若狭・三方駅から石観世音─雲谷山往復

2024年04月14日(日) [日帰り]

• GPS: 04:25
• 距離: 11.4km
• 登り: 869m
• 下り: 855m

コースタイム

日帰り

• 山行: 3:45
• 休憩: 0:40
• 合計: 4:25

10:25 三方駅
10:36 10:36 三方石観世音駐車場
10:42 10:42 三方石観世音
10:56 11:06 第1展望所
11:19 11:19 第2展望所
11:30 11:30 第3展望所
11:46 11:56 周遊コース分岐
12:55 13:05 雲谷山
13:52 13:52 周遊コース分岐
14:03 14:13 第3展望所
14:20 14:20 第2展望所
14:27 14:27 第1展望所
14:36 14:36 三方石観世音
14:41 14:41 三方石観世音駐車場
14:50 三方駅

天候

快晴

アクセス

利用交通機関：

電車

三方までの往復は、『北陸おでかけtabiwaパス』を利用。

＜ゆき＞
小杉541━628金沢702━824福井830━845鯖江852━928敦賀950━1024三方

＜かえり＞
三方1503━1533敦賀1606━1658福井1713━1836金沢1845━1933小杉

コース状況／危険箇所等

第三展望所から先は、道に若木の枝などがせり出しているところが多く、雨上がりには水濡れ対策が必要と思われる。

写真

4/14 10:25

小浜線の三方駅を出発します

4/14 10:26

駅前の通りを国道27号に向けて進みます

4/14 10:27

三方駅口交叉点を左折します

4/14 10:29

臥竜院

4/14 10:33

三方石観世音へは、次の信号を右折するようです。

4/14 10:34

三方石観世音入口で右折します

4/14 10:34

いきなり急坂。バスには迂回路が用意されています。

4/14 10:36

駐車場から先に進みます

4/14 10:37

観音川を渡ります

4/14 10:40

三方石観世音への参道

4/14 10:40

案内図。目指す雲谷山は記載されていません…。

4/14 10:41

参道を上ると、みえてきました。

4/14 10:42

石観世音

4/14 10:43

左手の遊歩道入口に進みます

4/14 10:56

第一展望所。ここで靴を履き替えます。

4/14 11:02

展望所を名乗るわりには木が茂ってて、展望はイマイチ…。

4/14 11:12

ボタンでしょうか

4/14 11:17

木が茂ってて、滝はみえません!

4/14 11:19

第二展望所。三方五湖方面が開けています。

4/14 11:19

第二展望所からさらに先に進みます

4/14 11:27

一旦、車道の終点の広場(第二駐車場)に出ます

4/14 11:27

案内図があります

4/14 11:30

第三展望所。ここも三方五湖が見渡せます。

4/14 11:30

ログハウスふうの小屋があります。部屋は独房よりも狭いので、緊急避難的にしか使えません。

4/14 11:31

ここが雲谷山登山口だってぇ〜!?

4/14 11:45

周回コースとの分岐。ベンチがあります。

4/14 11:46

雲谷山へは、こっち。

4/14 12:03

三方湖方面がみえました。久須夜ヶ岳とその奥の双耳峰・青葉山がみえてます。

4/14 12:24

すぐ横を沢が流れています。水が足りない時には汲めそうです。

4/14 12:30

一旦尾根を外れます。テープを見逃さないように注意して歩きます。

4/14 12:31

ここで、尾根に復帰します。

4/14 12:56

雲谷山頂上に着きました。

4/14 12:56

若狭湾、天王山方面。木の枝の向こうに西方が岳。

4/14 13:04

天王山を拡大します

4/14 13:04

御岳山(左)方面

4/14 13:05

木々の向こうに野坂岳

4/14 13:05

二等三角点のある頂上を出発します

4/14 13:05

木の枝に、別の標識がありました。

4/14 13:08

壊れた標識

4/14 13:26

ここから一旦、尾根を外れます。

4/14 13:35

・628 mピークあたり

4/14 13:41

展望を木々が邪魔します…。

4/14 13:47

三方五湖の水月湖方面

4/14 13:52

周遊コース分岐のベンチまで戻りました。

4/14 14:03

第三展望所

4/14 14:04

第三展望所からの眺め。三方湖と久須夜ヶ岳、青葉山。

4/14 14:04

菅湖(手前)と半月湖。こちら側は、木々が邪魔します。

4/14 14:13

第三展望所を出発します

4/14 14:14

車道終点(第二駐車場)

4/14 14:20

第二展望所

4/14 14:27

第一展望所

4/14 14:35

石観世音のお地蔵さんたち

4/14 14:36

石観世音

4/14 14:37

サクラは散り始め

4/14 14:37

弘法大師

4/14 14:39

山号は大悲山

4/14 14:42

国道27号に出ます

4/14 14:50

三方駅に戻りました

4/14 14:57

サクラが散り始めています

4/14 15:03

三方駅から三方石観世音まで徒歩10分となってますが、殆どのひとは無理でしょう。行けてもせいぜい駐車場まで…。

装備

個人装備

長袖シャツ Tシャツ 半袖シャツ アームウォーマー タイツ ズボン 靴下 グローブ 防寒着 雨具 靴 ザック ザックカバー 行動食 非常食 飲料 ライター 地図（地形図） ヘッドランプ 予備電池 筆記用具 日焼け止め ロールペーパー 保険証 時計 携帯 タオル スパッツ サングラス シェラフ 携帯トイレ

感想

yamabushi6295

　昨秋に組んだ『北陸おでかけtabiwaバス』(以下、『tabiwaパス』)を使った山行計画8本のうち、未実行のものはあと2つ。7つ目の山旅の行き先は、小浜線沿線の雲谷山。昨年12月に大谷山─寒風を『tabiwaパス』で縦走した時の記事(https://www.yamareco.com/modules/yamareco/detail-6268762.html)で、「日没が早い時期は不向きのため、塩漬け中(苦笑)」としているのが、実は、この雲谷山だった。今年の3月16日改正前のダイヤだと、どんなに頑張っても三方駅には正午頃にしか着かず、それから雲谷山往復に5時間かかるとしたら日没リスクが高過ぎる!
　ということで、春が来るまで計画を塩漬けにしてたんだけど、塩漬けにしてる間に日が長くなったのは勿論のこと、ダイヤ改正で土日祝のみ敦賀9:50発東舞鶴ゆき(小浜ゆきが定期。小浜─東舞鶴間の延長運転は臨時扱い)が設定されたため、これを使えばさっさと登ってさっさと下りて、夕飯どきまでに帰宅出来る。小杉5:41発の普通列車に乗って、金沢、福井、鯖江、敦賀…と乗り継いで、10:24に三方駅に到着。10:25に三方駅を出発し、駅前の通りを直進。国道27号を左折し、北向きに進むと、三方石観世音の案内標識が出て来る。今回の山旅は事前リサーチが不充分で、登山口にそのような有難いモノが居らっしゃることを全く知らずに来た…(汗)。石観世音の前でジョギングシューズからトレッキングシューズに履き替えるのも憚られたため、ジョギングシューズのまま石観世音の左側の入口から遊歩道に入る。遊歩道は絵に描いたような電光型のトレイル。みるみるうちに石観世音の黒い瓦屋根が小さくなってみえなくなり、石観世音から10分ほどで、木々が育って展望がイマイチになった第一展望所に到着。ここで休憩し、ようやくトレッキングシューズに履き替えた。
　石観世音からの遊歩道は歩き易いけど、やはりトレッキングシューズのほうがサクサク進む。ここら辺りで下山の男性ソロとすれ違った。第二展望所はしっかりと展望所として機能してて、見晴らしがよい。さらに、第三展望所へ向かう。ここらで、春の陽気で暑いのに全身防備の女性ソロとすれ違う。最初の1時間で2人も会ったんだから、もっとたくさん雲谷山に登ってるひとが居るかと思ったけど、結論を言うと、この日私が会った登山者は2人だけだった…。一旦、車道終点の広場に出て、さらに先を進む。広場から先の遊歩道はコンクリ舗装されてる。コンクリ舗装区間は長くは続かず、ログハウスふうの小屋(案内図では「簡易作業施設」とされている)がある第三展望所に到着。ログハウスの半分はあずまや風の造りで、残り半分は部屋になってるけど、半端な広さで、独房より狭い!　足を伸ばして寝ることも無理そうで、緊急避難的な使い方しか出来ないだろう。
　第三展望所までが遊歩道扱いなのか、「雲谷山登山口」の標識があり、そこから先は道の整備状況が異なる。雑草やら若木の枝やらが道にハミ出し、雨上がりだと雨露に濡れずの通過は不可能だろう。ユルいアップダウンを繰り返し、11:45にベンチのある場所に出た。案内図の周遊コースが下りて行くのと分かれ、「雲谷山」と「登山道」と書かれた標識がある。一旦そのまま先に進みかけたけど、このまま進むと休憩適地が無さそうな気がしたので、このベンチで休憩。恐ろしいことに、今まで歩いて来た道は、国土地理院の1:25,000地形図では全部一条線の車道として表記されている…(汗)。一部階段状に整備された遊歩道であり、リヤカーならともかく、クルマが通れるとはとても思えない…(苦笑)。
　ベンチから雲谷山への登山道に入る。右手側に三方五湖の存在をみながら登るけど、木々が邪魔してるので、キレイにみえる箇所は少ない。・628 mピークまではぐんぐん上ってくけど、その後は一旦下る。すると、右側から沢の音が聞こえて来る。近いところに沢があり、手持ちの水が無い場合には補給出来そう。上州武尊の手小屋沢避難小屋を思い出した(苦笑)。この先はアップダウンを繰り返し、さらには尾根を放棄して、シャクナゲの原っぱに一旦降りる。この辺りはテープを見逃さないようにしないと、迷うかも。尾根に復帰すると、今度は左側から沢音が…。音はすれども、ここは沢まで距離があるよう。いくつか顕著なピークを通過し、その度に「次こそは頂上だ!」と思い、裏切られる(苦笑)。道は明瞭なれど若木が煩い感じで、手を入れないとやがてヤブ化しそう。頂上は次あたりかな?…と思いたどり着いた緩やかな高みが、雲谷山の頂上(苦笑)。12:55に到着。頂上の北側が切り開かれて展望がバッチリな反面、南側は展望なし。頂上で鮭弁当喰った。
　帰りは、三方駅15:03発の敦賀ゆきに乗るつもりで、そうすると、残り時間は2時間しか無い。せっかく登った頂上の滞在時間はわずか10分で下山にかかる。アップダウンが多いので、周遊コース分岐のベンチまでなかなかたどり着かずに焦りを感じたけど、第三展望所に14:03に到着。駅から第三展望所まで上りで正味55分だったから、ほぼ大丈夫。上りでシューズを履き替えた第一展望所は駅から30分かかったけど、14:27に通過し、勝利を確信。14:50に三方駅に到着し、多目的トイレでTシャツを着替える余裕すらあった。無事、15:03発の電車に乗り、敦賀、福井、金沢…と乗り継いで、19:33に小杉駅に戻った。
　細かい上り下りが多く、登山口からの標高差のワリには時間がかかる。昨秋に実行せずに「塩漬け」しといてよかったぁ〜。
　これで、『tabiwaパス』使った登山計画、残りひとつ!