塔ノ岳

2024年05月05日(日) [日帰り]

• GPS: 09:06
• 距離: 12.0km
• 登り: 1,163m
• 下り: 1,195m

コースタイム

日帰り

• 山行: 8:43
• 休憩: 3:14
• 合計: 11:57

4:53 菩提峠
6:04 6:21 二ノ塔
6:40 6:41 三ノ塔
6:51 6:52 三ノ塔地蔵菩薩
7:17 7:19 烏尾山荘
7:20 7:38 烏尾山
8:07 8:07 行者ヶ岳
8:21 8:22 行者の鎖場
8:34 8:34 政次郎ノ頭
8:46 9:02 書策新道分岐
9:20 9:20 新大日茶屋跡
9:22 9:23 新大日
9:39 10:08 木ノ又小屋
10:11 10:11 木ノ又大日
11:08 11:42 塔ノ岳
12:11 12:12 木ノ又大日
12:29 12:30 新大日茶屋跡
12:48 12:49 書策新道分岐
12:59 12:59 政次郎ノ頭
13:10 13:17 行者の鎖場
13:27 13:28 行者ヶ岳
13:58 13:58 烏尾山
14:01 14:40 烏尾山荘
14:40 14:41 烏尾山
15:16 15:17 三ノ塔地蔵菩薩
15:24 15:37 三ノ塔
15:54 15:55 二ノ塔
16:03 16:05 大音沢ノ頭
16:09 16:10 日本武尊の足跡
16:44 16:49 菩提峠
16:50 ゴール地点

天候

晴れ

アクセス

利用交通機関：

自家用車

菩提峠駐車場

写真

5/5 4:52

菩提峠の無料駐車場を利用
4時半の到着時で3台目でした

5/5 4:55

時間に余裕を持って早めに出発しました。
序盤は緩やかな林道歩きでほど良くウォーミングアップ

5/5 5:03

表尾根の登山道入り口
余裕なのはここまで。二ノ塔まではひたすら登ります。

5/5 5:37

ミツバツツジ
既に息も絶え絶えだが、表尾根の美しい絶景を思い浮かべて頑張る

5/5 5:53

大山
二ノ塔山頂に近づくにつれて視界が開けて気分も高まる

5/5 5:56

江ノ島
うっすらと三浦半島や房総も見えてました

5/5 6:15

二ノ塔山頂
雲一つない富士山を眺めながらベンチで小休憩
良い日になりそうです

5/5 6:37

三ノ塔への登り
植生保護の木製の階段が多くなってきます。
大倉尾根だとペースが遅い私達はひたすら譲り続けないといけないのだけど、表尾根は人が少なくでのんびり歩けるのが嬉しい

5/5 6:41

三ノ塔からの富士山もバッチリ

5/5 6:43

三ノ塔からは塔ノ岳までの美しい稜線を一望できます。
まだまだ先は長〜い

5/5 6:50

冬支度の地蔵菩薩様に道中の安全を祈願して先へ進みます

5/5 6:50

ザレを下って眼下の烏尾山を目指します

5/5 6:50

コロナ渦の2021年は2度とも閉まってたので廃業してしまったんだと思っていたのですが、烏尾山荘が営業していました（╹◡╹)

5/5 7:29

烏尾山からの富士山
烏尾山荘は帰路に立ち寄ることに。間に合いますように、、、

5/5 7:40

時々平坦な新緑の美しい幸せロードがたまらなく嬉しい

5/5 7:50

ウマノアシガタ
道中、沢山咲いていました

5/5 8:08

行者岳
どこもかしこも新緑が眩しくて気持ち良い

5/5 8:21

行者の鎖場
初めて来たときは怖くて緊張したポイントも今では楽しいポイント

5/5 8:25

政次郎ノ頭へ向かう崩落地の細尾根
強風で吹っ飛ばされそうになりながら通過

5/5 8:30

烏尾山の右手には真鶴、伊豆方面の絶景

5/5 8:52

書策新道分岐辺りのベンチの手前で両足の太ももとふくらはぎが攣りかける。芍薬甘草湯と水分補給、パンを食べて症状が落ち着くまで休憩

5/5 8:54

ここ、烏尾山の山頂と並んで眺めも良くって大好きな場所

5/5 9:24

ツルシロカネソウ

5/5 9:37

群生してました

5/5 9:45

木ノ又小屋　到着

5/5 9:45

山頂は人も多そうだし、看板の誘惑に負けて立ち寄りました。表の温度計は23°Cを指していた。どおりで暑いわけだ

5/5 9:47

感じの良い小屋番のお姉さんに淹れてもらった珈琲をいただく。苦味が体に染みて美味しかった。nao_ponはビールで乾いた喉を潤す。乾杯

5/5 10:13

富士山も塔ノ岳山頂まで大丈夫そう

5/5 10:36

マメザクラは終盤でした
塔ノ岳手前辺りで

5/5 10:38

大きな望遠レンズを構えたご夫婦に「コガラ」がいるよと教えていただいた。ありがとうございました

5/5 10:46

山頂付近は眩しいほどの緑が気持ち良かった🌿

5/5 10:54

塔ノ岳　到着＼(^o^)／
山頂標の柱は写真待ちの行列ができていたので諦めてこちらで

5/5 10:55

雲ひとつない富士山が待っていてくれました
脚力の限界を何度も超えて頑張った甲斐がありました

5/5 10:58

神々しい尊仏如来様
端正なお顔をしてらっしゃいました

5/5 11:58

帰路にて
タチツボスミレ

5/5 12:10

アセビ

5/5 12:35

コケリンドウ

5/5 13:13

鎖場は渋滞もなく快適に通過できました

5/5 13:41

ミツバツチグリ

5/5 13:44

ニガイチゴ
棘に注意

5/5 14:12

念願の烏尾山荘で休憩。残念な事にかき氷は昨日で終わってしまったとのこと。ポカリとビールで喉を潤しました。

5/5 14:34

過去にも表尾根の道中、一山こえるたびに日差しを受けた三角屋根がとても印象的だった。営業を辞めてしまったんだろうなと思っていただけに、気さくな主人とお話ができて嬉しかった♪

5/5 15:00

三ノ塔の登り返しのザレ場からの烏尾山荘と富士山
最後まで凛々しい姿を見せてくれた。ありがとうございます

5/5 15:18

なんとか登り返してお地蔵さんにご挨拶
帰って来ましたー

5/5 15:36

三ノ塔は爆風が吹き荒れていました。後は駐車場へ行きの道を下るだけの筈が、道間違いの警告が。うっかり日本武尊の足跡コースに降りてしまいました。違う道も悪くないかとそのまま下山しました

撮影機器：

OLYMPUS PEN Lite E-PL6 オリンパス

OM-D E-M5 Mark III ボディ オリンパス

装備

個人装備

防寒着 雨具 グローブ 日よけ帽子 ビーニー帽 行動食 非常食（二日分） 飲料2L レジャーシート 折りたたみクッション 計画書 ヘッドランプ ハンディーライト 予備バッテリー 筆記用具 笛 ファーストエイドキット 常備薬 日焼け止め 保険証 iPhone Garmin サングラス タオル ストック ツェルト二人用 熊鈴 簡易無線機

感想

みなみぃ

2か月ぶりの山行は体力チェックとトレーニングを兼ねて塔ノ岳にいってきた。
丹沢の山は木道が多く、ペースの遅い我々は後続に道を譲りながらの登山になるので人の少ない表尾根を選択した。

最近、年のせいか日々体力が落ちていってる気がする。予想はしてたが登りはボロボロでした〜。木ノ又小屋付近ではヤビツ峠のバス利用の方達が増えてきましたが、皆さん早いこと早いこと。
とは言え、山の楽しみ方は人それぞれと自分で自分を励ましながら、表尾根を満喫してきました。

山行中、天気に恵まれて丹沢の山並みや富士山眺めながらの山歩きは最高でした。そして何より今回の個人的なハイライトは烏尾山荘に立ち寄れたこと。

2021年の4月と11月の週末に表尾根を歩いた際、2度とも閉まっていたので「きっと廃業してしまったんだろう」と勝手に思い込んでいたので、三ノ塔から烏尾山荘の鯉昇りがたなびいているのを見たときは驚きました。

朝は二ノ塔で休憩したばかりだったので、帰路の三ノ塔の登り返しの前に立ち寄りました。残念な事にかき氷は昨日で終わってしまったとのことで、ポカリとビールを注文。表のベンチで休憩していると、山小屋の主人がメザシの燻製とホタテチーズを差し入れに来てくれた。これがまた無茶苦茶、美味かった。

「風が強かったら小屋で休んでいきな」と言って、一旦小屋に戻ったご主人がまたベンチに戻ってきて、「良かったらこれ持っていきな」とハローキティのタオルと鈴をいただいた。山小屋でハローキティとは、何とも妙で似つかわしくないのだが、主人の心遣いと優しさに心が暖まった。そろそろ5ケ月になる孫娘の良い土産になりそうだ。

「後三分後には80歳になるんだ」と冗談を言っていたが、それもそのはずで、山小屋はもう50年も経つそうだ。立て直しにも金がかかるし、今年いっぱいで閉めるかもしれないと寂しそうに話していた。週末限定で宿泊もできるそうなので、ぜひ主人が元気なうちに酒と肴の差し入れでも持って泊まりに行こうと思う。

今回は木ノ又小屋と烏尾山荘に立ち寄ったが、どちらも飾らない優しさに触れて、なんとも良い山行になりました。