箱根八里越え

2015年07月18日(土) [日帰り]

• GPS: 11:00
• 距離: 34.6km
• 登り: 954m
• 下り: 954m

天候

曇り〜雨〜曇り〜晴れ

アクセス

利用交通機関：

電車

三島大社へは、JR三島駅から徒歩7分程です。付近には駐車場も多数あります。

コース状況／危険箇所等

石畳には苔がついている所もあり、雨天時には滑りやすい箇所もあるのでスリップ転倒への注意が必要です。畑宿より下で須雲川を渡る橋がある箇所がありますが、増水時危険との事なので、天候次第では迂回した方が良さそうです。

その他周辺情報

途中箱根湯元の温泉街を通るので、先を急がない時には汗を流していくのも良いかもしれません。

写真

7/18 8:38

三島大社の参道。ここから長い旅の始まり。
お参りして無事を祈願してからスタート。

7/18 8:54

東へしばらく歩くと、傾斜のスタート。
旧街道、川原が谷の案内が有りました。

7/18 8:58

病院の裏手の道がこういう旧跡の坂だったのね

7/18 9:11

国道1号線に合流。錦田一里塚

7/18 9:40

塚原新田から1号線を離れ、旧東海道のある裏道へ
行く先々で道標があって親切。

7/18 9:41

草もじゃもじゃの臼転ばし坂へ
この後何度か急登。車道をショートカットしつつ標高も稼げる

7/18 9:51

7/18 10:24

車で通ってもかなり遠くだと思ってたトコまでも、徒歩でも意外にすんなりショートカットで辿り着いています

7/18 10:31

7/18 10:37

工事中の大吊橋

7/18 10:40

完成すると日本一の長さらしいです

7/18 10:47

バイパスも出来るのね

7/18 10:54

ホタルブクロが咲いていました

7/18 10:57

やっとこさ山中城址

7/18 11:11

7/18 11:25

結構広いですね敷地・・・
ここからこの歩道橋を渡って道路対岸へ

7/18 11:25

旧街道へ

7/18 11:25

雲助の頭役、久助さんのお墓

7/18 11:27

石畳の道が見えてきました

7/18 11:30

杉の並木に霧がかかり幻想的な雰囲気

7/18 11:30

江戸時代の人達もこの道を歩いたんでしょう

7/18 11:35

参勤交代とか、相当の大人数がこの幅の道を通ったことを考えると…
現代は便利な時代ですね

7/18 11:36

7/18 11:58

あれっと思う間に旧街道を抜けて、また国1に合流
三島市を出て函南町へとさしかかりました

7/18 11:58

箱根名物、濃霧。
雨も混じってきました

7/18 12:12

接待茶屋のバス停
何もありませんが、昔はここで旅人にお茶を無償で振舞っていたらしいです

7/18 12:40

やっと箱根西坂を上り切って箱根峠へ

7/18 12:49

ここからは神奈川県

7/18 12:58

ここを下るのが旧街道のルートですが・・・

7/18 12:58

モジャモジャ急傾斜…
迂回する事に。

7/18 13:00

道の駅到着

7/18 13:12

お蕎麦で体を温める

7/18 13:21

そういや第3東京市でしたね

7/18 13:24

芦ノ湖見えず

7/18 13:37

箱根だなあ。
歩いて登れるもんだなあ

7/18 13:43

車道の脇に、旧街道へ下りる道が

7/18 13:44

こんな感じで迂回してきた旧街道へと再合流

7/18 13:48

新しい看板

7/18 13:48

古い道標

7/18 13:49

短い坂を下りきりました

7/18 13:54

民家の立ち並ぶ道路を歩き湖の畔へ

7/18 13:57

7/18 13:58

7/18 14:03

今も昔も賑わう元箱根の箱根宿を抜け、関所へ

7/18 14:03

関所の門へと向かう道

7/18 14:14

関所を抜けると杉並木
大きい

7/18 14:14

爽やかな感じの並木道

7/18 14:19

見た事ある鳥居が湖の畔に

7/18 14:21

旅人に涼を与えるために植えたとか

7/18 14:23

7/18 14:29

ココから左へ入って再度旧街道へ

7/18 14:30

旧い碑です

7/18 14:30

7/18 14:30

7/18 14:31

純白の紫陽花

7/18 14:31

こちらは綺麗な青

7/18 14:35

最後のもう1登り

7/18 14:37

7/18 14:38

お玉池分岐
ここから箱根東坂の下りへと転じます

7/18 14:41

ひたすら続く石畳

7/18 14:45

歩き易いのか歩きにくいのか・・・

7/18 14:50

7/18 14:56

昔のテクノロジー

7/18 14:57

7/18 15:04

現代のテクノロジーで焼き直し

7/18 15:06

甘酒茶屋着

7/18 15:10

冷えた抹茶がおいしい

7/18 15:11

炭焼きの良いにおい。
大変いい雰囲気の場所でした

7/18 15:20

緑のモジャモジャ

7/18 15:22

車道に出たり入ったり

7/18 15:24

ここからは車道脇の階段へ

7/18 15:35

所々ツルツル要注意

7/18 15:43

もうすぐ七曲へ

7/18 15:44

7/18 15:44

有名な箱根の七曲り
その横を階段で通過

7/18 15:47

こりゃ確かに登りには使いたくない

7/18 15:48

ここは車道脇の歩道を歩く

7/18 15:49

箱根新道と一般道の七曲りがうまく交互にクロス

7/18 15:57

こんな感じでニョロニョロ

7/18 15:57

歩道までもが石畳

7/18 15:59

わき道へと降りる
江戸時代以前は脛まで泥に埋もれて通行・・・だからの石畳
にしても滑るというか歩きにくいというか

7/18 16:02

石畳の橋

7/18 16:06

やっとこさ畑宿へ

7/18 16:08

ここの脇を上がれば旧街道
こんな所に道がねえ
車で通ると気付けない

7/18 16:14

京都から始まり

7/18 16:14

53の宿場を通りお江戸へ

7/18 16:14

その中でも難所の名高き箱根街道

7/18 16:24

旧街道はまたオフロードへ

7/18 16:26

雨後で川も勢いアップ

7/18 16:34

江戸アゲイン

7/18 16:36

エッジに足をひっかければ滑らず止まる？
江戸のテクノロジーかなあ

7/18 16:38

石畳もそろそろ最終

7/18 16:38

7/18 16:47

こっちの道は増水危険の為避けました

7/18 16:48

湯坂道（鎌倉古道）の通る尾根

7/18 17:07

奥湯元を通過

7/18 17:10

溝が噴出孔に

7/18 17:19

道の反対側に旧街道ショートカット
危うく見逃すとこだった

7/18 17:22

7/18 17:22

7/18 17:48

やっと下りきった箱根路

7/18 17:53

あとは小田原まで平坦な道をひたすら歩く

7/18 18:03

歩道のない所が随所にしばしば

7/18 18:08

！？
ホント？

7/18 18:29

小田原といえば

7/18 18:51

そこを曲がればあと少し

7/18 18:54

交差点を左に折れて

7/18 19:03

見えた。小田原城。
いやーホントに三島から徒歩で歩いたんだよな

7/18 19:07

後もう少し

7/18 19:12

ゴールの小田原駅
箱根八里を越えました。
いやー昔の人はこんなに歩いたか

7/18 19:13

先程とは打って変わって文明感

7/18 19:13

着いたなあ

7/18 20:33

東海道線で帰りました

撮影機器：

OLYMPUS Tough TG-820 オリンパス

感想

rossy

せっかく箱根の麓、三島市に住んでいるので、一度はいにしえの人々が往来した箱根八里を越えて歩いてみたいと思っていました。
市のホームページを見ていたら、市の若い方の団体が企画していたので、参加を申し込む事に。
当日は朝10人が三島大社に集合。
カンカン照りでもなく、昨日の様な台風の雨でもなく、歩くのには丁度良さそうな天気でした。

道中、旧い史跡が多くあり、それらを見ながら、古の旅の風情を味わう事の出来る良いコースでした。雨が振ったり、滑り易かったり、蕎麦で温まったり、…道中いろいろあって旅を満喫出来ました。

ほんの120年かそこら前まで、ちょっと地方をまたいで移動するにも、こういう街道を通って難所を越えていたんだなあ…と思いました。

小田原まで行くには、新幹線でも三島から2駅、車でも1時間以上かかり、まさか自分の足で歩く様な距離ではない、と思っていたコース・距離なだけに、それらの手段で行っていた小田原の町に着いた時には、ああ本当に歩きとおしたんだなあと感慨もひとしおでした。