20240315オニの砦が見てみたい（経山・鬼城山・登龍山・犬墓山）

2024年03月15日(金) [日帰り]

• GPS: 04:48
• 距離: 28.7km
• 登り: 1,225m
• 下り: 1,214m

コースタイム

日帰り

• 山行: 4:09
• 休憩: 0:39
• 合計: 4:48

10:09 服部駅
10:25 10:25 砂川公園
10:49 10:55 経山
11:06 11:11 鬼城山ビジターセンター
11:22 11:23 鬼城山
11:46 11:49 温羅遺跡
12:08 12:10 岩屋休憩場
12:15 12:27 岩屋寺
12:54 12:55 登龍山
12:58 12:58 実僧坊山
13:03 13:05 岩屋寺
13:08 13:11 馬頭観音
13:21 13:23 犬墓山
13:28 13:29 鬼城山ビジターセンター
13:38 13:38 鬼城山
13:57 13:57 温羅遺跡
14:15 14:16 奥坂休憩所
14:57 服部駅

写真

3/15 10:00

JR桃太郎線で服部駅へ

3/15 10:01

服部駅スタート。コインロッカー、飲食店ありません。

3/15 10:07

総社市観光マップ。鬼ノ城以外の見どころノーマークでしたので勉強します。

3/15 10:08

中国自然歩道。いずれこういう長距離自然歩道を完歩したい。

3/15 10:14

ローソンあった。向かいが鬼城山。
「吉備路の山 全山縦走大会」のコースでもあり、ワクワク。

本日のルート！帰りのJRの時間決まってるので、効率的に。
見どころ全部回れるといいな。

3/15 10:23

砂川公園。整備しっかり、キャンプ場もある

3/15 10:27

ウォータースライダー、本当にあるんだ

3/15 10:40

経山へ、保線路すばらしい。

3/15 10:54

見晴らし良いので登りました。スタート地点の服部駅が見えます。

奥に山塊が見えますが、あちらも歩けるんでしょうね。

3/15 10:55

経山（きょうやま）、山頂ゲット！

3/15 10:56

経山城跡。守護大名の大内氏が築いた山城、1571年に城攻めにあい、1582年に廃城とのこと

3/15 11:05

鬼ノ城ビジターセンターの駐車場

3/15 11:05

鬼ノ城ビジターセンター、これですね

3/15 11:06

資料たくさん、土産話にします

3/15 11:08

鬼ノ城山の予習。ぐるっとお鉢巡り風に見どころ回ります。

3/15 11:13

学習広場（展望デッキ）から鬼ノ城西門が見える！

3/15 11:14

展望も楽しみ、お次へ

3/15 11:16

すぐ着きました。鬼ノ城のシンボル西門。土壁（版築土塁）が高く、カッコよい。
製法が資料館にありましたが、ただ踏み固めただけ。力業です！

3/15 11:17

おー、やっと本物見られました。
カッコいい看板は「かけうどん・ぶっかけうどん・釜揚げうどん・・」お品書きに見えてしまうというのは冗談で。
「盾」らしいです。本来、楼閣の内側に置きますが、見た目を良くするのに敢えて外側に設置とのこと！

3/15 11:19

中には入れないそうです。

3/15 11:22

鬼城山（きのじょうざん）、山頂ゲット！標識、見つけられなかったけど。

3/15 11:25

西門の裏側。

3/15 11:33

南門跡。

3/15 11:36

さすがは日本百名山の山城。眺望バツグン！

3/15 11:37

あちらは吉備路の山、全山縦走の山ですね。そのうち、ぐるり周回したい。

3/15 11:39

東門跡。
どの門も外は断崖絶壁なんですけど（汗）訪問客、大変

3/15 11:47

鬼ノ城は、温羅（うら）と呼ばれる一族が朝鮮より到来し、居住したとのこと。また、平安時代に山上仏教が栄えたそう。

3/15 11:50

屏風折れの石垣はこの突き出た部分。
岩ゴツゴツ、眺望よし、要塞ですね。

3/15 11:53

温羅（うら）遺跡

3/15 11:57

北門跡。向かいの山が登龍山？これから向かいます。

3/15 12:09

岩屋休憩所。新しいお手洗いと駐車場。

3/15 12:14

岩屋寺はこちらか？

3/15 12:15

岩屋寺。ここから巨岩ゾーンが続きます。

3/15 12:16

「鬼の差し上げ岩」桃太郎伝説の鬼のモデル温羅（うら）が巨大な岩を差し上げて岩窟をつくりすみかにしたと。
岩の裏側に「鬼の手型」があるそうですが、見逃しました。

3/15 12:17

大きさを比べるために自撮り

3/15 12:30

ぐるり回り込んで登龍山を目指します。

3/15 12:33

「鬼の昼寝岩」日当たりよさそうで。

3/15 12:41

重田池

3/15 12:52

「鬼の酒盛り岩」

3/15 12:54

「実僧坊山」とありますが、ヤマレコ地図では「登龍山」（のぼりおさん）

地図ではこんな感じ。

3/15 12:57

実僧坊山（じっそうぼうざん）の山頂は立ち入り禁止。

岩屋寺〜犬墓山方面に巨岩が集まってるんですよね。

3/15 13:05

「鬼の餅つき岩」

3/15 13:05

大きさ比較にちょこちょこ映り込む。

3/15 13:06

「鯉岩」温羅が鯉に化けて逃げたのが名前の由来

3/15 13:07

「八畳岩」その岩の大きさに驚き、八畳敷きが名前の由来

3/15 13:08

「屏風岩」

3/15 13:09

「馬頭観音」思ってたのと違う🐴

3/15 13:11

「汐差岩」

3/15 13:21

犬墓山の展望台。

3/15 13:22

鬼ノ城の西門が素敵に見えます。このルートで来てよかった♪

3/15 13:23

犬墓山、山頂ゲット！

3/15 13:25

こちらも眺望よし。

3/15 13:28

ビジターセンター降りてきた。
もう一度、鬼ノ城山よって駅へ向かいます。

3/15 13:34

「鬼ノ城」は7世紀後半に築城された軍事施設。
百済（くだら）復興を支援する倭（日本）は、白村江（はくすきのえ）の戦いで、唐・新羅（しらぎ）の連合軍に敗れる。
その後の侵攻を恐れた朝廷は対外防衛施設として西日本各地に城を作られたものの一つとのこと。

3/15 13:46

礎石（そせき）建物群跡（たてものぐんあと）
倉庫や管理棟等の当時の建物の基礎が残っています。

3/15 13:56

時間に追われながら、記念撮影♪

3/15 14:01

東門跡近くから下山です。

3/15 14:01

奥坂休憩所方面（急坂注意）へ下ります。

3/15 14:01

下りる前に最後の眺望確認。南東方面。

3/15 14:01

東方面。

3/15 14:05

降り始めてすぐは水が流れただけの急斜面、お気をつけて。

3/15 14:14

奥坂休憩所。新しいお手洗いと駐車場。

3/15 14:15

「吉備路の山全山縦走大会」のチラシあり。

3/15 14:16

「指定されたコース以外の道は歩かない」
総社ふるさと自然のみち。よく整備されてて、歩いてよい場所、いけない場所が整理されてます。
よい取り組みと思います。

主要な所をぐるっと見られました。計画時間に追われながら、-10分ぐらいで頑張りました。

あとはロードを走って帰るだけ。

3/15 14:48

JRで来ている特権。ローソンでビールとつまみを。

3/15 14:58

服部駅、到着！早い便で無事に帰りました。

感想

いっしゃん

吉田類さんの日本百低山でも取り上げられてた「鬼城山（きのじょうざん）」
桃太郎伝説の鬼退治のモチーフになったとか。

「鬼ノ城」は日本百名城に数えられる山城で、663年に朝鮮半島で起きた白村江（はくすきのえ）の戦いで百済（くだら）と同盟を結んだ日本は唐・新羅（しらぎ）連合軍に大敗。大和朝廷は唐・新羅の日本侵攻を恐れ、亡命した百済貴族を登用して、西日本の各地に国防のための城づくりを行ったとのこと。（屋島城のその一つ）

「鬼ノ城」の名称は、昔は「キ（百済で城を表す）のシロ」と城の呼び名を重ねたものだったものを、後から「鬼（き）」の字をあてたとのこと。

桃太郎伝説では、「温羅（うら）という朝鮮半島から移り住んだ一族（鬼）が鬼ノ城をすみかに盗みや人さらいの悪さをしていたところ、朝廷より派遣された吉備津彦命（きびつひこのみこと）（桃太郎）がそれを退治した。」となったそうです。

果たして、鬼ノ城は鬼のすみかか国防拠点か、温羅は鬼か先進技術を伝える渡来人か思いは巡りますが、ロマンを感じつつ、トレイルを満喫しましょう。

JRで服部駅から周回。
限られた時間で見たいもの全て見たい。急ぎ足で回るルートを作ってみました。
ルートの大半は「吉備路の山　全山縦走大会」のコースで車道だったり整備されていたり、登龍山の東・北側のみ往来が少なく、草があり、水が出てて、注意といったところでした。

鬼ノ城、温羅遺跡、鬼の差し上げ岩（鬼の住んだ岩窟）、ゆかりの巨岩と一通り見られたので満足して帰りました。時間があれば、吉備津神社（温羅退治の陣をかまえた所）、吉備津彦神社（命：みことを祀る）も寄るロングコースを行ってみたいと思います。

本日もありがとうございました。