芽吹き間近の大谷山を抜土から・下山は古道を小冒険
- GPS
- 04:07
- 距離
- 5.8km
- 登り
- 331m
- 下り
- 336m
コースタイム
天候 | 晴れ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2024年04月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
上りは美浜トレイルの一般道。下りの尾根は古道の名残があるバリルート、下部は道が消失している |
写真
感想
明日も山行予定があるので近場の軽いところへ。朝から青空が広がっているので稜線歩きを楽しみたい。長い粟柄林道を詰めて抜土に到着する。林道は春の整備で落石は綺麗に除去されていた。有り難い。
支度をしていると元気な人声が上方から聞こえてくる。女性3人パーティーで大谷山から大御影山まで縦走されるようだ。抜土は広々として河岸段丘地形をしている。標高が600m近いので辺りはブナの巨樹が林立する。陽当りのよいところでは芽吹き始めている個体もある。
スタートするといきなり徳若草が出迎えてくれる。高島トレイルは分水嶺に拘つて県境を辿っているが美浜トレイルルートの方がブナ林なので気持ちが良い。やがて北の尾根と出合うと掘り割れた古道の名残が散見されるようになる。
江若国境稜線に乗るとリョウブやカエデの灌木林に変わる。稜線を北上すると灌木はツゲやサンゴミズキに変わる。やがて小高い丘がいくつも現れススキの大草原に覆われている。私のお気に入りの場所だ。
大谷山では2名の登山者に出合う。北の江越国境稜線の背後に白いものが浮かんでいる。白山だ。少し春霞が掛かっているが琵琶湖や比良山の展望を楽しんで下山に取り掛かる。途中の白石平で仕込んできたすき焼を調理する。琵琶湖を眺めながらのランチは格別であるなどと自己満足に浸る。
さて下山は気になっている古道を辿ることにする。地形図を見ると下部は沢が予想されるが緩やかなので何とかなるでしょう。道は明確に残っている所や消えているところが交互に現れる。一部分は杉の幼木に覆われているが、大方はブナの巨木が林立する気持ちのよい尾根だ。印象的だったのはひと株の本シャクナゲが色鮮やかに咲いていたことだ。案じた沢も緩やかで滝などは現れなかった。ちょっとした冒険も楽しいものだ。
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