ヤマレコなら、もっと自由に冒険できる

Yamareco

記録ID: 6570933
全員に公開
ハイキング
比良山系

笹峠

2024年03月19日(火) [日帰り]
 - 拍手
体力度
2
日帰りが可能
GPS
09:44
距離
8.9km
登り
710m
下り
716m
歩くペース
ゆっくり
1.81.9
ヤマレコの計画機能「らくルート」の標準コースタイムを「1.0」としたときの倍率です。

コースタイム

日帰り
山行
5:59
休憩
3:37
合計
9:36
7:14
76
スタート地点
8:30
8:54
19
9:13
9:14
69
笹峠
10:23
12:05
34
崩落個所
12:39
13:12
31
ヒジキ滝上方探索
13:43
14:37
56
コメカイ道シシ谷出合(下)
15:33
15:36
74
16:50
ゴール地点
天候 晴れ
過去天気図(気象庁) 2024年03月の天気図
アクセス
利用交通機関:
自家用車
 高島市畑集落の横谷トンネル南登山口の傍に、駐車させて頂きました。
 横谷トンネルは、現在、通行止めで、通り抜け出来ません。トンネルの村井側に崩落箇所があるのではないか?と考えています。
コース状況/
危険箇所等
 先ず、登山口から、地蔵峠まで、普通に歩けます。
 今回、重装備の為、地蔵峠から、笹峠近く迄は、脚力の消耗を防ぐ為に、作業道を歩いています。
 笹峠道の入り口に、「通行止め」の警告文があります。ハイキングコースではありません。難コースを進む、技術・経験が必要です。
 ヒジキ谷東稜線は、登山道ではありませんが、通れます。しかし、降りた所は、コメカイ道です。矢張り、ハイキングコースではありません。
 ヒジキ谷東稜線から、右折して、シシ谷源流部の二つの谷の合流点に下っています。軽装備ならば、普通に下れますが、重装備ならば、滑落防止の用意が必要だと思います。
 シシ谷源流部のコメカイ道シシ谷出合(下)からは、最初は、シシ谷源流部を遡上し、途中、左折して、地蔵峠へ向かいます。GPS機器のナビゲーション機能を利用された方が、安全だと思います。
横谷トンネル取付け道路の入口です。獣害対策の扉があります。開けて入り、入ったら、閉めます。
2024年03月19日 06:08撮影 by  COOLPIX P340, NIKON
1
3/19 6:08
横谷トンネル取付け道路の入口です。獣害対策の扉があります。開けて入り、入ったら、閉めます。
直ぐ近くに、冬季の小さな崩落個所があります。この取付け道路では、落石・倒木・落枝などは、普通にあります。念の為、車には、チェーンソーも、積んでいます。
2024年03月19日 06:10撮影 by  COOLPIX P340, NIKON
1
3/19 6:10
直ぐ近くに、冬季の小さな崩落個所があります。この取付け道路では、落石・倒木・落枝などは、普通にあります。念の為、車には、チェーンソーも、積んでいます。
横谷峠登山口の標識が新しくなりました。有難う御座います。
2024年03月19日 06:22撮影 by  COOLPIX P340, NIKON
2
3/19 6:22
横谷峠登山口の標識が新しくなりました。有難う御座います。
横谷トンネル南口です。通行止めのフェンス等が設置されています。
2024年03月19日 06:30撮影 by  COOLPIX P340, NIKON
2
3/19 6:30
横谷トンネル南口です。通行止めのフェンス等が設置されています。
横谷トンネル南登山口に標識が設置されました。感謝です。
2024年03月19日 06:33撮影 by  COOLPIX P340, NIKON
2
3/19 6:33
横谷トンネル南登山口に標識が設置されました。感謝です。
準備をして、登り始めます。
2024年03月19日 07:14撮影 by  COOLPIX P340, NIKON
1
3/19 7:14
準備をして、登り始めます。
地蔵峠です。装備が重いので、ゆっくり登って来ています。
2024年03月19日 08:30撮影 by  COOLPIX P340, NIKON
2
3/19 8:30
地蔵峠です。装備が重いので、ゆっくり登って来ています。
お地蔵様のお供え用の石などが、昨年から落ちているので、この日は、直します。
2024年03月19日 08:31撮影 by  COOLPIX P340, NIKON
3
3/19 8:31
お地蔵様のお供え用の石などが、昨年から落ちているので、この日は、直します。
お供え用の石を、固めて、湯呑の水を入れ替えます。水は凍っていました。傍に置いています。お賽銭は、祠の中に入れました。
2024年03月19日 08:42撮影 by  COOLPIX P340, NIKON
4
3/19 8:42
お供え用の石を、固めて、湯呑の水を入れ替えます。水は凍っていました。傍に置いています。お賽銭は、祠の中に入れました。
傍の展望所から、リトル比良です。全体に春霞状態です。
2024年03月19日 08:50撮影 by  COOLPIX P340, NIKON
3
3/19 8:50
傍の展望所から、リトル比良です。全体に春霞状態です。
重装備なので、作業道を進みます。尾根道よりも、かなり楽です。
2024年03月19日 09:05撮影 by  COOLPIX P340, NIKON
1
3/19 9:05
重装備なので、作業道を進みます。尾根道よりも、かなり楽です。
笹峠です。
2024年03月19日 09:13撮影 by  COOLPIX P340, NIKON
1
3/19 9:13
笹峠です。
「崩落で、危険」の警告標識があります。現状、笹峠道は、ハイキング向きのコースではありません。
2024年03月19日 09:13撮影 by  COOLPIX P340, NIKON
2
3/19 9:13
「崩落で、危険」の警告標識があります。現状、笹峠道は、ハイキング向きのコースではありません。
傍に、残雪です。予想以上に、雪が残っている様です。
2024年03月19日 09:14撮影 by  COOLPIX P340, NIKON
3
3/19 9:14
傍に、残雪です。予想以上に、雪が残っている様です。
谷筋には、かなり雪が残っています。
2024年03月19日 09:38撮影 by  COOLPIX P340, NIKON
2
3/19 9:38
谷筋には、かなり雪が残っています。
未だ、固まっていますので、唐鍬で、ステップを切りながら、慎重に、進みます。
2024年03月19日 09:46撮影 by  COOLPIX P340, NIKON
2
3/19 9:46
未だ、固まっていますので、唐鍬で、ステップを切りながら、慎重に、進みます。
倒木は、各所にありました。
2024年03月19日 10:17撮影 by  COOLPIX P340, NIKON
2
3/19 10:17
倒木は、各所にありました。
出来る範囲で、切断しています。
2024年03月19日 10:21撮影 by  COOLPIX P340, NIKON
3
3/19 10:21
出来る範囲で、切断しています。
笹峠道(東側)の崩落箇所のステップを切り直しますので、ハーネス・カラビナ・スリング等を用意します。
2024年03月19日 10:47撮影 by  COOLPIX P340, NIKON
2
3/19 10:47
笹峠道(東側)の崩落箇所のステップを切り直しますので、ハーネス・カラビナ・スリング等を用意します。
トラロープに、損傷は無い様ですので、唐鍬で、ステップを切り直します。
2024年03月19日 11:01撮影 by  COOLPIX P340, NIKON
3
3/19 11:01
トラロープに、損傷は無い様ですので、唐鍬で、ステップを切り直します。
写真では、分かり難いのですが、一応、熟練者ならば、安全確保出来る位には、ステップを切り直しています。
2024年03月19日 11:37撮影 by  COOLPIX P340, NIKON
2
3/19 11:37
写真では、分かり難いのですが、一応、熟練者ならば、安全確保出来る位には、ステップを切り直しています。
ヒジキ谷東稜線に向かいます。残雪に、ステップを切って、ジリジリと進みます。
2024年03月19日 11:37撮影 by  COOLPIX P340, NIKON
1
3/19 11:37
ヒジキ谷東稜線に向かいます。残雪に、ステップを切って、ジリジリと進みます。
ヒジキ谷東稜線です。上方を写しています。イクワタ峠の近くに、通じています。この日は、下に、コメカイ道シシ谷出合(下)に下る予定です。
2024年03月19日 12:12撮影 by  COOLPIX P340, NIKON
1
3/19 12:12
ヒジキ谷東稜線です。上方を写しています。イクワタ峠の近くに、通じています。この日は、下に、コメカイ道シシ谷出合(下)に下る予定です。
下っています。この様な芦生杉が、5本位はあります。
2024年03月19日 12:21撮影 by  COOLPIX P340, NIKON
3
3/19 12:21
下っています。この様な芦生杉が、5本位はあります。
途中、ヒジキ谷に、降りています。滝と、芦生杉があります。
2024年03月19日 12:47撮影 by  COOLPIX P340, NIKON
4
3/19 12:47
途中、ヒジキ谷に、降りています。滝と、芦生杉があります。
対岸(左岸)には、昔の踏み跡が残っています。恐らく、ヒジキ滝上方を迂回する古道の踏み跡だと思います。以前、朽木栃生の方より、ヒジキ滝上方を迂回する古道があると伺っています。
2024年03月19日 12:56撮影 by  COOLPIX P340, NIKON
1
3/19 12:56
対岸(左岸)には、昔の踏み跡が残っています。恐らく、ヒジキ滝上方を迂回する古道の踏み跡だと思います。以前、朽木栃生の方より、ヒジキ滝上方を迂回する古道があると伺っています。
ヒジキ滝(本体)の上方辺りを写しています。流木や、土石が堆積しています。
2024年03月19日 13:00撮影 by  COOLPIX P340, NIKON
2
3/19 13:00
ヒジキ滝(本体)の上方辺りを写しています。流木や、土石が堆積しています。
昔の踏み跡を、ヒジキ谷東稜線に戻っています。倒木で、塞がれています。
2024年03月19日 13:09撮影 by  COOLPIX P340, NIKON
3/19 13:09
昔の踏み跡を、ヒジキ谷東稜線に戻っています。倒木で、塞がれています。
GARMINのナビゲーションルートに右折します。ヒジキ滝上方の迂回ルートは、コメカイ道シシ谷出合(下)で、コメカイ道に合流している筈と考えています。
2024年03月19日 13:25撮影 by  COOLPIX P340, NIKON
2
3/19 13:25
GARMINのナビゲーションルートに右折します。ヒジキ滝上方の迂回ルートは、コメカイ道シシ谷出合(下)で、コメカイ道に合流している筈と考えています。
最初は、緩斜面の下りです。
2024年03月19日 13:25撮影 by  COOLPIX P340, NIKON
3/19 13:25
最初は、緩斜面の下りです。
更に進むと、谷に削りとられて、急斜面です。重装備には、少し危険です。立木を持ち、唐鍬で、ブレーキを掛けながら、慎重に下ります。
2024年03月19日 13:35撮影 by  COOLPIX P340, NIKON
1
3/19 13:35
更に進むと、谷に削りとられて、急斜面です。重装備には、少し危険です。立木を持ち、唐鍬で、ブレーキを掛けながら、慎重に下ります。
下方に、コメカイ道シシ谷出合(下)辺りの二本の谷の合流点が見えます。
2024年03月19日 13:45撮影 by  COOLPIX P340, NIKON
1
3/19 13:45
下方に、コメカイ道シシ谷出合(下)辺りの二本の谷の合流点が見えます。
コメカイ道シシ谷出合(下)の標識です。少し傾いて来ています。
2024年03月19日 13:55撮影 by  COOLPIX P340, NIKON
1
3/19 13:55
コメカイ道シシ谷出合(下)の標識です。少し傾いて来ています。
2018年の遭難事故のご夫婦が、間違って入られたと推測している谷筋です。合掌。
2024年03月19日 14:47撮影 by  COOLPIX P340, NIKON
1
3/19 14:47
2018年の遭難事故のご夫婦が、間違って入られたと推測している谷筋です。合掌。
コメカイ道シシ谷出合(上)です。渡渉します。
2024年03月19日 14:56撮影 by  COOLPIX P340, NIKON
1
3/19 14:56
コメカイ道シシ谷出合(上)です。渡渉します。
滋賀県造林公社の杉林です。造林公社は、大幅な赤字で問題化しています。
2024年03月19日 15:12撮影 by  COOLPIX P340, NIKON
3/19 15:12
滋賀県造林公社の杉林です。造林公社は、大幅な赤字で問題化しています。
古い作業道を横断して、トラロープで、よじ登ります。
2024年03月19日 15:22撮影 by  COOLPIX P340, NIKON
3/19 15:22
古い作業道を横断して、トラロープで、よじ登ります。
地蔵峠に戻りました。無事の報告をして、そのまま進み、右下の下山道に合流します。
2024年03月19日 15:36撮影 by  COOLPIX P340, NIKON
3
3/19 15:36
地蔵峠に戻りました。無事の報告をして、そのまま進み、右下の下山道に合流します。
撮影機器:

装備

個人装備
ヘルメット ストック ザイル30m ハーネス カラビナ スリング 携帯用鋸 ゴム付き軍手 ナイフ 雨具 ザック 昼ご飯 非常食 飲料 レジャーシート 地図(地形図) コンパス ヘッドランプ 予備電池 GPS 2台 筆記用具 携帯 予備バッテリー 時計 タオル 山仕事用手鋸 小型ツルハシ トラロープ20m 唐鍬
備考 持って行って良かった物は、唐鍬・手鋸です。ステップ切り、倒木処理に役立ちました。

感想

 今回は、地蔵峠・笹峠辺りの雪も、ほゞ消えたであろうと、笹峠道の整備に出掛けました。少し、雪が残っていましたが、最も危険な崩落個所のステップ切りとトラロープの確認が出来ました。出来れば、もう少し、整備が出来ると、更に安全になると考えています。
 ヒジキ谷東稜線から、ヒジキ滝上方に下り、ヒジキ滝を迂回する古道跡の確認と、上方の滝も視認する事が出来ました。
 今回は、ヒジキ谷東稜線から、途中、東に尾根を辿り、コメカイ道シシ谷出合(下)の近くに着地する事が出来ました。昔は、九十九折のステップが切ってあった筈ですが、もう消えて無くなってしまった様です。
 コメカイ道のシシ谷源流部から、地蔵峠までは、これ迄と変化はありませんでした。

 2018年の遭難事故のご夫婦が間違って入られたと推測している谷では、今回も、黙祷を致しました。GPS機器・登山アプリが、本格的に普及する前の事故でした。地図と磁石のみでは、遭難事故を防げないと云う事を、厳しく教えてくれた事故でした。
 
 

お気に入りした人
拍手で応援
拍手した人
拍手
訪問者数:100人

コメント

まだコメントはありません
プロフィール画像
ニッ にっこり シュン エッ!? ん? フフッ げらげら むぅ べー はー しくしく カーッ ふんふん ウィンク これだっ! 車 カメラ 鉛筆 消しゴム ビール 若葉マーク 音符 ハートマーク 電球/アイデア 星 パソコン メール 電話 晴れ 曇り時々晴れ 曇り 雨 雪 温泉 木 花 山 おにぎり 汗 電車 お酒 急ぐ 富士山 ピース/チョキ パンチ happy01 angry despair sad wobbly think confident coldsweats01 coldsweats02 pout gawk lovely bleah wink happy02 bearing catface crying weep delicious smile shock up down shine flair annoy sleepy sign01 sweat01 sweat02 dash note notes spa kissmark heart01 heart02 heart03 heart04 bomb punch good rock scissors paper ear eye sun cloud rain snow thunder typhoon sprinkle wave night dog cat chick penguin fish horse pig aries taurus gemini cancer leo virgo libra scorpius sagittarius capricornus aquarius pisces heart spade diamond club pc mobilephone mail phoneto mailto faxto telephone loveletter memo xmas clover tulip apple bud maple cherryblossom id key sharp one two three four five six seven eight nine zero copyright tm r-mark dollar yen free search new ok secret danger upwardright downwardleft downwardright upwardleft signaler toilet restaurant wheelchair house building postoffice hospital bank atm hotel school fuji 24hours gasstation parking empty full smoking nosmoking run baseball golf tennis soccer ski basketball motorsports cafe bar beer fastfood boutique hairsalon karaoke movie music art drama ticket camera bag book ribbon present birthday cake wine bread riceball japanesetea bottle noodle tv cd foot shoe t-shirt rouge ring crown bell slate clock newmoon moon1 moon2 moon3 train subway bullettrain car rvcar bus ship airplane bicycle yacht

コメントを書く

ヤマレコにユーザー登録いただき、ログインしていただくことによって、コメントが書けるようになります。
ヤマレコにユーザ登録する

この記録に関連する登山ルート

この場所を通る登山ルートは、まだ登録されていません。

ルートを登録する

この記録で登った山/行った場所

関連する山の用語

この記録は登山者向けのシステム ヤマレコ の記録です。
どなたでも、記録を簡単に残して整理できます。ぜひご利用ください!
詳しくはこちら