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Yamareco

記録ID: 6517264
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ハイキング
中国山地西部

大茶臼山 石内川支流大谷川〜釈迦が谷

2024年03月03日(日) [日帰り]
 - 拍手
体力度
1
日帰りが可能
GPS
02:50
距離
3.5km
登り
261m
下り
289m
歩くペース
ゆっくり
1.51.6
ヤマレコの計画機能「らくルート」の標準コースタイムを「1.0」としたときの倍率です。

コースタイム

日帰り
山行
2:41
休憩
0:10
合計
2:51
11:09
9
五月が丘4丁目
11:18
11:18
7
大谷川左俣引き返し点
11:25
11:25
35
大谷川右俣取り付き
12:00
12:00
35
右俣の滝
12:35
12:35
4
大茶臼山縦走路
12:39
12:39
16
12:55
12:55
33
釈迦が谷の大岩
13:28
13:38
7
五月が丘第3号砂防堰堤
14:00
五月が丘4丁目
天候 くもり、朝は小雪がちらつく寒い日
過去天気図(気象庁) 2024年03月の天気図
アクセス
利用交通機関:
自家用車
石内バイパスから五月が丘団地にのぼり、五月が丘4丁目の山際の路肩に駐車。
コース状況/
危険箇所等
登山道ではないので、斜面の崩れ、スリップなどに注意が必要。
まず、大谷川左俣に入ってみた。畑跡の石垣に杉の植林が続いていた。イノシシの罠籠と、ぬた場が多数。
2024年03月03日 11:12撮影 by  iPhone SE (3rd generation), Apple
1
3/3 11:12
まず、大谷川左俣に入ってみた。畑跡の石垣に杉の植林が続いていた。イノシシの罠籠と、ぬた場が多数。
右俣に移動するが、入口が住宅の横で少しわかりづらい。水路のある道を登ると、調整池施設があり、堰堤右から谷奥に道が延びていた。
2024年03月03日 11:27撮影 by  iPhone SE (3rd generation), Apple
3/3 11:27
右俣に移動するが、入口が住宅の横で少しわかりづらい。水路のある道を登ると、調整池施設があり、堰堤右から谷奥に道が延びていた。
谷が狭まって、大岩が両門状に立つ。これは右側で、
2024年03月03日 11:36撮影 by  iPhone SE (3rd generation), Apple
3/3 11:36
谷が狭まって、大岩が両門状に立つ。これは右側で、
こちらが左側。
2024年03月03日 11:38撮影 by  iPhone SE (3rd generation), Apple
1
3/3 11:38
こちらが左側。
3mチョックストーン滝は、右から越える。
2024年03月03日 11:46撮影 by  iPhone SE (3rd generation), Apple
3/3 11:46
3mチョックストーン滝は、右から越える。
右岸に岩場。谷筋には杉の植林がされている。
2024年03月03日 11:50撮影 by  iPhone SE (3rd generation), Apple
3/3 11:50
右岸に岩場。谷筋には杉の植林がされている。
谷をふさぐ2mチョックストーンだが、「横岩」ではなさそうだ。
2024年03月03日 11:56撮影 by  iPhone SE (3rd generation), Apple
1
3/3 11:56
谷をふさぐ2mチョックストーンだが、「横岩」ではなさそうだ。
谷が狭まって、なんと切り立ったゴルジュが現れた。
2024年03月03日 12:00撮影 by  iPhone SE (3rd generation), Apple
3/3 12:00
谷が狭まって、なんと切り立ったゴルジュが現れた。
ゴルジュ奥の2段7m滝。岩はもろく滑っているが、水流を直登できた。
2024年03月03日 12:05撮影 by  iPhone SE (3rd generation), Apple
3/3 12:05
ゴルジュ奥の2段7m滝。岩はもろく滑っているが、水流を直登できた。
2段目の2mは左から巻いた。
2024年03月03日 12:08撮影 by  iPhone SE (3rd generation), Apple
1
3/3 12:08
2段目の2mは左から巻いた。
滝上は谷がいったん開けた。
2024年03月03日 12:19撮影 by  iPhone SE (3rd generation), Apple
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3/3 12:19
滝上は谷がいったん開けた。
詰めはガレ谷となり、稜線上の広島南アルプス縦走路付近に出た。「石内の川百景」にいうところの、「重ね石」らしきものは見あたらなかった。
2024年03月03日 12:27撮影 by  iPhone SE (3rd generation), Apple
3/3 12:27
詰めはガレ谷となり、稜線上の広島南アルプス縦走路付近に出た。「石内の川百景」にいうところの、「重ね石」らしきものは見あたらなかった。
登山道をたどり、五月が丘中学と五月が丘4丁目の分岐付近から、西の谷を下る。
2024年03月03日 12:44撮影 by  iPhone SE (3rd generation), Apple
3/3 12:44
登山道をたどり、五月が丘中学と五月が丘4丁目の分岐付近から、西の谷を下る。
最初は急斜面だ。木につかまって降りた。
2024年03月03日 12:47撮影 by  iPhone SE (3rd generation), Apple
3/3 12:47
最初は急斜面だ。木につかまって降りた。
傾斜が緩んだところで、右岸に10mの大岩が現れた。石内の小字図では、釈迦が滝とある。タキは、広島では懸崖をいう。
2024年03月03日 12:52撮影 by  iPhone SE (3rd generation), Apple
3/3 12:52
傾斜が緩んだところで、右岸に10mの大岩が現れた。石内の小字図では、釈迦が滝とある。タキは、広島では懸崖をいう。
そのすぐ下に20mの大岩。横方向に節理がある。ハングの下が、ひょっとしたら、「釈迦の足跡」かもしれない。
2024年03月03日 12:55撮影 by  iPhone SE (3rd generation), Apple
1
3/3 12:55
そのすぐ下に20mの大岩。横方向に節理がある。ハングの下が、ひょっとしたら、「釈迦の足跡」かもしれない。
谷の中は植林されていたが、大きな樫の木が残っていた。
2024年03月03日 13:03撮影 by  iPhone SE (3rd generation), Apple
3/3 13:03
谷の中は植林されていたが、大きな樫の木が残っていた。
歩きにくい植林帯を下っていくと、幅の広いナメがあらわれた。
2024年03月03日 13:12撮影 by  iPhone SE (3rd generation), Apple
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3/3 13:12
歩きにくい植林帯を下っていくと、幅の広いナメがあらわれた。
谷がV字状になって、2mの大石滝。
2024年03月03日 13:16撮影 by  iPhone SE (3rd generation), Apple
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3/3 13:16
谷がV字状になって、2mの大石滝。
続いて、5mの斜滝は右岸より巻き降りた。
2024年03月03日 13:18撮影 by  iPhone SE (3rd generation), Apple
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3/3 13:18
続いて、5mの斜滝は右岸より巻き降りた。
再び、広くなった谷をくだっていくと、
2024年03月03日 13:23撮影 by  iPhone SE (3rd generation), Apple
3/3 13:23
再び、広くなった谷をくだっていくと、
最後は国土交通省中国地方建設局平成26年建設の高さ9mの五月が丘3号砂防堰堤があり、右岸に巻き道があって、堰堤管理道にでた。
2024年03月03日 13:28撮影 by  iPhone SE (3rd generation), Apple
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3/3 13:28
最後は国土交通省中国地方建設局平成26年建設の高さ9mの五月が丘3号砂防堰堤があり、右岸に巻き道があって、堰堤管理道にでた。

装備

個人装備
長袖シャツ ズボン 靴下 グローブ 防寒着 雨具 日よけ帽子 ザック 昼ご飯 行動食 飲料 地図(地形図) コンパス ヘッドランプ 筆記用具 ファーストエイドキット 保険証 携帯 時計 ヘルメット

感想

石内では大茶臼山を釈迦が岳と呼ぶ。石内公民館発行の「ふる里めぐり【ふる里石内の史跡・遺跡】」*によれば、「五月が丘中学校裏の谷を登ると、山頂近くの高さ二〇数mの岸壁に大きな足跡状のくぼみが見える。里人これを釈迦の足跡と言い伝え、この谷を釈迦が谷、 山を釈迦が岳と呼んでいる。この山の頂上を中心に、釈迦が岳城と言われた戦国時代の山城があった。」とある。また、同じく「石内の川百景」**によれば、半坂で分流する大谷川は、五月が丘団地造成により大部分が暗渠化されているが、左谷源流には国有林の杉の巨木があり、右谷には、谷をせきとめるように立っている「横岩」や「重ね石」があるという。今回、大茶臼山の変わった登路として、五月が丘団地を起点に、大谷川の源流を上って、釈迦が谷を下ってみた。残念ながら、「石内の川百景」にいう「横岩」や「重ね石」は同定できなかったが、大谷川では意外にも、ゴルジュの奥に滝を見つけることができた。石内の小字図*によれば、横岩と重石は大谷の西側になっているから別の谷筋の可能性がある。一方、釈迦が谷では、実際に谷奥に20数メートルの岩壁があり、ハング下のくぼみが「釈迦の足跡」かもしれなかった。この大人(おおひと)の足跡は観音山(極楽寺山)と釈迦が岳(大茶臼山)を一跨ぎしたものという。石内の小字図*によれば、釈迦が滝という地名があり、滝は広島地方で懸崖をいう「タキ」であろうから、この大岩は「釈迦がタキ」と呼ばれたのだろう。いずれにせよ、広島南アルプスの人気ルートの足下に、このような景色が人知れず秘められていようとは、面白いではないか。
*http://www.cf.city.hiroshima.jp/ishiuchi-k/img/furusatomeguri1.pdf
**http://www.cf.city.hiroshima.jp/ishiuchi-k/img/ishiuchinokawahyakkei.pdf

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