にわか秩父札所めぐり逆打ちフィニッシュ（秩父市栃谷～皆野町南日野沢）

2024年03月03日(日) [日帰り]

• GPS: 03:48
• 距離: 15.6km
• 登り: 169m
• 下り: 167m

コースタイム

日帰り

• 山行: 4:09
• 休憩: 0:08
• 合計: 4:17

10:40 札所1番四萬部寺
12:03 12:03 セブンイレブン秩父黒谷店
12:07 12:09 聖神社
12:47 12:47 皆野駅前バス停
13:46 13:46 根古屋橋バス停
14:01 14:01 秩父温泉前バス停
14:05 14:05 風戸入口バス停
14:17 14:18 日野沢観光トイレ
14:22 14:22 札所前バス停
14:27 14:32 札所34番水潜寺
14:37 14:37 札所前バス停
14:41 14:41 日野沢観光トイレ
14:53 14:53 風戸入口バス停
14:57 秩父温泉満願の湯

天候

晴れ　

アクセス

利用交通機関：

電車

写真

3/3 10:31

一番札所・四萬部寺へお礼参り
二か月ぶり

3/3 10:31

前回は高速で二番に向かったため、ゆっくり拝観
例の額もあり

3/3 10:36

施食殿
毎年8月24日に大施飢餓会が執り行われるそう

3/3 10:45

遠く両神山

3/3 10:50

寛政二年の「寒念仏供養塔」

3/3 10:52

年代不詳道標「右八はん　左一はんみち」

3/3 10:52

黒谷村方面

3/3 10:56

馬頭尊碑

3/3 11:10

安永三年の「百十八か所供養塔」

3/3 11:20

元禄八年の道標
「右大宮道　左志まんぶ」

3/3 11:20

道標ズームアウト
右が大宮（秩父市街）、左が四萬部寺

3/3 11:52

はぎふくにて昼食
飯の写真を取り忘れる

3/3 11:57

内田家住宅、屋根が崩落

3/3 12:07

遠く武甲山

3/3 12:07

聖神社

3/3 12:24

こんにちは皆野町

3/3 12:27

大塚古墳

3/3 12:45

皆野町中心街

3/3 12:51

『秩父巡礼道』によればこの道標は、「右寄居熊谷江戸、左三拾四番妙義はるな道、真すぐ一番道」と記されているそうだ。
年代不詳

3/3 12:59

「馬頭尊碑」

3/3 13:01

水潜寺の現代の看板が…

3/3 13:03

まったくわからん…

3/3 13:15

荒川を越える
遠く武甲山

3/3 13:47

「左三拾四番」道標年代不詳
右にゆくと上州道（妙義・榛名方面）

3/3 13:48

根古屋橋

3/3 13:53

「馬頭観音碑」

3/3 13:54

本来はこのあたりを渡ったはずだが、巡礼道消失

3/3 14:21

水潜寺も近い

3/3 14:24

久しぶりに三十四番・水潜寺

3/3 14:26

例の秩父宮側三千女奉納額

3/3 14:57

満願の湯

3/3 16:33

皆野駅

ぐるり一周

撮影機器：

iPhone SE (第2世代) 128GB au Apple

感想

ぶぎょう

先回の「にわか秩父」において外秩父の粥新田峠の麓をスタートし、一番札所から三十四番札所迄時計回りに歩いて結願となり打ち納めとなった事は記した。

古より、秩父札所については順番通り回る必要もないし、一番札所から始める必要もない事は付け加えておく必要がある。それではなぜ四萬部寺が一番札所なのか。それは大消費地・江戸に最も近い札所であったからである。これは大坂から淡路、撫養を通ってアクセスが容易な霊山寺が一番札所になっている四国遍路にも共通する話である。

したがって三十四番で終わりというわけではなく、巡礼者によっては、三十四番札所は最後のお寺ではなくあくまでも道の途中で、三十四番の次に一番札所に行く巡礼者も勿論いるわけある。

しかしながら、交通が発達した現代において、この三十四番札所から一番札所間の近世巡礼古道をわざわざ歩く人は稀で、「ちちぶおもてなしマップ 江戸巡礼古道編」もこのルートは対象外としており、管見の限り、この道を紹介しているレポートを見つける事はできなかった。

と、色々と調べていく中で、遂に埼玉県教育委員会編『歴史の道調査報告書・第十五集　秩父巡礼道』（1992年）という調査報告書にこの古道の道標等の調査概要を見つける事が出来た。

そうして今回の計画が立ち、前回入浴が叶わなかった秩父温泉満願の湯をゴールに一番札所から逆打ちフィニッシュする事にした。（閏年に逆打ちするとご利益があるらしいのでもってこい）

これが本当の「にわか秩父」最終回。皆様お付き合いいただきまして有難うございました！
次は午年の御開帳に秩父にゆきましょう。