村山葉山 葉山市民荘〜奥の院〜熊野川源頭+沢調査


- GPS
- 07:59
- 距離
- 16.7km
- 登り
- 1,446m
- 下り
- 1,430m
コースタイム
天候 | 曇りのち晴れ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2024年03月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
葉山市民荘まで自家用車でアクセス可。 駐車場も除雪されているが、まだ全面除雪されておらず駐車スペースは狭い。 大勢で訪れる際は乗り合い推奨。 |
コース状況/ 危険箇所等 |
葉山市民荘から奥の院までは一般ルートだが、奥の院以降はバリエーションルート。 登山道は無く、雪が切れたら通れない。 今回は大きな困難は無かったが、今後の融雪次第で状況は大きく変わる。 今年は小雪だったせいか、大僧森沢・小僧森沢は例年以上に状態が悪い。 出合から下部はボトムに複数の穴が開いており滑走困難。 |
写真
トレースは無く、この日、沢を滑った人はいなかった。
沢の状態の悪さを見越して、殆どの人は滑走を避けたのだろう。
至る所で沢が開いており、遡行はなかなか大変。
感想
月山へ行く途中、ふと寄ってみたら、いつの間にか葉山市民荘までの市道が開通していた。
これは行かねばなるまいと、急遽、月山を取りやめ、村山葉山へ鞍替えする。
私はこの時期の村山葉山(南部)が大好きで、特に大僧森、小僧森南面は湯殿山以上の良斜面だと思っている。
しかし、急峻な雪崩地形にして深い沢を抱く大僧森、小僧森の滑走は心の準備が必要である。
今シーズン、まだ難度の高いルートを滑っていない私には敷居が高いと考えて、今回はその状況調査を行うのみとした。
今シーズンは小雪である為、沢が埋まっていない可能性が高い。
特に沢の下部状況が気になっていたので、その現状を確認することにする。
と言っても、ただ沢調査だけではつまらない。
午後から晴天に恵まれそうなので、折角だから村山葉山に登頂し、その後に沢調査を行うことにした。
ルートとしては、今年の1月下旬に行った周回ルートをベースとする。
当時は雪が少なく沢や藪に悩まされたルートだが、あれから2か月が過ぎて積雪が増え、ルート状況は随分と良くなっていた。
しかしながら、肝心の滑走については、クラストから始まりストップスノー、重い雪、モナカ雪、と。
ありとあらゆる悪雪が現れて、お世辞にも良い滑走とは言えなかった。
(一部、ザラメに恵まれた場所もあったが…)
だが、それはまぁよい。
今回の本題は沢調査であるので、滑走が振るわなかったとしても問題ない。
と、そこは割り切る。
さて、本題の大僧森沢、小僧森沢の調査結果だが・・・
残念ながら、今シーズンはかなり悪い、と言わざるを得ない。
やはり、今シーズンの小雪が影響したか。
出合から下の沢は至る所で開いており、まるで残雪期終盤の様相を呈している。
詳細は動画を見て頂くとして、今シーズンの大僧森沢、小僧森沢滑走は例年以上に困難な状況になる、というのが調査した結果の見解だ。
これ以上融雪が進めば、下部の沢滑走は不可能となろう。
しかし、現時点ではまだ滑走できる。
となれば、急がなければならない。
来週末では、もう遅いかもしれない。
ならば、明日。
明日、日曜日に小僧森南面、そして小僧森沢の滑走を行う事を決めた。
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森林限界下なのに木々が無く、不自然に周囲が開けた謎の場所。
林業などで大規模な伐採がなされた場所と思われますが、スキーで滑るには良スポット。
滑った後の帰路が大変ですが、その価値はあると思います。
尚、時々、動きがカクついてますが、これはカメラ不調ではなくストップスノーが混じっている為。
概ねザラメで滑りやすかったのですが、時々現れるストップスノーが厄介でした。
大僧森沢・小僧森沢の下部状況。
3月16日時点でボトムに複数の穴が開いており、例年以上に状況は悪いです。
動画のスタート地点は小僧森沢で、スタートから少し滑った先が大僧森沢との出合となりますが、もうその時点で沢に穴が開いておりました。
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