鳥海山(60)
- GPS
- 07:31
- 距離
- 14.5km
- 登り
- 1,317m
- 下り
- 1,317m
コースタイム
- 山行
- 6:48
- 休憩
- 0:42
- 合計
- 7:30
天候 | 晴れ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2015年05月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
レンタカー(10000円) レンタカーで庄内空港から鉾立山荘まで(約1時間半) 鉾立山荘前で車中泊。 |
コース状況/ 危険箇所等 |
鉾立山荘から御浜小屋までは殆ど残雪の上を歩く。赤旗があるので迷うことはない。 七五三掛から千蛇谷方面の道の左側は崖となっており危険。 千蛇谷はほぼ雪渓上を歩ける。夏道に戻る場所に注意が必要。 大物忌神社から新山までの道は残雪があるので注意。 特に岩の間の残雪は崩れ落ちそうで注意が必要。右側の岩場を迂回するのが安全。 帰路外輪山方面へ行く道も分かりずらい。行者岳直下に行く道は注意。 この時期は、まだ夏道の整備が行われていないので、道が分かりにくい。 |
その他周辺情報 | 鳥海温泉保養センターあぽん西浜(入湯料400円) |
写真
装備
個人装備 |
長袖シャツ
Tシャツ
ソフトシェル
タイツ
ズボン
靴下
グローブ
防寒着
雨具
日よけ帽子
着替え
靴
予備靴ひも
ザック
ザックカバー
昼ご飯
行動食
非常食
飲料
地図(地形図)
コンパス
笛
計画書
ヘッドランプ
予備電池
GPS
筆記用具
ファーストエイドキット
常備薬
日焼け止め
ロールペーパー
保険証
携帯
時計
サングラス
タオル
ストック
ナイフ
カメラ
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感想
金曜日、午後半休して、庄内空港へ。
会社で山の準備をして出かけるのは初めてでした。ちょっと恥ずかしい。
羽田は雨でしたが、庄内は晴れていました。
レンタカーを借りて、鳥海山麓へ。
夜は車中泊なので、食品やその他をコンビニで買いこんで、登山口へ。
鉾立山荘に到着する頃、日本海に夕日が沈んでいきました。
今回借りたレンタカーは、いつも通り、プロボックス。
後席を倒すと、足を延ばして寝ることができる空間があります。
少々馬力が小さく、山道では速度がでませんが、まあ十分です。
食事が終わって寝る頃になると、急に強い風が。
最初は無視して寝ていたのですが、車体が揺れるようになってきたので、
小屋の陰に車を移動させました。お蔭でぐっすりと眠れました。
土曜日の朝四時に起床。
空は晴れて、風も弱まっていました。登山日和です。
朝食を済ませて、準備して、出発しました。
鉾立展望台までは、すぐでした。
ここからの展望は素晴らしかった。
奥に鳥海山の山頂、手前に溶岩台地、その前は切り立った谷。
溶岩台地の際から白糸の滝が豪快に流れ落ちています。
朝の淡い光の中、一人だけ、大変感動しました。
ここから石畳の道を歩き始めます。
途中から、残雪の道となります。
結局、今回の山行で、半分以上雪の上を歩きました。
豪雪地帯で、日本海側からの西風にのって、雪が積もるのでしょう。
賽ノ河原もまだ雪がたっぷりです。
一度高度を下げてからの登り返しです。その後も雪道は続きました。
御浜小屋に到着すると、反対側が一気に開けます。
月山方面や雪に覆われた鳥海湖、そして鳥海山山頂が。
昨年月山に登った時は雨でした。
扇子森を越え御田ヶ原分岐までは登り降りが繰り返します。
七五三掛の分岐で千蛇谷へ向かいます。
分岐を過ぎると急な斜面を下り、雪田の上部をトラバース。
これが思ったより切り立って難所でした。慎重に通過。
ここを過ぎると千蛇谷の雪渓に出ます。
右側の外輪山からの崩落後の落石が雪渓の上に。
なるべく雪渓の左側を歩いて行きます。
まだ雪渓は上まで続いているので、雪渓を歩いていくことに。
最後、頂上直下の夏道に戻る場所が分かりにくい。
最後の雪渓を登りきると、大物忌神社はすぐでした。
ここから山頂へは岩場を登っていきます。
かなり急な岩場で、大きな岩の間を登ります。
夏道は、岩と岩の間を通過していくのですが、
雪が詰まっていて危ないので、右側の岩を回り込んで反対側に。
一旦雪渓の上に下りてから最後の登りです。
新山は本当に狭い頂上でした。が、
景色は本当に最高でした。
西側に日本海が秋田から新潟まで見渡せます。
南側には、遠くに朝日連峰、手前に月山の優しい山。
北側には、由利原の溶岩台地、特に早池峰かな?
東側には、栗駒山、南東側には蔵王でしょうか?
東北ど真ん中の西側といったところでしょうか?
雲もなく素晴らしい景色を楽しんでから下山しました。
大物忌神社から外輪山へ行く道がまた分かりません。
地図で見ると行者岳方面に行く道があるはずなのですが、
まったく標識らしいものがみつかりません。
雪渓を渡って、少々道を外して歩くと、夏道が見つかりました。
稜線に出ると、通行止めになっている道だったようです。
行者岳からの外輪山稜線からの景色も素晴らしい。
振り返ると雪を抱いた鳥海山の本山、
その下を雪で埋め尽くされている千蛇谷、
南側には月山方面が、・・・。ガスってきましたが。
西側へ下る方向の景色も印象的でした。
残雪の白色、樹木の緑色、空の青色、素晴らしい。
鍋森の雪の斜面、稲倉岳の残雪。
御浜小屋で休憩して、最後の景色を楽しみました。
また来たい山です。
ここからの下りは早い。
残雪を滑り降りました。
最後、展望台で、白糸の滝を見ながら昼食。
あ〜、帰りたくないな〜。
天気と雪と景色に恵まれたとても素晴らしい山行でした。
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