記録ID: 6579697
全員に公開
積雪期ピークハント/縦走
大雪山
ニセイカウシュッペ山南西尾根〜西尾根乗越
2024年03月21日(木) 〜
2024年03月23日(土)
- GPS
- 68:25
- 距離
- 14.5km
- 登り
- 1,271m
- 下り
- 1,619m
コースタイム
21日:陸万(4.5)TL(+)Co1450=C1
22日:C1(+)KL(0.5)1742下(1-)1742(+)1742下=C2
23日:C2(0.5)1742(1)大槍(1-)Peak(1+)KL(+)二股(3)陸万
22日:C1(+)KL(0.5)1742下(1-)1742(+)1742下=C2
23日:C2(0.5)1742(1)大槍(1-)Peak(1+)KL(+)二股(3)陸万
過去天気図(気象庁) | 2024年03月の天気図 |
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アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
※ログ、テキトーにとってたのでぶつ切りになっています。すみません。 21日: 2カ月間怒涛のPreと本山行をこなしてきたこのParty、ついに核心に迫る。自分に至っては、2月12日以降の入山日数は早くも20日を数えている。今日は移動だけなのでゆったり回収し、専属ドライバーを今回も雇用しいつもの道を辿り陸万まで。 何かとっても晴れており、大雪山が丸見えである。期待が膨らむ。初めの渡渉はSBがまだあったので使う。去年(https://www.yamareco.com/modules/yamareco/detail-5331860.html)よりも気持ちだけ雪が多いと見える。二股の渡渉は、SBないので飛び石。大した水量ではないが、岩の上ヌメるのでちゃちゃっと斗袋つけて行く。堰堤の巻きは別に怖くなかった。最後の斜面はツボにして這い上がる。そのまま沢沿いを行き、二股辺りから912まで取り付く。912からはブル道を見つけて辿っていく。のーんびり歩いて尾根が狭くなる直前1450辺りで幕営。顔を出すと大雪山が全て見える。 22日: 6時デッパ。なんだか上は風が強そうだが、弱くなると期待して進もう。デッパした頃、大槍の後ろから朝陽が立ち上がる。この瞬間にまた会えたことが嬉しい。生きていることを実感する。女神との再会も束の間、稜線を歩いていく。 北側に吹き溜まり出来ているが、張り出しとしては小さい。殆ど尾根上を歩く。 KLからは南側に吹き溜まり。こちらは所々やや大きいが、北側にがっつり入るほどではない。 1742下でEP。途中からsLTop。たまに地面が当たるが√取り選べば難しくはない。それなりに斜度はあるが、bushが見えているためか高度感はない。 1742先雪稜は、雪庇はなく、尾根上もかなり幅があり簡単。途中から吹き溜まったポコみたいなものを右に見つつトラバース。下に植物あるの分かる。雪稜全体の中間辺りまで行ってから風の様子を見る。そよ風から感じるないが吹いているがたまに急に突風で感じる以上吹くのでちょっと怖い。その先大槍からその上まで割と雪煙が待っている。ちょっと日和ったかもしれないが、どうせ明日の方が風も弱まるハズなので、今日はお預け。1742下急斜は怖ければ後ろ向きになっても良いが、概ね前降りで行ける範囲。 1590位尾根上カンバにテンパる。斜面に雪塊投げてどこまで転がるか遊んだり、ちょびっとスキーしたりしてから、ラーメン食べまくる。合計12食分を食べ、もはや食計は要らない。酒も全て飲み干し退路を断つ。12時位には雪煙は止み、上の風はかなり弱まったと見える。額縁のような入口からあり得ないほど晴れている大雪山を鑑賞。 23日: 3時起床するが、辺りはガスガス。少しだけ様子見てからデッパ。1742に上がっていくと雲海の上に出る。幻想的で息を飲む。 雪稜は昨日の合わせ通り。途中岩ある辺り以降も北側緩めで雪崩怖くはなかった。尾根上は細めの雪稜になっており、一番細くなる部分はここかと思った。やはりこのPointで成果を得るにはもっと早い時期でないと意味がない。 大槍前GAPは4m弱の段差。 大槍へはstepを切っていって進んでいく。大槍に上がりようやく太陽と出会う。思わず雄叫びを上げる。 この先風は一切なく、あまりに心地が良かった。大槍先一瞬吹き溜まりが出ているので回り込む。適当に南東ポコにも上がってからPeakへ勝利の行軍。ここは何度来ても良い山だ。大雪山、石狩、十勝、天狗有明、天塩、チトカニ。このPartyで巡ってきた山々は全て見え、4年間で訪れた山々が沢山眺めることができ、感慨深い。斜里も頭だけ見えたと思う。 Peakを後にして、岩稜帯。問題になるのは1つ目と2つ目だけだろう。これらは殆ど連なっている。どちらも尾根上を行く。1つ目は少しだけ細い所を通った後、2m位BS。爪が先っぽしか刺さらない。2つ目は3,4m位のBS。こちらはちょっとCDチック。どれも基部巻は出来るが、高山植物がかなり見えていてアイゼン効きづらそう。Trvるのは面白くないのでこの後も全部尾根上。3つ目は少し細い雪稜チックになっている。4つ目は楽勝。 KL少し上からスキーに変えて「オモテ」へ突入。雪質怠かったが、景色はいい。適当に渡渉して南西尾根に戻って、適当に下って下山。 |
その他周辺情報 | 温泉カット、ごはんもカットで、コンビニ飯で軽く腹ごしらえしてから札幌までスピード帰札で慰労会へ行く。 |
写真
撮影機器:
装備
個人装備 |
長袖シャツ
長袖インナー
ハードシェル
タイツ
ズボン
靴下
グローブ
アウター手袋
予備手袋
防寒着
雨具
ゲイター
マフラー
ネックウォーマー
バラクラバ
毛帽子
着替え
靴
予備靴ひも
ザック
ザックカバー
サブザック
アイゼン
ピッケル
ビーコン
スコップ
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感想
2日目、少し日和ってしまったが、その分次の日は、とても晴れ風もない良い一日だった。
ニセイカは何度来ても良い山。次は別の尾根を行ってみたい。
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