好天に恵まれた谷川連峰縦走


- GPS
- 12:30
- 距離
- 30.2km
- 登り
- 2,832m
- 下り
- 2,834m
コースタイム
天候 | ほぼ快晴 |
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過去天気図(気象庁) | 2015年06月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
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コース状況/ 危険箇所等 |
土樽 - 平標山:土樽駅前の車道を湯沢方面へ歩き、毛渡橋を渡るとすぐに左折します(平標山の指示標が立っています)。 登山口までは約1時間の車道歩きです。分岐が数ヶ所ありますので地図を確認してください。途中にあるゲートまでは車で入ることができます。旧マップにある「吊橋」はすでに無く、コンクリートの橋がかかっています。 登山口から最後の渡渉箇所までゆるやかな登りが続きます。降雨直後は登山道が水没していることもあります。最後の渡渉箇所(地図ではダイコンオロシ沢)は、水量によっては飛び石で渡ることが難しくなりますが今回は問題ありませんでした。 渡渉を終えると間もなく樹林帯の中の急登になります。滑りやすい赤土の上に落ち葉の堆積した場所が多く、特に降雨直後等は注意が必要です。 矢場ノ頭を過ぎて間もなく森林限界を超え、一気に景色が広がります。山頂まで比較的ゆるやかな登りが続きますが一部急登もあります。 平標山 - 茂倉岳:すでに他の多くのレコで紹介されていますので省略します。 茂倉岳 - 土樽:前半は見晴らしの良い尾根歩きです。ただし雨天時には登山道上の石が濡れて滑りやすくなります。 矢場ノ頭を過ぎると樹林帯に入ります。登山道をふさぐように木の根が露出している箇所が多くあります。登山口近くは特に障害物等ありませんが、赤土の露出している箇所は雨天時には滑りやすくなります。 |
写真
装備
個人装備 |
水は5リットル用意しましたが 茂倉新道の下り途中ですべて飲みきりました。
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感想
ヤマレコに山行記録を載せるのは久しぶりになります。
3月に山歩きを再開してからすぐに転倒で左足首を打撲したことは前回書きました。なかなか腫れがひかなかったため時間をかけてのリハビリとなりましたが、ここ1ヶ月ほどは地元の丹沢で徐々に距離を伸ばしながらリハビリ山行をしてきました。
ここ2年ほど、6月には谷川連峰の縦走に出かけています。途中で膝を痛める等あまり良い思い出が無かったためもうやめようかと一時は思っていましたが、ヤマレコの皆なさんの山行記録を見ているうちに今年も行こうという気になりました。天気予報を見ているとこの日曜が絶好の登山日和になるということで、これを逃す手はありません。
問題はこのコースを歩ききるだけの体力があるかどうか。先週末に大倉 - 蛭ヶ岳を往復した時は、異常な熱さの影響もあったとは言え、復路の丹沢山の登りでバテてしまい足が上がらなくなりました。今回のコースにあてはめて考えると、オジカ沢ノ頭の登り辺りでバテる可能性が高そうです。
しかし反時計回りで歩く場合はどちらかというときつい登りが前半に集中しており、肩の小屋以降はあまり激しいアップダウンがありません。肩の小屋までどうにかたどり着けば、少しくらいバテてもどうにかなるだろうという希望的観測のもと、予定通り土曜の夜土樽へ向かいました。
実際に歩いてみると、結果はほぼ私が事前に予想していた通りの展開でした。一ノ倉岳の登りあたりで余力が無くなり相当きつかったのですが、どうにかごまかしで乗り切った感じです(笑)。
今回は平標新道の途中から万太郎山まで、現地で偶然に出会ったヤマレコ会員のkikkorinさんとほぼ同じペースで歩き、山頂では何度かお話をさせていただきました。時間があればこの山域の色々なルートについて詳しくお聞きしてみたかったです。今回短い時間ですがお付き合いいただきありがとうございました。
しばらく山歩きから遠ざかっていたのが原因なのか、単に日ごろの不摂生のせいか最近体重が増えてしまい、一時はメタボ一歩手前でした。頑張って減量して少しはましになりましたが、まだ1年前の体重よりも5キロ以上重いようです。今週に受ける健康診断に備えての減量が今回の山行の目的だった・・・というのは嘘ですが、これだけ歩いたので少しは効果があってほしいものです(笑)。
おまけ 平標新道でさえずっていたオオルリの動画です。
コメント
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camp747さん、お久しぶりです。
campさんにとって鬼門だった谷川岳も、これで嫌なイメージが払拭できた感じですね。足を怪我していたとはお気の毒様でした。私も、3月くらいはあちこち痛くて大変でしたが、ようやく、普通の体になりました。
それにしても、天気が良くて、残雪が少し残った感じの山景色は素晴らしいですね。気持ちも晴れ晴れとしたところで、健康診断も無事クリアされることを祈っています。(笑)
ELK66さん ご無沙汰しております。
足の打撲は幸い後遺症も無く、たぶん心配は無いと思います。
谷川岳には過去6,7回来ていますが本当に晴れたためしがありませんでした。しかも膝を痛めたり雷雨に襲われたり散々でしたね。
今回はじめて自分が歩いてきた稜線、これから進む稜線を一望に見渡せるという体験ができ、こんなに素晴らしい山域だったのかと再発見した気分です。
健康診断は頭痛の種です。
campさんこんばんは。senです。
谷川の鋭鋒さがすごいですね。
どちらかというと関西はなだらかな山容が多いと感じています。
それにしても5キロ増?
それはいけませんね
この夏、ともに絞りましょう!
senpachiさん こんにちは。
hisanoさんともどもすでに関西の山にすっかり溶け込んでおられる感じがレコから伝わってきます。
私のイメージでは東の丹沢、西の鈴鹿というくらい鈴鹿はヒルの多いイメージなんですが、実際はどうなんでしょう?
体重増は100%自分の責任で情けない限りです。 5キロ落とすのは楽ではないですががんばってダイエットに励みます。
こんにちは、camp747さん(^^)v
少しご無沙汰しておりますが、足の調子の方はいかがでしょうか?
この日、肩の小屋の手前で見事に抜かされておりますが、記憶を辿ってみるとオレンジのオスプレーを背負われていた方ですかね?
マイページの「最近山で出会ったかも」コーナーがスゴいことになっているので(笑)、確信が持てずすみません(^-^;
それはさておき、この日はホントに素晴らしい天気で、ワタシも鬼門だった谷川の稜線を歩き通せてホントに良かったです
それにしてもかなりのロングコース
実はワタシも、当初は平標新道から歩こうかと考えておりましたが、今年はゆきどけが早く渡渉が大変そうかと思いやめておきました。
が、むしろ例年よりも水量が少ないようでビックリです(゜ロ゜)
またどこかの山でお会い出来ると良いですね
お疲れ様でした〜
kamasenninさん お久しぶりです。
足の方は今回これだけの距離を歩いても痛みが出ていないので、多分もう問題ないと思います。ご心配かけてすみません。
コースタイムを見て、同じ時間帯にkamasenninさんとD-chanさんが肩の小屋で休憩されていたと知り本当に驚いています。あいまいな記憶をたどっていくと、確かに小屋のすぐ手前で重そうなザックを背負った女性、男性とすれ違い、それぞれ「こんにちは」と挨拶を交わしたような気がしてきました。
ちなみに私は赤い半袖シャツにベージュ色の長ズボン、青と緑の中間のような色のザックでサングラスをかけていました。
予想はしていましたが、この日の谷川岳エリアにはすごい数のヤマレコユーザーが集まっていたようですね。
本当におつかれさまでした。
Campさん
こんばんは〜
5リットルの水を飲み干す、30キロ・ロングトレール
それも谷川岳。
熊穴沢避難小屋で悪天候で引き返し、一ノ倉沢口、クライマーの散歩道から2度見上げて終わっている私としては、目玉飛び出ました。
オオルリ! お見事です
tsukamoさん こんばんは。
水の量を減らすことができれば荷物の軽量化にもつながるのですが、こればかりはどうしようもないですね。
オオルリは運良く目立つ枝先でさえずってくれていました。まだ日が昇る前なので暗かったのですが、何とかオオルリと判別できる動画が撮れました。 できれば毎回こういう動画を一つくらいは撮影したいものです。
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