明神ケ岳


- GPS
- 04:45
- 距離
- 7.6km
- 登り
- 838m
- 下り
- 666m
コースタイム
08:30登山口-09:25見晴小屋-10:45明神ケ岳頂上11:45-12:15宮城野分岐-13:15宮城野
(14:57宮城野バス停発-16:05小田原駅発)
天候 | 薄曇り |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2010年05月の天気図 |
アクセス | |
コース状況/ 危険箇所等 |
危険箇所はありませんでした。 宮城野の「勘太郎の湯」(\1,000)はHPで\100引きのクーポンを入手できます。 宮城野バス停で乗った帰りのバスは定刻発でしたが、箱根湯本駅の直前で20分間にわたって1mも動かず、焦りました。 帰途が夕刻に近づいた場合は、運賃が割高になっても途中で(または強羅から)箱根登山鉄道に乗る方が賢明かもしれません。 |
写真
感想
GWの余韻をかみ締めるように、週末は山を歩きたくなった。
思い浮かんだのが、小田原駅を通る度に気になっていた、あの一番端のホームに止まっている青っぽい電車(伊豆箱根鉄道大雄山線)。神奈川県に通算40年余り住んでいるのに、まだ一度も乗ったことがない。終点は曹洞宗大雄山最乗寺の門前。
ならば;
いつか訪ねてみたいと思っていた最乗寺に詣でて、そのまま明神ケ岳に登って宮城野に下れば、富士山も眺められて温泉にも浸かれる--。
ということでルートを決めたが、誤算が2つ。
最乗寺参道の杉木立は樹齢数百年と思しき巨樹が文字通り林立していて荘厳な雰囲気に浸れたのはよかったが、感動しながら歩いているうちに、どうやら寺の手前から左脇の登山道に入ってしまったらしい。せっかくの機会だったのに、深い森に並ぶ数々の堂塔を見ることができなかったのは残念だった(私のような粗忽者は稀かもしれないが、計画に盛り込んでいる方はご注意を)。
もう一つの誤算は、山頂での最大の楽しみだった富士山を望めなかったこと。朝、大雄山線の車窓からはそれなりに見えたのに、これまた残念だった(こればかりは仕方ない)。
とはいえ、杉の香りを吸い、道ばたの花々を愛で、ウグイスの啼き声に耳を傾けながら山歩きを楽しむことができたのは何より。山頂では、いい汗をかいた人々が三々五々、腰を下ろして弁当を広げている。大雄山線の車内で反対側の席に座っていたご夫婦の姿もあった。みんな、ゆったりと時を過ごしている。宮城野の温泉も、まだ込み合わない時間帯で十二分にリラックスできた。
誤算の追加とでも言おうか、帰りのバスが渋滞にかかり、東海道線も事故の影響で1時間近く遅れた。母の日の夕食は近くの店に三世代が集まることにしていたので少し慌てたが、スケジュールに余裕を持たせていたおかげで、ジャストオンタイムの到着(山靴のままでの登場には違和感があったかもしれない)、楽しい会になった。
週明けからはGWの余韻を引きづるわけにはいかないが、朝からのあれこれを思い起こしながら、心持ちのゆとりは大切だという思いをかみ締めた。
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