記録ID: 6693036
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無雪期ピークハント／縦走
大峰山脈
大峯奥駈道�◆〇該瀑宗糎淆臑些戞疎膺絅凌�
2023年10月03日(火) [日帰り]
yamaaruki108
体力度
4
1泊以上が適当
体力度について
- GPS
- 10:19
- 距離
- 14.9km
- 登り
- 1,546m
- 下り
- 1,534m
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| 天候 | 晴れのち曇り |
|---|---|
| 過去天気図（気象庁） | 2023年10月の天気図 |
| アクセス |
利用交通機関：
自家用車
|
写真
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午前5時20分に山在峠に到着。約2ヶ月ぶりです。明るくなるのを待って午前5時50分に出発する。
大水ノ森までは8kmほどある。6月初めの野谷荘司山以来、長距離は歩いていないので少し不安です。まずは大黒天神岳まで標高差300mの登りです。
10/3 5:48
大水ノ森までは8kmほどある。6月初めの野谷荘司山以来、長距離は歩いていないので少し不安です。まずは大黒天神岳まで標高差300mの登りです。
背面には享和三癸亥正月と刻まれている。西暦でいうと1803年。220年前のもののようです。
少し行くと西側が開けていました。まだ日が差さず眠っているような風情です。
崩壊地からは東の眺めが開けていますが、左端に見える甲森以外の山はさっぱり分かりません。ただ、今のところはいい天気でよかったです。
10/3 6:19
崩壊地からは東の眺めが開けていますが、左端に見える甲森以外の山はさっぱり分かりません。ただ、今のところはいい天気でよかったです。
崩壊地を慎重に抜けたあと、頭上に見える稜線までつづら折りに登って行きます。
右にはP530と思われるピークが見えます。その左の稜線上に建つ送電塔は、先ほど崩壊地の上に見えた送電塔から続くものです。
稜線に乗って進んで行くと先ほど見えた送電塔が建っており、そこからは西の彼方に連なる果無山脈が見えた。左奥に主峰の冷水山も見えています。果無山脈をこのようにはっきりと見るのは初めてで、また登りたい山が増えた気分です。
10/3 6:37
稜線に乗って進んで行くと先ほど見えた送電塔が建っており、そこからは西の彼方に連なる果無山脈が見えた。左奥に主峰の冷水山も見えています。
果無山脈をこのようにはっきりと見るのは初めてで、また登りたい山が増えた気分です。
果無山脈をこのようにはっきりと見るのは初めてで、また登りたい山が増えた気分です。
P530を越えて平坦な道を進んで行くと、大黒天神岳に向かって標高差70m足らずの登りが始まります。
午前7時5分に、第5靡大黒天神岳に到着です。樹林に囲まれた狭い山頂には、二等三角点と靡の立札がありました。ここまでで少し汗をかいたので、薄手のシャツに着替えて午前7時15分に出発。
10/3 7:13
午前7時5分に、第5靡大黒天神岳に到着です。樹林に囲まれた狭い山頂には、二等三角点と靡の立札がありました。
ここまでで少し汗をかいたので、薄手のシャツに着替えて午前7時15分に出発。
ここまでで少し汗をかいたので、薄手のシャツに着替えて午前7時15分に出発。
途中で水場への道を左に分けて進んで行き、午前7時30分に第6靡金剛多和に着きました。役行者像の前は広場となっていて、将に行場そのものでした。
10/3 7:29
途中で水場への道を左に分けて進んで行き、午前7時30分に第6靡金剛多和に着きました。役行者像の前は広場となっていて、将に行場そのものでした。
拙い般若心経を唱えてみました。既に一ノ多和と舟ノ多和は訪れているので、これで大峯奥駈道の多和は完結です。
次は五大尊岳までの標高差400m弱の登りです。緩やかに10分ほど登って行くと”松茸採取禁止”の看板がありました。ここまで盗りに来る人がいるんですね。
10/3 7:52
次は五大尊岳までの標高差400m弱の登りです。緩やかに10分ほど登って行くと”松茸採取禁止”の看板がありました。ここまで盗りに来る人がいるんですね。
P609の少し先で樹林が途切れて南の眺めがありました。手前に越えてきた大黒天神岳が大きく見えます。その右の鞍部は金剛多和と思います。
10/3 8:21
P609の少し先で樹林が途切れて南の眺めがありました。手前に越えてきた大黒天神岳が大きく見えます。その右の鞍部は金剛多和と思います。
遠くには大塔山（左端）や法師山（中央）、野竹法師・ゴンニャク山（右端）が見えます。写真では分かりにくいが下向橋も見えています。
午前9時5分に五大尊岳南峰に到着。ここには何もないようなので先に進みます。
午前9時15分に五大尊岳北峰に到着。不動明王が祀られている。標高は780mほどで南峰よりも低い。
しかしこちらが第7靡となっている。時刻は午前9時過ぎで、この調子では11時ごろには大水ノ森まで行けそうなので、10分ほど休憩してから先に進むことにした。
10/3 9:18
しかしこちらが第7靡となっている。時刻は午前9時過ぎで、この調子では11時ごろには大水ノ森まで行けそうなので、10分ほど休憩してから先に進むことにした。
午前9時40分に大水ノ森との鞍部に着く。鞍部の標高は740mほどで、大水ノ森との標高差は約300m。 なかなか厳しいです。
P853から先は平坦な道を歩いて午前10時10分に切畑辻に着きました。特に何も無いようなのでこのまま稜線を進んで行く。
途中で果無山脈が大きく見えました。これまでと違って稜線の踏み跡が薄いので少しおかしいなあと思ったが、そのうち右からの巻き道と合流した。稜線は奥駈道ではなく、巻き道が正解でした。どうやら切畑辻で見逃したようだった。
10/3 10:16
途中で果無山脈が大きく見えました。これまでと違って稜線の踏み跡が薄いので少しおかしいなあと思ったが、そのうち右からの巻き道と合流した。
稜線は奥駈道ではなく、巻き道が正解でした。どうやら切畑辻で見逃したようだった。
稜線は奥駈道ではなく、巻き道が正解でした。どうやら切畑辻で見逃したようだった。
午前11時5分に大水ノ森に到着。5月12日以来5ヶ月ぶりです。これで本宮から行仙岳までが繋がりました。
疲れも出てきたので、ここで昼食を兼ねて大休止します。この山頂も樹林に囲まれて展望は利かなかったが、今はそんなことよりも無事辿り着けたことで十分だった。しかしまだ行程の半分が終わったところで、下りも気を引き締めて行かないと・・・。
10/3 11:29
疲れも出てきたので、ここで昼食を兼ねて大休止します。この山頂も樹林に囲まれて展望は利かなかったが、今はそんなことよりも無事辿り着けたことで十分だった。
しかしまだ行程の半分が終わったところで、下りも気を引き締めて行かないと・・・。
しかしまだ行程の半分が終わったところで、下りも気を引き締めて行かないと・・・。
大水ノ森で30分ほど休憩してから下山開始。ロープの道を急降下して行きます。
P868を越えて急降下が終わったあとは往路の稜線上ではなく巻き道を進んで行く。
切畑辻に近づいたところに第8靡岸ノ宿がありました。 登る途中で見かけなかったのでおかしいなあと思っていたのがこれで解決しました。
10/3 12:11
切畑辻に近づいたところに第8靡岸ノ宿がありました。 登る途中で見かけなかったのでおかしいなあと思っていたのがこれで解決しました。
切畑辻と篠尾辻は同じところなのだろうか。また、岸ノ宿の正確な場所は不明らしいが、何故ここを靡としたのだろうか。よく分からないことがあります。
10/3 12:16
切畑辻と篠尾辻は同じところなのだろうか。また、岸ノ宿の正確な場所は不明らしいが、何故ここを靡としたのだろうか。よく分からないことがあります。
山頂からの展望はなかったが、なんとか樹林の間から大水ノ森らしき山を認めました。自信はありませんが・・・。
午後2時30分に金剛多和に下り立つ。さすがに疲れたので、ここでエネルギーを補充します。
大黒天神岳から下り、P530を越えて山在峠に向かいます。P530の右遠くの尖峰は甲森。
朝は気がつかなかったが、行者堂には役行者像がありませんでした。
午後4時5分に山在峠に戻ってきました。久しぶりに10時間を超える山行となりましたが、無事戻って来ることが出来たのが何よりです。このあと服を着替えて午後4時半に今日の宿のある熊野に向かって出発しました。
10/3 16:05
午後4時5分に山在峠に戻ってきました。久しぶりに10時間を超える山行となりましたが、無事戻って来ることが出来たのが何よりです。
このあと服を着替えて午後4時半に今日の宿のある熊野に向かって出発しました。
このあと服を着替えて午後4時半に今日の宿のある熊野に向かって出発しました。
撮影機器：
感想
夏の暑さのため延期して未踏となっていた山在峠と大水ノ森との間を繋ぎました。これで行仙岳から本宮までが繋がり、奥駈道で残されたのは行仙岳と地蔵岳（子守岳）の間のみとなりました。
山在峠は標高265m、大水ノ森は標高1045mなので標高差は約800mです。しかもその多くがロープを手掛かりとした厳しい急登で、大いに登り甲斐がありました。
途中の展望はほとんどない中で、大黒天神岳へ登る途中で見た果無山脈はその名前と相俟って何か心引き付けられる山容でした。機会を見て是非登ってみたいと思います。
なお、タイトルの丸囲み数字は奥駈道を歩いた順番ではなく、”熊野本宮大社”を起点とし、”柳の渡し”を終点とする順番を示すものです。
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