安芸太田町津浪の「沢の交差点」の正体を探る
- GPS
- 03:39
- 距離
- 8.9km
- 登り
- 581m
- 下り
- 565m
コースタイム
- 山行
- 3:40
- 休憩
- 0:00
- 合計
- 3:40
天候 | 晴れ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2024年04月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
津浪からつづら折れで登る林道津浪東谷線は一部未舗装だが、車通行可能。 今回入渓した部分は大きな危険のない穏やかな地形であった。 |
その他周辺情報 | ぷらっとほーむ津浪 道の駅っぽい施設。公衆トイレ(開店時のみ)、自販機、露店など。 月ヶ瀬温泉 入泉料500円。 |
写真
感想
今回も緊急企画😎
geo_surveyorさんの日記
沢の交差点シリーズ その2
https://www.yamareco.com/modules/diary/459620-detail-326007
にて取り上げられたのは広島県安芸太田町津浪の奇妙な細流。
近場なので確かめてみたい気持ちがウズウズ。
ちょうど用事が向こう都合でキャンセルされたので、服は適当、ザックもないけど行ってきました。(靴とカメラはバイクに乗っとった😁)
ルートについては問題の谷の手前までバイクで行けるけど、赤線伸ばしで河内神社から春の花を楽しみながら歩く。
押ヶ垰古道の予習とばかりに急斜面登降の練習しつつ問題の「分流点」に来ると、どうやら集落跡のような雰囲気(棚田の可能性もあるが)。芸藩通志坪野村の二谷〇(判読できず)周辺かな?
これは水路説もあるか?と思ったら分流してる細流が無い。代わりに坪野に続く掘れた古道が鞍部の作業道を越えて続いてました。坪野側の細流は目視できる範囲には存在せず。
どうやら筆が滑りまくったか、古い道を沢に描いてしまった(プロが騙されるわけないか😅)か、作業道や植林帯ができる前に謎の水路😎があったかのいずれか。いずれにせよ、「沢の滝登り」現象は幻ということで😁
分水界を代表写真にします。代表写真にしたら分水界から両側に谷が落ちているように見えるな。
図らずも津浪坪野古道の半分を歩くことができたし、古い生活の跡がこんな山奥にも残っていることに驚きだし、オオアカゲラも出たし、花もたくさん見れたし。
そしてなにより現地確認楽しいですね!
機会をくださったgeo_surveyorさんありがとうございます😊
コメント
この記録に関連する登山ルート
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津浪については地元民カオナシさんが隅々ご存知と思います。
山のベンチから見えたのはトチリ😄、と教わりました。
見事な棚田ですね。
高架の下あたりがイロハだったので
今日もみじさんが歩かれたのはニホヘ。
私は一輪草につられてイロハで山道に入ったことがありますが
家はないけど墓所があり、私有地の雰囲気だったのでほどほどで遠慮しました。
杉植林の中に昔植えられた三椏がたくさん残っていました。
棚田といい、林業といい、昔の人はすごいですね。
コメントありがとうございます。
山SNS的には一番赤線張り巡らせてる自信があるのですが、地元の方にはかないませんね😁
雅な地名に素敵な棚田や花の里。合併や離村でどんどん昔の地名が無くなってくのが残念。津浪には未来永劫頑張って欲しいですね。
ホビットさんが踏み込まれた山道は芸藩通志ではイロハのあたりから519m峰と483m峰の間の峠を通る道のようです。なぜか坪野村に降りる道がありません😅 たぶん光石に降りる道の記入漏れなのでしょうが。
歩くのも大変な山奥に石積みで田畑を作ったり、木を植えたり、道を通したり。隠し田とかだとさらに到達困難になったり苦労が偲ばれます。
まずは無事のお帰り何よりです。
そして何より、早速のレポートに小躍りして喜んでおります。
ありがとうございます。
あの鞍部はやはり「筆が滑った」んですね💦
写真もgoodでわかりやすくて助かります。
国土地理院に一報指摘してあげてください。
ご褒美があるのかわかりませんが💦、お礼位は言ってもらえるのではないかと。
この記録、後程改めてじっくりと拝見させて頂きます。
こちらこそ、早速の現地調査に記録まで、心からお礼申し上げます。
コメントありがとうございます。
人里だったため思ったより緩やかな谷だったし、作業道が並走しているので予想よりも安全で短時間に歩き通すことができました。思わぬ収穫も多かったし、近日中に再挑戦予定の押ヶ垰断層帯の予習にもなりましたし。楽しんで歩けました。
ほんと、筆滑りまくりです。たぶん200m近く細流が伸びすぎてます。
未知の山へは地形図が唯一の情報源になることもあるのでできるだけ正確であって欲しいですね。
ツッコミ入れてみることにします😎
写真は地形や登山道の説明が上手い方々の雰囲気を真似てみました。後で見直してみて何撮ってるかわからん写真も多かったです。なかなか難しい世界です。
いや〜〜、出遅れた出遅れた( ´艸`)
6日は大仕事して、今日もあれやこれでやっとレコアップして今(寝る時間やん( ´艸`))
昨日チェックはしてたんですがね
今日のコメントは長いからね( ´艸`)
まず、昔は今の太田川沿いの道はメインルートではない
安野から先は?ですが、野影〜津浪〜寺尾〜加計の山がメインルートですね
坪野へはよくわからない 坪野や安野は湯来とつながりが深い
(太田川沿いは渓谷で通れないとこがあった 商売の舟や木材は川を流していた)海産物は浜田から来ます
山の中に炭焼き小屋や休憩所はあったようですから、住んでた時期もあったかもですね
写真#6の上の家(一番上だな)がおばさんの家 墓参りに行ったら挨拶行ってます
そこから先へは、春にわらびを取りに行ってました(道が広いところまで)
ここの峠への名前は「十二曲がり」です
なお、「イロハ」からはじまり「ニホヘ」「トチリ」「ヌルヲ」「ワカヨ」で最後が「タレソツ」で4文字というひっかけ( ´艸`)
いろは歌からですね 津浪の人はこの和歌を子供でもいえる
同じ音(語)が重ならない日本語47文字でできてます(すごいと思う)
いろはにほへと ちりぬるを
わかよたれそ つねならむ
うゐのおくやま けふこえて
あさきゆめみし ゑひもせす
コメントお待ちしておりました😁
超ロングトレイルでお疲れのところありがとうございます。
太田川の流域変更地図を見てたら、川沿いは歩くどころか住むのも大変ですね。となるとやっぱり山越え。坪野はどうしても太田川に封じ込められた土地になってるようで、水内川沿いの湯来のほうが付き合いやすいかも😁
佐伯郡の飛び地も点在してますし。
写真6の位置でも「登ったなあ」と思ったのにさらに上だとなにかと大変ですね。
十二曲がり、教えていただきありがとうございます。とても直登できない斜面。ところどころ法面などに古い道が見え隠れしてました。昔はもっとピッチが狭くて12回曲がっていたかもですね。
最後の4文字がなかなかインパクト😁
和歌の区切りは「ワカヨタレソ」「ツネナラム」なので「タレソ」で綺麗に収まってるのにちょっとひねくれてますよね😎
鉄道が通ってからは、野影の方は坪野駅から澄合経由を歩き、安野駅は澄合、湯来の方が利用
野影より、奥の方は飯室駅
鉄道が生活道路を変えたと思われる
追伸ありがとうございます。
やはり「鉄は国家なり」ですね😁
鉄道の整備で並走する川沿いの道も通りやすくなったでしょうし生活が大きく変わったのでしょうね。
山越えの道が廃れてみんな川沿いへ。ちょっとさみしい😭
そして人が流れ出てしまうと鉄道もその役目を終えてしまった。
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