ふくしま浜街道トレイル・6日間(勿来〜鹿狼山除く〜磯山)
- GPS
- 115:48
- 距離
- 202km
- 登り
- 1,280m
- 下り
- 1,282m
コースタイム
- 山行
- 3:22
- 休憩
- 0:28
- 合計
- 3:50
- 山行
- 9:49
- 休憩
- 2:01
- 合計
- 11:50
- 山行
- 8:23
- 休憩
- 0:42
- 合計
- 9:05
- 山行
- 9:08
- 休憩
- 2:35
- 合計
- 11:43
- 山行
- 10:45
- 休憩
- 1:35
- 合計
- 12:20
- 山行
- 4:54
- 休憩
- 0:44
- 合計
- 5:38
天候 | 概ね晴れ、一部(2〜3日目)曇り |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2024年04月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
電車
鹿狼山登山ルートを省いて最終地点の磯山展望緑地にゴール後は徒歩で新地駅に行き電車を乗り継ぎ自宅(青森)に帰宅しました。 |
コース状況/ 危険箇所等 |
鹿狼山登山を除く全コース中の約98%は舗装道歩きです。 危険箇所は有りませんが工事中で迂回した箇所が一部ありました。 勿来の関では林道斜面の一部崩落箇所がありますが通行には支障ないです。 |
その他周辺情報 | 全5泊のうち4泊は海岸等でテント野宿して3日目のみ富岡町のビジネスホテルに宿泊しました。 |
写真
装備
個人装備 |
長袖シャツ
ズボン
靴下
手袋
雨具
ゲイター
帽子
着替え
靴
ザック
ザックカバー
食料
行動食
飲料
計画書
ヘッドランプ
バッテリー
ファーストエイドキット
保険証
スマホ
スマートウォッチ
タオル
ストック
ナイフ
テント
テントマット
シェラフ
携帯トイレ
|
---|
感想
知人から「ふくしま浜街道トレイル」の事を聞いて知り桜の咲く時期に歩いてみたいと考えました。
天気予報で今回の期間が割と安定して晴れ予報でしたので1週間ほどかけて計画を練り出発しました。
幸いにも天気予報が大きく外れる事はなく多少曇りの日はありましたが雨に降られず6日間の旅を続ける事ができました。
今回最も期待した夜ノ森の桜は快晴の元で満開の桜を満喫する事ができました。
「ふくしま浜街道トレイル」は「みちのく潮風トレイル」の福島版です。
ただ2つのルートを歩いて比較した印象は大きく異なります。
みちのくの方はルート中の3割ぐらい(実際はもっと少ないと思います)は林間道の様な印象がありますが福島の方はルートの大半が舗装道です。
今回の旅で省略しました鹿狼山登山ルートを除くと全ルートの98%は舗装道という印象です。
舗装道歩行は歩行時間を予想し易いですが足裏の負担が結構辛いです。
特に気温が上がるほど足裏が汗ばむため皮膚が弱まり痛みや痺れを感じます。
またルート中ではサイクリングロード区間が結構な割合を占めていてトレイルルートを自転車で旅する事も可能の様に感じました。
トレイルルートでは大野駅〜双葉駅区間を電車利用しました。
実は出発前に下調べした際にネット情報で大野〜双葉間の国道6号線は最近歩行可能になったとの情報を入手しました。
そこで当初の計画は大野〜双葉間も歩行を予定していました。
ところが大野駅から国道6号へ向かうため県道252号線へ進むと「高線量のため自転車・歩行者通行不可」の標識が出現しました。
結局来た道を引き返し大野駅に戻り電車を利用して双葉駅に行きました。
現地の原発事故に伴う通行規制の状況は離れた所に住む人間にとっては分からない事が多いと感じました。
また双葉駅から先の海沿いに向かう道では民家はあっても人の気配は少なく感じられました。原発事故後にどの程度の住民が地元を離れてもう戻らない事を決めたのか私には知る由もありません。
ルート設定で疑問を感じた事が一つありました。
南相馬市を通過するルートは桃内駅以降に小高川に抜けるルートが設定されています。私は今回桃内駅から大悲山大蛇物語公園を通るルートを歩いてみました。
小高川に抜けるルートを通らなかったため比較する事ができませんが大悲山大蛇物語公園を通ると自然の中を歩く事ができ国の史跡なども見学できます。
コース中に多少アップダウンはありますがそれほどキツくなく楽しめるのではないかと感じました。
今回は計5泊のうち4泊をテント野宿しました。
野宿は7年ほど続けていますが今回初めてシングルウォールテントを試しました。
ネイチャーハイクのVik1というテントです。
ネットでの評判は良い方ですが最大のネックは室内の結露の様です。
今回の旅で日中と夜間の気温差の大きい日はテント内に相当結露が生じました。
天井にできた結露が寝袋に滴り落ちる事はありませんでしたが朝起きてテント内部を布で拭いた後に絞ると相当水が流れ落ちました。
ただ昼夜の温度差が比較的少ない日は結露量も少ないと思いました。
今後もシングルウォールテントを利用するかは微妙です。
また寝袋もネイチャーハイク製の比較的薄い寝袋を持参しましたが夜間の最低気温が5℃以下だと厳しく感じました。
今回はテント野宿時の寒さ対策で多少課題がありましたが全般的には天気に恵まれ桜を堪能できて福島の現状を知る事ができる旅になりました。
コメント
この記録に関連する登山ルート
この場所を通る登山ルートは、まだ登録されていません。
ルートを登録する
いいねした人
コメントを書く
ヤマレコにユーザー登録いただき、ログインしていただくことによって、コメントが書けるようになります。ヤマレコにユーザ登録する