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記録ID: 66673
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ハイキング
奥秩父

カンマンボロンルート経由で瑞牆山

2010年06月02日(水) [日帰り]
 - 拍手
GPS
06:30
距離
6.6km
登り
866m
下り
851m

コースタイム

みずがき広場手前P7:40ールート入口7:50―カンマンボロン8:20―大岩の下10:20(休10分)―一般道10:35―瑞垣山11:05(休35分)―富士見小屋13:05―林道13::15―分岐13:23―みずがき広場手前P14:05
天候 曇り
過去天気図(気象庁) 2010年06月の天気図
アクセス
コース状況/
危険箇所等
注意点:
これはバリエーションルートですが、道は比較的明瞭です。最大の課題は入口が分かりずらいことです。
このルートは地図に書かれておりません。

コースへの入り方:
みずがき広場手前500mの、小川林道天鳥川橋のすぐ先の駐車場から遊歩道に入り、やや右方向の高みを目指します(写真参照)。天鳥川の右岸100mくらい上に道が並行しています。

危険個所:
足場が悪くロープを頼りに登るところもありますが歩くのに岩登りの技量は不要です。
入り口への行き方は、
みずがき広場手前の駐車場から遊歩道を高みを目指して進むと五差路があります
高い方(写真では左)へとにかく進みます
もし道が下り始めたら間違えです
2010年06月02日 07:48撮影 by  DMC-FX35, Panasonic
6/2 7:48
入り口への行き方は、
みずがき広場手前の駐車場から遊歩道を高みを目指して進むと五差路があります
高い方(写真では左)へとにかく進みます
もし道が下り始めたら間違えです
するとこんな表示があります
ここがカンマンボロンルートの入り口です
昨年まではカンマンボロンコースと書かれていたような、、、
2010年06月02日 07:50撮影 by  DMC-FX35, Panasonic
6/2 7:50
するとこんな表示があります
ここがカンマンボロンルートの入り口です
昨年まではカンマンボロンコースと書かれていたような、、、
途中でカンマンボロンが見える
オーバーハングが特徴
2010年06月02日 08:05撮影 by  DMC-FX35, Panasonic
1
6/2 8:05
途中でカンマンボロンが見える
オーバーハングが特徴
こんな立派な道標も数ヶ所あります
赤ペンキ、テープなどのマーキングは絶妙な間隔で最後まであります
2010年06月02日 08:16撮影 by  DMC-FX35, Panasonic
6/2 8:16
こんな立派な道標も数ヶ所あります
赤ペンキ、テープなどのマーキングは絶妙な間隔で最後まであります
カンマンボロンの真下
ここを上にいけば岩に大日如来と梵字で彫られた文字が見えます
2010年06月02日 08:20撮影 by  DMC-FX35, Panasonic
6/2 8:20
カンマンボロンの真下
ここを上にいけば岩に大日如来と梵字で彫られた文字が見えます
足場が悪くロープを頼りに登るところ
2010年06月02日 09:17撮影 by  DMC-FX35, Panasonic
6/2 9:17
足場が悪くロープを頼りに登るところ
この右の岩の下を乗り越えてきました
2010年06月02日 09:58撮影 by  DMC-FX35, Panasonic
6/2 9:58
この右の岩の下を乗り越えてきました
コースの終盤にこんな表示
2010年06月02日 10:20撮影 by  DMC-FX35, Panasonic
6/2 10:20
コースの終盤にこんな表示
この大きな岩付近でカンマンボロンコースもほぼ終わりです
ここから数分で一般道へ出ます
2010年06月02日 10:21撮影 by  DMC-FX35, Panasonic
6/2 10:21
この大きな岩付近でカンマンボロンコースもほぼ終わりです
ここから数分で一般道へ出ます
一般道にでたところです
カンマンボロンコース方面はXとなっています
2010年06月02日 10:37撮影 by  DMC-FX35, Panasonic
6/2 10:37
一般道にでたところです
カンマンボロンコース方面はXとなっています
写真9の岩はこの中央左の小さな岩です
この岩の下付近がコースの終点です
2010年06月02日 11:07撮影 by  DMC-FX35, Panasonic
6/2 11:07
写真9の岩はこの中央左の小さな岩です
この岩の下付近がコースの終点です
山頂
2010年06月02日 11:10撮影 by  DMC-FX35, Panasonic
6/2 11:10
山頂
富士見小屋より10分で林道が見えます
この林道へ進みます
2010年06月02日 13:15撮影 by  DMC-FX35, Panasonic
6/2 13:15
富士見小屋より10分で林道が見えます
この林道へ進みます
林道がUターンするところでこの道標
みずがき林道方面へ進みます
2010年06月02日 13:23撮影 by  DMC-FX35, Panasonic
6/2 13:23
林道がUターンするところでこの道標
みずがき林道方面へ進みます
下りの尾根からカンマンボロンが見えます
オーバーハングも分かります
2010年06月02日 13:44撮影 by  DMC-FX35, Panasonic
6/2 13:44
下りの尾根からカンマンボロンが見えます
オーバーハングも分かります
こんな感じの明るい尾根
2010年06月02日 13:47撮影 by  DMC-FX35, Panasonic
6/2 13:47
こんな感じの明るい尾根
みずがき広場手前500mの駐車場に到着
2010年06月02日 14:03撮影 by  DMC-FX35, Panasonic
6/2 14:03
みずがき広場手前500mの駐車場に到着

感想

瑞牆山に登る隠れコースでクライマーが岩場へのアプローチとして利用しているカンマンボロンルート(別名パノラマコース)があるので、ここから瑞牆山へ登ってきました。

みずがき広場手前の駐車場から迷路のような遊歩道を10分ほど歩き登山道に入ります。
道は明瞭で右下80mほどには天鳥川が流れています。しばらく行くと少し川に近づきます。歩き始めてから15分ほどで川から離れてからやや分かりにくい道を進むとカンマンボロンのオーバーハングした岩が見えるところがあります。
さらに進むとカンマンボロンの下に到着します。見上げればオーバーハングの岩が今にも落ちてきそうで落ち付けないところです。
カンマンボロンの岩にはカンマンボロン(大日如来)と梵字で書かれた文字があり、これは彫られたという説や自然の浸食で文字になったという説などあり定かでありません。昔は信仰対象だったようです。

カンマンボロンの少し先から道は不明瞭になるのですが踏み跡の痕跡はちゃんとあります。
奇岩群の下部をしばらく進むと左へ進むようになりますが、しばらく急登が続きます。足場が悪くロープを頼りに登るところもあります。その後ひょっこりと岩稜の下に出ますが少し下ってからまた急登が続きます。
そして薄暗いシャクナゲの林を抜け出ると大きな岩の下へ出ます。
ここは一般登山道へ5分のところだ。

一般登山道にでたら25分で瑞牆山山頂に着きます。

帰りも途中から人の少ないコースを歩きました。この道は最新のエリアマップに書かれているようです。

まず富士見小屋まで一般道で戻り瑞牆山荘に向かって10分ほど歩くと右側に林道の終点が見えます。
その場所に標識があり行先は林道と書かれています。
林道を約8分ほど歩くと左へUターンするところでみずがき林道を示す道標があるのでそこの登山道に入ります。最初は暗い道ですがすぐに明るく気持ちの良い道となります。
樹林の右側には朝歩いたカンマンボロンから岩稜の様子が良く見えます。よくあんなところを歩いたものだと感心しますが、この道はその岩稜を眺める良いコースであります。
途中分岐もあるが表票もあるので迷うことはないでしょう。林道の分岐から40分ほどで車を止めた駐車場へ戻れます。


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下記はその後調べた情報です(2010/6/4)

カンマンボロン由来が増富小学校のホームページに書いてありました。
http://www.masutomi.city-hokuto.ed.jp/2005/class2005/2005class6-rekishi01.htm

カンマンボロン:
瑞牆山中の岩峰の中に、洞ヶ岩という洞窟のある岩峰があります。この洞窟は奥行約5メートル・幅15メートル・高さ40メートルの大きい洞窟です。その奥に約7メートルの花崗岩の岩盤があり、これに梵字が刻まれています。字は『カンマンボロン』と読むといわれている。それは大日如来・不動明王の意であるといわれています。昔、弘法大師が霊場選定のために来て、この山の姿を愛しここを霊場とし梵字を刻まれました。しかし霊場とするには、八百八谷を要したが増富の地では、谷数が不足するためこの地を去っていきました。今も山中に大日岩があり、その背後に不動明王をお祭りしています。

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コメント

お疲れ様です!
いろいろなコースをご存知なんですね。
大変魅力的な道ですが、私には厳しそうかな・・・
でも久しぶりに 瑞牆も行ってみたいですhappy01
2010/6/4 7:41
masaiさん
瑞牆山は遠くから見ると登るのが大変そうですが富士見小屋からは簡単に登れますね。
このコースも同じような道ですからもっと歩かれてよいコースと思います。

分かりにくいのは入り口付近だけですからチャレンジされたらいかがでしょうか?

マーキングはやや少ないですが最後まであります。
2010/6/4 8:48
プロフィール画像
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