笹尾根(浅間峠〜丸山〜槙寄山☆思いがけない二人(?)行)


- GPS
- 05:10
- 距離
- 14.4km
- 登り
- 1,155m
- 下り
- 887m
コースタイム
天候 | 晴れ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2010年06月の天気図 |
アクセス | |
コース状況/ 危険箇所等 |
危険箇所はありません。ただ、西原峠から数馬への下りは、新しく木段が設けられた箇所もありますが、設置箇所もそうでないところも滑りやすいので注意して降りましょう。 トイレは上川乗バス停と仲の平バス停近くにあり、数馬バス停には簡易トイレがあります。 |
写真
感想
先日浅間嶺を歩いた時に、南側にある尾根が気になり、笹が深くなる前に歩いてみたいと思うようになりました。ちょうど先週は奥武蔵の丸山へ行ったので、二週連続の丸山も悪くないと考えて、訪ねることにしました。
浅間峠まで上ってしまえば、あとは昔の街道筋ですから、それほど大きなアップダウンはありません。浅間嶺と同じように道幅が狭いのですが、すれ違う人もさほど多くなく、すこし色濃くなった緑と木漏れ日に照らされた山道は爽快そのものでした。
さて、尾根をたどり、峠をいくつか過ぎていく中、笛吹(うずしき)峠を少し過ぎたあたりで、一匹のワンちゃんに逢いました。見れば赤い首輪をしています。しきりにじゃれついてきたので、どなたかが飼い犬を連れて登ってきたのだろうとあたりを見回すと、一人の男性がベンチに座っていました。その方に伺うと、どこかの飼い犬らしいが、西原峠からついてきてしまい、どうやって帰るのだろうかと心配しているということでした。こんなこともあるものだと感心してはみたものの、帰す手立ては思い浮かばず、先日同様帰りのバスが気になっていたので、その場を離れることにしました。実はこの時点では、これから向かう先に西原峠があることがわかっていませんでした。
その犬はしばらく男性のそばにいましたが、そのうちに私の後を追いかけてくるようになりました。じっとついてくるのではなく、先へ行ったり、しばらく姿を消したりもしましたが、最後はなぜか私の許に帰ってきます。途中ですれ違う人や追い抜いていく人に少しついていっても戻ってきます。西原峠で自分の家の方へ行くかと思えば、結局、数馬の集落近くまで一緒。その間、約二時間ほどの二人行、すっかり愛着を覚えていました。
彼(雄犬でした)が家へとたどり着くのを確認できなかったのは残念ですが、おかげで二度と忘れられない山歩きとなりました。近いうちにまた笹尾根で逢おうねと手を振ってバス停へと急ぎました。
コメント
この記録に関連する登山ルート
この場所を通る登山ルートは、まだ登録されていません。
ルートを登録する
いいねした人
コメントを書く
ヤマレコにユーザー登録いただき、ログインしていただくことによって、コメントが書けるようになります。ヤマレコにユーザ登録する