多摩川分水嶺の西端・倉掛山（新地平→柳沢峠）

2015年06月20日(土) 〜 2015年06月21日(日)

• GPS: 27:17
• 距離: 23.5km
• 登り: 1,314m
• 下り: 904m

コースタイム

1日目

• 山行: 3:40
• 休憩: 0:11
• 合計: 3:51

9:31 新地平バス停
9:45 9:45 亀田林業林道ゲート
12:46 12:57 雁峠
13:22 笠取小屋

2日目

• 山行: 5:44
• 休憩: 1:03
• 合計: 6:47

6:00 笠取小屋
6:15 6:19 ヤブ沢峠
6:55 7:03 鳥小屋分岐点
8:21 8:36 白沢峠
9:39 10:13 倉掛山
10:39 10:39 絵図小屋山
11:11 11:11 セツトウ
11:37 11:37 板橋峠
12:39 12:39 柳沢登山口
12:43 12:45 柳沢峠
12:47 ゴール地点

天候

2015/06/20(土) 曇りで湿気を含んだ冷たい風、夕方からは強い雨
2015/06/21(日) 雨は3時半頃一旦やむが、10時頃から再び雨。正午前後はやや強く降る

アクセス

利用交通機関：

電車 バス

▼行き
板橋5:03ー(池袋、新宿、八王子乗り換え)ー塩山7:49
塩山駅8:30＝(甲州市民バス970円)＝新地平9:27
▼帰り
柳沢峠15:40＝(甲州市民バス500円)＝大菩薩の湯 18:33＝(甲州市民バス300円)＝塩山駅

コース状況／危険箇所等

●新地平〜雁峠
・林道終点付近、渡渉点はすべて飛び石で、橋はありません。大雨の後などで増水の際は通行が難しくなる可能性もあります。
・数年前の来訪時よりも、道標・ピンクテープ類は充実したような気がします。

●白沢峠〜倉掛山〜板橋峠
・白沢峠〜倉掛山の登りは、登山道の西側（笛吹川側）が大きく崩落している場所があります。雨が降るとスリップしやすいので、この区間を下りに使う場合は要注意。
・倉掛山山頂付近、尾根筋を三角点方面に進むと、そのまま西尾根へと入っていきます。踏み跡は明瞭で、東京都水道局の標識などもありますが、柳沢峠への登山道には合流しないので注意。

写真

6/20 9:30

▼6/20(土)
冴えない天気予報のせいか、西沢渓谷行きのバスも大混雑とはならず、乾徳山で半分近く下車。新地平の下車は自分のみ。

6/20 9:42

歩き出しの車道沿い、この花が満開でした。ズミ？？

6/20 9:45

林道ゲート、脇をすり抜けるのも一苦労。

6/20 10:02

クリンソウ。実は見るのは初めてです。

6/20 10:27

ここまで約1時間。湿気を含んだ冷たい風が吹き、歩きやすいのですが汗はかなり出ます。

6/20 10:28

3年前よりも、新しい標識が増えたかな？

6/20 11:07

葉っぱがキジムシロ属系なので、シロバナノヘビイチゴかな？　たくさん咲いてました。

6/20 11:14

スズタケの花が一斉開花しています。
奥多摩、奥武蔵同様にこの山域のスズタケも枯れていくのか？

6/20 11:29

高巻くような踏跡もあるのですが、ここは渡渉します

6/20 11:30

増水すると厄介かも。このルートで山行計画される方は天候にご注意を。

6/20 11:34

ニガナの仲間っぽいけど、花びらの数がやたらと多い。手元の図鑑で調べた限りではジシバリかオオジシバリが近い感じ。

6/20 12:41

雁峠が見えてきた。沢筋を離れてからここまで意外と速い。

6/20 12:42

雁峠まで3分ほどのところに水場。飲用には？

6/20 12:45

3回めの雁峠。誰もいなくて静か…といいたいところですが、分水嶺あたりから子どもたちの元気が声が響いてきます

6/20 12:52

笠取に雲が。

6/20 13:08

雁峠から、森を一つ抜けて分水嶺に

6/20 13:10

遠望はきかなくても開放的で気持ち良い道。

6/20 13:23

分水嶺からゆるく下って、笠取小屋到着。この日のテント場は3名。天気の良かった先週はかなり大勢泊まられていたようです。
小屋番さんはとても気さくで親切な方でした。

6/20 14:26

水場は小屋から一休坂方面に2分下ったところ。
小屋番さん曰く、年中枯れることはないそうです。

6/20 14:28

小屋の水場のところでもクリンソウが咲いていました。

6/21 5:50

▼6月21日(日)
土曜の夕方から降りだした雨は、3時半にようやく上がりました。テントの撤収時間に雨が止むのは日頃の行いの良さの賜物なのであります。

6/21 6:07

ヤブ沢峠方面の道は、小屋のトラックが走る車道です。

6/21 6:17

ヤブ沢峠。柳沢峠まで17kmですか・・・

6/21 6:35

尾根筋は防火帯になっている

6/21 6:56

鳥小屋分岐。この少し北に、細い作業道の分岐あり

6/21 7:13

水場。道は少し細くなっても相変わらず良いですが、沿道のスズタケがちょっとうるさい

6/21 7:19

かつては車両も通行していた、幅広のしっかりした道が続きます。

6/21 7:41

デカくて派手なサルノコシカケ。

6/21 8:21

白沢峠。

6/21 8:23

トラックから木が生えてます

6/21 8:32

白沢峠からは林道離れてマルバダケブキが繁茂する防火帯の尾根へ。ちなみに、笠取小屋から白沢峠までの尾根筋もおそらく防火帯になっていて踏み跡もあるようです。

6/21 8:50

倉掛山への登り、西側が崩壊して急な崖になってます。

6/21 9:26

ヤマツツジがまだ咲いています。

6/21 9:38

倉掛山。多摩川集水域の西の端。

6/21 9:39

倉掛山の三角点は森の中。

6/21 10:10

倉掛山からの下り、三角点の場所から道なりに進んで西尾根に入ってしまいました。踏み跡はしっかりしてるし、東京都水道局の杭もあるんですけど・・

6/21 10:19

山頂に戻って、道標を確認。ピークを踏んだら、必ず進行方向を確認しましょうね（自戒）

6/21 11:37

板橋峠、どこで道を間違ったか立入禁止の方から来てしまった…すみません。

6/21 12:32

雨が強くなってきたので、三窪高原には寄らず、林道経由で柳沢峠に。

6/21 12:46

柳沢峠着。バスが来るまでの3時間、ひまでした。

撮影機器：

AQUOS PHONE ZETA SH-06E docomo シャープ

感想

俺塩

テント泊ができて、なるべく体力的な負担の少ないコースということと、多摩川分水界の未踏区間をつなぐ目的を兼ねて今回のコースを選択しました。