高尾山縦走[陣馬山〜高尾山]
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- GPS
- --:--
- 距離
- 21.8km
- 登り
- 1,203m
- 下り
- 1,215m
コースタイム
天候 | 晴れ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2015年06月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
電車 自家用車
営業時間 24H 150円/1H 最大料金土日祝1,000円/日 ○高尾山口駅(6:32)〜高尾山(6:34-6:42)〜藤野駅(6:55) |
コース状況/ 危険箇所等 |
前日の雨の影響でぬかるんだところが何カ所かあった。 |
写真
感想
約4年半ぶりの陣馬山から高尾山の縦走である。
東京にいたときは年に2回くらいは来ていた高尾山であるが、今は遠くてなかなか来
ることができない。
なのですごく久々で気持ちが高揚した。
kenatiくんは先週の尾瀬から体力が完全に復活していないと言いつつも参加となっ
た。
高尾山口駅の市営駐車場に着いたのは朝の6時過ぎ、既に電車がホームに停まってい
る。
急いで仕度をすると駅に駆け込み誰も乗っていない電車に乗り込んだ。
ほとんど待つこともなく電車は6時半に出発し、すぐに次の高尾駅に着いた。
ここで下車して中央線に乗り換えた。
駅にはバックパックを背負っている人が何人も電車を待っていた。
間もなくして電車が到着、こちらの電車は満車である。
大きなバックパックを持った人が沢山乗っていた。
電車のなかは約7割がハイカーである。
今日は天候もよく、登山日和である。
藤野駅で降りたのは数人。
みんな山梨の山に行くのであろう。
駅でトイレを済ませて7時に出発、しばらくは一般道路を歩く。
約2km歩くと陣馬山登山口の石碑があり、一般道路を右に曲がる。
すぐに一ノ尾根と栃谷尾根との分岐になる。
今回はkentaiくんの意見を採用し、栃谷尾根から登ることとした。
いつも一ノ尾根から登っていたので、今回初めて栃谷尾根からの登山となる。
しばらくアスファルトの舗装道を歩く。
奥に進めば進むほど、こんなとろに民家があり人が住んでいるのかと思うと、自分に
は住めないと思うのとともに、いろんな想いで住んでいる人に敬意を払いたくなる。
あるところから急に民家の前を横切り細い道になる。
少し登ると道は細くなり茶畑の横を過ぎて森に入っていく。
他の登山者とまったく遭遇しない。
風もなく静かな森のなかを、鳥の声が朝の空気に心地よくこだまする。
栃谷尾根は初めて登るが、ときよりぬかるみはあったがそれ以外はストレスもなく歩
きやすかった。
藤野駅を出発してから約2時間半で陣馬山山頂に到着した。
久しぶりに白馬オブジェとご対面である。
山頂には既に10人程度の先客がいた。
我々もここまでほぼ休憩なしで登ってきたので、朝食&長めの休憩をとることにし
た。
休憩している間にもたくさんの登山者が登ってきたが、その半分がトレランであった。
トレランには興味はあるが、山の空気や景観をゆっくりと楽しめないという面がある
ため、あまり積極的な気持ちにはなっていない。
今日は絶好の登山日和ではあるが、遠くの山には雲がかかっていて、丹沢連峰は見え
たが、残念ながら富士山まで見ることはできなかった。
約30分の休憩を終え、次の景信山に向けて出発した。
高尾山までの道のりには、ところどころに"まきみち"があり、いつもなら使わないで
歩いているが、今日はkentaiくんと一緒のため、全て"まきみち"を歩くことになっ
た。確かに大分楽ちんになる。
景信山までの道のりは特におおきなアップダウンもないため、足への負担もほとんど
のないまま軽快に歩けた。
陣馬山から景信山までは約6kmであるが、約2時間もかかった。
やはりkentaiくんといっしょだといつもの1.5倍の時間がかかる。
おかげでこれまで見過ごしてきた景観に気が付いたりすることが多々ある。
景信山ではちょうどお昼時ということもあって、多くのハイカーがお昼ご飯を食べて
いた。
今日はコンビニで調達したおにぎりを陣馬山で朝食として全部食べてしまったので、
お昼ご飯は景信茶屋のなめこうどんをいただいた。
いつもは食事はコンビニで調達してくるので、山小屋や茶屋でご飯をいただくことは
滅多にない。
そのため、今回の茶屋の食事は丹沢の鍋割山の山小屋で名物鍋焼きうどんを食べた時
以来の茶屋の食事となり、あまりのおいしさに感動した。
うどんを食べ終わると究極の眠気に襲われた。
ほぼ一睡もしていないので脳が少し眠らせろと言ってきた。kentaiくんも同じであ
る。
このため、約30分の昼寝休憩をとった。
30分はあっという間であったが、少し眠ったせいで少し元気になった。
景信山を13時ちょうどに出発し、高尾山を目指した。
小仏峠の登山道は特に変わっていなかったが、城山から一丁平の登山道は木道(階
段)が整備されていて歩きやすかった。
約5年前にはなかったと思うが。。。
景信山から高尾山までは約4.5であったが、これまた約2時間近くかかった。
Kentaiくんのペースが落ちたためである。
おかげで沢山のハイカーに抜かされた。
お年寄りや小さな子供に抜かれるとがっかりしてしまう。
やはりkentaiくんの体重を落とさせる以外方法はなさそうだ。
次回までに20kgは落させたいところであるが、これまでもダイエットにかんしては
何度も注意しているが馬に念仏状態である。
高尾山はいつも多くのハイカーで賑わっているが、今日は少なめであった。
梅雨時期の晴れ間ということもあるのだろう。
高尾山山頂は早々に後にした。
kentaiくんは下山でケーブルカーを使用すると言い出した。
ここまで歩いてきたのだから、最後まで歩きとおしたらどうかと説得を試みるが、kentaiくんの気持ちは揺るぐことなく、ケーブルカーで下山することとになった。
このためケーブルカーが出発する4時10分前に駅に到着したので、自分はkenntaiく
んに荷物を預けて走って下山することとした。
ケーブルカーの山上駅から高尾山駅の登山道の道のりは約2.5km、人間の足のほうが
速いことを実証してみせた。
実際に約10分で走って下りてきた。
4時には高尾山駅に着いたので、ケーブルカーが到着する4:10まで約10分間、待つこ
とになった。
高尾山駅から出てきたkentaiくんはケーブルカーが先に着くと思っていたので驚いて
いたが、このぐらいできないと高山には登れない。
高尾山口駅の市営駐車場に着いてたは16時20分、今朝、市営駐車場に車を停めてか
ら約10時間の行程で戻ってきました。
たまにはこんなゆる山もいいけど、次回はちゃんとした山登りがしたいと思う。
お疲れさんでした。
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