丹波川本流/徒渉講習&沢セルフレスキュー(渡邊輝男氏)


- GPS
- --:--
- 距離
- 5.3km
- 登り
- 358m
- 下り
- 358m
天候 | 7月6日(土)曇り 7月7日(日)晴れ時々曇り |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2013年07月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
水量は去年より少なかった。 |
ファイル |
非公開
6549.xls
計画書
(更新時刻:2013/07/02 13:55) |
写真
感想
まだまだ雪山真っ盛りの2月から準備を進めてきた
本企画、こうして無事に終えることができて、そして、
これだけ充実の2日間を過ごすことができて、本当に
良かった。
素晴らしい講習を進めていただいた渡邊さん、
2日間、脳がとろけながら熱心に取り組んでいただいた
メンバーの皆さまに心から感謝。
急用で来られなくなったytadoさんをはじめ、会には
フィードバックするつもり。
感想はあらためて。
とりあえず動画で納涼を。
インラインエイトノット。これはバッチリ覚えたい。
坊主淵入口の釜は泳ぎで突破(トップは左岸へつり)。
セカンド以降は楽チンだよん。寒いけど。
激流泡立つ手取淵の突破。
アウトウォッシュは恐ろしい。
こんにちは(●´∀`●)/きみ子です
感想遅くなってすみません!
内容濃すぎて何書くか迷っているうちに時間が経ってしまいました。
やっさん、丹波川講習計画立ててくれてありがとうございました!
冬から計画してくださったやっさん、一生懸命教えて下さった先生、落ちた私を助けてくれた先輩と皆さん本当にありがとうございました。
久しぶりの復帰沢。
ワクワクしつつもネットで淵の深さを見て不安いっぱいでした。ファイントラックを上下大人買い。
当日、先生に挨拶したらちょっと安心しました。優しそう…。^ロ^;
昨年も同じだったと言う河原で徒渉の講習。
みっちり歩き方からロープワークまで教えていただきました。質問にも細かく対応していただき、分かりやすかったです
詳しくはレポートで。
そして、遡上スタート。
いきなり胸まで浸かる深さ!冷たい〜!
この深さはずっと続きます。トラバースの連続。
下では、さっき先生から聞いたアウトウォッシュが渦を巻いてる。
怖いのは水流が強く、どこかで流されたとき、この淵まで来てしまうだろうなということ。
今までの沢では滑っても体がどこかで止まりそうだったから考えたことがなかった。
先生が、落ちた先に何が起こるかを考えてね。と言った意味がよく分かる。
そして、30メートルの手取淵へ。
ゆーまがリード。左岸を行くルートらしいが、ゆーまは右岸に飛び移ったと言う。
かっこいい。すごいー!この川幅跳んだ?着水しないで右岸に取付いた?
すごいね!見たかった!
30メートルの淵なのにセカンドのやっさんが行ったときロープが足りなくなった。
その時はなんで足りないのか不思議だったんだけど。あ、でも不思議じゃないんだよね。
30メートルの淵で末端にロープを継ぎ足すことに。
前持って長さを足しておくことを学んだ。
自分の番になり、途中まではなんとかトラバースできた。
緊張で体ガチガチだったがやっさんが目の前にいたことと、落ち着いた声をかけてくれたのでほっとした。
大丈夫。大丈夫。ひとつずつ手を探していく。
ネットにも『落ちるよ』と書いてあった上がハングになっているところにさしかかる。ホントに手がない!
ペタペタ探すが一番良いホールドでも地面と水平の断面を持つツルツルのホールドだった。それに体重を預けた瞬間、ツルっ!
わー落ちたー!!!
急に真っ白なバブルが見えた。
ちょっと記憶の空白があり、次の瞬間体が下流に勢いよく流れていくのがわかった。
急に体がストップし、川上を向いている顔に水が押し寄せる。
息ができなくて川下を向いた。
水を大量に飲んだらしい。顔が水面から出ても呼吸ができない。
吸いたいのにむせて咳が出る。
流れが緩やかなところで陸に上がった。
きつかった!
こわかったー!
助けてくれたゆーま、やっさん、レオ、かぶちゃん、けいし、本当にありがとう。ゆーまは何も言わないが手が擦り切れているんじゃないだろうか。
後から話を聞いたが、私が落ちた瞬間やっさんが『引けー!』とレオに叫んだらしい。ゆーまはその時緩めてくれたのよね。
皆さんの連携で助けていただきました。
本当にありがとうございました!
私が落ちたからけいしがその後行けなくて申し訳なかった。翌日けいしが行けたと聞いてほっとしました。
沢チームに入って、実はやればやるほど怖くなってる。
整備されていない道の怖さを毎回感じるから。
今回はアウトウォッシュを知ったから釜が怖くなった
でもそうじゃなきゃいけないんだよね。
怖さをしっかり感じた上で、『まだやるの?まだやるの?』と山の神様に聞かれている感じ。
強靭な体と指と精神力が欲しいと強く思った沢でした。
先生、やっさん、皆さん本当にありがとうございました!
丹波川本流が自分にとって初の本格的な泳ぎ沢。
本講習で沢の本当の難しさ、そして泳ぎや渡渉といった新たな沢の魅力を体感できた。
1日目は丹波川下部で渡邊さんによる各種講習。
渡邊さんの装備はとにかく少ない。とにかくエクストリーム。
そしてなにより自分が使いやすいように工夫されていた。
渡渉講習ではスクラムを組んだり、木を支えにしたり、ロープを使った末端三角法という渡渉技術を教わった。
スクラムを組んだり、木を支点にしたり、沢って一人では突破できないところも仲間がいれば突破出来たり、またこのなんでもあり感が個人的にはとても好きだなと思った。
次はこれまで講習を踏まえて手取淵まで遡行することに。
とにかく感じたのが泳ぎってすごく怖い。見てるだけでもあの恐ろしいアウトウォッシュに引き込まれそう。
最初は泳ぎの時のロープってどうやって使うのかな?とずっと疑問に思っていたが本当に引っ張ってあげるだけという単純な作業だった。
核心の手取淵ではそれぞれの順番の人が落ちたら周りの人がどう対処すればいいかを常に考えていた。中間エイトで一人ずつ行く場合最後に行く人は絶対に落ちれないなと思った。
1日目はすべてにおいて初めてのことづくしで頭を整理するのがやっとだった。
2日目は再び丹波川へ。今度はおいらん淵まで遡行する事に。
昨日の講習を踏まえ、手取淵まで快適に突破できた。
おいらん淵前の銚子滝はロープを出す。渡邊さん曰く、タイブロックは傾斜が立っている所では使わないらしく、基本は中間エイトで一人ずつ上げていくそうだ。
また上でビレイするときもフォローが登ってくるところが見えるところまで移動してから引き上げるらしい。
遡行を終えてからはレスキュー講習。
前日に教わったインラインフィギュアエイトノットに加えて、懸垂をする際のロープワーク各種を教わった。今回はロープワークしかできなかったが、実際に沢レスキューも体験してみたかった。
2日間を通して頭がパンクしそうになりながらもとてもためになる講習だった。
渡邊さんが教えてくれたこと時間が経つにつれて忘れてしまいそうなのでメモを見直して体で覚えられるようにしたい。
コメント
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日曜が暑くなってよかったなぁ。
テルさんの技術懐かしいわ。
kamogさん、こんばんは。
日曜日は水量も穏やかで気温も高くて快適でした。
2年連続で受講して、色々と入ってくるところがありました。自分なりに取り入れていきたいと思います。
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