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記録ID: 657491
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ハイキング
丹沢

大山〜高取山〜弘法山 表丹沢東部を縦走!

2015年05月23日(土) [日帰り]
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GPS
--:--
距離
16.0km
登り
1,247m
下り
1,467m
天候 晴れのち曇り
過去天気図(気象庁) 2015年05月の天気図
アクセス
利用交通機関:
電車 バス
行き:小田急伊勢原→[バス]→大山ケーブル
帰り:小田急秦野
コース状況/
危険箇所等
大山ケーブルカーは工事のため2015年9月まで運行停止している。
その他周辺情報 秦野駅前の居酒屋「庄や」に「昼呑みやってます」の張り紙あり。ハイカー集団が入れ替わり立ち代り来店していた。早めの時間に下山した際の打ち上げに便利。
7:30ごろに大山ケーブルバス停を出発。まずは大山頂上を目指す。
7:30ごろに大山ケーブルバス停を出発。まずは大山頂上を目指す。
大山ケーブルカーは工事のため運行していなかった。
大山ケーブルカーは工事のため運行していなかった。
しばらくは土産物屋街の緩い坂道が続く。しかしここで「しょせん観光地」「チョロい」などと気を緩めてはいけない。
しばらくは土産物屋街の緩い坂道が続く。しかしここで「しょせん観光地」「チョロい」などと気を緩めてはいけない。
油断しかけたところで「こんなのどうですか!」と男坂の階段が出現。すごい傾斜に思わず怯みそうになる。
油断しかけたところで「こんなのどうですか!」と男坂の階段が出現。すごい傾斜に思わず怯みそうになる。
そこで自重しておけばよかったのだが、逆に「なにくそ!」と奮起してしまった。
これが裏目に出ることになる。
そこで自重しておけばよかったのだが、逆に「なにくそ!」と奮起してしまった。
これが裏目に出ることになる。
急な石段だらけの山道が、地味にしかし確実に体力を削ってゆく。
急な石段だらけの山道が、地味にしかし確実に体力を削ってゆく。
気が付くと階段を登るのすらしんどい状態になっていた。
滝のような汗が止まらない。
やべぇよ・・・やべぇよ・・・
気が付くと階段を登るのすらしんどい状態になっていた。
滝のような汗が止まらない。
やべぇよ・・・やべぇよ・・・
ようやく下社に到着。
この時点で体力の半分以上を消費してしまった実感がある。明らかにペース配分ミスだ。
ようやく下社に到着。
この時点で体力の半分以上を消費してしまった実感がある。明らかにペース配分ミスだ。
境内のベンチで一休みしつつ、水分+エネルギー補給する。
伊勢原の街並みを見下ろしながら「ここからはペースを抑え目に」と反省した。
境内のベンチで一休みしつつ、水分+エネルギー補給する。
伊勢原の街並みを見下ろしながら「ここからはペースを抑え目に」と反省した。
下社からの登山道は長い急登の階段から始まる。
鳥居の前でラフな格好の若者3人が「行けるか?」「やめとこうよ」みたいな会話をしていた。
下社からの登山道は長い急登の階段から始まる。
鳥居の前でラフな格好の若者3人が「行けるか?」「やめとこうよ」みたいな会話をしていた。
階段の地中で振り返る。さっきの若者達は挫折した模様。
階段の地中で振り返る。さっきの若者達は挫折した模様。
新緑の森をゆく。
新緑の森をゆく。
山への畏敬の念を忘れることなく、厳かに、かつ殊勝な態度で登ってゆくのだ。
山への畏敬の念を忘れることなく、厳かに、かつ殊勝な態度で登ってゆくのだ。
十六丁目石。
ちなみに山頂が二十八丁目だが、道中、軽装の観光客の「・・・これ何丁目まであるの?」という力のないセリフを何度も聞くことになるだろう。
十六丁目石。
ちなみに山頂が二十八丁目だが、道中、軽装の観光客の「・・・これ何丁目まであるの?」という力のないセリフを何度も聞くことになるだろう。
富士見台から、やや霞みぎみの富士山を臨む。
富士見台から、やや霞みぎみの富士山を臨む。
今日は家族連れが多く、途中で「疲れた」「頂上まだ〜」とゴネる男の子を数人見かけた。むしろ女子の方がタフそうだったが、どちらにしてもまったく息を切らしていないのだから子供と言うのは恐ろしい。
今日は家族連れが多く、途中で「疲れた」「頂上まだ〜」とゴネる男の子を数人見かけた。むしろ女子の方がタフそうだったが、どちらにしてもまったく息を切らしていないのだから子供と言うのは恐ろしい。
ようやく頂上が見えた。
ようやく頂上が見えた。
即! アサヒスーパードライ!
お昼ごはんは売店の山菜そば。出汁は薄いし少々しょっぱいが、山の上で食べると無性に美味い。
即! アサヒスーパードライ!
お昼ごはんは売店の山菜そば。出汁は薄いし少々しょっぱいが、山の上で食べると無性に美味い。
頂上からの眺望。
頂上からの眺望。
大山の頂上は開けているが、富士山を見られる角度は意外と限られている(気がする)。
大山の頂上は開けているが、富士山を見られる角度は意外と限られている(気がする)。
阿夫利神社奥の院。
阿夫利は”雨降り”とも書く。趣のあるいい名前だと思う。
阿夫利神社奥の院。
阿夫利は”雨降り”とも書く。趣のあるいい名前だと思う。
ケーブルカーは改装工事で運行停止しているので、今日ここにいるのは全員、麓から登ってきた人達であると断定できる。何となく親近感を感じてしまう。
ケーブルカーは改装工事で運行停止しているので、今日ここにいるのは全員、麓から登ってきた人達であると断定できる。何となく親近感を感じてしまう。
一休みしたら下山開始。
一路、秦野駅を目指す。
一休みしたら下山開始。
一路、秦野駅を目指す。
怪奇!呪いの首なし地蔵!
怪奇!呪いの首なし地蔵!
蓑毛越え。
蓑毛越えから先は、鉄塔フェチなら思わず息を荒くしてしまう景観が続く。
蓑毛越えから先は、鉄塔フェチなら思わず息を荒くしてしまう景観が続く。
危険!リスに注意!
・・・というネタは以前にブログでやった。
危険!リスに注意!
・・・というネタは以前にブログでやった。
蓑毛越えから高取山の間は、車も通れる広い道になっている。
山深さには欠けるが、疲弊した足腰にはありがたい。
蓑毛越えから高取山の間は、車も通れる広い道になっている。
山深さには欠けるが、疲弊した足腰にはありがたい。
最後の関門、高取山。
こう見ると大したことなさそうだが、段階的に小ピークが続くため、中々頂上にたどり着けない。
途中、トレイルランの二人組みが追い越しざまに「次こそ頂上だよな!」と話しているのが聞こえた。
最後の関門、高取山。
こう見ると大したことなさそうだが、段階的に小ピークが続くため、中々頂上にたどり着けない。
途中、トレイルランの二人組みが追い越しざまに「次こそ頂上だよな!」と話しているのが聞こえた。
ようやく高取山に到着。
水筒の冷え冷えチューハイを一気に飲み干す。
ようやく高取山に到着。
水筒の冷え冷えチューハイを一気に飲み干す。
とりあえずNHKの電波中継塔を記念撮影。
とりあえずNHKの電波中継塔を記念撮影。
善波峠の切り通しまで下ってきた。あともうひと踏ん張りだ。
善波峠の切り通しまで下ってきた。あともうひと踏ん張りだ。
弘法山の麓で振り返ると、大山が遥か遠くに見えた。
弘法山の麓で振り返ると、大山が遥か遠くに見えた。
弘法山に到着。
頂上にいた猫。
観光地の猫は大抵”人懐こい”か”ふてぶてしい”のどちらかだが、この猫は明らかに後者。
頂上にいた猫。
観光地の猫は大抵”人懐こい”か”ふてぶてしい”のどちらかだが、この猫は明らかに後者。
浅間山。
今回の山行では「浅間山」という名前の山を2回通っている。
浅間山。
今回の山行では「浅間山」という名前の山を2回通っている。
権現山の見晴台。
権現山の見晴台。
15:00ごろ秦野駅に到着。
駅前の庄やでビールを飲みつつ、本日の山行を労った。
15:00ごろ秦野駅に到着。
駅前の庄やでビールを飲みつつ、本日の山行を労った。

感想

丹沢の大山は、去年11月の紅葉狩り登山以来、2度目の来訪となります。
※前回記録はこちらのブログ記事を参照→(http://mapleford.net/nazo/blog/2014/12/post-10.html)

半年という短めのスパンでの来訪となったのは、「大山の新緑を楽しむ」という時期的な要因もありますが、それとは別に、密かに予定している「大山と塔ノ岳を一日でまわる」という個人的タスクを検証する目的があったためです。
大山〜塔ノ岳の縦走は実際に踏破している人も多いですし、時間的に充分可能なこともわかっています。なので、問題になるのは私個人の体力面、もっというと、特に序盤の大山の登りのペース配分がネックになると読んでいます。

去年の山行では、秦野から高取山経由で尾根伝いに大山に登頂し、そこから大山ケーブル方面に下ったのですが、この下りがかなりの急傾斜だったのを覚えています。改めて調べたところ、大山ケーブル〜大山山頂の間の地図上の距離は3km強で、標高差は何と900mもあります。登りに使った場合、相当ハードな行程が予想されます。

そんなわけで、いきなり大山〜塔ノ岳縦走に挑戦する前に、まずは大山前後のペース配分を掴んでおこう、というのが今回の山行の大まかなテーマでした。
もう結論から言ってしまいますが、今回、序盤の男坂でペース配分を間違えてしまい、かなり苦しい山行になりました。
参道からいきなり男坂の急登が始まるため、体を慣らす間もなく体力を消耗してしまい、最後までそれが影響した感じです。正直、登る前には「所詮は観光登山」と侮る気持ちが(ほんの少しは)ありましたが、さすがに大山はそんなに甘くありませんでした。
秋ごろに本番の塔ノ岳までの縦走を予定しているので、その際には十分気をつけようと思います。

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