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記録ID: 668309
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ハイキング
中央アルプス

念丈岳(本高森山・大島山経由)

2015年06月28日(日) [日帰り]
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GPS
--:--
距離
17.7km
登り
1,794m
下り
1,794m

コースタイム

日帰り
山行
6:17
休憩
1:17
合計
7:34
7:30
56
スタート地点
8:26
34
9:00
9:02
83
10:25
10:30
66
11:36
12:46
40
13:26
44
14:10
21
14:31
33
15:04
ゴール地点
登山道は岩の露出も少なく根張りに足を取られることもあまりないです。歩きやすいコースです。
天候 晴れ
過去天気図(気象庁) 2015年06月の天気図
アクセス
その他周辺情報 登山口付近に車4台ほどの駐車スペースあり。
登山口。ポストはありません。
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登山口。ポストはありません。
登山口から500mほど標高をかせいで前高森山山頂へ向かう分岐に到着です。
登山口から500mほど標高をかせいで前高森山山頂へ向かう分岐に到着です。
1,890mの本高森山山頂。ここまでは地元の方たちも訪れる機会が多いハイキングコースだとか。
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1,890mの本高森山山頂。ここまでは地元の方たちも訪れる機会が多いハイキングコースだとか。
本高森山山頂からの眺望は東側のみ。南アルプス全体の6割ほどが見渡せます。
本高森山山頂からの眺望は東側のみ。南アルプス全体の6割ほどが見渡せます。
本高森山から念丈岳に向かうルートは上澤新道。国土地理院の地図にもまだ記載のない登山道です。
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本高森山から念丈岳に向かうルートは上澤新道。国土地理院の地図にもまだ記載のない登山道です。
ところどころガレています。
ところどころガレています。
大島山直下からの山頂に向かうあたりから、笹薮の中をうねって進む登山道になります。
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大島山直下からの山頂に向かうあたりから、笹薮の中をうねって進む登山道になります。
大島山山頂。
一本の立ち枯れ木が印象的です。
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一本の立ち枯れ木が印象的です。
西南に目を向けると安平路山が見えます。
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西南に目を向けると安平路山が見えます。
中央アルプスの仙涯嶺、南駒ケ岳がやっと確認できました。
中央アルプスの仙涯嶺、南駒ケ岳がやっと確認できました。
キバナシャクナゲが咲いています。
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キバナシャクナゲが咲いています。
松川の源頭のひとつ。よくみると地中からゆらゆらと水が湧き出しているところがあります。すごい。
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松川の源頭のひとつ。よくみると地中からゆらゆらと水が湧き出しているところがあります。すごい。
上沢の泉という名前が付いていました。
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上沢の泉という名前が付いていました。
コイワカガミもそろそろおしまいですね。
コイワカガミもそろそろおしまいですね。
念丈目前でいくつかピークをこなしますが、ピーク越えの登山道も素敵です。
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念丈目前でいくつかピークをこなしますが、ピーク越えの登山道も素敵です。
ガレでいます。後何年かでここも大きくルートを削られてしまうのでしょうか。
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ガレでいます。後何年かでここも大きくルートを削られてしまうのでしょうか。
見えました、本日の目的地の念丈岳。もうひとふん張りです。
見えました、本日の目的地の念丈岳。もうひとふん張りです。
いよいよ登頂です。
いよいよ登頂です。
念丈岳山頂。360度の展望はほんとに気持ちいい。
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念丈岳山頂。360度の展望はほんとに気持ちいい。
南アルプスも、北は甲斐駒ケ岳から南は池口岳まで本当によく見渡せます。
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南アルプスも、北は甲斐駒ケ岳から南は池口岳まで本当によく見渡せます。
眼下の町並み。片桐松川ダムも見えています。
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眼下の町並み。片桐松川ダムも見えています。
左手前の越百山から尖がった仙涯嶺、その先ちょっとガスって全貌見えませんが、南駒ケ岳。
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左手前の越百山から尖がった仙涯嶺、その先ちょっとガスって全貌見えませんが、南駒ケ岳。
山頂の大パノラマを充分堪能しました。さて帰りましょうか。
山頂の大パノラマを充分堪能しました。さて帰りましょうか。
ガシガシ歩いて一気に下ってきました。次回は吉田山からのルートにも挑戦してみたいですね。
ガシガシ歩いて一気に下ってきました。次回は吉田山からのルートにも挑戦してみたいですね。

感想

鳩打峠から烏帽子岳経由のメジャールートではなく、高森登山口から念丈岳にアプローチするルートを歩いてみました。
前日、地元の念丈クラブさんのHPでルートとコースタイムをチェックし、CTの7掛けくらいでこなせるだろうと7時半に登山口を出発。しばらくは松林に囲まれた樹林帯をぐんぐん登っていきます。登山道は枯れ落ちた松葉でふかふか。松林を抜けるまでは足や膝に優しい登山道です。
本高森山山頂あたりまでくるとようやくところどころ視界が開ける場所が出てきます。山頂からの眺望は東側のみですが、南アルプスを楽しめます。
本高森山から念丈岳に至るルートは国土地理院の地図にも記載の無い新道です。上澤新道をいう名前が付けられていまして、地元念丈クラブの元代表の故上澤さんという方が十数年にわたりこつこつと仕上げてきたルートだということです。今は念丈クラブの皆さんが毎年ルート維持のための整備をおこなってるとのこと、ありがたいことです。
ルート全般を通してですが、マーカーは非常に少ないですが踏み跡がしっかりした登山道なので道を見失うことはまずないと思います。ところどころガレザレで危うい箇所はありますが、充分注意していれば問題は無いと思います。
本高森山からいったん下ってからの大島山への登り返しあたりから、樹林を抜けて膝上ほどの高さの笹薮の中をうねったり時には直登したりの楽しく厳しい登りになります。これもかなり楽しめます。笹薮がキレイに刈られているので、整備の皆さんの苦労がひしひしと伝わってきます。
念丈岳山頂は遮る樹木もなく360度の眺望が楽しめ、南アルプスはその全貌が確認できます。中央アルプスは南から恵那山、笹藪がきれいな富士見台、安平路や越百山は目前です。その北にひときわ尖った仙涯嶺と南駒ケ岳が良く見えます。
天気が良いといつまでもぼうっと眺めていたくなる場所です。今回も1時間以上の大々休憩で眺望を堪能しました。

ひとりで入山して地元の里山を歩くことが多いのですが、今回はちょっとした事件がありました。
登山口から歩き出してある程度標高を稼ぎ松林を過ぎてすぐの頃、左手急斜面の10mほど離れた雑木の真ん中の枝あたりでガサガサ動く黒い塊が目に飛び込んできました。雑木の中間あたりといっても、下の斜面から生えているので目の高さから言うと自分の2mくらいで地上から4mほどの高さ。すると突然枝の上でパニックになったのか、その塊が宙を舞い天を仰ぎながら枝から落ちていきます。その正体はなんと体長1mくらいのツキノワグマ。そのまま笹薮にドッスンという音とともに落ちたクマ、笹藪の中を下に向かってもの猛ダッシュで逃げていきました。ほんとに肝を冷やしました。
登山口に建てられた注意書きの看板にも書いてありますが、鈴をつけたり短波ラジオを流したりしながらでないと、いきなりクマと鉢合わせっていう場面もありえます。気をつけたいものですね。

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コメント

そそそろ誰か来るんじゃぁないかな
と思って、この時期、毎年の行事ですが、ちょうど前日
刈り払い機で少しばかりでしたが、取り付け酷道の刈り払いをしました。
多くの方に道を踏んで貰えることが、なによりの励みになります。

 
2015/7/4 16:46
Re: そそそろ誰か来るんじゃぁないかな
整備ありがとうございます、楽しく歩かせていただきました。
実は前日に登ろうと思って登山口まで行ったんですが、雲行き怪しくて引き返したんです。登っていればお会いしたかもですね。
2015/7/6 13:25
Re[2]: よくよく思い出してみたら
その前の週だったようです。
歳のせいか、日にちの感覚がだいぶ、ズレだしたようです。
吉田山、戒壇不動コースも意外とおもしろいので是非歩いてみてください。
2015/7/7 17:55
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