イグルー講習@遠見尾根


- GPS
- --:--
- 距離
- 3.6km
- 登り
- 51m
- 下り
- 861m
天候 | はれ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2024年04月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
ケーブルカー(ロープウェイ/リフト)
|
写真
装備
個人装備 |
スコップ+のこぎり
スキー・ストック・シール
ビーコン
その他冬山泊個人装(寝具一式・ナイフや灯り地図磁石食器)
|
---|---|
共同装備 |
ツエルト(松)
ストーブ・鍋(米)
白ガスタンク600cc×4泊分(米)
|
感想
10年前、甲府にいたときのお付き合いの今村さんたちのチームで2016年以来のイグルー講習会。豊科駅で待ち合わせ。
ことしの講習は、これが最後になった。季節は温かいけど、雪さえあればイグルーはできる。この季節の特徴は、作ったあと日が暮れるまでに屋根がとけて落ちないよう、屋根部分にも太いブロックを使うこと。厳冬期なら平気な、細くて薄いのはすぐ融けてしまう。大きくて思いブロックを的確に切り出すには、やはりトレンチを深く、角を揃えてきっちりと切り出すテクが必要だ。
地蔵の頭から急斜面にかけてのところは、今年も何度か講習をしていて、このあたりは他の団体も度々雪崩捜索講習などしていて前回も見かけた。過去に掘り返したところは雪が一様ではないからブロック切りには避けたい。これまでとちょっとずらして傾斜の出たあたりで始める。遠見尾根の登山者の通り道からも少し外したあたり。傾斜地でもイグルートンネル村がやれる。
初挑戦は4人。はじめうまく切り出せなかった人は、トレンチの深さが甘く、ノコを使う体の姿勢と位置が適していなかったのでそこを指摘したら生まれ変わって良いブロックを切り出すコツを掴んだ。ノコ使うのも、ブロック運び上げるのも、ヘソの真正面、10センチ以内を意識すること。
北大山岳部8年目のゲンヤさんが来ていて驚く。卒業後、クライマーをしていて、この春甲府盆地に引っ越してきて、今回一緒に来た。来週からデナリ・カシンリッジの未踏部分を登るとのこと。久しぶりに会った。イグルーをあっちでも作るとのこと。今回はイグルーは作ったけど外でゴロ寝していた。
ヨコさん、大きな声がとっても楽しい男。ユカコさん、成瀬さんとこのもと生徒とは。やぎさん、梨大山岳部3年。10年前の部員とは、コロナで途切れてしまっているとのこと。なとりさん、イグルー積みは飲み込み早く、お鍋の段取りも手際よく、デキる感じ。
気温高く無風なので、出来上がったあとはテーブルを作って鍋やお肉。星も出た。月も出た。
二日目は無風快晴。おさらいで2つ目を作って下る。スキー場の雪はかろうじて最後まで。大町で、らーめん矢に。うううめえ。とんこつ太麺とやりすぎ麻辣飯。松本安曇は桜の盛り。光城山の登り龍桜も。豊科駅で降ろしてもらう。
いいねした人
コメントを書く
ヤマレコにユーザー登録いただき、ログインしていただくことによって、コメントが書けるようになります。ヤマレコにユーザ登録する