白馬鑓ヶ岳BC-燃えかすも出ないほど完全燃焼-

2024年04月26日(金) [日帰り]

• GPS: 12:12
• 距離: 19.5km
• 登り: 2,248m
• 下り: 2,252m

コースタイム

日帰り

• 山行: 10:04
• 休憩: 2:10
• 合計: 12:14

距離 19.5km 登り 2,267m 下り 2,271m

3:56 スタート地点
3:58 猿倉登山口駐車場
4:10 4:11 猿倉荘
5:35 5:51 中山沢
6:40 7:00 小日向のコル
8:37 8:50 白馬鑓温泉小屋
11:11 11:12 大出原
12:17 12:28 鑓温泉分岐
13:19 13:45 鑓ヶ岳
13:56 13:57 大出原
14:05 14:37 白馬鑓温泉小屋
15:33 15:40 小日向のコル
15:47 15:48 中山沢
16:04 猿倉荘
16:08 16:09 猿倉登山口駐車場
16:10 ゴール地点

天候

晴れ

アクセス

利用交通機関：

自家用車

猿倉Pを利用

コース状況／危険箇所等

大出原上部は雪切れし白馬鑓ヶ岳山頂までシートラ歩きとなる。

その他周辺情報

鑓温泉に入湯
湯の温度が高すぎるためスコップで雪を入れ温度を下げる必要あり。

写真

4/26 3:52

早朝の猿倉Pをヘッ電で出発。
スタートから雪がありシール歩行で行けそう。

4/26 4:14

鑓温泉分岐
雪切れしそうなため登山道は使わず長走沢を登ることにした。

4/26 4:20

猿倉林道より白馬三山

4/26 4:29

白馬岳

4/26 4:44

長走沢
右岸を登っていく。

4/26 4:44

小蓮華山

4/26 4:51

長走沢の雪はずっと繋がっていた。

4/26 5:03

長走沢の様子
正面は双子尾根

4/26 5:05

高妻山方面から御来光

4/26 5:06

同上

4/26 5:08

日が差してきた。

4/26 5:12

長走沢上部も良さそう

4/26 5:16

高妻と戸隠のシルエットが美しい。

4/26 5:49

今日のgear紹介です。前回の火打山BCと全く同じgearを使用しました。ski: Voile Womens Hyper Charger 154cm、binding: ATK SLR Release AT DIN6、boots: Dynafit PDGです。bootsは同じPDGの2足目です。今日がこけら落としです。

4/26 5:49

小日向のコルへは急斜面を登らなければならない。

4/26 5:49

青が長走沢、ピンクが中山沢で下降時には注意が必要。
特にガス発生時には要注意、過去に自分も中山沢に入り込んでしまい懲りた経験がある。

4/26 6:06

杓子岳＆白馬岳

4/26 6:22

小蓮華山、船越の頭、白馬乗鞍岳

4/26 6:22

白馬岳

4/26 6:22

白馬岳＆小蓮華山

4/26 6:32

これから双子尾根に挑戦する3人
うち一人が八ヶ岳のガイドさん、なるべく爪先を上げないで登るようアドバイスされていた。

4/26 6:34

白馬鑓ヶ岳＆杓子岳

4/26 6:34

白馬岳

4/26 6:42

小日向のコルに到着
白馬鑓ヶ岳＆杓子岳

4/26 6:42

アップで

4/26 6:42

鑓温泉と赤がこれから登って行くルートです。

4/26 6:42

アップで

4/26 6:42

白馬鑓ヶ岳とまだきれいな杓子沢

4/26 6:53

八方尾根と唐松岳

4/26 6:55

シールオフして湯の入沢まで標高差200mの滑走
早朝はカリカリだった！

4/26 7:02

白馬鑓ヶ岳中央ルンゼから比較的大規模なデブリが発生していた。

4/26 7:05

同上

4/26 7:05

双子尾根

4/26 7:15

遠くに浅間山

4/26 7:21

赤が小日向のコルへから湯の入沢までのルートです。

4/26 7:22

白馬鑓ヶ岳中央ルンゼ

4/26 7:27

まだ最近発生したばかり

4/26 7:27

滑走中にこんな大規模な雪崩が発生したら...と思うと怖い！

4/26 7:44

雪崩は2つに分かれていた。

4/26 8:31

焼山、火打山、妙高山
頸城のトリオ

4/26 8:35

鑓温泉付近でキャッチアップされ、さらにどんどん先行する小谷村の若者

4/26 8:35

ブルーシートの付近が鑓温泉

4/26 8:46

振り返って頸城山塊

4/26 9:00

速いのでとても後を追うことはできない！

4/26 9:32

あっという間に離されてしまいました！

4/26 9:52

遠くに白馬鑓ヶ岳の山頂が見えた。まだまだ遠いです...

4/26 9:55

良い斜面が広がっています。

4/26 10:39

フィルムクラストで最高の条件

4/26 10:58

少しずつ近づく白馬鑓

4/26 11:08

浅間山と手前は白馬村市街地

4/26 11:08

高妻山、戸隠山
手前は岩岳スキー場

4/26 11:08

さらに近づく白馬鑓

4/26 11:08

大出原の広大な斜面を行く。

4/26 11:30

ハイマツ帯ではしきりに雷鳥の鳴き声が聞こえていました。

4/26 11:36

どうにか雪を繋いで稜線を目指す。

4/26 11:58

白馬鑓ヶ岳頂上へは雪切れした登山道歩き

4/26 12:07

登ってきた斜面を振り返る。

4/26 12:07

ハイマツと

4/26 12:07

岩稜帯でついに雪切れし板を脱いでシートラ歩きとなる。

4/26 12:07

このガラガラした岩をトラバース

4/26 12:12

雷鳥の♀登場

4/26 12:12

同上

4/26 12:14

すぐ近くで見守る♂

4/26 12:14

同上

4/26 12:15

つがいがうまく撮れました。

4/26 12:15

遠くを見つめる♂

4/26 12:15

同♀

4/26 12:15

白馬鑓ヶ岳

4/26 12:20

自分は分岐点より少し天狗山荘側の稜線に出ていた。

4/26 12:22

鑓温泉分岐点

4/26 12:24

僧ヶ岳

4/26 12:33

毛勝三山

4/26 12:33

ちょこんと頭を出したのは剱岳

4/26 12:44

北の俊英である剱岳

4/26 12:44

遠くには白山も

4/26 12:48

南アの右に富士山も

4/26 12:48

立山、別山、剱岳

4/26 12:49

唐松岳、五龍岳、鹿島槍ヶ岳

4/26 12:49

山頂へはずっと砂礫の登山道を行かなければならない。

4/26 13:01

立山、剱

4/26 13:01

鷲羽、水晶、赤牛、黒部五郎

4/26 13:01

穂高、槍

4/26 13:01

唐松、五龍、鹿島槍

4/26 13:01

頂上へのビクトリーロードになった！

4/26 13:08

毛勝三山

4/26 13:08

立山、剱

4/26 13:08

鷲羽、水晶、赤牛、黒部五郎
いわゆる黒部源流の山々

4/26 13:08

穂槍

4/26 13:17

ここを右に曲がれば山頂

4/26 13:17

旭岳、白馬岳、杓子岳

4/26 13:22

白馬鑓ヶ岳頂上にゴール！

4/26 13:24

記念写真

4/26 13:24

今日は風もほとんどなく絶好の登山日和です。

4/26 13:35

小谷の若者は杓子沢→長走沢と繋げたようです。杓子沢に描かれた見事なシュプール。

4/26 13:39

白鑓直下で板を履き滑走準備

4/26 13:39

ここから滑走開始

4/26 13:47

頂上直下のマイシュプール

4/26 13:41

いきなりクレバスあり！

4/26 13:48

気持ちよく大回りで

4/26 13:50

中回りで

4/26 13:51

極上ザラメで超快適！

4/26 13:56

急斜面を小回りで

4/26 13:56

最高でした！

4/26 13:58

まだまだ

4/26 13:59

楽しい滑走は続きます。

4/26 14:09

あっという間に鑓温泉までスキーダウン

4/26 14:10

若いスプリッターさんに撮って頂きました。

4/26 14:16

鑓温泉にドボン！
自分一人貸し切りで最高でした！

4/26 14:33

浴槽からはこの絶景が広がる。

4/26 14:40

湯ノ入沢を滑走

4/26 14:43

デブリ横を滑走

4/26 14:55

入湯後の汗をかいての何ともきつい登り返し

4/26 15:06

白馬鑓の上に午後の遅い太陽

4/26 15:07

小日向のコルまでもうわずか

4/26 15:11

荷揚げのヘリが飛んでいった。このGWの食料だろうか？

4/26 15:19

振り返って白馬鑓ヶ岳、杓子岳

4/26 15:19

白馬鑓

4/26 15:43

長走沢を滑走

4/26 15:44

小日向のコル下の急斜面を滑走

4/26 15:48

長走沢を繋いで滑走し、渡渉点へ
GWには橋が架けられるのでしょうか？

4/26 15:48

猿倉林道を滑走し

4/26 15:59

最後までほぼ雪は繋がっていました。

4/26 16:02

猿倉Pまで降り無事終了。
今日は燃えかすも出ないほど完全燃焼しました！

撮影機器：

Canon PowerShot G9 X Mark II Canon

iPhone 11 Apple

感想

hareharawai

　登高高度約2300mと行動時間12時間にも及ぶBC。4月になって毎週どこかの山に登っては滑ってきたがやはり北アの厳しさは別格。登りの標高差だけでなく傾斜もかなり急で、当然のことながら長い距離を歩ける体力が必要なのは言うまでもない。そのことを痛感させられた山行となった。
　それでも、雷鳥のカップルに出会うことができ、滑走は熟成ザラメで最高に楽しく、さらにはオプションとして鑓温泉の貸し切り野天風呂まで楽しめ、苦労した分報われたかなと思った次第です。