甲斐駒 黒戸尾根 テン泊縦走練習
コースタイム
6/23:七丈キャンプサイト4:16-三角点6:05-8:00七丈キャンプサイト8:30-五合目9:14-竹宇駒ヶ岳神社12:50
天候 | 6/22 晴れ時々曇り 6/23 晴れ時々曇り |
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過去天気図(気象庁) | 2013年06月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
残雪はわずかに残っていましたが、完全に夏道になっています。 高山植物が満開でした。 |
ファイル |
非公開
6756.xls
計画書
(更新時刻:2013/06/18 13:55) |
写真
感想
黒戸尾根でいく甲斐駒PH 〜臨む鋸〜
黒鉄の山・無骨・花崗岩の山なれど黒い。
そんなイメージをもっていた甲斐駒ヶ岳。登るなら、黒戸尾根からと、以前より決めていた。
標高差はあるが、よく整備された道のため、ほんわか歩ける癒し系の道。
一泊二日でのんびりトレーニング目的でいくのに、調度いい。
1日目、日帰りの軽装登山者と多数すれ違う。みな夜中のうちに登り始めたらしいが…、口々に「7合目以降は登れないよ!」という。
7合目の小屋からテント場までの道のはしごの修繕のため、先に進めないので皆帰るらしい。
ゆとりのある計画をたてていたので、余り早くテン場についてもやることがない。
歩き初めからゆっくりでいいよ!と、おしゃべりしながらのんびり登るが12時半前に小屋についてしまった。
小屋番のおとうさん曰くハシゴを通過できるようになるまで、まだ2〜3時間かかるよ!と言われ、小屋の中で本(生と死のうんたらが面白かった)を読んだり、おやつを食べ、おしゃべりしながら待つこと数時間、それでも15時前。
テン場は二つ、どちらもよく整備されている。眼前に鳳凰と富士山。展望もよい。
石が全然ないが鉄ペグを借りることができる。
とりあえず早く飲もう!!テントを張って足を伸ばす。
夕飯はリクエストのトマトカレー&舞茸スープ 美味でござりまするぅ。毎日このメニューが食べたい!!
前日余り眠れなかったので、8時前には就寝。
2日目、PHして鋸がどんなんだかをみてから、さっさと下ろう。
テン場が標高1900弱なので、約1000m標高差がある。
途中で今期お初のご来光。
8合目以降は適度な岩場が続き、道も、おもしろアスレチック。
北沢峠との分岐点からみた道は真っ白い花崗岩がみえる。
登山路によってこんなに印象が違うものかと改めて思う。
風は微風だが、とにかく寒い。体が温まることなく頂上についてしまったので、
さっさと鋸をみて、寒いから早く下る。
1時間半弱で頂上についてしまったが、もう少しゆっくり登ってもよかったカモ。
テン場で荷物をまとめ少し休憩をしたあと下りはじめるが、トレランの人たちがわらわらと登ってくる。
すれ違った人の9割がトレラン。1割が登山者だが、途中バスツアーの人たちもいた。
バスツアーの人たちのすれ違いの時、観察していたが、ガイドは1名風でツアー客が13名、鎖の使い方を先頭のガイドが教えていたが、伝言ゲームはなかなか伝わらず、途中の人あたりから全く違う伝え方をしていた。みていて少し怖かった。
下山が長いと聞いていたが、このメンバーなら3時間強だろうと思っていた。
横手分岐についたとき、あと1時間で下山だろうと踏み、最後の休憩をとったが、
とにかく長く感じた。
早く下りたい一心だったが、走りたい気持ちをぐっとこらえ、ゆっくり歩いた。
【鋸】
近くからみると、記録にあるように大崩しそうな大きな岩がゴロゴロとある。
寒くなければもう少し観察したかった
【シュラフカット】
寒い・夜中に目が覚める、寒くて熟睡できない。
でも軽量化のために続ける。
【標高】
すっかり忘れていたけど、
2500を超えると途端に息苦しくなる。
ペースは同じでも心拍数が格段上がる。
【稜線の風】
今期初の3000m級 気温・体温調整・風
すべて忘れていたのを思い出せた。
【ニムニムの軽量装備】
今回はニムニムとのテン泊練習だったので、
フライやコッヘル等、共同装備をきちんともってもらったが…。
わしやキナさんのおよそ半分
とにかく無駄なものが一切ない。必要と思われるものも必要最低限。
50gにもこだわる
一番驚いたのは改造ザックが800g。これだけで2キロは軽量化できる。
見習うところがたくさんあり、とても勉強になった。
帰りにお風呂でのんびりして、ランチをしてたら、
白州工場の工場見学が終わってしまい、
白州を大量買いしようと思っていたけど、お値段が…。
試飲できなくてとても残念。
白州たらふくのみたかったー!!
入会して、初めての会メンバーとの山行。
人と歩く&テント泊山行の経験がほとんどなかったので、
なにしろいろいろ心配でした。
その心配に打ち勝つため、事前に策を講じました。
1.事前の下見山行。
行ったことのないルートで、しかも標高差があるので、
荷物が増えた時にコースタイムで歩ききれるか心配。
というわけで、2週間前に単独・小屋素泊まりで下見山行。
ばかばかしいようですが、初めて歩くのと二度目では、
精神的な安心感が全く違うので、行って良かったです。
2.荷物の軽量化。
今回の山行で、いつもより増えたのは次のアイテムでした。
・テントのフライ
・いざという時の荷揚げ用カラビナとスリング
・担当になった朝食用の食材三人分。
・銀マット
・コッヘルとガス台
どの位重さが増えるか不安だったので、個人装備を軽量化しましたが、
あまり軽量化しすぎるとトレーニングにならないので、ほどほどに。
体感的には、5月の屋久島縦走の時や冬の小屋泊まり縦走時と
ほぼ変わらない重さで収まり、歩く速さには影響ありませんでした。
3.人に合わせて歩くこと。
これが一番不安でしたが、お二人が合わせて下さったので
ちょうど良いペースで歩くことができました。
ありがとうございました。
4.驚いたこと。
二人の荷物の重さ。
恐ろしくて背負わせてもらいませんでしたが
見るからに重そう&背負ったことのなさそうな重さ。
アレを背負っていたら、無事歩き通すのは無理だったと思います。
二人とも、スゴイ!
5.残念だったこと。
ラム漬けオレンジとくるみを入れた手作りカロリーメイトを
朝食足りない時用に焼いたが、
冷ます時間がなくて持って行けなかったこと。
しょぼい朝ご飯でゴメンね〜。
一人で行く山も好きですが、人と行く山も楽しいですね。
sachiyさん、ykinacoさん、
何から何までありがとう&おつきあいいただき感謝☆です。
にむにむが写っている(といっても日除けで顔はわからないが…。)写真がたくさんあったはずなのにぃ。
一個もないのはなぁぜだ??
あまりに怪しすぎて、
アップできなかったよ〜(笑)
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