見ることが出来て快晴の好天気となったが、装備不足の上、大天井岳の登りが厳しそうなのと遭難騒ぎもあったため縦走するのを諦めて来た道を引き返した。しかし縦走を断念した物足りなさもあって、せめて徳本峠から間近に穂高岳を見ようと思い、その日は上高地まで行って五千尺ロッジに泊まった。
翌日は上高地から徳本峠を往復し、穂高や当初の目的の山であった常念岳を眺めて来年を期した。やはり北アルプスは厳しい山だった。
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