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Yamareco

記録ID: 6626481
全員に公開
積雪期ピークハント/縦走
支笏・洞爺

恵庭岳|快晴の支笏湖ブルー!

2024年04月06日(土) [日帰り]
 - 拍手
体力度
2
日帰りが可能
GPS
05:04
距離
6.8km
登り
757m
下り
762m
歩くペース
標準
0.91.0
ヤマレコの計画機能「らくルート」の標準コースタイムを「1.0」としたときの倍率です。

コースタイム

日帰り
山行
3:48
休憩
1:16
合計
5:04
8:42
150
スタート地点
11:12
12:28
77
13:45
13:45
1
13:46
ゴール地点
天候 4/6(土)終日快晴、無風〜12時頃からそよ風吹く。
■天気概況(石狩・空知・後志地方)
日本の東に中心を持つ高気圧に覆われるでしょう。
7日はアムール川下流からオホーツク海に進む低気圧を含む気圧の谷の中となる見込みです。
このため、7日にかけて気圧の傾きが大きくなるでしょう。
6日は、晴れでしょう。
7日は、晴れ時々曇りの見込みです。
海の波の高さは、6日から7日にかけて1.5メートルから2メートルとやや高いでしょう。
■週間寒気予想
上空1500m付近(850hPa)の-6℃の寒気流入なし。
上空5000m付近(500hPa)の-30℃の寒気流入なし。
■てんきとくらす
恵庭岳:〜12時A判定→B判定。
過去天気図(気象庁) 2024年04月の天気図
アクセス
利用交通機関:
自家用車
朝8時30分に駐車場に到着。まだ3台ほど余裕ありでした。
下山時の14時前も空いていました。
コース状況/
危険箇所等
スノーシューストック、アイゼンストックで登山。
■国道453号線入山点〜標高750mトレース合流点
道道78号支笏湖線は全面通行止めのため、国道453号に面している尾根から入山する。
残雪期の緩い雪質。積雪は30cmほどか。スノーシューを履いていないとズボる。
南側の沢型を感じながら登っていく。
標高660mの斜度変化は分かる。
その先の標高700mのポコは巻きたかったが、倒木が邪魔なので直上せざるをえなかった。
ポコ先の南北から微沢が詰め上がる地形も把握可能。
標高720mあたりから斜度が急になる。
スノーシューでステップを切りながら登っていく。
斜面を登りきって標高750mくらいでみなさんの記録にあるトレースに合流する。

■トレース合流点〜標高1310m西峰分岐
ここからは強固なトレースに沿って進んでいく。
約20m間隔でデポ旗(ピンクテープ)があるので道迷いすることは無さそう。
微地形を巻きながら先へ進んでいく。
標高950mから急斜面となる。
アイゼンストックに切り替えて登る。
スノーシューのままだとツボトレースのステップは登りにくい。
かと言ってトレースを外すとわりとズボる。
トレースは硬い雪質なのでアイゼンがあった方が安心して登れる。
補助ロープあり。
この急斜面を登りきって標高1040mくらいから恵庭岳のピークが見え始める。
振り返ると羊蹄山も見えてくる。いい眺めだ。
しばらくは斜面をトラバース気味に登っていき、次第に微沢を詰め上がるようになる。
主稜線に上がる手前の標高1300m付近でやや急な斜面となる。補助ロープあり。
登り切るとようやく視界が開け、西峰分岐に到着。
青い支笏湖が眼下に広がる。絶景だ!
この分岐を南西に進むと恵庭岳西峰、北東に進むと目指す恵庭岳ピーク。

■西峰分岐〜恵庭岳ピーク
岩峰の基部をぐるっと巻くように進んでいく。
やや急なトラバース区間もあり少し緊張した。
岩に近いところは雪が溶けて深くズボるので注意。
また、地面や岩も出だすのでアイゼンの歯の置き場所に注意が必要。
急な雪面を登った先に最後のクライミングポイントがある。
ここは岩と岩の間をよじ登っていく。
ホールドスタンスは豊富にあるが、一部氷化しているところがあり緊張した。
アイゼンの前詰めを岩に引っ掛けられると楽に登れる。
登り切ると恵庭岳ピーク!
広い支笏湖!対岸に見える樽前山&風不死岳!尻別岳や羊蹄山方面も今日はバッチリ!
ピーク周辺は岩々でスペースも狭いのでザック落としや滑落には注意。
5,6人が上限だと思う。
若干風が出てきたのでフリースを羽織る。
写真取ったりのんびりして下山していく。

■恵庭岳ピーク〜下山
ピーク直下のポイントは後ろ向きに下ろすと楽。
西峰分岐までは急な斜面を降りたり、急なトラバースがあるので慎重に下ろす。
その先は来たルートを戻っていく。
斜度があるところは尻滑りしながら滑っていく。
さすがに午後になると雪が緩んできてアイゼンが下駄になったり、ズボるようになってきた。春ですね(*^^*)
標高750mトレース合流点でアイゼンからスノーシューに変えた。
のんびり下って国道453号線に下山。
お疲れ様でした。
その他周辺情報 ご飯はヴィクトリアステーションで大俵ハンバーグステーキ!
この肉々しいハンバーグが下山後に疲れた体に染み渡る!(^^)!
朝8時30分に駐車場到着!まだ余裕ありました。
2024年04月06日 08:34撮影 by  DSC-RX100M7, SONY
4/6 8:34
朝8時30分に駐車場到着!まだ余裕ありました。
道道78号支笏湖線は全面通行止めですね。
2024年04月06日 08:37撮影 by  DSC-RX100M7, SONY
4/6 8:37
道道78号支笏湖線は全面通行止めですね。
国道453号に面している尾根から入山!
2024年04月06日 08:45撮影 by  DSC-RX100M7, SONY
4/6 8:45
国道453号に面している尾根から入山!
積雪30cmほど。締まった残雪期のような雪質。たまにズボる^^;
2024年04月06日 08:49撮影 by  DSC-RX100M7, SONY
4/6 8:49
積雪30cmほど。締まった残雪期のような雪質。たまにズボる^^;
標高660mでやや急な斜面。
2024年04月06日 09:06撮影 by  DSC-RX100M7, SONY
4/6 9:06
標高660mでやや急な斜面。
恵庭岳の岩峰が見える!
2024年04月06日 09:14撮影 by  DSC-RX100M7, SONY
4/6 9:14
恵庭岳の岩峰が見える!
標高720mの斜度が急になるところ。
2024年04月06日 09:21撮影 by  DSC-RX100M7, SONY
4/6 9:21
標高720mの斜度が急になるところ。
ステップを切りながら登っていく。
2024年04月06日 09:23撮影 by  DSC-RX100M7, SONY
4/6 9:23
ステップを切りながら登っていく。
標高750mで強固なトレースに合流!
2024年04月06日 09:44撮影 by  DSC-RX100M7, SONY
4/6 9:44
標高750mで強固なトレースに合流!
トレースがあると楽ちん(*^^*)
2024年04月06日 09:48撮影 by  DSC-RX100M7, SONY
4/6 9:48
トレースがあると楽ちん(*^^*)
標高950mから始まる急斜面。
2024年04月06日 10:06撮影 by  DSC-RX100M7, SONY
4/6 10:06
標高950mから始まる急斜面。
ツボだとちょっと怖いのでアイゼンを履いた方がいいです。
2024年04月06日 10:18撮影 by  DSC-RX100M7, SONY
4/6 10:18
ツボだとちょっと怖いのでアイゼンを履いた方がいいです。
補助ロープも一応あります。
2024年04月06日 10:23撮影 by  DSC-RX100M7, SONY
4/6 10:23
補助ロープも一応あります。
急斜面を登り切ると西峰が見えてくる。
2024年04月06日 10:34撮影 by  DSC-RX100M7, SONY
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急斜面を登り切ると西峰が見えてくる。
雪が溶けて地面や草が見えるところも。春ですね(*^^*)
2024年04月06日 10:42撮影 by  DSC-RX100M7, SONY
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雪が溶けて地面や草が見えるところも。春ですね(*^^*)
しばらくトラバース気味に登っていく。
2024年04月06日 10:46撮影 by  DSC-RX100M7, SONY
4/6 10:46
しばらくトラバース気味に登っていく。
振り返ると羊蹄山が見える!
2024年04月06日 10:50撮影 by  DSC-RX100M7, SONY
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4/6 10:50
振り返ると羊蹄山が見える!
正面に見えるのが目指す恵庭岳ピークの岩峰。
2024年04月06日 11:04撮影 by  DSC-RX100M7, SONY
4/6 11:04
正面に見えるのが目指す恵庭岳ピークの岩峰。
主稜線に上がる手前の標高1300mの急斜面。
2024年04月06日 11:11撮影 by  DSC-RX100M7, SONY
4/6 11:11
主稜線に上がる手前の標高1300mの急斜面。
登り切ると視界が開けて支笏湖が見渡せる!
2024年04月06日 11:16撮影 by  DSC-RX100M7, SONY
4/6 11:16
登り切ると視界が開けて支笏湖が見渡せる!
ここが西峰分岐です。
2024年04月06日 11:17撮影 by  DSC-RX100M7, SONY
4/6 11:17
ここが西峰分岐です。
西峰方面。
2024年04月06日 11:17撮影 by  DSC-RX100M7, SONY
4/6 11:17
西峰方面。
恵庭岳ピークを目指します。
2024年04月06日 11:18撮影 by  DSC-RX100M7, SONY
4/6 11:18
恵庭岳ピークを目指します。
岩の基部のトラバース区間はやや急で緊張。
2024年04月06日 11:19撮影 by  DSC-RX100M7, SONY
4/6 11:19
岩の基部のトラバース区間はやや急で緊張。
急なので雪面に蹴り込んで登っていく。
2024年04月06日 11:21撮影 by  DSC-RX100M7, SONY
4/6 11:21
急なので雪面に蹴り込んで登っていく。
ピーク直下のクライミングポイント。
2024年04月06日 11:29撮影 by  DSC-RX100M7, SONY
4/6 11:29
ピーク直下のクライミングポイント。
恵庭岳ピーク到着!
2024年04月06日 11:33撮影 by  DSC-RX100M7, SONY
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4/6 11:33
恵庭岳ピーク到着!
羊蹄山をバックに。
2024年04月06日 11:33撮影 by  DSC-RX100M7, SONY
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4/6 11:33
羊蹄山をバックに。
最高点には祠が建っています。
2024年04月06日 11:38撮影 by  DSC-RX100M7, SONY
4/6 11:38
最高点には祠が建っています。
支笏湖ブルーいいね!
2024年04月06日 11:40撮影 by  DSC-RX100M7, SONY
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4/6 11:40
支笏湖ブルーいいね!
晴れ渡った絶景で最高!
2024年04月06日 11:48撮影 by  DSC-RX100M7, SONY
4/6 11:48
晴れ渡った絶景で最高!
対岸は風不死岳&樽前山。
2024年04月06日 11:48撮影 by  DSC-RX100M7, SONY
4/6 11:48
対岸は風不死岳&樽前山。
支笏湖ってわりと広い!
2024年04月06日 12:01撮影 by  iPhone 11, Apple
4/6 12:01
支笏湖ってわりと広い!
羊蹄山&尻別岳もバッチリ!
2024年04月06日 12:08撮影 by  DSC-RX100M7, SONY
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4/6 12:08
羊蹄山&尻別岳もバッチリ!
ピーク直下は後ろ向きに下ろすと楽です。
2024年04月06日 12:12撮影 by  DSC-RX100M7, SONY
4/6 12:12
ピーク直下は後ろ向きに下ろすと楽です。
地面が出ているところもあるのでアイゼンの歯の置き場所は慎重に。
2024年04月06日 12:14撮影 by  DSC-RX100M7, SONY
4/6 12:14
地面が出ているところもあるのでアイゼンの歯の置き場所は慎重に。
ちょっと急な斜面を下ろすところもあり。
2024年04月06日 12:18撮影 by  DSC-RX100M7, SONY
4/6 12:18
ちょっと急な斜面を下ろすところもあり。
西峰分岐から下ろしていきます。
2024年04月06日 12:24撮影 by  DSC-RX100M7, SONY
4/6 12:24
西峰分岐から下ろしていきます。
かわいい✨エゾアカネズミかな?
2024年04月06日 13:14撮影 by  DSC-RX100M7, SONY
4/6 13:14
かわいい✨エゾアカネズミかな?
14時前に下山!
2024年04月06日 13:50撮影 by  DSC-RX100M7, SONY
4/6 13:50
14時前に下山!
ヴィクトリアの大俵ハンバーグが最高!
2024年04月06日 15:11撮影 by  iPhone 11, Apple
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4/6 15:11
ヴィクトリアの大俵ハンバーグが最高!

装備

個人装備
長袖シャツ 長袖インナー ハードシェル タイツ ズボン 靴下 グローブ アウター手袋 予備手袋 防寒着 ゲイター ネックウォーマー バラクラバ 着替え ザック アイゼン ピッケル ビーコン スコップ ゾンデ 行動食 非常食 飲料 ガスカートリッジ コンロ コッヘル 食器 ライター 地図(地形図) コンパス 計画書 ヘッドランプ 予備電池 筆記用具 ファーストエイドキット 日焼け止め ロールペーパー 保険証 携帯 時計 サングラス タオル ツェルト ナイフ カメラ スノーソー
備考 恵庭岳ピーク直下は岩場になるので落石や滑落警戒でヘルメットを持っていった方が安心と思いました。

感想

晴れた支笏湖ブルーを見られて最高でした!
最近は積雪も無く残雪期のようなルート。
登るにつれて日差しが暖かい〜暑いくらいで、春を感じられる山行でした(*^^*)

高気圧圏内だけど若干北ヘリ気味で大雪山方面は風は強そうとみて、比較的天気が安定な支笏湖周辺の恵庭岳へ。
1日中快晴で気持ちのいい山行で大満足です!

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