後方羊蹄山(真狩コース・小屋泊)

2015年06月21日(日) 〜 2015年06月22日(月)

• GPS: 21:31
• 距離: 20.8km
• 登り: 1,935m
• 下り: 1,896m

コースタイム

1日目

• 山行: 5:05
• 休憩: 1:06
• 合計: 6:11

12:03 スタート地点
12:04 12:05 真狩コース登山口
16:06 16:27 羊蹄小屋
16:50 16:55 真狩コース下山口
17:05 17:40 旧羊蹄小屋跡
17:46 17:50 真狩コース下山口
18:14 羊蹄小屋

2日目

• 山行: 4:05
• 休憩: 1:57
• 合計: 6:02

3:33 旧小屋跡分岐
3:37 3:37 火口中央道分岐
3:41 3:41 北山
3:59 4:01 京極コース下山口
4:08 4:10 真狩岳
4:15 5:19 羊蹄山
5:20 5:20 喜茂別コース下山口
5:53 5:59 真狩コース下山口
6:19 7:01 羊蹄小屋
9:34 9:35 真狩コース登山口
9:35 ゴール地点

2日目の朝、機内モードを解除し忘れてしまい、ログは途中からスタートしています。

天候

21日 晴れ、無風
22日 晴れ時々曇り

アクセス

利用交通機関：

自家用車

その他周辺情報

羊蹄山避難小屋は宿泊1,000円です

写真

向かう車中より。
良いお天気！
今日はたくさんの人が登ってるんだろうなぁ〜

昆布さん♡
今日も素敵です^^

いざ。
おじゃーしゃっす！

久々の小屋泊装備は11kg。
今日はバテない事が目標です。

昼からの入山なので覚悟してたけど、
あーつーいー(*_*)

今日は偶数ごとに小休憩をはさみます

誰もいない隙にシェルを脱ぎクールダウン。

苔の写真を撮る時はいつもなぜか、息を止めてしまいます。
く、苦しい。。

四合目。
景色が開けてくると嬉しい

六合目。
下山途中のおじさまとのんびりお話しながら、ここでお昼休憩に。

佐藤錦んまー

太陽ギラギラ8合目。

トラバース気味に進み

あの坂をのぼれば

9合目。山頂へは直進。
まずは左に折れて小屋に向かいます。

小屋見えたー♪
あれ？なんかテントが1張り。
後で聞いたら勝手に張ろうとした人がいて管理人さんが叱りつけたそうです。
そんなけしからん輩は便所スリッパで往復ビンタだ(-_-)

登山道が完全に川になっていました。
水場の水もまだたっぷり

到着！
チェックインを済ませ荷物を軽くして、外輪へお散歩に

時刻は17時ちょっと前。
もうほとんど誰も居ません。

残雪も少し。
問題なく歩けます。

真狩分岐に着きました。
ぐるっと1周しようかとも思いましたが、

のんびり歩きたかったので、とりあえず時計回りにぶらり

旧小屋跡につきました。

ここでのんびりすることに。
お腹がうるさいので夕食のおにぎりを食べました

リスさんひょっこり

iPhoneをカメラのリモコンにできる事を思い出し、明日の山頂記念撮影に備えてテストしてみました。

右手に持ったリモコン(iPhone)を意識しないように振舞おうとすると、持っていない左手に変なチカラが。
自撮りって難しいですね・・・

つい何時間前まではすごい人だったであろう登山道、もう誰もいません。

さっき見かけた単独行の人も見かけなくなりました。
どこかに下山したのかな

気持ちいいーーー

名残惜しいけど、そろそろ戻ります。
とても贅沢な時間でした^^

歩いていると、街の方からメロディが聴こえてきました。長閑〜^^
時刻はちょうど18時。

穏やかに

暮れゆく日曜日。

ただいま。

入口横がトレポ置き場です。

着替えを済ませ、まだ西日が温かいので外でほしほし。
ウェアも気持ちよさそ^^

あとは1日の終わりをのんびり見届けるだけ

山の影が綺麗で、ずーっと眺めていても全然飽きない。

きーーーーーん

流れる雲に陽が反射してキレイ

君は僕を　忘れるから
そうすればもう　すぐに
君に　会いに　行ける

9時間後、また会いに行きます！

朝、3：08。
2：20に起きたらまだ真っ暗で満天の星空。天の川もうっすら。
闇が怖くて逃げ腰で準備したらこの時間になってしまいました。

もうだいぶ明るいけどやっぱり怖くて、iPhoneで音楽ガンガン鳴らしながら歩きます。
向こうの空が明るいーー

稜線が見えてきた。
ここまでくればもう大丈夫。
出発した時は本当に怖かったけど、負けなくて良かった！

明るくなってきたから音楽を停めようかと思ったら、いい曲ばかり流れてくる〜♪

そりゃそうだ、
好きな曲しか入ってないセットリストだもの。

♪ 〜〜

〜　♫　〜〜♪

おはよう、
1年で一番せっかちな太陽さん^^

せっかちなくせにシャイ男でなかなか顔を出してくれず、何年も待たされた。
本当に本当に会いたくて、会社休んで雲の上まで会いにきました^^

さて、山頂へ向かいます

岩が人の顔に見える。
皆、太陽を見てる^^

山頂着！

稜線上はずっと強風ですが、風を避ければ過ごしやすい気温。

山頂cafeも1年で一番早い時間にopen！
今日のコーヒーは格別に美味しい^^

右を見ても、

左を見ても、
気持ちの良い景色がずーーーっと続いてます。
飽きない。

山頂にいた1時間くらいはあっという間でした。

こういうオペラ歌手の人、いなかったっけ？

雲の山ができてる。
あ、白雲岳？

子供の頃に描いた「The太陽」のカタチに放射状の光。

お鉢の中。
ハートの池はまだ凍っています。

真狩分岐。
もう一周しちゃおうかと本気で悩むような幸せトレイルでした。

小屋側はこの時間まだ陽が当たらないようです。

小屋に戻り荷物をまとめます。
こちらは2Fの様子。

トイレは男女別

女子トイレ。

7：00
小屋を後にします。
ありがとうございました、またいつか！

もくもくの中を下ります。
小屋を出てすぐ、朝イチに登ってきた方とすれ違いました。

六合目。
少し明るくなってきました。

平日だけど、ぽつりぽつり登山者の方とすれ違います。
さすがは羊蹄山。

わいっ
ってなってて元気出る^^

ぐにゃりん4合目。

羊蹄山には、休憩したくなる木がたくさん。

個人的にはこの三合目の標識が一番お気に入りです^^

やっぱり森の中を歩くのが好きだなぁ

到着。
こんな時間に下山したのは初めてな気がします。

帰りの車中より。
ありがとうございました、楽しかった！！

感想

533m

1年で1番悲しい日、夏至。
登山を始めてから毎年、あれやこれやと企画するも
いつも雨だったり曇りだったりでフラれ続けてきました。

今年も直前の予報は曇りだったけど、
羊蹄山の標高なら雲を抜けてくれるだろうし、小屋泊するにもちょうど良い時期^^
本当は他の小屋も検討してたけど、日→月なのでもし他の宿泊者がいなかったら…
と考えると自信がなくて管理小屋にしました。

羊蹄山は2度目で、前回は2年前の10月、旧小屋の営業終了直前でした。
その時も同じように日→月で、宿泊者10名くらいのほぼ全員がご来光を見に行ったので
小屋泊する人はご来光を見る目的で来ているのかと思っていましたが、
今回小屋で一緒だったソロの男性も、年配の男女3人パーティも
夕焼けにも星空にもご来光にも興味が無いようで、翌日山頂に向かったのは私だけでした。

私はもういい大人だし、周囲の女子と比べても断然逞しく男前ですが、
暗闇だけはどーーーしても苦手です。
前回もソロだったけど、前後に人がいる安心感は大きく、
今回本当にひとりきりで暗闇を歩くというのは、とても大きなハードルでした。
おそらく夏至でなければ断念していたかも。
でも、本当にキツかった分、それを克服できたのは少なからず自信になったし
そのおかげで見ることができた景色は格別のものでした。

どんな山行の時もいつも思うけれど、
この日は「来て良かった」と何度も何度も思える日でした。
日帰りできる山に2日使うのはちょっともったいない気もしますが
人気者の羊蹄山でこんなに静かにのんびりできるなんてとても贅沢な時間でした。

これから少しずつ日が短くなりますが
まだまだ夏はこれから！
今年はちょっと大きな目標ができたので、
それを目指して地道に体力をつけていきたいと思います^^

コメント

I_am_Ryo

おじゃーしゃっす！
こんにつは。

うほー！夏至に羊蹄山山頂からの雲海とご来光はたまらなく素敵な時間空間ですね。写真見させていただき感動しました！

やはり山中泊はいいですね〜。

533m

Re: おじゃーしゃっす！
Ryo隊長　こんばんは^^

まさにｕｈｏ〜〜！！の連続でありました。行って良かった^^
次回は日の出から日没まで夏至を堪能する山行がしたいです。
山行欲は尽きることがありませぬー

dutch-kunn

すばらしい雲海。
夕日には、幻日。朝日には雲海。
すばらしい写真を、たくさん見ることができました。
ありがとうございました。

避難小屋の古い方ですが、昨年度に解体予定でしたが、入札不調に終わってます。本年度がどうなるのかは、まだ？なのかなぁ・・スミマセン情報がありません。
もともと「解体」と「廃材の搬出」で２カ年かかるという予定で、道庁さんがやっているはずです。
「野営指定地」の話は、要望としてはぽつぽつ出ているようですが、環境省的には、更地になってから議論されるべきというスタンスのようで、「指定地ありき」ではないようです。　余計な話でしたが。

533m

Re: すばらしい雲海。
dutch-kunnさん　こんばんは、はじめまして^^

共感いただき有難うございます。
本当に素敵な時間だったので、未熟な写真ですが感じとっていただけると嬉しいです^^

管理人さんのお話によると、小屋解体の入札は今年も不成立だったようです。
しかしそもそもの「野営指定地化」が確定でないのなら載せるべき情報では無かったですね･･･申し訳ありません。
前回聞いた時はまだ「噂」程度の雰囲気でしたが
今回はわりと確定的な話に聞こえてしまい、期待が入り混じり先走ってしまいました。。
教えていただきありがとうございました^^
皆さんに誤解を与えないよう、本文から削除しました。

どのようになっていくにしろ、
山にとっても登山者にとっても良い方向になる事を願っています^^

dutch-kunn

Re[2]: すばらしい雲海。
お返事ありがとうございます。

いえいえ、私も野営指定地になることを望んでいるひとりです。
だからそういった「希望」を拡散させるのは、かまわないのではないでしょうか。
とおもっています。

山へ写真撮りに行こうかな、と思っても
札幌の天候で、ついつい日和ってしまうことが多く
同じ日に登った記録などで、良い写真を見ると
実際に行った人の勝ちだなぁと、自分を反省いたします。
しかも羊蹄でこれだけのカット数の写真を撮りながら・・
自分も、ちょっとがんばってみようと、思った次第です。
ありがとうございました。

533m

Re[3]: すばらしい雲海。
こんばんは^^

羊蹄さんでテン泊を望んでいる人はきっとたくさんいるでしょうね！
難しい事は全然わかりませんが、いつかそんな日が来るのが楽しみです♪

私は山の情報のほとんどをヤマレコで収集しているので、
皆さんのレコに本当にお世話になっています。
経路や近況がわかるのもモチロンですが、「この目で見たい」が原動力になるので
自分もできるだけそういうレコを残せたらいいなと思っています。

お互い良い山行に恵まれますように^^

セッチ

すごぉ〜い！
533ｍさん、こんにちは！

すごいです〜！　かっこいいです〜！　素敵すぎるです〜！
齧りたいくらいだけど、便所スリッパで往復ビンタされたくないんで、やめときま、
がはは

避難小屋は、一昨年出来立ての頃にトイレにお邪魔して、管理人さんが、
「新しくていいですよ〜」
って自慢してて、
去年もまたトイレ借りに行ったんでしたですわ。

いやですね、ワイらも黒岳石室にお泊りさせて貰おうか、なんて計画してるですけど
、なんらお泊り装備は持ってないんで、あるのは八ヶ岳の山小屋で使った
トラベルシーツのみ！あは　どうなりますやら？

では、ほんと素敵でした！＠セッチより

533m

Re: すごぉ〜い！
settiさん　こんばんは！

ありがとうございます〜！
本当に、雲を抜けてくれた羊蹄さんはカッコよすぎでした！
普段ピークハントにはあまり重きをおかない方ですが、
今回に限っては自分にとって意味のあるものだったのでとても満足しておりますです^^)ゝ

石室お泊り良いですね〜^^
石室ならレンタルも豊富だからきっと大丈夫ですよ！
私は2年連続で最終営業日に泊ったことしかないので今年は温かい時期に行きたいな〜
黒岳はいろんなルートからアクセスできるので、どんな風に歩くか悩んじゃいますね！
settiさんカズミンさんと雪渓ビールで乾杯したいナ♪

ではまた！　＠533mでした^^