巻機山 パフパフの朝
新潟県
taksizm
体力度について
- GPS
- 06:39
- 距離
- 10.8km
- 登り
- 1,550m
- 下り
- 1,186m
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| 天候 | 朝方まで快晴。その後曇って午後は急速に悪化 手元温度計で-10℃ 頂上風あり https://tenki.jp/past/2024/03/03/chart/ https://nadare.jp/avalanche_informations/2233 |
|---|---|
| 過去天気図（気象庁） | 2024年03月の天気図 |
| アクセス |
利用交通機関：
自家用車
|
| コース状況／ 危険箇所等 |
井戸の壁は夏道を外して西面が良い。ブナ疎林帯になっていて登りも滑走も快適。 5合1100m位が前日トレースの終点でその先ラッセル。JANの記述通り、昨日までの荒天による新雪が30-50cmあった。 ニセ巻は所々テカテカに凍ったりブッシュが出ていて、登りはアイスバーンを避けて少し三��沢側から詰めた。ニセ巻直下はクトー使用。滑走は逆に米子沢側から巻き気味にパウダーを拾った感じ。以降、桜坂までずっとパフパフパウダー。 割引岳南東面に大きく破断した表層雪崩跡あり。 |
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感想
仕事が納期ラッシュでしばらく家こもりっきりで月末を乗り越え、そうしたら何故か良いタイミングで雪が降った。状況が分からないので安心の井戸尾根へ。
前回は日が出てからの遅スタートで酷い生コン藪に遭ったので2時に出た。前日のトレースがばっちり。桜坂Pから夏道に向かっていくが、滑走跡が西面から合流してるので、その方が樹間が広いのだろうと思って外したら正解だった。ブナ疎林帯はジグザグしやすく滑走も楽しい。
登りきった5合目でトレースは終了しブナ林のラッセルが始まった。もう何度も来てるので暗闇でも効率良いルートで進む。登るにつれてラッセルは深くなり脛くらいに。雪が軽いのでペース落とさず行くもしんどい。月明かりに照らされたニセ巻は幻想的。キンキンに冷えた風で急に寒くなって着込む。
ニセ巻に取り付くと風で新雪にかなり偏りがあって、所々ストックの先も刺さらないアイスの下地が出ていた。クトーを嵌めつつも新雪を拾って肩まで登りあげると丁度太陽が昇ってきた。谷川連峰のモルゲンは霞んでいて薄桃色だけど、春らしい風情を感じる。一ノ倉沢の岩壁が素晴らしい。
避難小屋はやっと屋根付近まで埋まっていて、今が一番積雪多そう。頂上ラストの登りは冬だった。ウォーマーしても頬が痛い地吹雪の中登頂。これが普通。あの1月の高温無風が異常だったと思う。
滑走は米子沢源流へ落とす尾根は相変わらずメローで細板大丈夫かって思ったけど、深雪でも軽くトップが出てよく走った。ラプターみたく深回しはできないけど直線的に気持ちよく落とせた。ニセ巻からは最初酷いガリパウで、スライドした人に撮られてたけど多分ロクな滑りしてない（笑）が、落としていくと極上パウダーに。ソファーに羽毛布団でも敷いたようなフカフカが井戸の壁の下までずっと続いてゆく。最高。あの生コンの思い出がパフパフに塗り替わった。標高差1300あっという間に下山。井戸尾根はニセ巻ご来光に合わせての早朝スタートが間違いないと思った。来シーズンもそれでパフパフを当てたい。
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センターがやや細めのファットでもラッセル５時間で登頂、さすがです！
自分は平標山栂ノ沢をチョイスしました。プチ滑落してしまいましたが、事なきを得てホッとしました！
春の凍結斜面にはくれぐれも要注意ですね!!!
hareより
一の肩北トラバースでの滑落、お怪我なくて何よりです。私もニセ巻直下の氷がエッジ抜け怖くて横滑りしました。寒暖差が激しくて気難しいシーズンですし無難に楽しみたいと思います。
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