槍ヶ岳ワンデイ（登頂ならず）

2024年03月06日(水) 〜 2024年03月07日(木)

• GPS: 15:32
• 距離: 25.4km
• 登り: 1,788m
• 下り: 1,783m

コースタイム

1日目

• 山行: 0:56
• 休憩: 0:00
• 合計: 0:56

23:01 新穂高温泉バス停
23:06 23:07 新穂高温泉駅
23:31 23:31 小鍋谷ゲート
23:59 穂高平小屋

2日目

• 山行: 13:09
• 休憩: 0:36
• 合計: 13:45

23:59 穂高平小屋
1:47 1:48 白出沢出合
4:28 4:29 滝谷避難小屋
4:36 4:37 藤木レリーフ
6:11 6:16 槍平小屋
8:43 8:44 飛騨沢千丈乗越分岐
10:11 10:12 飛騨沢千丈乗越分岐
10:36 11:01 槍平小屋
11:52 11:55 藤木レリーフ
11:56 11:56 滝谷避難小屋
13:52 13:53 白出沢出合
14:04 14:04 穂高平小屋
14:20 14:20 小鍋谷ゲート
14:27 14:27 新穂高温泉駅
14:33 14:33 新穂高温泉バス停
14:34 ゴール地点

天候

深夜　霧雪
日の出から晴れ
午後　ガス

アクセス

利用交通機関：

自家用車

新穂高登山指導センター前の駐車場に停められました。「除雪してあれば停められます」とのことでした。

コース状況／危険箇所等

全行程直近のトレースは無し。槍平まで夏道通りの薄っすらトレースを追いましたが、ほとんどの沢や疎林がデブリで埋まっていて通過の度にルートファインディングが必要でした。ヤマレコGPSが無ければ夜間の通過は無理でした。

写真

3/6 23:00

新穂高2300出発。

3/6 23:09

一番奥の駐車場のすぐ脇からスキーで歩けました。

3/7 0:29

穂高平小屋。ここまで非常に暑い。けど霧雪なのでジャケット脱げない。

3/7 2:36

白出沢以降は夏道に薄くトレースの跡。助かります

3/7 2:50

ブドウ谷の辺りのデブリ地帯。雪の壁はデブリに磨かれた跡でしょうか。怖。

3/7 4:13

デブリの通過に時間を取られます。スキーを外し、毎度ルートファインディングし、たまに間違い。デブリ通過が6回ほどあったでしょうか、どんどん時間が過ぎます。

3/7 5:35

本日のお助けアイテム。効いたのかな？

3/7 5:55

槍平小屋を前に明るくなってしまいました。時間的にもう穂先は無理。

3/7 6:00

南沢の奥に要塞のような岩が見えてきました。

3/7 6:10

ようやく槍平小屋到着。直近トレース無しとは言えここまで7時間かかってはイカン。帰りも一筋縄では行かなさそうだし。

3/7 6:15

冬季小屋チラッと覗いてみました。やはり外より暖かい。夜早めに出てここで休憩もありかも。

3/7 6:17

登頂は無理でも行けるとこまで行ってみよう。

3/7 6:44

夜明けと共にガスが抜けてきました。

3/7 7:37

美しい。

3/7 8:01

奥に乗鞍が。今日は乗鞍も良さそう。

3/7 8:03

千丈沢乗越にも朝日が。

3/7 8:19

笠ヶ岳、抜戸岳も美しい。

3/7 8:29

乗越まで少しでも近づけたら、、、

3/7 8:39

双六の方も真っ白。あそこもスキーで行きたいなー。

3/7 9:01

飛騨沢にも陽が差してきました。

3/7 9:24

ボトムライン付近を歩いていてストックを突くとボンっと空洞のような音が。クラストなのは感じてましたが、気持ち悪いので大喰側の岩の方へ

3/7 9:44

斜度も増してきたのでアイゼンに換装して上を目指すことに。すると三歩目くらいで脛までズボっとハマり、表面クラスト層の下の雪がサラサラの小粒。良い感じがしないのでここでお終い。15時までに下山したかったので時間的にもここでデッド。

3/7 9:45

飛騨沢、また来ます。

3/7 9:47

ということで今日のドロップポイント。一見面ツルですが、

3/7 10:09

スキーで踏み抜かない程度のモナカの上に薄ーくシャリシャリのザラメみたいなのが乗っただけなので、シュプールも薄々。

3/7 10:11

雄大すぎるロケーションにスピード感が狂います。

3/7 10:11

景色は最高。雪は、、、

3/7 10:14

ここからはサイドスリップのトレーニング。

3/7 10:17

雄大すぎる。

3/7 10:25

小粒なデブリはまだなんとか滑れます。楽しくはないですが。

3/7 10:34

ガスが上がってきました。

3/7 10:35

槍平小屋に帰ってきました。

3/7 10:51

ここからの下りに備えて、本日のお助けアイテムその2。

3/7 11:05

滝谷ドーム、カッコよすぎる。

3/7 11:19

さてデブリーランドをクリアせねば。最初は一番規模が大きかった滝谷の奥側。

3/7 11:21

右俣まで達してます。

3/7 11:39

わりと新しめなデブリ。サッサと渡ります。

3/7 11:50

藤木さん、登りで目の前通ってたのに気づきませんでした。

3/7 11:57

登山道に従順に下ります。登りでは見えなかったピンクテープが眩しい。

3/7 12:05

何度も苦労させられた、デブリのキワ。デブリはスキーで抜けられないのでツボ足で通過、だがその先はツボ足だと膝まで沈む。板の脱ぎ履きで相当な時間を食いました。
コロコロのデブリが落ち切ってガリツルの急斜面が露出している場所もあり、デブリ帯の通過は行きも帰りも手を焼きました。

3/7 12:56

ブドウ谷の雪壁。よじ登って通過。

3/7 13:35

やっとこさ白出沢に帰ってきました。

3/7 13:39

あとは林道ボブスレー滑走。

3/7 14:17

一箇所だけ際どかったです。

3/7 14:25

ここまで滑ってこれました。

3/7 14:34

無事帰って来れてよかった。

今日もありがとうございました。

感想

NatsukiG3

山スキーを始めたきっかけの一つであり、目標でもあった槍ヶ岳ワンデイ。初挑戦では登らせてもらえませんでした。ヘッデン山行でのルートファインディング、歩行ペース配分、デブリの通過など、多くの経験をさせてもらいました。いやー悔しい。安全に関わるのであまりムキになってはいけませんが、槍ヶ岳ワンデイはやり遂げたい。