鎌倉〜逗子古道 まんだら堂やぐら群限定公開〜名越切通しと名越里山緑地裏道調査

2024年05月11日(土) [日帰り]

• GPS: 03:02
• 距離: 11.4km
• 登り: 429m
• 下り: 425m

コースタイム

日帰り

• 山行: 2:34
• 休憩: 0:29
• 合計: 3:03

10:21 スタート地点
10:25 10:42 名越切通し
10:44 10:49 名越切通分岐
10:54 10:54 大切岸
11:00 11:02 水道山
12:42 12:45 猿畠山
12:49 12:50 名越切通分岐
13:14 13:15 名越切通分岐
13:18 13:18 名越切通亀が岡団地口
13:24 ゴール地点

写真

本日の名越切通し（第一切通し）
久しぶりに来ました。

本日の名越切通し（第二切通し）

門の外から眺めたことはありますが、初めて中に入ります。

崖面に多数のやぐらが3段、4段と重ねて掘られており、アパートみたいですね。
初めて間近で見ました。鎌倉時代中期頃の遺構。

最奥部にもやぐらがあります。150位あるらしいです。
これだけまとまったやぐらを、良い状態で見ることのできる遺跡はとても貴重です。

本日の名越切通し（第三切通し）

お猿畠の大切岸です。
人工的な切り立った崖が若干の平場を伴って約800メートルに渡って連なる地形となっています。

メインルートを行く沢山のハイカーを横目に、私は案内の出ていない右へ行きます。（名越里山緑地へ）

おっ！こんなところに石切場がありますね。ここからどうやって石を運び出したのだろうか？

苔むした味のある石段です。私の好きな古道の径ですね〜

ここも石切場でしょうか、きれいに削った後があります。

趣のある尾根道。このルート、古道好きにはお勧めです。石切場と石段もあるし、見所が多いです。

里山緑地。昔の原風景が残ってます。素晴らしい！
名越谷戸は「逗子名越緑地里山の会」により守られています。

倒木あり、草木も伸び、放置された荒れルート。でも赤テープのおかげで方向が判別可能。上からの分岐には案内板出てるので、通行不可ではないですが来ない方が無難。。

きゃーーー！！。やぐらに、分解されたブラウン管テレビが詰め込まれてる。バチ当たりです！！
どういう神経してるんだろうか？

こちらの尾根道は池のほとりに降りれます。最初下から登ろうとしたが、登り口が草木に隠れて見つけられず、迂回して登り返して来ました。（上からは案内板あり）
この時期、湿地帯はマムシに注意の看板あり。

広場と草むらと林の踏み跡を辿り、やっとたどり着いた先は古い車道の廃道。
抜けたのか、削ったのか穴が空いてます。コンクリートめっちゃ薄くて老朽化してるんですけど。。戻りたくないので進みます。

結構長い廃道地帯抜けて後ろを振り返りました。落とし穴のトラップなくクリアできました。私はマリオじゃない！
不安なので山側沿いに来ました。

山の上の鎌倉材木座霊園沿いの道路に出ました。江ノ島の向こうに富士山が見える、今日一番の眺望が拝めました。

感想

よし

まんだら堂やぐら群の、今年1回目の期間限定公開の期間でしたので、初めて門の中に入りました。
その後、名越緑地に降りたのですが途中の古道（里山方面）が楽しく、今日一番の収穫かな。
ちなみに緑地に降りる他の2本のルート（東名越方面）は余りオススメしません。

最後の、名越切通しから別れた山道を抜けた後の廃道が衝撃でした。（穴が空いてたので道が崩れるかと思った、マリオ状態）
でも一番の衝撃は、やぐらに詰め込まれたアイツかな(写真参照)。。非常識です。

いろんな意味で、最近のレコでは一番発見のあった面白いルートでした。里山古道また行きます。