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Yamareco

記録ID: 6659719
全員に公開
ハイキング
奥武蔵

矢岳 近場ノ谷三号谷、デンゴー平東尾根

2024年04月14日(日) [日帰り]
 - 拍手
体力度
5
1泊以上が適当
GPS
08:07
距離
16.2km
登り
1,749m
下り
1,750m
歩くペース
とても速い
0.60.7
ヤマレコの計画機能「らくルート」の標準コースタイムを「1.0」としたときの倍率です。

コースタイム

日帰り
山行
7:06
休憩
1:01
合計
8:07
6:30
75
スタート地点
7:45
7:58
25
近場ノ谷出合
8:23
8:23
55
二号谷三号谷出合
9:18
9:35
47
920m圏石積遺構
10:22
10:40
38
1140m圏炭焼き窯跡
11:18
11:18
21
矢岳主稜線
11:39
11:52
40
12:32
12:32
36
デンゴー平
13:08
13:08
89
大久保谷林道(トタン小屋)
14:37
ゴール地点
天候 晴れ
過去天気図(気象庁) 2024年04月の天気図
アクセス
利用交通機関:
自家用車
コース状況/
危険箇所等
近場ノ谷三号谷ー下流域は小滝が連続するが左岸沿いに問題無く越えていける。中流、上流域は踏み跡も消えるが伏流となり沢沿いに歩ける。
デンゴー平東尾根ー下りはじめは尾根の形状のない急斜面だが、尾根に乗ってからは問題無く短時間で大久保谷林道に下りられる。
秩父さくら湖左岸沿いの道は意外とアップダウンがある。
2024年04月14日 06:34撮影 by  DSC-RX100M7, SONY
4/14 6:34
秩父さくら湖左岸沿いの道は意外とアップダウンがある。
奥に浦山ダム。
2024年04月14日 06:43撮影 by  DSC-RX100M7, SONY
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4/14 6:43
奥に浦山ダム。
左が大平山、右が七跳山(多分)。
2024年04月14日 06:56撮影 by  DSC-RX100M7, SONY
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4/14 6:56
左が大平山、右が七跳山(多分)。
荻の久保トンネル出口の天井に下がっているのは照明ではなくスズメバチの巣。
2024年04月14日 07:01撮影 by  DSC-RX100M7, SONY
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4/14 7:01
荻の久保トンネル出口の天井に下がっているのは照明ではなくスズメバチの巣。
「はて?」本当にこんなところを軽自動車が通った?
2024年04月14日 07:33撮影 by  DSC-RX100M7, SONY
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4/14 7:33
「はて?」本当にこんなところを軽自動車が通った?
春らしい季節になりました。
2024年04月14日 07:34撮影 by  DSC-RX100M7, SONY
4/14 7:34
春らしい季節になりました。
柿原林業作業所
下山後で話しを聞くと昨年まで一人通う作業員がいたとのこと。
2024年04月14日 07:41撮影 by  DSC-RX100M7, SONY
4/14 7:41
柿原林業作業所
下山後で話しを聞くと昨年まで一人通う作業員がいたとのこと。
近場ノ谷出合
2024年04月14日 07:45撮影 by  DSC-RX100M7, SONY
4/14 7:45
近場ノ谷出合
一号谷左岸高くに見える石積み。
2024年04月14日 08:09撮影 by  DSC-RX100M7, SONY
4/14 8:09
一号谷左岸高くに見える石積み。
石積みまで上ると踏み跡が右に続いていた。
2024年04月14日 08:13撮影 by  DSC-RX100M7, SONY
4/14 8:13
石積みまで上ると踏み跡が右に続いていた。
二号谷三号谷出合
2024年04月14日 08:23撮影 by  DSC-RX100M7, SONY
4/14 8:23
二号谷三号谷出合
石積みを右から左へ伝い三号谷左岸に入る(中央は矢岳東尾根)。
2024年04月14日 08:25撮影 by  DSC-RX100M7, SONY
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4/14 8:25
石積みを右から左へ伝い三号谷左岸に入る(中央は矢岳東尾根)。
はじめはわずかに踏み跡がわかる。
2024年04月14日 08:29撮影 by  DSC-RX100M7, SONY
4/14 8:29
はじめはわずかに踏み跡がわかる。
2024年04月14日 08:35撮影 by  DSC-RX100M7, SONY
4/14 8:35
下流域は滝が連続して現れ美しい溪相。
2024年04月14日 08:35撮影 by  DSC-RX100M7, SONY
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4/14 8:35
下流域は滝が連続して現れ美しい溪相。
2024年04月14日 08:37撮影 by  DSC-RX100M7, SONY
4/14 8:37
2024年04月14日 08:39撮影 by  DSC-RX100M7, SONY
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4/14 8:39
780m圏付近でのわずかな植林帯
2024年04月14日 08:42撮影 by  DSC-RX100M7, SONY
4/14 8:42
780m圏付近でのわずかな植林帯
2024年04月14日 08:54撮影 by  DSC-RX100M7, SONY
4/14 8:54
2020〜2021年にかけて歩いたヒトがいた?
2024年04月14日 08:55撮影 by  DSC-RX100M7, SONY
4/14 8:55
2020〜2021年にかけて歩いたヒトがいた?
860m圏の広場
2024年04月14日 09:05撮影 by  DSC-RX100M7, SONY
4/14 9:05
860m圏の広場
2024年04月14日 09:07撮影 by  DSC-RX100M7, SONY
4/14 9:07
踏み跡があるようなないような。
2024年04月14日 09:11撮影 by  DSC-RX100M7, SONY
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踏み跡があるようなないような。
920m圏にある石垣と炭焼き窯跡。
2024年04月14日 09:16撮影 by  DSC-RX100M7, SONY
4/14 9:16
920m圏にある石垣と炭焼き窯跡。
2024年04月14日 09:17撮影 by  DSC-RX100M7, SONY
4/14 9:17
2024年04月14日 09:18撮影 by  DSC-RX100M7, SONY
4/14 9:18
カタクリが一輪だけ。
2024年04月14日 09:47撮影 by  DSC-RX100M7, SONY
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4/14 9:47
カタクリが一輪だけ。
苔むしたゴーロ帯を行く。
2024年04月14日 09:54撮影 by  DSC-RX100M7, SONY
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4/14 9:54
苔むしたゴーロ帯を行く。
1140m圏にある炭焼き窯跡。
2024年04月14日 10:22撮影 by  DSC-RX100M7, SONY
4/14 10:22
1140m圏にある炭焼き窯跡。
石積みの右手に踏み跡が延びている。
2024年04月14日 10:34撮影 by  DSC-RX100M7, SONY
4/14 10:34
石積みの右手に踏み跡が延びている。
三号谷の向こうに武甲山。
2024年04月14日 10:40撮影 by  DSC-RX100M7, SONY
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4/14 10:40
三号谷の向こうに武甲山。
かなりの大岩
2024年04月14日 10:42撮影 by  DSC-RX100M7, SONY
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かなりの大岩
源頭部
2024年04月14日 10:49撮影 by  DSC-RX100M7, SONY
4/14 10:49
源頭部
登り上がった稜線から矢岳。
2024年04月14日 11:18撮影 by  DSC-RX100M7, SONY
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4/14 11:18
登り上がった稜線から矢岳。
登り上がった稜線にあったテープ。
2024年04月14日 11:19撮影 by  DSC-RX100M7, SONY
4/14 11:19
登り上がった稜線にあったテープ。
坊主山方面から来ると山頂らしくない。
2024年04月14日 11:37撮影 by  DSC-RX100M7, SONY
4/14 11:37
坊主山方面から来ると山頂らしくない。
デンゴー平から少し上ったところで出会う鹿柵沿いに下る。
2024年04月14日 12:37撮影 by  DSC-RX100M7, SONY
4/14 12:37
デンゴー平から少し上ったところで出会う鹿柵沿いに下る。
始めはこんな斜面を下る。
2024年04月14日 12:45撮影 by  DSC-RX100M7, SONY
4/14 12:45
始めはこんな斜面を下る。
大久保谷林道に建つ小屋が見えてきた。
2024年04月14日 13:06撮影 by  DSC-RX100M7, SONY
4/14 13:06
大久保谷林道に建つ小屋が見えてきた。
トタン小屋には原付バイクが格納されている。
2024年04月14日 13:07撮影 by  DSC-RX100M7, SONY
4/14 13:07
トタン小屋には原付バイクが格納されている。

感想

以前矢岳東尾根を登ったとき、近場ノ谷三号谷左岸にのびる踏み跡を見ていつかはと思っていた。
手元にある二つの古い登山地図には近場ノ谷から矢岳にいたる登山道が記されているが、どれも曖昧な位置で参考にならない。
山行記録として見つけた二件のうち一件は1140m圏から矢岳東尾根に外している。
もう一件は東尾根の途中から三号谷に下り930m圏の石積みから稜線まで抜けているが詳しい記載はない。
結局出合いから稜線まで通して歩いた記録は見つからなかった。

久しぶりの大久保谷林道を進むが、歩くたびに本当にこんな崖沿いの狭い道を軽自動車が走れたのか不思議でならない。
ところが下山後その秘密が明らかになる。
柿原林業事業所を左下に分け2、3分で近場ノ谷出合に到着。
右岸からスタートする。
すぐに左岸から一号谷が流れ込み、左岸高くを見ると石積みが見えるが、以前から大反道の終端あたりではないかと見当をつけていた。
試しに石積みまで登ってみると踏み跡が大反山方向へ続いているのでおそらく間違いないだろう。
二号谷三号谷出合には矢岳東尾根を乗り越すように石積み道が残っており、これを使って三号谷へ入る。
左岸を進むが、谷に近づきすぎ踏み跡を失い右上を見ると踏み跡が見つかるの繰り返しで高度を上げていく。
920m圏でなにかの土台のような石積みと炭焼き窯跡を見る。
この先で水流は伏流となり汗を流すこともできなくなる。
この日都心は25度の夏日予報でさすがに暑いが下流から吹き上がる風が心地よい。
1140m圏で炭焼き窯跡を見た以降は稜線を目指して不安定な足下に体力を削られながら登る。
稜線まで高度差50mほどのところで突然踏み跡が横切る。
けもの道のようだが見上げるような最後のツメは大変なのでありがたく使わせていただく。
踏み跡は緩やかに左上し、1370m圏で赤岩ノ頭寄りの稜線に乗り上がった。
二つのメタボチェッカー岩を過ぎて矢岳山頂に到着。
日曜日とはいえ誰もいないのが矢岳らしい。
当初下りはフナイド尾根を予定していたが、フナイド分岐までアップダウンが面倒なのでデンゴー平東尾根を下る。
この尾根は始めこそ形状が分かりにくいが、はっきりしてくればとても下りやすい尾根で、最短で大久保谷林道に下りられる。
バイクが格納されたトタン小屋で大久保谷林道に降り立つ。
大久保橋で休憩していたハンターと挨拶を交わし立ち話を始めると、この方浦山出身のおん歳79歳。
お話を聞いていると浦山の生き字引のような方。
花園集落、旧ミカワ、大久保集落、百間橋、柿原林業と秩父鉄道、人力ソリによる伐採木輸送、鎌倉の滝遭難救助、近場ノ谷・・・。
ずっと疑問に思っていたことを訊ねると澱みなく語っていただいた。
なかでも大久保谷林道の軽自動車問題。
歩いたことがある方には、この道をクルマが通ったことは信じられないはず。
尾根を回り込む鋭角の細道はみんなでクルマの後部を回し込んで抜けた話には驚くとともにようやく合点がいった。
小一時間も話し込んでしまったが、聞きたいことは山ほどあるので、ご連絡先をお聞きしまたお尋ねさせていただくことにしてお別れした。

近場ノ谷を登ったことよりもこの方の話を聞いたことが印象に残った山行だった。

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