日本百名山！蔵王山〜完全ホワイトアウト＆爆風☠〜

2024年02月25日(日) [日帰り]

• GPS: 02:08
• 距離: 5.2km
• 登り: 242m
• 下り: 221m

コースタイム

日帰り

• 山行: 1:42
• 休憩: 0:22
• 合計: 2:04

13:18 地蔵山頂駅
13:20 13:23 蔵王地蔵尊
13:25 13:28 地蔵山頂駅
13:49 13:49 地蔵山
13:58 13:59 ワサ小屋跡分岐
14:19 14:22 熊野十字路分岐
14:30 14:41 蔵王山
14:47 14:48 熊野十字路分岐
15:03 15:03 ワサ小屋跡分岐
15:15 15:15 地蔵山
15:22 地蔵山頂駅

天候

曇・雪・爆風

アクセス

利用交通機関：

電車 バス ケーブルカー（ロープウェイ／リフト）

東京駅→山形駅：山形新幹線
山形駅→蔵王温泉バスセンター：バス
蔵王温泉バスセンター→蔵王ロープウェイ 蔵王山麓駅：徒歩
蔵王ロープウェイ 蔵王山麓駅→蔵王ロープウェイ 地蔵山頂駅

コース状況／危険箇所等

登山路自体はトレースがなかったが、杭が立っており山頂に続いているので問題ありませんでした

その他周辺情報

蔵王ロープウェイ 蔵王山麓駅周りには色々あります。ローソンもありました。

写真

2/25 7:02

どうにか早朝の新幹線に飛び乗りました

2/25 9:09

雪深くなってきました

2/25 10:06

予定通り山形駅に到着しました

2/25 10:08

2/25 10:09

事前調査によると、東口の1番のりばから蔵王温泉へのバスが出ているらしいので来てみると、すでに人が並んでいました。

2/25 10:18

臨時バスがたくさん出ていますが、車体によってはSUICA使えないので注意

2/25 11:00

蔵王バスターミナルに到着しました

2/25 11:03

どんよりした空の下、ロープウェイの駅に向かって歩きます。大体10分弱で到着します

2/25 11:04

天候が微妙なためか、そんなに今日は人がいない気がします

2/25 11:06

これは中央ロープウェイ。熊野岳にいくのはこれではありません。

2/25 11:10

目的のロープウェイの駅に到着しました

2/25 11:16

山頂駅との往復券を購入しました。SUICAなどスマート決済に対応していました。

2/25 11:20

ロープウェイに乗るのに60分待ちでした。今日は天気が悪いのでもう少し人が少ないと期待していたのですが、、

2/25 12:07

ロープウェイからの景色です、昔ながらの温泉街って感じですかね。

2/25 12:08

禿げた木々と針葉樹林がくっきり別れていて良いですね

2/25 12:09

中央高原駅が見えます。調べるとここまで来るまで上がれるらしい。

2/25 12:14

樹氷高原駅で乗り換えます

2/25 12:23

2/25 12:32

2/25 12:41

ここも結構混んでました、40分くらい並びました

2/25 12:42

これはメンテナンス用のゴンドラらしい

2/25 12:47

蔵王ロープウェイのアイコンが可愛い

2/25 13:07

地蔵山頂駅に到着しました、ロープウェイに並んでから2時間以上かかりましたね

2/25 13:15

地蔵山頂駅の周りにはあまり何もないので、一般の方はすぐに折り返すか、カフェでコーヒーを飲むくらいでしょう

2/25 13:15

凍りついた開運の金です

2/25 13:15

2/25 13:16

2/25 13:16

お地蔵様に手を合わせておきました。

2/25 13:19

うーん、これを登るらしい。ロープが張ってあってそもそも登山しても良いのか分からず、周辺を彷徨いましたが、最終的には登ることにしました。しかしどこにもスノーモンスターはいませんね。

2/25 13:45

2/25 13:48

地蔵山に到着しました。まだ景色は見えますが、なかなかに風が強い。。

2/25 13:51

地蔵山から熊野岳山頂方面を望む。杭が立っているのでこのまま進んでも大丈夫だろうと思い、足を進めることに。

2/25 13:51

2/25 13:55

2/25 13:55

まるで月を歩くような感覚

2/25 13:58

2/25 13:58

2/25 14:04

2/25 14:04

2/25 14:19

超絶風が強いため、穴に逃げ込みました。多分避難小屋あたりなんですが、見当たらず。ここで少し位置情報などを確認すると、山頂が近いことがわかりました。

2/25 14:21

2/25 14:21

逃げ込んだ穴、これはなに？

2/25 14:21

2/25 14:25

2/25 14:29

2/25 14:30

蔵王山神社に到着しました

2/25 14:31

鳥居です

2/25 14:31

2/25 14:35

熊野岳に登頂しました！50分ほどかかりましたが、サクサクきたら30分強で到着するんじゃないでしょうか。

2/25 14:36

これはなに→「陸奥をふたわけざまに聳えたまふ蔵王の山の雲の中に立つ」っという斎藤茂吉氏の句だったのですね。深田久弥氏の本にも登場していました。

2/25 15:03

結構カチカチのアイスになっている箇所が多々あります

2/25 15:04

2/25 15:04

姥神様あたりだと思います

2/25 15:15

地蔵山に戻ってきました

2/25 15:22

下山しました、完全に天気が悪くなってしまいました。雪が舞っています。

2/25 15:35

一応山頂駅の屋上にも足を運びました

2/25 15:37

山頂カフェは大混雑、今回は遠慮しておきます

2/25 15:38

2/25 15:47

2/25 15:55

うーん、天気がかなり悪くなってしまいました

2/25 16:09

2/25 16:10

2/25 16:10

2/25 16:15

2/25 16:18

結局ロープウェイに並び始めて5時間以上が経過していました

2/25 16:19

2/25 17:42

山形駅にスノーモンスターと一緒荷写真が取れるスポットが有りました

撮影機器：

Z fc 16-50 VR SLレンズキット ニコン

iPhone 13 128GB SIMフリー Apple

感想

Himitu Eightnote

冬にも登れる山、そして冬ならではのスノーモンスターが拝める山と聞いていた「蔵王山」についに訪れることができました。
蔵王はスキー場としてとても有名と聞いていたのと、冬山としても登りやすいと聞いていたので以前から訪れてみたいと思っていました。
2024年の2月は3連休がなんと2回もある、となるとせっかくの3連休を活かさないわけにはいかず、今回の日程を検討しました（まあ日帰りだけど）。

今回は非常に弾丸登山になってしまったのは少し残念でした。
せめてロープウェイがもっとスムーズなら温泉くらいには入れたのですが。。。

また、スノーモンスターは先日の異常気象によって融解してしまいました。
先日はこの時期にはありえない20度ほどまで気温が上昇し、すぐに通常の気温まで低下したため、訪れたタイミングではスノーモンスター再生中でした。

冬の蔵王のロープウェイは観光客が多く、Xで調べた限りでは90分待ちがデフォルトのようでした。
私が今回行くことにしたのは、スノーモンスターが解けてしまっていたため、ロープウェイが少しは空いているかなと期待していたためでした。
また、てんきとくらすでは一旦A判定まで回復したということもありました。

さて、今回の行程は以下でした。
＊＊＊
東京 7:12 → 山形 10:07
山形 10:20 → 蔵王バス停 11:00
蔵王ロープウェイ(山麓駅) 60分待ち
山麓駅 11:00 →山頂駅 13:05
山頂駅 13:30 → 熊野岳 14:30? → 山頂駅 15:30
山頂駅 16:00 → 蔵王バス停 17:10 → 山形17:50
山形 18:02 → 仙台 19:31
仙台 20:31 → 東京 22:04
＊＊＊
うーん、仙台で牛タン食べられてラッキー！ということで。。。

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登山路は杭をたどれば良かったです。
しかし、逆に杭から離れると雪やパウダーがふかふかしており、つぼ足になってしまうため、杭だけは視界から逃さないようにしたほうが良いでしょう。
杭のあたりは、ガチガチの氷になっており、傾斜もあまりないためグリップには問題ありませんでした。
また、目立つ杭は避難小屋方面に続いていたため、ホワイトアウトしている状態なら避難小屋経由で頂上を目指せば良さそうでした。

私は避難小屋はこれかな？という影は観られましたが、あまりにも風が酷く見つけられませんでした。

ーーー

深田久弥氏は、蔵王について、初っ端から「そびえ立つ盟主がいない（目立つ主峰がない）」というところから書き始めています。

山頂あたりは雪だらけで見えなかったのですが、
「陸奥をふたわけざまに聳えたまふ蔵王の山の雲の中に立つ」
という斎藤茂吉氏の句が刻まれた石碑があったそうです。

思い返して写真を見てみると、地蔵山頂駅を出たところのお地蔵様の前に、
「雪消しのちに蔵王の太陽がはぐくみたりし駒草のはな」
というこれも斎藤氏の句が刻まれていました。

調べるとこちらのサイトがヒットしました。
ぜひ見てみてください。
http://www.kankou.yamagata.yamagata.jp/zao-mokichi/

また、蔵王山は昔の代表は刈田岳であったと思われる、とのことらしい。
80mほど低いものの、主峰がより特徴的であったことに所以しているらしい。
宮城県側（蔵王山頂レストハウス）から登ると刈田岳経由になるらしく、こちらは別途天気が良い日に訪れてみたいですね。もし行くなら次は初夏がいいかもですね。

深田氏は夏の蔵王もおすすめしています。
蔵王といえばお釜が見れる、と思っていたので今回は残念でしたが、天気が良ければお釜を拝みながら馬の背を歩けるようですね。