仙台・二口山塊・大行沢

2015年07月18日(土) 〜 2015年07月19日(日)

• GPS: 32:00
• 距離: 15.7km
• 登り: 1,214m
• 下り: 1,214m

コースタイム

1日目

• 山行: 3:35
• 休憩: 0:25
• 合計: 4:00

7:20 駐車場
7:30 7:30 大東岳登山口
8:15 8:15 白滝
8:35 8:35 雨滝
9:15 9:15 裏磐司
9:20 9:20 京渕沢
9:40 9:40 岩床沢
9:50 9:50 下降点
10:10 10:35 大行沢
11:20 カサギ沢出会

2日目

• 山行: 9:20
• 休憩: 1:05
• 合計: 10:25

6:20 カサギ沢出会
7:10 7:20 樋の沢避難小屋
9:20 9:20 登山道
10:30 10:30 権現様峠
12:50 13:45 大東岳
16:45 駐車場

天候

18日　曇りのち雨
19日　晴れ

アクセス

利用交通機関：

自家用車

往路 7月18日2:00浦安-首都高-東北道仙台南IC-7:00二口温泉
復路 7月19日17:00二口温泉-仙台市内(入浴、食事)20:00-仙台南IC-20日2:00浦安
秋保ビジターセンター手前に広い駐車場有。大東岳登山口にも10台ほどの駐車スペース有。
ビジターセンターにトイレ有。

ガス代 850k÷9k=95L×145円=13,775円 高速代 首都高930東北道5,120往復12,100円 交通費計25,875円 6,000円補助 残高49,000円

コース状況／危険箇所等

登山ポスト ビジターセンターと大東岳登山口に有。

大行沢、樋ノ沢共に沢登りで登山道はありません。
権現様峠から大東岳までの登山道はほぼ沢登りです。沢靴の方がベスト、登山道は無いも同然でしっかり読図をしながら登らないと迷うことに！

雨滝から少し登ったあたりにスズメ蜂の巣があるようです。登山道を歩いていただけで後方を歩いていた二人が刺されました。最後尾のkotsさんは全身数ヶ所をやられました。付近の通過は注意してください。

スズメ蜂も危険ですが、その他ブユ、蚊も多く虫対策が重要です。
行動中はなんとかなりますが、就寝中にテント内に侵入していたブユ、蚊にボコボコにされました。虫の侵入には気をつけていましたが、かなりの虫が入っていて深夜テント内で虫叩きと大騒ぎになりました。
この時期、タープでの野営は厳しいそうです。

その他周辺情報

秋保温泉に共同浴場あり。旅館、ホテルの日帰り入浴は早い時間に終了。我々は仙台市内のスーパー銭湯(ベガロポリス仙台南内極楽温泉、土日720円)を利用。

写真

7/18 7:17

秋保ビジター手前の駐車場。kaito

7/18 7:35

ビジターセンター外観

7/18 7:25

ビジターセンター内に登山ポスト有。玄関を入ってすぐ、ここまでは早朝でも入れた。トイレも有。kaito

7/18 7:30

大東岳登山口。登山ポストと駐車スペース有。kaito

7/18 8:34

崖上から雨のごとく落ちる滝。
この滝の先、登山道近くにスズメ蜂の巣があったようで、隊列最後尾を歩いていたkots氏が数ヶ所刺される。その前のkoich氏は一ヶ所。団体で行動する場合は注意！

7/18 8:47

滝は何処からまさしくしとしと降っている

7/18 8:47

全身をスズメ蜂に刺されたkots氏。su爺が毒をボイズンリムバーで吸い出す。よくそんな物を持ってました。
誰も来なくてよかった。kaito
登るうえで必需品です。1年前から持っていましたよ　　su
この写真まずいな。運営さんに怒られる~ kots

7/18 9:14

裏磐司。この尾根を磐司岩と言うらしい。反対側は表磐司といい、地形図にも表示あり。kaito

7/18 9:14

朽ち果てた裏磐司の標識。kaito

7/18 9:15

裏磐司を見る。kaito

7/18 9:21

京渕沢を渡る。kaito

7/18 9:21

朽ちた京渕沢の標識。kaito

7/18 9:38

岩床沢を渡る。kaito

7/18 9:47

崖を鎖でトラバース。この先の尾根から大行沢に降りたが、かなり急斜面を灌木たよりに！kaito

7/18 10:34

大行沢入渓。kaito

7/18 10:58

いよいよ長いナメの始まり。kaito

7/18 10:59

大行沢のナメ。 kots

7/18 10:59

蒸し暑い林道歩きから爽やかな沢登りに！夏は沢が最高！kaito

7/18 11:00

ずーっとナメです。kaito

7/18 11:00

ナメが綺麗 kots

7/18 11:01

足首程度の流れが延々と続きます。kaito

7/18 11:05

台風の影響も少なく、水量も少なめかな？kaito

7/18 11:06

浅瀬が続き魚もいない感じだったが。kaito

7/18 11:08

滝らしい物も無く、ナメが続くなか記念写真！kaito

7/18 11:09

広い川床。kaito

7/18 11:09

延々とナメ床歩きが続く。藻も付いているのでフェルトがいい。kaito

7/18 11:11

癒し系が好きなご夫妻です。kaito

7/18 11:12

両岸はブナの原生林が続き新緑や紅葉ね時期もいい感じ。kaito

7/18 11:12

ナメの途中で記念撮影。kaito

7/18 11:14

ナメをローアングルで撮るkaname女史。kaito

7/18 11:17

ちょっとした滝がある kots

7/18 11:17

珍しく滝が。kaito

7/18 11:17

滝を難なく越える。kaito

7/18 11:19

ナメを軽快に進みます。いつも笑顔のkaname嬢

7/18 11:25

まだ昼前だったが午後から雨予報なので早々に幕営準備。kaito

7/18 11:36

カケス沢出会上の右岸に適地あり。数張り可。
早く着けば、カケス沢も狙っていたが雨予報だったのでのんびりすることに。kaito

7/18 12:08

早速テントを張ります kots

7/18 12:21

焚き火の準備をしてから乾杯！kaito

7/18 12:31

カンパ〜イ　この時まだ焚き火に火がついていません

7/18 13:07

やっと火がつきました

7/18 13:30

いきなり大物を釣り上げてきたkaito氏。その後の釣果は？ kots　kai爺に完敗です　su
釣り素人の私が一投目でいきなり？簡単じゃんと！しかしそんなに甘くはなかった。kaito言

7/18 14:35

貴重なご馳走を焚き火でじっくり焼く kots

これだけ？一匹釣った後、頭上の枝に糸を絡ませ、あげくに竿を折ったど素人kaitoです。

7/18 15:07

岩魚をほお張るkoich氏 kots

7/18 15:23

kanameさんの鹿サラダをいただきます。 kots

7/18 15:26

焚き火もあらかた燃えたところで晩飯。kaito

7/18 16:19

しめは鳥団子鍋です。kaito

7/18 16:19

この頃より、予報通り雨に！明るいうちに就寝。kaito

7/19 6:18

翌朝、いい天気なりました。
我々としてはゆっくり目の6時過ぎに出発。明日も休みだし明るいうちに下山できればOK。kaito

7/19 6:26

今日もナメ歩きから始まります。kaito

7/19 6:27

少し滝が出だした。kaito

7/19 6:28

小滝を越えて！kaito

7/19 6:31

快適に登って行きます。kaito

7/19 6:33

読図もしっかりと！kaito

7/19 6:35

まだまだナメが続きます。kaito

7/19 6:35

ナメ！kaito

7/19 6:36

ナメ、ナメ！kaito

7/19 6:38

小滝を登る2人

7/19 6:47

ハダカゾウキ沢出会に到着。本流には大滝？が。kaito

7/19 6:48

大きい滝現る kots

7/19 6:48

今回、唯一の滝らしい滝で記念写真！kaito

7/19 6:50

kaitoさん登って行きます。 kots

7/19 7:00

厳しい滝を登るkai爺

7/19 7:00

suさん kots　　唯一ロープを出した滝

7/19 7:02

ロープなしで挑むkoich氏　お見事

7/19 7:13

大滝上にある樋ノ沢避難小屋。
とてもきれいで快適そうです。kaito

7/19 7:20

本流はここから樋ノ沢になり、水量も少なく川幅も狭くなるがナメは続くます。kaito

7/19 7:21

名の通り樋状に！kaito

7/19 7:21

しかしナメです。kaito

7/19 7:22

所々に深みが！浸かれるか水温をはかるsu爺?kaito

7/19 7:23

細いナメが延々続くさまは正に樋。kaito

7/19 7:25

流れは細いが、谷自体は広く明るい沢です。kaito

7/19 7:26

時々、小滝が現れる。kaito

7/19 7:30

簡単に越えて！kaito

7/19 7:31

水路になっています。自然の力を感じます。

7/19 7:32

今日もナメが続きます。 kots

7/19 7:32

7/19 7:33

たまに広く釜も！kaito

7/19 7:39

源頭も近いが、まだナメが続く。kaito

7/19 7:40

ナメ kots

7/19 7:40

前方は明るく空が見えるさまは、天国に続くナメのたとえどおり。kaito

7/19 7:41

源頭も近づき滝が多くなる。kaito

7/19 7:54

どれも簡単？kaito

7/19 7:54

落ちないkai爺　面白くないよ

7/19 8:14

まだナメ！kaito

7/19 8:32

まだまだナメ！kaito

7/19 8:54

かなり細い流れに！kaito

7/19 8:54

ちょっと滝登り？kaito

7/19 9:04

ヘつる　kai爺　kots氏

7/19 9:05

踏ん張るkoich氏

7/19 9:21

沢から離れ10分ほどで登山道に。窪をたどって藪漕ぎもほとんどなし。kaito

7/19 11:12

まるでジャングルのよう

大東岳に向かう登山道の方が藪が深い！kaito言

7/19 12:49

大東岳登頂！暑い急登でした。 kots

7/19 12:50

や〜、権現様峠から山頂までの登山道は、地獄でした！
沢の中、登山道は無いに等しく最後まで急登が続き、しっかり汗をかかされました。kaito

7/19 12:52

まだビールを持っているkots氏。kaito

7/19 12:52

乾杯に顔を背けるsu爺?kaito

7/19 13:03

かんぱ〜い　

7/19 13:08

ブユに喰われ、片目が失明？
お岩爺になった！kaito

7/19 16:40

蜂だのブユに襲われ、体はボコボコに腫れたが無事？に下山。kaito

撮影機器：

FinePix XP150 富士フイルム

OLYMPUS Tough TG-610 オリンパス

装備

個人装備

ヘッドランプ 予備電池 1/25 000地形図 コンパス 笛 筆記具 ライター ナイフ 保険証 飲料 ティッシュ バンドエイド タオル 携帯電話 計画書 雨具 防寒着 沢タビ 沢靴 手袋 ビニール袋 シュラフ又はシュラフカバー 食器 水筒 時計 非常食 防寒用帽子 新聞紙 ハーネス ヘルメット カラビナ スリング カメラ マット

共同装備

テント テントマット コンロ ガスカートリッジ コッヘル（鍋） ファーストエイドキット ラジオ 車(アルファード習志野300マ2383） ロープ GPS 無線機 まな板 塩 のこぎり ひばさみ

感想

kots

今回のトピックスはスズメバチに刺されたことです。
入渓前の登山道でスズメバチに出くわしました。巣があったのか？
koich氏は1箇所でしたが、最後尾の私は3箇所くらい刺されました。
これは痛いです。suさんの毒吸い機で搾り出してもらったが、痛い。
黒い所を狙う。これは合ってる。黒っぽい服の腕と膝をやられました。
アナフィラキシーにはならなかったものの痛みは夜まで続き、翌日は赤く腫れてしまいました。
さて、その後の山行はナメ有り、釣り有り、で充分楽しめました。
ナメのスケールは素晴らしいですね。
その後の大東岳は登山道が不明瞭かつ急登がきつく予想外の厳しさでした。
皆さんありがとうございました。

カイG

台風の為、直前まで計画変更を考えていましたが、運よく東北地方にはそれほど影響がでませんでした。
初日の夕方に少し降った程度で、二日目は好天に恵まれ沢旅といえるような充実した二日になりました。
同行者がスズメ蜂に襲われるというアクシデントもありましたが、幸いショック症状も出ず無事山行を続けることができました。（本人は相当痛がっていましたし、二日目も腫れてしまってかなり辛そうでしたが！）
肝心の沢ですが、期待に背かず素晴らしい沢でした。天国へ続くナメと言われるとおり、延々ナメが続きます。
登攀的要素はありませんが、沢旅と言う言葉がぴったりするような沢です。
下流部のゴルジュ帯をカットすればほとんど濡れることがないので紅葉時期にまた計画したい沢です。

su_

今年東北遠征第3弾　二口山魂　大行沢　台風の影響が危ぶまれましたが　
天候は崩れることなく天国に続くナメを堪能致しました。
権現様峠からの大東岳の沢沿いの道なき道には久しぶりに体力消耗いたしました。
今回まさかの登山道にてkots氏とkoich氏がスズメ蜂に刺された出来事は
今後の登山に影響する出来事でした。黒色の服装に注意！
2人には早く医者にかかり処方してもらうことを望みます。