御池岳・鈴ヶ岳【お池を巡りそして福寿草の楽園へ】
- GPS
- 07:53
- 距離
- 13.5km
- 登り
- 1,103m
- 下り
- 1,103m
コースタイム
- 山行
- 6:03
- 休憩
- 1:45
- 合計
- 7:48
天候 | 晴 一時霧 【気温】鞍掛峠:8℃ ボタンブチ:8℃ 鈴ヶ岳:13℃ 登山口:17℃ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2024年03月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
その他周辺情報 | 今年は雪が少なく、例年よりも早く3/19の11:00に国道306号・鞍掛峠の 冬期閉鎖が解除されました。 |
写真
感想
国道の冬期閉鎖が解除されやっと御池岳の登山口が全て開放された。
今週末は黄砂の影響もありそうだが春本番の様な陽気に恵まれそうだ。
ならば、御池岳の池を巡り鈴ヶ岳で福寿草を見てこよう。
( 福寿草狙い 第6弾 )
いきなりの急登も鞍掛峠で僅かに緩み、朝陽に照らされた春の装いを
感じさせる尾根が疲れを忘れさせてくれる。
黄砂に霞み遠望が叶わない好展望の鉄塔をくぐり、クマ池のピーク
co980mを過ぎると開放感溢れる魅力的な尾根歩きが始まる。
斑模様に雪が残り「山笑う」の表現がぴったりの鈴ヶ岳から続く県境の
稜線を眺めながら鈴北岳の頂上に出ると春先の柔らかな空気が漂う
日本庭園が目前に広がっていた。
冬枯れの見通しが利いた稜線から北池へ下り、真の池から始まる
「お池通り」で池を巡り中池で浅い谷を抜け、丘の様な尾根を越え
山西池に向かう辺りから霧が濃くなってきた。全く視界の利かない中を
コンパスで進んだが僅かに頂上の南側に出てしまった。戻るようにして
御池岳頂上に出ると見慣れた標柱は脇に倒され新しい山頂標識が
並ぶのみだった。
霧に包まれた頂上から奥の平南峰を経てまゆみ池に下り、テーブルランド
の西端を辿って風池から再び池を巡りお花池を下るといよいよ本日の
第二章「福寿草巡り」の始まりだが、見つかるのはバイケイソウの
蕾ばかりだ。心配しながら下った次の自生地を覗くと、黄色の集団が
確認できたが、曇り空のため花びらを閉じた物ばかりだった。
生憎の天気を恨みながらヒルコバから鈴ヶ岳の登りにかかる頃から
願いが通じたのか晴れ間が戻り、右側の斜面には一目でそれとわかる
福寿草の楽園が広がっていた。
斜面を埋め尽くす大群落ではないが、あちらこちらで姿の美しい花が
重なるように咲き乱れる小群落を追っているうちに傾斜が尽きて
目を上げると鈴ヶ岳山頂だった。
良いタイミングで晴れ間に恵まれ、大柄で美しいと評判の福寿草を
満喫した後は、電波反射板の跡地でゆっくりと昼食を摂り下山に
かかると、恵まれた陽射しに黄色の園は一段と濃くなっていた。
午前中の霧が嘘のように晴上がり、山並みの展望も戻ってきたので、
今年もP1165から16番目の元池と御池岳の頂上、丸山を望みながら
コーヒーブレイクを楽しみ、足元の花を探しながら鞍掛尾根をのんびりと
下る事にしよう。
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