記録ID: 65041
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ハイキング
甲信越
熊窪山〜縦断する高圧線施設が魅力を生んだ知る人ぞ知る山、仙仁川コース徘徊
2010年05月17日(月) [日帰り]


- GPS
- 03:35
- 距離
- 6.1km
- 登り
- 483m
- 下り
- 477m
コースタイム
林道ゲート前駐車地8:28-8:53林道分岐[コース間違いと現在地確認で27分ロス]9:20-9:32第55番鉄塔9:33-(9:42作業道出合)-10:07第54番鉄塔[R1]10:15-10:16頂上・巡視路分岐[コース間違いで6分ロス]10:22-10:33熊窪山頂上[R2]10:49-11:06第53番鉄塔11:07-11:21第54番鉄塔11:22-(11:44林道分岐)-12:03林道ゲート前駐車地
【実働】2時間35分
【実働】2時間35分
天候 | 快晴 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2010年05月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
なお、Y字路から先の林道は轍が深くえぐれた悪路なので、低床車の場合はその手前の畑地端広地に駐車する。 上田市内からはR406で菅平を経由して仙仁温泉前に至る。 |
コース状況/ 危険箇所等 |
【コース概要・状況】 明確な登山口がどこなのか道標がなく不明で、分岐に来ても登山者のためのルート表示はない。代わりに中部電力の鉄塔巡視路の経路標識が要所にあるので、これを利用して頂上直下の第54番鉄塔まで巡視路を登る。 なお、今回往路では地形図と現地の林道の違いに惑わされてルートがわからなかったため、先ず第55番鉄塔への巡視路を辿ったが、林道分岐で正しく右に屈曲する作業道に入ればまもなく第54番鉄塔への標識が現れる。 巡視路としては明確な道は、高圧線のほぼ真下の尾根斜面を31回折り返しながら高度を稼ぎ(通称31曲がり)、第54番鉄塔下へと登りつく。ここは東西の展望に恵まれた芝地で休憩適地。 第54番鉄塔からすぐ先の頂上分岐は、笹が被っていてわかりにくく、見逃して巡視路をそのまま進むと山頂を巻いて第53番鉄塔に行ってしまうので、北尾根上を登っていく踏み跡を注意して見つける。 頂上へは緩やかな稜線を軽く笹を漕いで登るうちに程なく到達する。 頂上から西尾根上に建つ第53番鉄塔が見えたので、バリルートの藪漕ぎでダイレクトに行ってみたが、笹に加えてタラの木やバラ科の棘のある植物が多く、物好きなマニア向き。 危険箇所はないが、途中で熊の威嚇声が聞こえたので熊鈴は必携。 【水場・登山ポスト・トイレ等】 林道の途中に仙仁川支流の源頭となる水場があり、暗渠パイプと側溝ブロックから地下水が流れ出している。 登山ポスト・トイレはいずれもなし。 【近場の温泉】 日帰り温泉施設としては、R406を須坂側に下りる途中に関谷温泉"湯っ蔵んど"があり、大人600円。 麓の仙仁温泉"岩の湯"は、日帰り入浴はできないものの、その施設とおもてなしが評判で常に1年先まで予約が一杯という超人気の高級1軒旅館。いつか一度は泊まってみたい宿。 |
写真
林道の形状が2.5万図とかなり違うので、修正経路を書き込みながら歩く。
左側に「山火事注意」の白い標柱のある先で林道は左に屈曲、画像右側には右後方に分岐する作業道があるが、登山ルートを示すものが見つからないので戸惑う。
結果としては右後方が正解だったのだが…。
左側に「山火事注意」の白い標柱のある先で林道は左に屈曲、画像右側には右後方に分岐する作業道があるが、登山ルートを示すものが見つからないので戸惑う。
結果としては右後方が正解だったのだが…。
前画像の地点からとりあえずそのまま前進左屈曲して先に行ってみるが、ずっと山麓を巻いているようなのでまた戻ってくる。
第55番鉄塔への巡視路の指導標があるので、遠回りかもしれないが確実に55番→54番と辿ることにする。
送電線鉄塔のある山には必ず巡視路があるので安心できる。
第55番鉄塔への巡視路の指導標があるので、遠回りかもしれないが確実に55番→54番と辿ることにする。
送電線鉄塔のある山には必ず巡視路があるので安心できる。
第54番鉄塔下は芝地になっており、北アルプスの遠景を望みながらまったりと停滞したくなる所。
頂上は展望が利かないので、この景色を拝めるのは鉄塔あってのもの。
奥まった地味な山に魅力をもたらしたと思えば、脚が邪魔だとかは思わない。
頂上は展望が利かないので、この景色を拝めるのは鉄塔あってのもの。
奥まった地味な山に魅力をもたらしたと思えば、脚が邪魔だとかは思わない。
第54番鉄塔下から歩を進めるとすぐに頂上への分岐となるが、指導標はなく笹が被っているのでうっかりすると見落としてしまう。
中央の木に付けられたビニル紐のマーキングが一応の目印となる。
中央の木に付けられたビニル紐のマーキングが一応の目印となる。
頂上から第53番鉄塔が見えている。
鉄塔は頂上から緩く張り出した西尾根上にあり、頂上直下で分かれた巡視路が通っているのは確実なので、物好きにもダイレクトに尾根をヤブ漕ぎして行ってみることにする。
鉄塔は頂上から緩く張り出した西尾根上にあり、頂上直下で分かれた巡視路が通っているのは確実なので、物好きにもダイレクトに尾根をヤブ漕ぎして行ってみることにする。
イバラが多くて少々難儀しながらも第53番鉄塔へ。
この先の巡視路の行方も気になるので、また秋にでも西の保科温泉側から登り口を捜してみたい。(2010.7.2追記:保科温泉側林道からの巡視路は、地主が立入禁止としていた)
正面の緩やかな山体は保基谷岳か。
この先の巡視路の行方も気になるので、また秋にでも西の保科温泉側から登り口を捜してみたい。(2010.7.2追記:保科温泉側林道からの巡視路は、地主が立入禁止としていた)
正面の緩やかな山体は保基谷岳か。
間もなく2番目の画像の林道分岐に到る。
2番目の画像の右後方に合流する作業道を振り返る形で撮影。
往路でもこの道を行けば最短だったが、第55番鉄塔経由の巡視路も結構楽しめたので、それはそれで良しとしよう。
2番目の画像の右後方に合流する作業道を振り返る形で撮影。
往路でもこの道を行けば最短だったが、第55番鉄塔経由の巡視路も結構楽しめたので、それはそれで良しとしよう。
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