酒匂川水系中川川マスキ嵐沢

2015年06月21日(日) [日帰り]

• GPS: --:--
• 距離: ---km
• 登り: ---m
• 下り: ---m

コースタイム

日帰り

• 山行: 4:39
• 休憩: 0:30
• 合計: 5:09

9:00 四谷駅
9:20 9:37 マスキ嵐沢
12:44 12:57 権現山(箒沢権現山)
14:09 ゴール地点

なぜかスタートが四谷駅になっているけれど、ゴール地点と同じ。
その点はとりあえずスルーされたい。
GPSのデータをいじって修正できれば修正する予定。

天候

雨

アクセス

利用交通機関：

自家用車

大滝沢沿いの林道に入り、畦ヶ丸方面の登山道が分岐するところに数台駐車可能。
今回は問題なかったが、林道が荒れていて入れないこともあり得るので要注意。

コース状況／危険箇所等

沢は特に危険箇所はない。
詰めのザレが、稜線直下では非常に登りにくい（残置スリングあり。）。
下山は権現山（箒沢）から南側の尾根を下降したが、降雨のためもあってか滑りやすかった。

その他周辺情報

下山後は中川温泉のぶなの湯で入浴。

写真

6/21 8:56

駐車スペースで準備。
日本山岳会のユースクラブの若手のパーティーと一緒に行動したため、総勢11名の大所帯になった。こんな大勢での沢登りは久しぶり。

6/21 9:41

トップは若手の有望株U先生。
若手といってもnamemaniaより年上なのだが。
最初の滝はあっさり登る。

6/21 9:41

後続もあっさり登る。

6/21 9:44

6/21 9:44

6/21 9:45

これまであまり意識したことはなかったけれども、ナメもあり。

6/21 9:46

6/21 9:48

6/21 9:50

6/21 9:55

6/21 9:57

6/21 10:07

6/21 10:17

2段12mを軽々と登るU先生。

6/21 10:18

6/21 10:32

若手パーティーの後続はロープを使って直登。
namemaniaパーティーは、いずれもロープを使わず、namemaniaとmasabonnは巻き気味に、m-starは直登。

6/21 10:32

6/21 10:32

6/21 10:33

6/21 10:37

6/21 10:40

6/21 10:45

6/21 10:45

6/21 10:46

同じく若手の有望株N先生。
若手といっても（略）
水流沿いを直登。

6/21 10:51

6/21 10:52

ここも若手パーティーはロープを使って登る。
namemaniaパーティーはロープを使わずに登る。

6/21 10:53

6/21 10:55

6/21 10:56

6/21 10:56

6/21 10:57

6/21 11:00

6/21 11:05

6/21 11:05

6/21 11:05

6/21 11:06

6/21 11:06

6/21 11:06

6/21 11:07

6/21 11:07

6/21 11:09

滑るけど問題なくみんな登る。

6/21 11:16

6/21 11:29

二俣ではしっかりと読図。

6/21 11:44

6/21 11:59

最後の10m涸棚。
U先生は巻き、N先生は直登。

6/21 12:08

6/21 12:08

6/21 12:09

6/21 12:29

6/21 12:51

権現山山頂で一休み。

撮影機器：

サイバーショット DSC-TX30 SONY

装備

個人装備

Tシャツ 長袖インナー タイツ ズボン 靴下 着替え 靴 ザック 昼ご飯 行動食 飲料 地図（地形図） トポ 計画書 ヘッドランプ GPS 携帯 時計 ツェルト ナイフ カメラ ハーネス ヘルメット 確保機 ロックカラビナ カラビナ スリング 渓流シューズ

共同装備

ファーストエイドキット ロープ アッセンダー

感想

namemania

第1　記録
マスキ嵐沢はよく歩かれていて記録も豊富なので、軽く記載。

（1）入渓点まで
問題のない登山道。


（2）2段12m滝まで
特に問題なし。
1か所、左壁を登れば簡単にクリアできそうな所を
水線沿いに行こうとしてちょうどよいスタンスが見当たらなくて困ったところがある。
一歩下がって見回したら見つかったけれど。


（3）稜線まで
2段12m滝は、巻き気味に登る場合は、初級者でなければロープは要らないと思う。
ただし、ロープを使う場合、滑ると振られて危ないので、
ロープを使う場合でも慎重に登るべき。
直登の場合は、沢に慣れていなければロープを使うべきだと思う。

その次の8m滝は水流中にしっかりとしたホールドやスタンスがあるので、
水流中を行けば特に問題はないが、その前に少しトラバースする。
以前、沢デビューの人と登っていて（その人はロープ使用）、
トラバースで落ちて振られて怪我をしたことを目の当たりにしたことがある。
振られる可能性のあるところは慎重に登りたい。

最後の涸棚は、かぶっているところもあるので、
登攀が得意でなければセカンドで登るかすぐ脇のルンゼを巻くべき。

最後のザレが実は核心部。
以前からザレてはいたが、それほど苦労しないで登れたと記憶している。
今回も稜線まであと3mくらいのところまでは何の問題もなかったが、そこから先は苦労した。
残置スリングが向かって左側に垂れているので、
木の根やその残置スリングを遠慮せずに使うべき。

稜線に詰め上げても、双方から崩壊が進んでかなりやせているので、
後続を待つ場合は少し移動して待つべきである。
今回も、若手パーティーの一人が気を抜いて滑落しかけた。
とっさに残置スリングを掴めたので事なきを得たが、
掴めなければかなり下まで滑落したと思われる。
十分に注意したい。


（4）下山
権現山から788mピーク経由で駐車スペースにほぼダイレクトで降りるルートを選択。
読図は若手パーティーのN先生がメインで行ったが、
口を差し挟む必要が全くないパーフェクトな読図であった。

が、好天時でもやや滑るところがあるルートであり、降雨時は更に滑る。
下山中に脇の沢に滑落した事故が過去に発生したことがあるらしいので、
降雨時は時に注意したい。


第2　感想
（1）namemaniaパーティーについての感想
namemaniaパーティーは、元々ある程度登れる人ばかりなので特に問題なし。
登れるのだからもう少し沢に来て／行って欲しいところである。


（2）若手パーティーについての感想
あいにくの天気であったが、それなりに楽しんでもらえたように思う。
山岳会の若手の中で特にやる気にあふれているメンバーばかりで構成されているが、
そのためもあってか非常に果敢に挑戦していて、見ている側もうれしくなる。
経験がまだ十分でないこともあって、やや危なっかしいところも見受けられたが、
懲りずにまた沢に来てどんどん経験を積んで欲しいものである。
偉そうにいえるほど経験があるわけではないのだが。


（3）個人的な感想
このところずっと一人での沢歩きが続いたので、滝は全然登っていなかった。
もともと登攀が苦手なうえにしばらく間が空いたので、
どうも小さめのスタンスに信頼をおけなかった。
やっぱりもう少し登らないとダメと感じた次第である。