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Yamareco

記録ID: 6559548
全員に公開
山滑走
朝日・出羽三山

村山葉山 葉山市民荘〜奥の院〜熊野川源頭+沢調査

2024年03月16日(土) [日帰り]
 - 拍手
体力度
4
1泊以上が適当
GPS
07:59
距離
16.7km
登り
1,446m
下り
1,430m
歩くペース
速い
0.80.9
ヤマレコの計画機能「らくルート」の標準コースタイムを「1.0」としたときの倍率です。

コースタイム

日帰り
山行
7:25
休憩
0:27
合計
7:52
8:56
139
11:15
11:21
11
11:32
11:35
21
11:56
11:56
8
12:04
12:22
266
16:48
葉山市民荘
天候 曇りのち晴れ
過去天気図(気象庁) 2024年03月の天気図
アクセス
利用交通機関:
自家用車
畑までの市道は除雪済み。
葉山市民荘まで自家用車でアクセス可。
駐車場も除雪されているが、まだ全面除雪されておらず駐車スペースは狭い。
大勢で訪れる際は乗り合い推奨。
コース状況/
危険箇所等
葉山市民荘から奥の院までは一般ルートだが、奥の院以降はバリエーションルート。
登山道は無く、雪が切れたら通れない。
今回は大きな困難は無かったが、今後の融雪次第で状況は大きく変わる。

今年は小雪だったせいか、大僧森沢・小僧森沢は例年以上に状態が悪い。
出合から下部はボトムに複数の穴が開いており滑走困難。
葉山市民荘の駐車場から出発。
2024年03月16日 08:52撮影 by  TG-6 , OLYMPUS CORPORATION
3/16 8:52
葉山市民荘の駐車場から出発。
長命水の水場は掘り出されており、採水可。
2024年03月16日 08:54撮影 by  TG-6 , OLYMPUS CORPORATION
1
3/16 8:54
長命水の水場は掘り出されており、採水可。
葉山市民荘。
市道は開通しても、建物は冬季閉鎖のまま。
今はまだ入れません。
2024年03月16日 08:56撮影 by  TG-6 , OLYMPUS CORPORATION
1
3/16 8:56
葉山市民荘。
市道は開通しても、建物は冬季閉鎖のまま。
今はまだ入れません。
ぶなじゅりんを登る。
2024年03月16日 09:41撮影 by  TG-6 , OLYMPUS CORPORATION
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3/16 9:41
ぶなじゅりんを登る。
朝は曇っていたが、登るにつれて晴れてきた。
2024年03月16日 09:59撮影 by  TG-6 , OLYMPUS CORPORATION
2
3/16 9:59
朝は曇っていたが、登るにつれて晴れてきた。
山の方はまだ雲が残るが、山麓側は快晴。
2024年03月16日 10:03撮影 by  TG-6 , OLYMPUS CORPORATION
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3/16 10:03
山の方はまだ雲が残るが、山麓側は快晴。
聖仏平
2024年03月16日 10:19撮影 by  TG-6 , OLYMPUS CORPORATION
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3/16 10:19
聖仏平
聖仏平から眺める大僧森と小僧森。
2024年03月16日 10:21撮影 by  TG-6 , OLYMPUS CORPORATION
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3/16 10:21
聖仏平から眺める大僧森と小僧森。
小僧森南面。
2024年03月16日 10:50撮影 by  TG-6 , OLYMPUS CORPORATION
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3/16 10:50
小僧森南面。
小僧森南面、拡大。
まだ割れは発生しておらず、状態は良さそうだ。
2024年03月16日 10:50撮影 by  TG-6 , OLYMPUS CORPORATION
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3/16 10:50
小僧森南面、拡大。
まだ割れは発生しておらず、状態は良さそうだ。
視界が開けて、朝日連峰が見えた。
2024年03月16日 10:53撮影 by  TG-6 , OLYMPUS CORPORATION
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3/16 10:53
視界が開けて、朝日連峰が見えた。
小僧森
今回ルートの中では最も急峻なピーク。つよい。
1月に見た時よりも更に雪が増えて、より強そうに見える。
2024年03月16日 11:04撮影 by  TG-6 , OLYMPUS CORPORATION
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3/16 11:04
小僧森
今回ルートの中では最も急峻なピーク。つよい。
1月に見た時よりも更に雪が増えて、より強そうに見える。
小僧森から眺める小僧森沢。
沢の状況が気になるが、ここからではよく見えない。
2024年03月16日 11:10撮影 by  TG-6 , OLYMPUS CORPORATION
2
3/16 11:10
小僧森から眺める小僧森沢。
沢の状況が気になるが、ここからではよく見えない。
葉山稜線、どうだん通り方面。
2024年03月16日 11:11撮影 by  TG-6 , OLYMPUS CORPORATION
3
3/16 11:11
葉山稜線、どうだん通り方面。
小僧森を越え、大僧森へ。
2024年03月16日 11:23撮影 by  TG-6 , OLYMPUS CORPORATION
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3/16 11:23
小僧森を越え、大僧森へ。
大僧森の山頂。
2024年03月16日 11:33撮影 by  TG-6 , OLYMPUS CORPORATION
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3/16 11:33
大僧森の山頂。
大僧森から眺める大僧森沢。
2024年03月16日 11:33撮影 by  TG-6 , OLYMPUS CORPORATION
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3/16 11:33
大僧森から眺める大僧森沢。
大僧森沢。
そこそこ埋まっているように見えるが…
やはりここからでは良く見えない。
後ほど、近くを通るのでその時に見てみよう。
2024年03月16日 11:33撮影 by  TG-6 , OLYMPUS CORPORATION
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3/16 11:33
大僧森沢。
そこそこ埋まっているように見えるが…
やはりここからでは良く見えない。
後ほど、近くを通るのでその時に見てみよう。
大ツボ石のピーク。
2024年03月16日 11:40撮影 by  TG-6 , OLYMPUS CORPORATION
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3/16 11:40
大ツボ石のピーク。
大ツボ石
看板と岩の頭が出ている。
2024年03月16日 11:49撮影 by  TG-6 , OLYMPUS CORPORATION
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3/16 11:49
大ツボ石
看板と岩の頭が出ている。
大ツボ石のピーク周辺には大きな雪庇が出来ている。
2024年03月16日 11:50撮影 by  TG-6 , OLYMPUS CORPORATION
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3/16 11:50
大ツボ石のピーク周辺には大きな雪庇が出来ている。
内院側の斜面。
2024年03月16日 11:50撮影 by  TG-6 , OLYMPUS CORPORATION
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3/16 11:50
内院側の斜面。
雪庇付近には亀裂が出来ている。
踏み抜き注意だよ。
2024年03月16日 11:52撮影 by  TG-6 , OLYMPUS CORPORATION
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3/16 11:52
雪庇付近には亀裂が出来ている。
踏み抜き注意だよ。
葉山山頂に到着。
2024年03月16日 11:57撮影 by  TG-6 , OLYMPUS CORPORATION
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3/16 11:57
葉山山頂に到着。
山頂を後にし、奥の院へ。
2024年03月16日 11:58撮影 by  TG-6 , OLYMPUS CORPORATION
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3/16 11:58
山頂を後にし、奥の院へ。
奥の院に到着。
2024年03月16日 12:06撮影 by  TG-6 , OLYMPUS CORPORATION
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3/16 12:06
奥の院に到着。
奥の院から眺める葉山稜線。
2024年03月16日 12:07撮影 by  TG-6 , OLYMPUS CORPORATION
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3/16 12:07
奥の院から眺める葉山稜線。
月山方面
2024年03月16日 12:09撮影 by  TG-6 , OLYMPUS CORPORATION
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3/16 12:09
月山方面
月山山頂は雲で覆われている。
2024年03月16日 12:09撮影 by  TG-6 , OLYMPUS CORPORATION
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3/16 12:09
月山山頂は雲で覆われている。
葉山神社
2024年03月16日 12:11撮影 by  TG-6 , OLYMPUS CORPORATION
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3/16 12:11
葉山神社
古御室山方面。
2024年03月16日 12:14撮影 by  TG-6 , OLYMPUS CORPORATION
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3/16 12:14
古御室山方面。
奥の院から滑走開始。
南面を滑る。
シュカブラ多く、クラスト気味。
2024年03月16日 12:22撮影 by  TG-6 , OLYMPUS CORPORATION
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3/16 12:22
奥の院から滑走開始。
南面を滑る。
シュカブラ多く、クラスト気味。
南面を経て、熊野川源頭左俣へ。
2024年03月16日 12:24撮影 by  TG-6 , OLYMPUS CORPORATION
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3/16 12:24
南面を経て、熊野川源頭左俣へ。
1月に来たときはスカスカだったけど、今は充分雪が溜まった。
素晴らしい沢型、最高!
2024年03月16日 12:27撮影 by  TG-6 , OLYMPUS CORPORATION
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3/16 12:27
1月に来たときはスカスカだったけど、今は充分雪が溜まった。
素晴らしい沢型、最高!
と、言いたいところだけど、実はこの雪、全部ストップスノーなんだぜ。。。
板がぜんぜん進まず、苦行の滑走となる。
2024年03月16日 12:28撮影 by  TG-6 , OLYMPUS CORPORATION
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3/16 12:28
と、言いたいところだけど、実はこの雪、全部ストップスノーなんだぜ。。。
板がぜんぜん進まず、苦行の滑走となる。
H1114mの出合まで滑って滑走終了。
あまりにも酷いストップスノーが続き、ここで足が死んだ。
2024年03月16日 12:35撮影 by  TG-6 , OLYMPUS CORPORATION
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3/16 12:35
H1114mの出合まで滑って滑走終了。
あまりにも酷いストップスノーが続き、ここで足が死んだ。
出合で脱渓し、尾根へ上がる。
2024年03月16日 12:44撮影 by  TG-6 , OLYMPUS CORPORATION
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3/16 12:44
出合で脱渓し、尾根へ上がる。
大滑山へ続く尾根へ上がる。
ここから滑走再開。
2024年03月16日 13:01撮影 by  TG-6 , OLYMPUS CORPORATION
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3/16 13:01
大滑山へ続く尾根へ上がる。
ここから滑走再開。
テングラを眺めながら滑る。
2024年03月16日 13:01撮影 by  TG-6 , OLYMPUS CORPORATION
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3/16 13:01
テングラを眺めながら滑る。
H1005mで尾根を外れてオープンバーンへ。
雪質変わって、この辺はザラメで滑り良し。
だが、所々にストップスノーが混ざり、時折、板が急減速。
2024年03月16日 13:07撮影 by  TG-6 , OLYMPUS CORPORATION
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3/16 13:07
H1005mで尾根を外れてオープンバーンへ。
雪質変わって、この辺はザラメで滑り良し。
だが、所々にストップスノーが混ざり、時折、板が急減速。
森林限界以下にも関わらず、不自然に木々が無い。
まるでゲレンデみたい。
2024年03月16日 13:12撮影 by  TG-6 , OLYMPUS CORPORATION
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3/16 13:12
森林限界以下にも関わらず、不自然に木々が無い。
まるでゲレンデみたい。
オープンバーンを抜けた後は、沢を渡渉して先へ進む。
1月に訪れた時はスノーブリッジが無くて苦労した箇所だけど、今回はブリッジ有りなので越えるのは容易。
2024年03月16日 13:18撮影 by  TG-6 , OLYMPUS CORPORATION
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3/16 13:18
オープンバーンを抜けた後は、沢を渡渉して先へ進む。
1月に訪れた時はスノーブリッジが無くて苦労した箇所だけど、今回はブリッジ有りなので越えるのは容易。
渡渉後もオープンバーンが続くが、登りなのが残念。
2024年03月16日 13:39撮影 by  TG-6 , OLYMPUS CORPORATION
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3/16 13:39
渡渉後もオープンバーンが続くが、登りなのが残念。
振り返ると、さっき滑ったオープンバーンとテングラが見えた。
2024年03月16日 13:44撮影 by  TG-6 , OLYMPUS CORPORATION
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3/16 13:44
振り返ると、さっき滑ったオープンバーンとテングラが見えた。
テングラ(P1019m)
2024年03月16日 13:44撮影 by  TG-6 , OLYMPUS CORPORATION
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3/16 13:44
テングラ(P1019m)
滑ったら楽しそうな斜面があちらこちらに。
時間があれば、この辺で一滑りしてみるのも良さそうだ。
2024年03月16日 13:44撮影 by  TG-6 , OLYMPUS CORPORATION
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3/16 13:44
滑ったら楽しそうな斜面があちらこちらに。
時間があれば、この辺で一滑りしてみるのも良さそうだ。
オープンバーンを抜けて、ブナ樹林へ。
2024年03月16日 13:48撮影 by  TG-6 , OLYMPUS CORPORATION
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3/16 13:48
オープンバーンを抜けて、ブナ樹林へ。
ブナ樹林を抜けると雪原に出る。
ここでちょっと寄り道。
大僧森沢・小僧森沢の下部を調査する。
2024年03月16日 14:11撮影 by  TG-6 , OLYMPUS CORPORATION
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3/16 14:11
ブナ樹林を抜けると雪原に出る。
ここでちょっと寄り道。
大僧森沢・小僧森沢の下部を調査する。
沢の出口
大穴が開いている。
2024年03月16日 14:14撮影 by  TG-6 , OLYMPUS CORPORATION
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3/16 14:14
沢の出口
大穴が開いている。
沢を遡って、出合まで行ってみる。
トレースは無く、この日、沢を滑った人はいなかった。
沢の状態の悪さを見越して、殆どの人は滑走を避けたのだろう。
至る所で沢が開いており、遡行はなかなか大変。
2024年03月16日 14:23撮影 by  TG-6 , OLYMPUS CORPORATION
1
3/16 14:23
沢を遡って、出合まで行ってみる。
トレースは無く、この日、沢を滑った人はいなかった。
沢の状態の悪さを見越して、殆どの人は滑走を避けたのだろう。
至る所で沢が開いており、遡行はなかなか大変。
大僧森沢・小僧森沢の出合。
左が大僧森沢で、右が小僧森沢。
2024年03月16日 14:31撮影 by  TG-6 , OLYMPUS CORPORATION
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3/16 14:31
大僧森沢・小僧森沢の出合。
左が大僧森沢で、右が小僧森沢。
大僧森沢
出合から上はそれほど悪くは無さそう。
2024年03月16日 14:32撮影 by  TG-6 , OLYMPUS CORPORATION
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3/16 14:32
大僧森沢
出合から上はそれほど悪くは無さそう。
小僧森沢
同じく、出合から上の写真だが、こちらはちょっと悪そう。
ここから少し遡った先に1カ所穴が開いている。
2024年03月16日 14:33撮影 by  TG-6 , OLYMPUS CORPORATION
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3/16 14:33
小僧森沢
同じく、出合から上の写真だが、こちらはちょっと悪そう。
ここから少し遡った先に1カ所穴が開いている。
沢調査を終えて、雪原に戻ってきた。
2024年03月16日 14:50撮影 by  TG-6 , OLYMPUS CORPORATION
2
3/16 14:50
沢調査を終えて、雪原に戻ってきた。
雪原から眺める大僧森。
沢の状態が悪いので、今年の大僧森滑走は例年以上に難しそうだ。
2024年03月16日 14:54撮影 by  TG-6 , OLYMPUS CORPORATION
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3/16 14:54
雪原から眺める大僧森。
沢の状態が悪いので、今年の大僧森滑走は例年以上に難しそうだ。
ここからは再び登りだが、シールが濡れてしまい張り付かず。
しばし、天日干し。
2024年03月16日 14:59撮影 by  TG-6 , OLYMPUS CORPORATION
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3/16 14:59
ここからは再び登りだが、シールが濡れてしまい張り付かず。
しばし、天日干し。
ウサ耳かわいい。
2024年03月16日 15:13撮影 by  TG-6 , OLYMPUS CORPORATION
5
3/16 15:13
ウサ耳かわいい。
まだ時間があるので、適当な斜面滑って遊ぶ。
2024年03月16日 15:40撮影 by  TG-6 , OLYMPUS CORPORATION
1
3/16 15:40
まだ時間があるので、適当な斜面滑って遊ぶ。
下の方は雪が重たい。
2024年03月16日 15:56撮影 by  TG-6 , OLYMPUS CORPORATION
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3/16 15:56
下の方は雪が重たい。
遊んでいたら、いつの間にか夕方に。
そろそろ市民荘へ帰ろう。
2024年03月16日 16:21撮影 by  TG-6 , OLYMPUS CORPORATION
2
3/16 16:21
遊んでいたら、いつの間にか夕方に。
そろそろ市民荘へ帰ろう。
最後の滑走はモナカ雪。
疲れた足にこの雪質はなかなか辛い><
2024年03月16日 16:28撮影 by  TG-6 , OLYMPUS CORPORATION
1
3/16 16:28
最後の滑走はモナカ雪。
疲れた足にこの雪質はなかなか辛い><
開けた場所に出た。
2024年03月16日 16:34撮影 by  TG-6 , OLYMPUS CORPORATION
1
3/16 16:34
開けた場所に出た。
蔵王と山形市が見える。
2024年03月16日 16:34撮影 by  TG-6 , OLYMPUS CORPORATION
1
3/16 16:34
蔵王と山形市が見える。
市民荘まで滑って山行終了。
明日も来るよ。
2024年03月16日 16:40撮影 by  TG-6 , OLYMPUS CORPORATION
3
3/16 16:40
市民荘まで滑って山行終了。
明日も来るよ。

感想

月山へ行く途中、ふと寄ってみたら、いつの間にか葉山市民荘までの市道が開通していた。
これは行かねばなるまいと、急遽、月山を取りやめ、村山葉山へ鞍替えする。
私はこの時期の村山葉山(南部)が大好きで、特に大僧森、小僧森南面は湯殿山以上の良斜面だと思っている。
しかし、急峻な雪崩地形にして深い沢を抱く大僧森、小僧森の滑走は心の準備が必要である。
今シーズン、まだ難度の高いルートを滑っていない私には敷居が高いと考えて、今回はその状況調査を行うのみとした。
今シーズンは小雪である為、沢が埋まっていない可能性が高い。
特に沢の下部状況が気になっていたので、その現状を確認することにする。
と言っても、ただ沢調査だけではつまらない。
午後から晴天に恵まれそうなので、折角だから村山葉山に登頂し、その後に沢調査を行うことにした。
ルートとしては、今年の1月下旬に行った周回ルートをベースとする。
当時は雪が少なく沢や藪に悩まされたルートだが、あれから2か月が過ぎて積雪が増え、ルート状況は随分と良くなっていた。
しかしながら、肝心の滑走については、クラストから始まりストップスノー、重い雪、モナカ雪、と。
ありとあらゆる悪雪が現れて、お世辞にも良い滑走とは言えなかった。
(一部、ザラメに恵まれた場所もあったが…)
だが、それはまぁよい。
今回の本題は沢調査であるので、滑走が振るわなかったとしても問題ない。
と、そこは割り切る。

さて、本題の大僧森沢、小僧森沢の調査結果だが・・・
残念ながら、今シーズンはかなり悪い、と言わざるを得ない。
やはり、今シーズンの小雪が影響したか。
出合から下の沢は至る所で開いており、まるで残雪期終盤の様相を呈している。
詳細は動画を見て頂くとして、今シーズンの大僧森沢、小僧森沢滑走は例年以上に困難な状況になる、というのが調査した結果の見解だ。
これ以上融雪が進めば、下部の沢滑走は不可能となろう。
しかし、現時点ではまだ滑走できる。
となれば、急がなければならない。
来週末では、もう遅いかもしれない。
ならば、明日。

明日、日曜日に小僧森南面、そして小僧森沢の滑走を行う事を決めた。



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森林限界下なのに木々が無く、不自然に周囲が開けた謎の場所。
林業などで大規模な伐採がなされた場所と思われますが、スキーで滑るには良スポット。
滑った後の帰路が大変ですが、その価値はあると思います。
尚、時々、動きがカクついてますが、これはカメラ不調ではなくストップスノーが混じっている為。
概ねザラメで滑りやすかったのですが、時々現れるストップスノーが厄介でした。






大僧森沢・小僧森沢の下部状況。
3月16日時点でボトムに複数の穴が開いており、例年以上に状況は悪いです。
動画のスタート地点は小僧森沢で、スタートから少し滑った先が大僧森沢との出合となりますが、もうその時点で沢に穴が開いておりました。

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