【二百名山 英彦山】別所駐車場から時計回り周回

2024年03月13日(水) [日帰り]

• GPS: 04:28
• 距離: 9.5km
• 登り: 857m
• 下り: 855m

コースタイム

日帰り

• 山行: 3:52
• 休憩: 0:36
• 合計: 4:28

12:45 別所駐車場
13:01 13:01 英彦山野営場駐車場
13:13 13:14 野鳥の森観察路登山口
13:32 13:32 豊前坊・高住神社
13:47 13:48 望雲台
14:40 14:43 英彦山北岳
15:13 15:19 英彦山中岳
15:27 15:45 英彦山
15:52 15:52 英彦山中岳
16:01 16:05 産霊神社 水場
16:20 16:20 バードライン分岐
16:26 16:26 中津宮
16:51 16:54 奉幣殿 水場
16:54 16:54 英彦山神宮（奉幣殿）
17:13 17:13 別所駐車場
17:13 ゴール地点

天候

晴れ

アクセス

利用交通機関：

自家用車

茨城空港 07:35発SKY831便ピカチュウジェットに搭乗し，福岡空港に09:40着。
空港近くの激安レンタカー店で軽乗用車をレンタル（なんと4日間で12,000円！）して，別所駐車場（無料，トイレあり）まで約67km移動し，そこから英彦山周回登山をしました。

コース状況／危険箇所等

・　3月11日から12日にかけて通過した低気圧の影響で，標高850m付近から上部は積雪がありました。特に高住神社から登る北側のルートは，日当たりが悪く積雪量が多い感じです。北岳直下の階段やハシゴ，スロープなどの通過は雪で滑って転倒転落しないよう，注意が必要です。
・　現在，英彦山の山頂周辺は，上宮の修復工事をしているため，通行規制がされていました。事前に調べをせずに北側から取り付いてしまい，北岳から中岳に向かう段階で規制の看板を見て初めてこのことを知ったのですが，その時点で引き返すのは時間的にきつかったので，自己責任で登らせて頂きました。

写真

3/13 7:23

茨城空港からピカチュウジェットに搭乗し，福岡空港に向かいました。

3/13 12:43

レンタカーで別所駐車場に到着。福岡市内の道路が混雑していて，思ったより時間がかかりました。

3/13 12:50

鷹巣原駐車場は，閉鎖中でした。

3/13 12:52

九州自然歩道を歩いて行きます。高住神社参道でしょうか？

3/13 13:12

野鳥の森に到着。

3/13 13:19

英彦山青年の家が見えました。この施設はなんと宿泊料が無料で2名から利用可能，料金はシーツ代300円と食事代（朝食500円，夕食830円）のみとのことです。

3/13 13:31

高住神社に到着。右手の鳥居のところから登って行きます。

3/13 13:34

ご神木の「天狗杉」だそうです。

3/13 13:35

高住神社拝殿。本殿では無いとのこと。

3/13 13:37

本殿はこちらだそうです。

3/13 13:45

屏風岩と逆鉾岩。

3/13 13:45

解説板。

3/13 13:47

雪が出てきました。

3/13 14:18

先ほどのところから30分ほど登ると，こんなに深い積雪となりました。

3/13 14:19

トレースの無い，新雪の階段を登って行きます。

3/13 14:25

さらにハシゴを越えます。

3/13 14:26

その先は手摺りの付いたスロープ。

3/13 14:27

滑って落ちないよう，慎重に歩きました。

3/13 14:36

鷹ノ巣山方面を展望。右奥の山頂部が冠雪している山は，犬ヶ岳かな？

3/13 14:43

英彦山北岳山頂にある「磐境」（神祭のための祭場）。立ち入り禁止です。

3/13 14:43

こちらが北岳山頂の標識。

3/13 14:45

英彦山中岳と南岳が見えました。

3/13 14:55

中岳へ向かいます。

3/13 15:01

クサリの設置された岩場を越えていきます。

3/13 15:04

北岳を振り返る。

3/13 15:12

現在，英彦山神宮上宮の修復工事をしているとのことです。

3/13 15:13

右手に迂回路の標識があったので，柵を越えて行ってみました。

3/13 15:14

上宮の修復工事作業は中断しているのか，誰もいません。

3/13 15:17

上宮は立ち入りできませんが，南岳方面は迂回路の表示。

3/13 15:20

南岳を望む。

3/13 15:23

少し進んだところから，中岳と北岳を望む。

3/13 15:27

英彦山南岳に到着。山頂部分には立ち入り禁止のテープがありましたが，はるばる遠征して来たので，自己責任で樹間の隙間から山頂に上がりました。

3/13 15:27

山頂の鳥居と祠。

3/13 15:47

中岳へと戻ります。

3/13 15:49

ズームアップ。

3/13 15:54

上宮のところまで戻りました。

3/13 15:55

この階段を下り，奉幣殿経由で下山します。

3/13 16:04

産霊神社に降りたところ，通行止めの看板がありました。令和7年12月まで登山道の通行規制中だそうです。申し訳ありません。

3/13 16:19

バードライン分岐を通過。

3/13 16:25

中津宮の解説板。

3/13 16:26

中津宮に参拝。

3/13 16:39

ここから傾斜が急になります。

3/13 16:50

下ノ宮が見えてきました。

3/13 16:53

下ノ宮。

3/13 16:55

こちらは国指定重要文化財の奉幣殿。参拝させて頂きました。

3/13 16:57

趣のある石段の参道を下っていきます。

3/13 17:06

ここで参道から分かれ，別所駐車場へと向かいます。

3/13 17:13

別所駐車場に戻りました。

撮影機器：

LUMIX DC-GX7MK3 ボディ パナソニック

PowerShot G5 X Mark II CANON

感想

りきまる

・　仕事のスケジュールに余裕ができたので，九州の二百名山・三百名山のうち5座（英彦山，鶴見岳〜由布岳，涌蓋山，大船山）に3泊4日で登ることにしました。
・　初日の山は，九州随一の修験道の行場で二百名山の英彦山。標高はわずか1,200mに過ぎませんが，歴史と格式のある霊山として人気の山であり，以前から登ってみたいと思っていました。
・　登山の前日に降雪があったらしく，高住神社から上部はかなりの積雪に驚きました。しかも，北岳まではノートレースのため，ルートがわかりにくく慎重に登ったので時間もかかりました。
・　北岳山頂直下からは，目指す中岳と南岳が指呼の間に並んでいましたが，いざ近寄ってみると現在，英彦山の山頂周辺は，上宮の修復工事をしているため，通行規制がされていました。事前に調べをせずに北側から取り付いてしまい，北岳から中岳に向かう段階で規制の看板を見て初めてこのことを知ったのですが，その時点で引き返すのは時間的にきつかったので，自己責任で登らせて頂きました。
・　なお，このときは工事の中断中なのか，工事関係者の姿はありませんでした。中岳山頂にある上宮の修復工事なので，その部分のみ規制すれば南岳山頂への規制は必要ないのでは，と若干疑問に思いました。いずれにせよ，事前の調べをせずに登山に臨んだことは大いに反省です。
・　それにしても，積雪直後のノートレースの英彦山に登ることができたのは，ラッキーでした。山形県の羽黒山，奈良県の大峰山と並ぶ日本三大修験道の山であり，二百名山にふさわしい歴史と格式のある名峰と感じました。