銀杏峯は春爛漫・前山新道から小葉谷へ下る

2024年05月14日(火) [日帰り]

• GPS: 04:58
• 距離: 5.3km
• 登り: 705m
• 下り: 706m

コースタイム

日帰り

• 山行: 4:14
• 休憩: 0:44
• 合計: 4:58

9:58 スタート地点
10:03 10:03 水場
11:40 11:46 前山
12:35 12:38 親水古道分岐
12:54 13:28 銀杏峯
13:31 13:31 希望の鐘
13:47 13:47 極楽平
14:35 14:35 ブナの大木
14:54 14:55 鉱山跡
14:56 14:56 林道出合
14:56 ゴール地点

天候

晴れ

アクセス

利用交通機関：

自家用車

小葉谷登山道の林道出合の余地に駐車

コース状況／危険箇所等

・前山新道はロープやマーキング、ガイドテープが所々にある。ステップや踏み代がなくグリップが効きにくい急登が続く。刈払いはよくされている。里山を愛する会と銀爺様に感謝します。
・名松新道は整備された一般道。
・小葉谷登山道は整備されているが激坂

その他周辺情報

モンベル荒島の郷

写真

5/14 9:23

銀杏峰に向かう県道から荒島岳を望む。

5/14 9:24

これから登る銀杏峰(左奥)、右に部子山

5/14 10:01

広域林道大野池田線の小葉谷登山道出合に駐車。林道を戻り前山新道登山口へ向かう。既に標高800m

5/14 10:10

タニウツギ

5/14 10:13

白山と別山を望む、林道より

5/14 10:18

前山新道登山口

5/14 10:20

先行きの不安がよぎる取付き

5/14 10:29

前日の雨で山肌が緩い。滑りながら登って行く。この先上方までロープが設置されている。非常に助かった。

5/14 10:35

急坂を誘導テープに沿いながら登って行く。踏み跡はあるやなしや

5/14 11:05

踏ん張ってもズルズル滑る。これがかなり足にくる。腰をひねって痛い。

5/14 11:08

ブナを見て辛さを紛らわす

5/14 11:13

急勾配での太い幹の除去作業は大変だ。至る所で刈り払いがしてある。

5/14 11:28

ブナ林を登り切ると前方が明るくなってきた

5/14 11:40

リョウブの若葉

5/14 11:41

前山に飛び出る。これでひと段落

5/14 11:41

白山と荒島岳

5/14 11:42

越前甲(大日)

5/14 11:49

小休止の後、名松新道を登って行く

5/14 11:52

ツクバネソウ？

5/14 11:55

名松尾根の主にご挨拶

5/14 12:00

新緑が眩しい

5/14 12:09

ブナ林が続く

5/14 12:26

カタクリのお出ましだ

5/14 12:28

ショウジョウバカマ

5/14 12:29

ミヤマカタバミ

5/14 12:32

ゼンマイ

5/14 12:33

5/14 12:34

カタクリとカタバミ

5/14 12:35

カタクリとゼンマイ

5/14 12:37

展望地から部子山を望む

5/14 12:37

いざ銀杏峰

5/14 12:40

ユキザサ

5/14 12:40

バイケイソウ

5/14 12:41

カタクリ祭り

5/14 12:43

極楽平に突入

5/14 12:46

芽吹き

5/14 12:48

眼下には大野盆地

5/14 12:48

積雪期のマーカー

5/14 12:51

凄い数のカタクリがあちこちに

5/14 12:51

バイケイソウ

5/14 12:52

永平寺の僧侶十数人とすれ違う

5/14 12:53

ヤマエンゴサク

5/14 12:54

銀杏峰に登頂。お香の匂いが漂う

5/14 12:55

先ずは白山を遥拝

5/14 12:55

荒島岳の右に乗鞍岳、左に槍穂が見えているようだ

5/14 12:57

北アルプスをズーム、穂高　槍　笠ヶ岳

5/14 12:56

能郷白山、手前は姥ヶ岳

5/14 13:23

乗鞍と御嶽

5/14 13:24

最後に白山と別山を写真に収め下山します

5/14 13:24

カエデ

5/14 13:25

オオヤマレンゲ

5/14 13:26

奥美濃方面、何時もいい加減に見ていたので同定してみました

5/14 13:28

キンポウゲ科シナノキンバイ？→ミツバツチグリ

5/14 13:29

ハルリンドウ

5/14 13:30

極楽平を部子山方面へ

5/14 13:32

オオカメノキ

5/14 13:33

希望の鐘を撞く

5/14 13:35

雪渓が

5/14 13:36

カエルの卵

5/14 13:36

春を待っていたバイケイソウが一気に芽吹く

5/14 13:42

至るところにカタクリが咲いている

5/14 13:47

雪の重みに耐えて地を這うように生きているダケカンバ

5/14 13:47

可憐

5/14 13:52

端正な部子山に👋、手前は冬季縦走路の吊り尾根。7年前に歩いて小葉谷左岸尾根を下った。もう今はムリ。

5/14 13:53

小葉谷登山道を下って行く

5/14 13:55

キクザキイチゲが現れ嬉々とする

5/14 13:59

紫のキクザキイチゲ

5/14 14:02

ミヤマカタバミの群落

5/14 14:10

急降下が続く。前山新道で足を使い切ったので辛い

5/14 14:18

ムラサキヤシオ

5/14 14:24

一旦緩やかになる

5/14 14:31

ブナの大樹、ここからまた激下り

5/14 14:37

5/14 14:39

ミヤマシキミ

5/14 14:41

ブナに癒されて

5/14 14:57

林道に着地

撮影機器：

サイバーショット DSC-HX60V SONY

感想

ナオジロー

ザックの腰ベルトが切れ掛けそうになっているので新調したい。大野のモンベルに行くなら登山もしたい、ということで晴れ予報のこの日に銀杏峰に登ることにする。うりさんが先週に登っておられ触発されたこともある。今春はカタクリをまだ見ていないので気になっていたのだ。

銀杏峰は積雪期も含めて14回目となる。前回は昨年の紅葉期に小葉谷登山道のピストンだった。今回も遅いのでショートコースを考えていると小葉谷から前山新道の周回を思いつく。銀爺様から伺っていた前山新道を登ってみよう。

林道出合に車を駐車して広域林道を歩いていると白山が綺麗に見える。取付きの様子は不安を掻き立てるに充分の佇まい、この先が思いやられる。案の定の急登で道なき道をズルズルと滑りながら登って行く。張られたロープがありがたい。マーキングやテープガイドがあって迷うことはない。刈払いがしっかりされているので藪漕ぎもない。

しかし滑る山肌に足を踏ん張るので筋力を使い果たしてしまう。手つかずのブナ林に癒されながら、這う這うの体で前山に登り詰める。下りに使わなくて正解である。こんな急登を刈り払いするのはさぞかし大変だったでしょう。銀爺様達の開拓に感謝します。

前山では丁度単独の男性が上がって来られるところだった。呼吸を整えて名松新道を登って行く。新緑のブナ林の中を深呼吸しながら高度を上げるとカタクリが現れ始める。天竺坂から極楽平までカタクリが咲き乱れている。今年はまだ見ていないので嬉しい出会いだ。

山頂の手前では黒法衣姿の若い僧侶十数人とすれ違う。永平寺から来られたとのことだった。山頂に着くと祠からのお香の匂いが漂っていた。北にはゼブラ模様の白山連峰が一段と迫って見える。荒島岳の背後には槍穂も明瞭に見えている。その右には乗鞍御嶽も見える。来てよかったの瞬間だ。独り占めの山頂でゆっくり昼食休憩する。

食後は極楽平を周り端正な部子山に別れを告げて小葉谷登山道を下って行く。こちら側でもカタクリ、キクザキイチゲ、カタバミも混在して目を楽しませてくれる。急下りの小葉谷道を前山新道で使い果たした足に気を使いながら下山する。林道は未だか未だかと異常に長く感じられた。帰りはモンベルに立ち寄り帰途に就いた。

コメント

はまちゃん

春の銀杏峰はいいですね！私は昨年76番目画像の地点から山頂ピストンして極楽平以外は急登だった記憶があり、懐かしい思いで拝読いたしました。

ナオジロー

はまちゃんさん、こんばんは。
小葉谷登山道は長い激登で上を見ると戸惑うぐらいです。でも道は踏み込まれ整備されたステップが備わっています。ステップや踏み代の有難味を再認識しました。

ginnjiji

爺です、前山新道登るルン、情報蟻が十匹、多くの雲水とスライド爺も居ましたよ！
線香の匂い？6年前から一般募集無し、山開き厳かにお寺と一緒に安全祈願法要終えました。
新道の開墾、仲間と共に其れなりにがんば達積った積り。
今後、ｽﾃｯﾌﾟ等を敷設で安全登山道を目指したいですが、ﾍﾛﾍﾛ爺で皆さんの
甚大な協力有れば有難い！！。爺の戯言悪しからず。。

ナオジロー

ginnjijiさん、コメントありがとうございます。
山開きだったのですね。納得しました。銀爺さんもおられたのですか？！
スライドしたのに気が付かず失礼いたしました。前山新道に手こずって遅くなってしまいました。

下りに使わなくてよかった。上りで踏ん張り過ぎた反動で腰の筋をやらかしてしまいました(>_<)。
私も協力したいのは山々ですがもう足手まといになるだけです_(._.)_
でも開拓のご苦労がよくわかりましたよ。幅広い完璧な刈り払いに感謝しながら登りました。ありがとうございます。

うり

ナオジローさん、こんばんは。
私に触発されましたの？😁同じ場所から見た同じ山の風景、私も癒された同じ花々の写真に懐かしさ？を感じました。山座の同定ありがとうございます！
前山新道っていうのがあるのですね。知りませんでした。どのルートも急坂ですが、輪をかけて傾斜がきつそうですね。でも前山まで短時間で登れそう。
#53の黄色い花はミツバツチグリかキジムシロかという感じです。違ってたらごめんなさい。それにしても銀杏峯は花豊かで素晴らしい山ですね、ブナも。
で、新しいザック買えたんですか？週末たのしみにしております♪

ナオジロー

うりさん、おはようございます。
荒島の郷へ行くなら銀杏峰でしょうということで遅掛けながら登ってきました😁。
黄色い花はミツバツチグリですね、ご教示ありがとうございます。
前山新道は里山を愛する会(銀爺様他)が切り開かれたルートなのですが、まだ荒削りの新道です。ステップが無い急斜面を数ｍ登ってはひと息つくといった感じです。急登マニアのうりさんならヒョイヒョイでしょうか😆
白山を間近で見ると高揚の後には安堵します。素晴らしい精神安定剤ですね。
ザックは新調しました。でもちょっと腰の筋が怪しいので様子見て連絡します。