また山に行きたくなる。山の記録を楽しく共有できる。

ヤマレコ

記録ID: 664883 全員に公開 沢登り丹沢

中川川水系 野仙沢(クマちゃんと遭遇)

日程 2015年06月22日(月) [日帰り]
メンバー
 kamog(CL)
天候曇り
アクセス
利用交通機関
車・バイク
箒沢公園駐車場
・8台程度駐車可
・トイレあり、登山届ポストはないので西丹沢自然教室へ
経路を調べる(Google Transit)

地図/標高グラフ


標高グラフを読み込み中です...
Web Services by Yahoo! JAPAN

コースタイム [注]

箒沢公園駐車場12:16−
12:22野仙沢出合−
15:27左岸尾根Co725m15:42−
16:14野仙沢出合−
16:21駐車場
コース状況/
危険箇所等
■中川川水系 野仙(やせん)沢

  箒沢集落の北部にひっそりと流れ込む短い沢だが、沢が北へ向きを変えると
  複数の登りにくい(または登れない)スラブ滝とナメとなり
  なかなか手強い沢だ。
  遡行グレード:2級

>饗公園の駐車場から西丹沢自然教室方向へ5分ほど歩くと、箒杉の前を通る
 山側の道(ガラス工房 流限がすぐにある)が合わさってすぐの橋。
 野仙沢と橋に書かれている。
 橋を渡った先から入ると古い廃屋があり右手から回り込んで沢に入る。
 2つの堰堤は右から容易に巻き越し、3つ目の堰堤は左側に栓道橋があるので
 これを使って越える。
 古いコンクリの取水漕を越えると沢は一旦南南東へ向きを変え石切のような岩に
 橋が架かっている。
 再び西に向きを変えると標高530mは取水設備に単管ハシゴの架かった
 四俣状になっている。

∋曜鵑任楼貳岷βΔ離哀哀辰繁未ら流れ込んでいる本流のみ水が流れており
 3m滝となっている。
 左隅を卦蕁櫃播个辰同曚┐襦
 その上は1.5×2.5mを挟んで小振りながらよいナメが続く。

ナメを少し遡れば標高550mで核心の連瀑がお出迎え。
 両岸もゴルジュの様相だ。
 最初の滝は4×6mで登れそうに見えるがナメ滝というよりスラブ滝で
 よいホールドもスタンスも乏しい。
 頑張れば登れなくもないが時間も遅いので、右側ザレから滝の落ち口に
 至るラインを高巻いた。一部スラブ岩の上に土砂が乗っているだけなので
 慎重になった。(卦蕁棔

 続けざまに現れたのが逆層8×12m。
 少し登ったときに足が滑った。
 今年おろしたばかりの忍者(ブブラムソール)なので、まだソールが岩に
 馴染んでいないのかな。
 忍者は私の定番アイテムだが、さすがに年間50〜70本の沢に入ると
 一年でボロが出るので今年も買い換えたのであった。
 左手から中段まで登ってはみたものの、意外にヌメリのあるスラブで
 ホールドもスタンスも外傾しており、前半の滑りがちょっとトラウマに
 なり悩んでしまった。
 こんなところで滑落してもつまらないので、亀の子タワシでスタンスを
 磨きながらかなり慎重にクライムダウンし、右手上にある灌木にロープを
 架け20m弱のロープスケールでラペルして4×6m滝下まで戻る。
 結局右側から少し大きく巻いて落ち口上を根頼りにクライムダウンし
 8×12m滝落ち口に下りた。
 その上もナメが続く。
 4×12mナメ、3mナメ滝(右寄り〜中央卦蕁法3×10mナメ、
 大岩×2個となかなかきれいだ。

ど弦580mで更に手も足もないスラブ滝が2つ続いている。
 4×7mと5×8m、その上に3m大岩。
 これはどう足掻いても登れないでしょ。
 仕方なく右側から大きく巻き、左岸尾根上標高600mコルまで上がって
 斜めに鹿道を下りた。

ド弦600m二俣は苔岩の日本庭園風。
 水も一旦は涸れ左の西北西向きの本流に進む。
 標高630m二俣は北向きの右沢に入ると5mほどの大きなCSが沢を埋めて
 いた。右隅を行くと完全に水涸れとなった。
 浅い三俣状のすぐ後は標高660mの比較的明瞭な二俣。
 右沢に進めば巨岩帯となり左隅を越えていく。
 最後の二俣状は標高690mで、右の3×5m岩の左手を上がり、北東方向に
 尾根上のコルを目指して詰め上げた。
 出たところは野仙沢左岸尾根上標高725mあたりの小ピークだった。

Σ嫉海呂修里泙涅鹸瀏根を読図で下る。
 一旦登り返した標高690mピークの右手で何やらガサガサ音。
 何と20mほど先の木の上から真黒なツキノワグマちゃんが驚いて下りてきて
 いるではないか。
 「あ、ゴメン!驚かないで〜」と声を掛けるもズザザザー、ドーンと
 急いで野仙沢の方に駆け下っていってしまった。
 「逃げないでよーーー」と叫ぶも、ズザーッという音は離れていってしまった。
 もう少し見つめ合っていたかったのだけどなぁ。
 写真撮る時間もなかったけれど、今年初めてクマちゃんと遭遇できたので
 何かうれしかった。
 サイズは1m少しだったので丹沢では平均であろう。

 森のクマさんを口ずさみながら南東方向に下りて標高660m小ピーク。
 ここから南南西の少し痩せた尾根を下ると先ほど高巻きに使った
 コルを通過する。
 少し登り返した600m小ピークから南東の広めの植林帯とのコンタックトライン
 を下りると下に県道が見えるが護岸堤で下りられない。
 南に進むと尾根状となって、野仙沢出合にあった廃屋に下りられる。

■丹沢限定沢登り記録集(All by kamog)
 http://mt-farm.info/tanzawakiroku.html

■沢登り、クライミング、読図等講習(マウントファーム by kamog)
 http://mt-farm.info/
過去天気図(気象庁) 2015年06月の天気図 [pdf]

装備

個人装備 Tシャツ 長袖インナー ズボン 靴下 雨具 ザック 行動食 飲料 地図(地形図) コンパス 計画書 ヘッドランプ 予備電池 筆記用具 ファーストエイドキット 常備薬 保険証 携帯 時計 タオル ツェルト カメラ ロープ ハーネス ヘルメット 確保機 ロックカラビナ クイックドロー スリング ロープスリング セルフビレイランヤード タイブロック ハンマーバイル ナイフブレード 渓流シューズ

写真

箒沢公園駐車場に車を置く
2015年06月22日 12:15撮影 by PENTAX Optio WG-2, PENTAX
拍手 /こっそり拍手|詳細ページ|元サイズ|▶ 類似写真を探す
箒沢公園駐車場に車を置く
この先が野仙沢
2015年06月22日 12:21撮影 by PENTAX Optio WG-2, PENTAX
拍手 /こっそり拍手|詳細ページ|元サイズ|▶ 類似写真を探す
この先が野仙沢
橋に記名してある
2015年06月22日 12:21撮影 by PENTAX Optio WG-2, PENTAX
拍手 /こっそり拍手|詳細ページ|元サイズ|▶ 類似写真を探す
橋に記名してある
1
沢に入ると廃屋だ
2015年06月22日 12:22撮影 by PENTAX Optio WG-2, PENTAX
拍手 /こっそり拍手|詳細ページ|元サイズ|▶ 類似写真を探す
沢に入ると廃屋だ
堰堤を右から越える
2015年06月22日 12:23撮影 by PENTAX Optio WG-2, PENTAX
拍手 /こっそり拍手|詳細ページ|元サイズ|▶ 類似写真を探す
堰堤を右から越える
おぉ苔の道
2015年06月22日 12:29撮影 by PENTAX Optio WG-2, PENTAX
拍手 /こっそり拍手|詳細ページ|元サイズ|▶ 類似写真を探す
おぉ苔の道
2
石切の上に白いパイプがぶら下がっていた
2015年06月22日 12:32撮影 by PENTAX Optio WG-2, PENTAX
拍手 /こっそり拍手|詳細ページ|元サイズ|▶ 類似写真を探す
石切の上に白いパイプがぶら下がっていた
右隅に取水設備
2015年06月22日 12:37撮影 by PENTAX Optio WG-2, PENTAX
拍手 /こっそり拍手|詳細ページ|元サイズ|▶ 類似写真を探す
右隅に取水設備
1
3m滝
左隅を登った
2015年06月22日 12:40撮影 by PENTAX Optio WG-2, PENTAX
拍手 /こっそり拍手|詳細ページ|元サイズ|▶ 類似写真を探す
3m滝
左隅を登った
1
ナメが続く
2015年06月22日 12:45撮影 by PENTAX Optio WG-2, PENTAX
拍手 /こっそり拍手|詳細ページ|元サイズ|▶ 類似写真を探す
ナメが続く
1
おっ来たな
2015年06月22日 12:48撮影 by PENTAX Optio WG-2, PENTAX
拍手 /こっそり拍手|詳細ページ|元サイズ|▶ 類似写真を探す
おっ来たな
4×6mスラブ滝
案外登れん
2015年06月22日 12:48撮影 by PENTAX Optio WG-2, PENTAX
拍手 /こっそり拍手|詳細ページ|元サイズ|▶ 類似写真を探す
4×6mスラブ滝
案外登れん
3
4×6m落ち口から
写真左手のザレを巻いた
2015年06月22日 13:01撮影 by PENTAX Optio WG-2, PENTAX
拍手 /こっそり拍手|詳細ページ|元サイズ|▶ 類似写真を探す
4×6m落ち口から
写真左手のザレを巻いた
1
逆層8×12m
一見登りやすそうに見えたが
2015年06月22日 13:02撮影 by PENTAX Optio WG-2, PENTAX
拍手 /こっそり拍手|詳細ページ|元サイズ|▶ 類似写真を探す
逆層8×12m
一見登りやすそうに見えたが
1
斜度は寝ているのにヌメリがあって中段で止めた
2015年06月22日 13:34撮影 by PENTAX Optio WG-2, PENTAX
拍手 /こっそり拍手|詳細ページ|元サイズ|▶ 類似写真を探す
斜度は寝ているのにヌメリがあって中段で止めた
1
ここから大きく巻く
2015年06月22日 14:02撮影 by PENTAX Optio WG-2, PENTAX
拍手 /こっそり拍手|詳細ページ|元サイズ|▶ 類似写真を探す
ここから大きく巻く
落ち口に向かって下りた
2015年06月22日 14:18撮影 by PENTAX Optio WG-2, PENTAX
拍手 /こっそり拍手|詳細ページ|元サイズ|▶ 類似写真を探す
落ち口に向かって下りた
その上にもナメ
2015年06月22日 14:19撮影 by PENTAX Optio WG-2, PENTAX
拍手 /こっそり拍手|詳細ページ|元サイズ|▶ 類似写真を探す
その上にもナメ
ナメ上の3m
右から取付き中央登った
2015年06月22日 14:24撮影 by PENTAX Optio WG-2, PENTAX
拍手 /こっそり拍手|詳細ページ|元サイズ|▶ 類似写真を探す
ナメ上の3m
右から取付き中央登った
1
これと奥のスラブ滝はツルツルで登れませんわ
2015年06月22日 14:35撮影 by PENTAX Optio WG-2, PENTAX
拍手 /こっそり拍手|詳細ページ|元サイズ|▶ 類似写真を探す
これと奥のスラブ滝はツルツルで登れませんわ
1
手も足もないし
2015年06月22日 14:36撮影 by PENTAX Optio WG-2, PENTAX
拍手 /こっそり拍手|詳細ページ|元サイズ|▶ 類似写真を探す
手も足もないし
1
右から大きく巻く
2015年06月22日 14:36撮影 by PENTAX Optio WG-2, PENTAX
拍手 /こっそり拍手|詳細ページ|元サイズ|▶ 類似写真を探す
右から大きく巻く
1
こんなところにも取水設備が
2015年06月22日 14:39撮影 by PENTAX Optio WG-2, PENTAX
拍手 /こっそり拍手|詳細ページ|元サイズ|▶ 類似写真を探す
こんなところにも取水設備が
1
左岸尾根のコルまで上がった
2015年06月22日 14:43撮影 by PENTAX Optio WG-2, PENTAX
拍手 /こっそり拍手|詳細ページ|元サイズ|▶ 類似写真を探す
左岸尾根のコルまで上がった
下の沢には大岩
2015年06月22日 14:43撮影 by PENTAX Optio WG-2, PENTAX
拍手 /こっそり拍手|詳細ページ|元サイズ|▶ 類似写真を探す
下の沢には大岩
630m右沢には5mほどの大きなCS
2015年06月22日 15:01撮影 by PENTAX Optio WG-2, PENTAX
拍手 /こっそり拍手|詳細ページ|元サイズ|▶ 類似写真を探す
630m右沢には5mほどの大きなCS
おっミツマタだ
来年もよい香り出してね
2015年06月22日 15:06撮影 by PENTAX Optio WG-2, PENTAX
拍手 /こっそり拍手|詳細ページ|元サイズ|▶ 類似写真を探す
おっミツマタだ
来年もよい香り出してね
この沢の上流部は巨岩多い
2015年06月22日 15:07撮影 by PENTAX Optio WG-2, PENTAX
拍手 /こっそり拍手|詳細ページ|元サイズ|▶ 類似写真を探す
この沢の上流部は巨岩多い
1
最後の二俣状
2015年06月22日 15:19撮影 by PENTAX Optio WG-2, PENTAX
拍手 /こっそり拍手|詳細ページ|元サイズ|▶ 類似写真を探す
最後の二俣状
北東のコルに向かい詰め上げ
2015年06月22日 15:22撮影 by PENTAX Optio WG-2, PENTAX
拍手 /こっそり拍手|詳細ページ|元サイズ|▶ 類似写真を探す
北東のコルに向かい詰め上げ
左岸尾根上に出ると・・・
こりゃクマちゃんの糞だね
と、その後本体が出たのだが
2015年06月22日 15:26撮影 by PENTAX Optio WG-2, PENTAX
拍手 /こっそり拍手|詳細ページ|元サイズ|▶ 類似写真を探す
左岸尾根上に出ると・・・
こりゃクマちゃんの糞だね
と、その後本体が出たのだが
1
690mあたり
この右下の木の上にクマちゃんがいらっしゃった
(写真にはないけど)
熊棚でも作っていたのかな
2015年06月22日 15:42撮影 by PENTAX Optio WG-2, PENTAX
拍手 /こっそり拍手|詳細ページ|元サイズ|▶ 類似写真を探す
690mあたり
この右下の木の上にクマちゃんがいらっしゃった
(写真にはないけど)
熊棚でも作っていたのかな
3
クマちゃんには逃げられちゃったのだが
会えたことに喜びを感じて下山
2015年06月22日 15:53撮影 by PENTAX Optio WG-2, PENTAX
拍手 /こっそり拍手|詳細ページ|元サイズ|▶ 類似写真を探す
クマちゃんには逃げられちゃったのだが
会えたことに喜びを感じて下山
3
先ほど巻いたコルだ
2015年06月22日 16:01撮影 by PENTAX Optio WG-2, PENTAX
拍手 /こっそり拍手|詳細ページ|元サイズ|▶ 類似写真を探す
先ほど巻いたコルだ
600m小ピーク
2015年06月22日 16:03撮影 by PENTAX Optio WG-2, PENTAX
拍手 /こっそり拍手|詳細ページ|元サイズ|▶ 類似写真を探す
600m小ピーク
南東側の広い植林帯の左隅を下る
2015年06月22日 16:03撮影 by PENTAX Optio WG-2, PENTAX
拍手 /こっそり拍手|詳細ページ|元サイズ|▶ 類似写真を探す
南東側の広い植林帯の左隅を下る
出合の廃屋に下りられました
2015年06月22日 16:13撮影 by PENTAX Optio WG-2, PENTAX
拍手 /こっそり拍手|詳細ページ|元サイズ|▶ 類似写真を探す
出合の廃屋に下りられました
駐車場戻る
あ〜今日は会えてよかった!
2015年06月22日 16:19撮影 by PENTAX Optio WG-2, PENTAX
拍手 /こっそり拍手|詳細ページ|元サイズ|▶ 類似写真を探す
駐車場戻る
あ〜今日は会えてよかった!
1

感想/記録
by kamog

野仙沢なんて遡行記録はドブネズミさん(徘徊記)くらいなものであろう。
野仙沢もお薦めですよ、というお言葉に押されて行ってきました。
朝一で通院したので今日は午後から出勤です。
短いけれどスラブ滝がしょっぱい。
おろし立ての忍者(渓流シューズ)で何かまだ岩とのフリクションが馴染まず
核心の滝はチキンになって巻きました。

でも今日はうれしい?ことに今年初めてのクマチャンに会えました。
やっぱりあの黒色、他の動物よりも品格がありますねぇ。
木の上のたぶんクマ棚にいたのでしょう。
木下りするクマちゃんを見たのは初めてなので新鮮だったなぁ。
もうちょっと逃げないでいてほしかった。
訪問者数:924人
-
拍手

コメントを書く

ヤマレコにユーザー登録いただき、ログインしていただくことによって、コメントが書けるようになります。
ヤマレコにユーザ登録する

この記録へのコメント

まだコメントはありません

この記録に関連する登山ルート

この場所を通る登山ルートはまだ登録されていません。

この記録で登った山/行った場所

登山 登山用品 山ごはん ウェア トレイルラン
トレッキング クライミング 富士山 高尾山 日本百名山
この記録は登山者向けのシステムヤマレコの記録です。
どなたでも、記録を簡単に残して整理できます。ぜひご利用ください!
詳しくはこちら
ページの先頭へ