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Yamareco

記録ID: 677369
全員に公開
ハイキング
尾瀬・奥利根

会津駒ヶ岳・天空の楽園に夏が来た(滝沢登山口ピストン)

2015年07月13日(月) [日帰り]
 - 拍手
guru その他3人
GPS
--:--
距離
12.0km
登り
1,152m
下り
1,152m

コースタイム

日帰り
山行
6:52
休憩
2:25
合計
9:17
7:28
7:43
107
9:30
9:42
20
10:02
10:19
44
11:03
11:57
50
12:47
13:14
54
14:08
14:28
54
15:22
15:22
0
15:22
ゴール地点
12.02km +1155m -1137m EK29.26
天候 晴れ(無風ときどき熱風)
過去天気図(気象庁) 2015年07月の天気図
アクセス
利用交通機関:
電車 自家用車
往路:前日燧ヶ岳に登頂後、檜枝岐村内で宿泊。
帰路:会津高原尾瀬口18:36-19:24鬼怒川温泉19:25-21:22北千住(きぬ140号)
・野岩鉄道・東武鬼怒川線2,430円+特急料金1,030円(指定)
・きぬ140号の車内販売はありません。鬼怒川温泉での接続もわずか1分です。
・会津高原尾瀬口駅併設の店は早くに店じまいをして乗車時刻には開いていません。
・このため、あらかじめ夕食を準備しておくことが望まれます。
・東武特急の特急券は車内で購入できず、尾瀬口駅の窓口も16:30で閉まるため、
 私の場合は東上線池袋駅に行き、事前に購入しました。
・バス利用の場合、駒ヶ岳登山口17:02-会津高原尾瀬口駅18:20(1,760円)。
コース状況/
危険箇所等
■ 滝沢登山口〜駒の小屋:駒の小屋の手前斜面で残雪が現れますが、滑り止めは不要です。駒の小屋の前は雪解けが進み、埋まっていたベンチがすべて現れました。
■ 駒の小屋〜会津駒ヶ岳〜中門岳:ところどころ残雪を通過しますが、傾斜が緩いため、ツボ足で問題ありません。ダブルストックがあると便利でしょう(スノーバスケット不要)。
その他周辺情報 ■ 古町温泉赤岩荘:福島県南会津郡南会津町古町字太子堂186-2
帰路立ち寄り。600円、20時まで。ナトリウム-塩化物泉の赤湯が特徴的。
食堂併設。軽食をテイクアウトしました(上述「アクセス」車内販売がないため)。
http://www.sayurinosato.co.jp/akaiwa/index.php
■JAスーパー:役場横、平日18:00/休日17:30まで営業、村で唯一食品を扱う店。
■キリンテ、御池へ縦走した場合は、バスで登山口に戻る方法もある。
御池13:10/14:30/16:40-キリンテ13:27/14:47/16:57-駒ヶ岳登山口13:32/14:52/17:02
ただし駒ヶ岳登山口バス停から滝沢登山口の駐車場まで徒歩30分くらいかかる。
おはようございます。前日の燧ヶ岳から下山後、宿泊した檜枝岐村の静かな朝です。
2015年07月13日 05:21撮影 by  GR DIGITAL 4 , RICOH
1
7/13 5:21
おはようございます。前日の燧ヶ岳から下山後、宿泊した檜枝岐村の静かな朝です。
国道のこの看板から山道へ。会津バスの駒ヶ岳登山口バス停も目の前にあります。
2015年07月13日 05:39撮影 by  GR DIGITAL 4 , RICOH
7/13 5:39
国道のこの看板から山道へ。会津バスの駒ヶ岳登山口バス停も目の前にあります。
ここまで徒歩だと30分くらい?今回は同行者のおかげでクルマで登山口へ。いざ出発!
2015年07月13日 06:05撮影 by  GR DIGITAL 4 , RICOH
1
7/13 6:05
ここまで徒歩だと30分くらい?今回は同行者のおかげでクルマで登山口へ。いざ出発!
有名な階段から先、最初のうちが比較的急登。次第に落ち着いた登りになります。
2015年07月13日 07:09撮影 by  GR DIGITAL 4 , RICOH
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7/13 7:09
有名な階段から先、最初のうちが比較的急登。次第に落ち着いた登りになります。
森林限界まで半分くらいの場所に水場への入り口の小広場。ちょうどいい休憩場所です。
2015年07月13日 07:28撮影 by  GR DIGITAL 4 , RICOH
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7/13 7:28
森林限界まで半分くらいの場所に水場への入り口の小広場。ちょうどいい休憩場所です。
冷たい!苔生した岩の隙間から水の滴る岩清水。喉を潤し、クールダウンしたら行動再開。
2015年07月13日 07:34撮影 by  GR DIGITAL 4 , RICOH
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7/13 7:34
冷たい!苔生した岩の隙間から水の滴る岩清水。喉を潤し、クールダウンしたら行動再開。
ゴゼンタチバナ。昨日燧ヶ岳で見たものよりもフレッシュ。
2015年07月13日 07:56撮影 by  GR DIGITAL 4 , RICOH
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7/13 7:56
ゴゼンタチバナ。昨日燧ヶ岳で見たものよりもフレッシュ。
かわいらしいマイヅルソウちゃん。
2015年07月13日 08:02撮影 by  GR DIGITAL 4 , RICOH
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7/13 8:02
かわいらしいマイヅルソウちゃん。
木々の密度が下がってくると、そろそろ山頂稜線が顔を出し始めます。
2015年07月13日 08:35撮影 by  GR DIGITAL 4 , RICOH
7/13 8:35
木々の密度が下がってくると、そろそろ山頂稜線が顔を出し始めます。
ミツバオウレンですかねえ。
2015年07月13日 08:41撮影 by  GR DIGITAL 4 , RICOH
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7/13 8:41
ミツバオウレンですかねえ。
ゴージャスマダム。タカネバラかな?撮りにくいところに咲かないでよ。
2015年07月13日 08:46撮影 by  GR DIGITAL 4 , RICOH
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7/13 8:46
ゴージャスマダム。タカネバラかな?撮りにくいところに咲かないでよ。
ウラジロヨウラク。ほかにイワカガミ、アカモノなどもいました。
2015年07月13日 08:55撮影 by  GR DIGITAL 4 , RICOH
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7/13 8:55
ウラジロヨウラク。ほかにイワカガミ、アカモノなどもいました。
眺めのいい場所に休憩スポット。左手が駒の小屋、こんもりしたところが駒ヶ岳山頂。
2015年07月13日 08:58撮影 by  GR DIGITAL 4 , RICOH
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7/13 8:58
眺めのいい場所に休憩スポット。左手が駒の小屋、こんもりしたところが駒ヶ岳山頂。
そこから平べったい稜線が伸びます。ちょっとニセ巻機から見た巻機山にも似ている?
2015年07月13日 08:58撮影 by  GR DIGITAL 4 , RICOH
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7/13 8:58
そこから平べったい稜線が伸びます。ちょっとニセ巻機から見た巻機山にも似ている?
イワイチョウ。足元を埋め尽くす水草みたいな葉っぱ。
2015年07月13日 09:09撮影 by  GR DIGITAL 4 , RICOH
4
7/13 9:09
イワイチョウ。足元を埋め尽くす水草みたいな葉っぱ。
ワタスゲが出てくると湿原が始まるサイン。
2015年07月13日 09:12撮影 by  GR DIGITAL 4 , RICOH
4
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ワタスゲが出てくると湿原が始まるサイン。
サラサドウダン。青空に映えます。
2015年07月13日 09:13撮影 by  GR DIGITAL 4 , RICOH
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サラサドウダン。青空に映えます。
樹林帯を登り切ると、お待ちかねの風景が広がっていました。
2015年07月13日 09:15撮影 by  GR DIGITAL 4 , RICOH
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7/13 9:15
樹林帯を登り切ると、お待ちかねの風景が広がっていました。
早速この山のシンボルのひとつ、かわいいハクサンコザクラ。
2015年07月13日 09:22撮影 by  GR DIGITAL 4 , RICOH
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7/13 9:22
早速この山のシンボルのひとつ、かわいいハクサンコザクラ。
もちろんみんなのアイドル、チングルマも。ハチさんがお食事中です。
2015年07月13日 09:25撮影 by  GR DIGITAL 4 , RICOH
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7/13 9:25
もちろんみんなのアイドル、チングルマも。ハチさんがお食事中です。
やや斜度のある残雪を登ります。もう滑り止めが必要な状態ではありません。
2015年07月13日 09:27撮影 by  GR DIGITAL 4 , RICOH
1
7/13 9:27
やや斜度のある残雪を登ります。もう滑り止めが必要な状態ではありません。
駒の小屋に到着。皆さん暑い中ここまでおつかれさまでした。
2015年07月13日 09:31撮影 by  GR DIGITAL 4 , RICOH
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7/13 9:31
駒の小屋に到着。皆さん暑い中ここまでおつかれさまでした。
小屋の前は雪がどんどん後退し、大きな池が現れています。よく見ると逆さ駒?
2015年07月13日 09:32撮影 by  GR DIGITAL 4 , RICOH
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7/13 9:32
小屋の前は雪がどんどん後退し、大きな池が現れています。よく見ると逆さ駒?
休憩ののち、会津駒ヶ岳山頂へ向かいます。左側の巻き道があるので帰りはそちらで。
2015年07月13日 09:58撮影 by  GR DIGITAL 4 , RICOH
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7/13 9:58
休憩ののち、会津駒ヶ岳山頂へ向かいます。左側の巻き道があるので帰りはそちらで。
会津駒ヶ岳、登頂しました。山頂標の後ろにちょうど燧が入り込むのがいいですね。
2015年07月13日 10:03撮影 by  GR DIGITAL 4 , RICOH
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7/13 10:03
会津駒ヶ岳、登頂しました。山頂標の後ろにちょうど燧が入り込むのがいいですね。
駒ヶ岳でコマネチ。甲斐駒に続いてまたやってます。山の神様ごめんなさい。
2015年07月13日 10:08撮影 by  GR DIGITAL 4 , RICOH
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7/13 10:08
駒ヶ岳でコマネチ。甲斐駒に続いてまたやってます。山の神様ごめんなさい。
ここは貫禄の一等三角点です。点名は岩駒ケ岳。旧国名の岩代より。
2015年07月13日 10:04撮影 by  GR DIGITAL 4 , RICOH
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7/13 10:04
ここは貫禄の一等三角点です。点名は岩駒ケ岳。旧国名の岩代より。
パノラマボード置く意味あるのと疑いましたが、燧の隣にうっすら富士山が目視できました。
2015年07月13日 10:19撮影 by  GR DIGITAL 4 , RICOH
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7/13 10:19
パノラマボード置く意味あるのと疑いましたが、燧の隣にうっすら富士山が目視できました。
山頂の周りはハクサンシャクナゲが彩ります。燧ヶ岳のそれよりまだ瑞々しいかも。
2015年07月13日 10:19撮影 by  GR DIGITAL 4 , RICOH
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7/13 10:19
山頂の周りはハクサンシャクナゲが彩ります。燧ヶ岳のそれよりまだ瑞々しいかも。
では、ここからが一番のお楽しみ、いざ中門岳へ。たおやかな稜線が伸びます。
2015年07月13日 10:21撮影 by  GR DIGITAL 4 , RICOH
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7/13 10:21
では、ここからが一番のお楽しみ、いざ中門岳へ。たおやかな稜線が伸びます。
東側の沢の斜面は原始の森が広がっています。遠くには遥か、飯豊も見えました。
2015年07月13日 10:22撮影 by  GR DIGITAL 4 , RICOH
7/13 10:22
東側の沢の斜面は原始の森が広がっています。遠くには遥か、飯豊も見えました。
西側には残雪をまとった越後三山・中ノ岳と越後駒。あちら側の稜線も歩きたくなります。
2015年07月13日 10:22撮影 by  GR DIGITAL 4 , RICOH
7/13 10:22
西側には残雪をまとった越後三山・中ノ岳と越後駒。あちら側の稜線も歩きたくなります。
中門岳へも残雪があります。しかし斜度は緩く柔らかいので心配いりません。
2015年07月13日 10:25撮影 by  GR DIGITAL 4 , RICOH
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7/13 10:25
中門岳へも残雪があります。しかし斜度は緩く柔らかいので心配いりません。
ここが2000mの稜線です。なだらかな道がずーっと続いています。
2015年07月13日 10:27撮影 by  GR DIGITAL 4 , RICOH
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7/13 10:27
ここが2000mの稜線です。なだらかな道がずーっと続いています。
融雪の速かった場所には青い水を湛えた池塘が。さすがに逆さ燧、にはなってませんね。
2015年07月13日 10:36撮影 by  GR DIGITAL 4 , RICOH
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7/13 10:36
融雪の速かった場所には青い水を湛えた池塘が。さすがに逆さ燧、にはなってませんね。
雪解けが始まったばかりの場所には、まるで氷結した湖のようなものが。
2015年07月13日 10:38撮影 by  GR DIGITAL 4 , RICOH
7/13 10:38
雪解けが始まったばかりの場所には、まるで氷結した湖のようなものが。
まさに目の前で雪解け。雪の下からジャブジャブ水が流れ出してきます。
2015年07月13日 10:43撮影 by  GR DIGITAL 4 , RICOH
7/13 10:43
まさに目の前で雪解け。雪の下からジャブジャブ水が流れ出してきます。
雪解け直後の池塘の周りはまだ植物が目を出しておらず、全体的に茶色。
2015年07月13日 10:43撮影 by  GR DIGITAL 4 , RICOH
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7/13 10:43
雪解け直後の池塘の周りはまだ植物が目を出しておらず、全体的に茶色。
池塘のいろいろな段階が見れて飽きません。夏の訪れを時間軸で楽しめました。
2015年07月13日 10:53撮影 by  GR DIGITAL 4 , RICOH
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7/13 10:53
池塘のいろいろな段階が見れて飽きません。夏の訪れを時間軸で楽しめました。
ショウジョウバカマ。もともと少し湿ったところが好きな子ですよね。
2015年07月13日 10:57撮影 by  GR DIGITAL 4 , RICOH
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7/13 10:57
ショウジョウバカマ。もともと少し湿ったところが好きな子ですよね。
見たことない花かと思ったら、ハクサンコザクラがこれから咲くところみたい。
2015年07月13日 10:58撮影 by  GR DIGITAL 4 , RICOH
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7/13 10:58
見たことない花かと思ったら、ハクサンコザクラがこれから咲くところみたい。
これも見たことない花かと思ったら、ワタスゲが広がる前でした。
2015年07月13日 11:01撮影 by  GR DIGITAL 4 , RICOH
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7/13 11:01
これも見たことない花かと思ったら、ワタスゲが広がる前でした。
現在進行形の夏の訪れを楽しんでいるうちに、中門岳の標柱がある場所に着きました。
2015年07月13日 11:03撮影 by  GR DIGITAL 4 , RICOH
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7/13 11:03
現在進行形の夏の訪れを楽しんでいるうちに、中門岳の標柱がある場所に着きました。
ここだけ隔絶された、静かで美しい空間。なんて素敵な場所なのでしょう。
2015年07月13日 11:04撮影 by  GR DIGITAL 4 , RICOH
7
7/13 11:04
ここだけ隔絶された、静かで美しい空間。なんて素敵な場所なのでしょう。
木道は標柱の先まで伸びているようです。ランチを済ませてから見に行ってみましょう。
2015年07月13日 11:05撮影 by  GR DIGITAL 4 , RICOH
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7/13 11:05
木道は標柱の先まで伸びているようです。ランチを済ませてから見に行ってみましょう。
木道は、数分進んだところの湿原で、ループ線のように池塘を周回して終わっていました。
2015年07月13日 11:47撮影 by  GR DIGITAL 4 , RICOH
1
7/13 11:47
木道は、数分進んだところの湿原で、ループ線のように池塘を周回して終わっていました。
特別なものはなにもない場所。それがこの山上の小宇宙の終わりでした。
2015年07月13日 11:42撮影 by  GR DIGITAL 4 , RICOH
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7/13 11:42
特別なものはなにもない場所。それがこの山上の小宇宙の終わりでした。
ただひと筋の踏み跡がどこかに向かって続いています。その先はきっと「難路・道なし」。
2015年07月13日 11:45撮影 by  GR DIGITAL 4 , RICOH
2
7/13 11:45
ただひと筋の踏み跡がどこかに向かって続いています。その先はきっと「難路・道なし」。
ここから駒ヶ岳山頂の方角を眺めると、随分と遠いところまで来たような思いに駆られます。
2015年07月13日 11:45撮影 by  GR DIGITAL 4 , RICOH
1
7/13 11:45
ここから駒ヶ岳山頂の方角を眺めると、随分と遠いところまで来たような思いに駆られます。
ではそろそろ戻りましょうか。行く手の先には燧ヶ岳。改めて、立派な山です。
2015年07月13日 11:47撮影 by  GR DIGITAL 4 , RICOH
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7/13 11:47
ではそろそろ戻りましょうか。行く手の先には燧ヶ岳。改めて、立派な山です。
標柱まで戻ってきました。冬は風雪が激しいのか、倒れているのをストックで支えてみます。
2015年07月13日 11:56撮影 by  GR DIGITAL 4 , RICOH
3
7/13 11:56
標柱まで戻ってきました。冬は風雪が激しいのか、倒れているのをストックで支えてみます。
平ヶ岳と越後三山が見守るこの場所、名残惜しいですがそろそろ失礼しましょう。
2015年07月13日 11:59撮影 by  GR DIGITAL 4 , RICOH
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7/13 11:59
平ヶ岳と越後三山が見守るこの場所、名残惜しいですがそろそろ失礼しましょう。
会津駒ヶ岳山頂の手前まで戻ってきました。山頂方向は正面、右に折れる巻き道に入ります。
2015年07月13日 12:33撮影 by  GR DIGITAL 4 , RICOH
7/13 12:33
会津駒ヶ岳山頂の手前まで戻ってきました。山頂方向は正面、右に折れる巻き道に入ります。
駒の小屋まで戻ってきました。応援のつもりでコーラとバッジを買いました。
2015年07月13日 12:46撮影 by  GR DIGITAL 4 , RICOH
7/13 12:46
駒の小屋まで戻ってきました。応援のつもりでコーラとバッジを買いました。
いよいよ下山です。燧ヶ岳の方向、キリンテへの道が通る稜線もよさげですね。
2015年07月13日 13:19撮影 by  GR DIGITAL 4 , RICOH
7/13 13:19
いよいよ下山です。燧ヶ岳の方向、キリンテへの道が通る稜線もよさげですね。
再び樹林帯に戻る直前、このいとおしい山上世界もいよいよ見納め。
2015年07月13日 13:23撮影 by  GR DIGITAL 4 , RICOH
7/13 13:23
再び樹林帯に戻る直前、このいとおしい山上世界もいよいよ見納め。
水場まで下りてきました。再びリフレッシュ。この時間に登りの人は相当辛そうでした。
2015年07月13日 14:08撮影 by  GR DIGITAL 4 , RICOH
7/13 14:08
水場まで下りてきました。再びリフレッシュ。この時間に登りの人は相当辛そうでした。
最後、ひょっこりとあの階段が現れました。ここを下ったら今日の山旅もおしまいです。
2015年07月13日 15:21撮影 by  GR DIGITAL 4 , RICOH
1
7/13 15:21
最後、ひょっこりとあの階段が現れました。ここを下ったら今日の山旅もおしまいです。
おつかれさま、高温での登山となりましたが、全員元気に下山することができました。めちゃくちゃお風呂とアイスを欲してましたけどね。
2015年07月13日 15:22撮影 by  GR DIGITAL 4 , RICOH
2
7/13 15:22
おつかれさま、高温での登山となりましたが、全員元気に下山することができました。めちゃくちゃお風呂とアイスを欲してましたけどね。
購入したのは小屋番さんの奥さんデザインの新作バッジ。文字入りでユニークですが、よく見たら標高が入ってない。山バッジ失格?!笑(終)
2015年07月14日 08:46撮影 by  GR DIGITAL 4 , RICOH
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7/14 8:46
購入したのは小屋番さんの奥さんデザインの新作バッジ。文字入りでユニークですが、よく見たら標高が入ってない。山バッジ失格?!笑(終)
撮影機器:

感想

前日に燧ヶ岳に登頂後、福島県側の麓の檜枝岐村に一泊。
翌日、Fさんらのグループと登山口で合流し、
4人で会津駒ヶ岳に登ってきました。

この山で一番ポピュラーな滝沢登山口からのルートは、
レコでも有名な階段から始まる最初の区間が少し急なものの、
路面がしっかり安定したルートで、前日の燧ヶ岳と比べて
断然脚に優しく、登りやすく下りやすいものでした。

森林限界までのちょうど半分くらい、良い頃合いに水場。
登山道から2〜3分下らなければならないものの、
本当に苔生した岩の隙間から水がしみだしている冷たい岩清水、
下りて飲みにいく価値があります(往復とも立ち寄りました)。

いよいよ森林限界まで来ると、たおやかな稜線が眼前に。
これまで行った山では巻機山の展開や雰囲気と少し似ているところが
あるでしょうか。こちらはニセピークもなく、素直に肩の小屋へ。
この1週間で小屋周辺の雪が急激に消えたそうです。

眺望は一応あるものの駒ヶ岳の山頂はさして面白いものではないので、
この山に登ったら、やはり中門岳まで歩くことが必須でしょう。
すでに池塘が現れて緑がひろがっているところ、いままさに
雪解けが進行中のところ、まだ雪に覆われたところと、この時期
バリエーションを楽しめる道のりでした。滑り止めはもう要りません。

越後の縞模様の山並みを左手に臨みつつたどり着く、
中門岳の標柱が立った場所は、そこだけが小さな宇宙のような雰囲気。
木道はまだ先へと続いていて、最後はくるっとループして終わります。
ループの終端から伸びる踏み跡は、いったいどこに続いているのか。
地形図にさえ載っていない、本当に「難路・道なし」なのかと想像します。

前日よりは雲は多かったものの、そこそこの晴れとなったこの日。
本当に暑かったです。無風が続いて風が欲しいと思っていると
熱風が吹き付けてきたり。雪の残る2000mの稜線とは思えない暑さでした。
早朝でも暑かった登りの道を、私たちが帰路についた昼間に登ってくる方々は、
暑いを通り越して危険そうでした。

しかし、それでも目に飛び込んでくるものはすべて爽やかというのは、
それがきっと、この山のキャラクターなのでしょう。

+ + + + + + + + + + + + + + + + + + + + + + + + +

山行1日目:遥かな夏・燧ヶ岳(大清水〜尾瀬沼〜長英新道〜御池新道〜御池)
http://www.yamareco.com/modules/yamareco/detail-676769.html
 

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コメント

会津駒!
guruさんこんばんは。

燧!に続いて会津駒!どちらもとても行きたい山、羨ましいです。会津駒の山並み、本当に巻機山に似て柔らかいですね。中門岳への道、とても気持ち良さそう。こんな気持ちのいい旅をしてguraさんからは何も言われ無いのですか?我が隊なら「何で自分だけ楽しんでるのっ!」と責められますがguraさんは優しいんですね。山旅だけで無くこちらも羨ましいです。
2015/7/17 19:21
Re: 会津駒!
yuzupapaさん、コメントありがとうございます

燧だけでなく会津駒もということでしたら、
やはり尾瀬の沼山峠側、檜枝岐をベースにするしかありません
東北道のインターからだと下道2時間以上ありますよね

なかなか行きづらい場所には違いないので、私も今回まとめて行きました。
そもそも檜枝岐は、少し前までは秘境中の秘境だったところ。
もとからの住民の名字が、星、橘、平野の3つしかないそうです
言葉も隣の村の東北弁と全く異なり京都風だとか。むしろ聞き取りやすいです。
...って、登山とはあまり関係のない話でスミマセン

guraはこういう優しい山並みはそれほど興味がないようです。
何といっても活火山が好きなようです。性格も同じで優しい訳ではなく、
平穏なときは安全ですが、噴火した時にはどうなるかわかりません
2015/7/18 0:15
プロフィール画像
ニッ にっこり シュン エッ!? ん? フフッ げらげら むぅ べー はー しくしく カーッ ふんふん ウィンク これだっ! 車 カメラ 鉛筆 消しゴム ビール 若葉マーク 音符 ハートマーク 電球/アイデア 星 パソコン メール 電話 晴れ 曇り時々晴れ 曇り 雨 雪 温泉 木 花 山 おにぎり 汗 電車 お酒 急ぐ 富士山 ピース/チョキ パンチ happy01 angry despair sad wobbly think confident coldsweats01 coldsweats02 pout gawk lovely bleah wink happy02 bearing catface crying weep delicious smile shock up down shine flair annoy sleepy sign01 sweat01 sweat02 dash note notes spa kissmark heart01 heart02 heart03 heart04 bomb punch good rock scissors paper ear eye sun cloud rain snow thunder typhoon sprinkle wave night dog cat chick penguin fish horse pig aries taurus gemini cancer leo virgo libra scorpius sagittarius capricornus aquarius pisces heart spade diamond club pc mobilephone mail phoneto mailto faxto telephone loveletter memo xmas clover tulip apple bud maple cherryblossom id key sharp one two three four five six seven eight nine zero copyright tm r-mark dollar yen free search new ok secret danger upwardright downwardleft downwardright upwardleft signaler toilet restaurant wheelchair house building postoffice hospital bank atm hotel school fuji 24hours gasstation parking empty full smoking nosmoking run baseball golf tennis soccer ski basketball motorsports cafe bar beer fastfood boutique hairsalon karaoke movie music art drama ticket camera bag book ribbon present birthday cake wine bread riceball japanesetea bottle noodle tv cd foot shoe t-shirt rouge ring crown bell slate clock newmoon moon1 moon2 moon3 train subway bullettrain car rvcar bus ship airplane bicycle yacht

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3/5
無雪期ピークハント/縦走 東北 [日帰り]
滝沢〜駒の小屋〜山頂
利用交通機関: 電車・バス
技術レベル
2/5
体力レベル
3/5

この記録で登った山/行った場所

関連する山の用語

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