瑞牆山
- GPS
- 05:33
- 距離
- 6.9km
- 登り
- 1,010m
- 下り
- 1,009m
コースタイム
天候 | 曇り |
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過去天気図(気象庁) | 2015年06月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
コースは全般的に整備が行き届いている。ただ、前夜まで雨だったようで、泥が柔らかくなっており、特に下りの際に滑らないように注意が必要である。実際、周囲の登山者が滑って尻餅をつく状況を何度か見た。 |
その他周辺情報 | 下山後、増富ラジウム温泉「増富の湯」を堪能した。 |
写真
装備
個人装備 |
長袖シャツ
ズボン
靴下
グローブ
雨具
ゲイター
靴
ザック
ザックカバー
サブザック
昼ご飯
行動食
非常食
ハイドレーション
ライター
地図(地形図)
コンパス
計画書
ヘッドランプ
予備電池
GPS
ファーストエイドキット
日焼け止め
保険証
携帯
サングラス
ツェルト
ストック
ナイフ
カメラ
ポール
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感想
同行者がザックと靴を新調したので、どこかに慣らしに行こうということになり、前週末に続いての登山を敢行した。ギアが体に馴染まなかった時の事を考えて、行動時間の短めな行先を考える。かといって、のんびり歩きのハイキングでは、ギアのフィット感も確認できまい、ということで、石がゴロゴロで楽しい瑞牆山に行くことに。
当日、好天には恵まれないことは予想していたが、崩れることもなさそうだった。早起きに失敗したために、八時過ぎに家を出る体たらくとなってしまった。11時少し前に瑞牆山荘側の無料駐車場に到着し、準備を整えて出発。歩きはじめから、そこそこ急な登りだが、同行者共々、顔に汗をかきながら、息を切らしながら登って行く。ここ最近の登山では、林道歩きから始まることが多く、負荷を掛けずに自然と高度に慣れることができたが、今回はスタートが標高1500mで出だしから急なので、体がついて行かないのだろう。少しペースを抑えつつ登る。富士見平小屋では、トイレ休憩と軽食を摂って出発。それにしても、ツアー登山等の多人数の集団の方が大勢行き来しておられることに驚いた。富士見平小屋からは、瑞牆山への登山道を向かう。こんな遅めの時間に登る人間はおらず、ひたすら下山者とすれ違う。とにかく大集団が多く、すれ違いの待ち時間が結構かかってしまうことは想定外であった。登山道を進むにつれ、徐々に大きな岩が現れ、体を使って登るようになっていく。これがこの山の面白いところだ。しかも、そうそうきつくなる前に頂上に着くのも良い。楽しんでいるうちに黒森コースと合流して頂上直下にたどり着いた。そこで、美しく咲くシャクナゲとご対面。頂上直下では、石が水で濡れていて、少し注意が必要。といっても、登る距離はそう長くないので心配はいらない。めでたく頂上には到着したが、あいにくのガス模様で遠望はほとんどなし。金峰山でさえ一瞬見えただけで、すぐそこの大ヤスリ岩でさえも見えたり見えなかったりだ。それでも、絶壁の上の頂上は心地よい解放感だった。しばらく頂上で時間を過ごし、下山に取り掛かる。登りよりも下りの方がかなり神経を使う印象。土が湿ってゆるいので、ポールがあると下りやすいが、大きな石の箇所では手を使う必要があるのでポールは邪魔になる。ポールがまどろっこしいなと思った次の瞬間、あろうことかポールが手から滑って行ってしまった。落ちた先は、大きな岩の隙間にできた石室のようなところ。あわや回収できないかと思ったが、下ってみると、人が一人なんとか入れる状態。荷物を全て降ろして、体をねじ込むようにして空間に入りポールを回収した。閉所恐怖症ではなくとも、少し怖い体験であった。気を取り直して淡々と下り、富士見平小屋で一服。こちらは運転を控えているため飲むことはできないが、同行者は地ビールを楽しんでいた。山の空気を楽しみつつ、ついつい長居をしてしまった。その後、下山して駐車場へと帰着した。富士見平小屋から駐車場までの間で、同じ個所で立て続けに三人もの下山者が転ぶという出来事があった。その後は、濡れた岩と泥に充分に注意して下山した。
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