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Yamareco

記録ID: 681005
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雪山ハイキング
白馬・鹿島槍・五竜

梅雨明けとともに 栂池〜白馬大池

2015年07月20日(月) [日帰り]
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GPS
--:--
距離
7.2km
登り
673m
下り
657m

コースタイム

日帰り
山行
7:00
休憩
1:30
合計
8:30
7:20
50
8:10
8:10
30
銀嶺水
8:40
8:40
90
10:10
10:10
50
11:00
12:30
40
13:10
13:10
80
白馬乗鞍岳
14:30
14:30
80
天狗の祠
15:50
ゴール地点
天候 曇り時々晴れ
過去天気図(気象庁) 2015年07月の天気図
アクセス
利用交通機関:
自家用車 ケーブルカー(ロープウェイ/リフト)
この季節は栂池パノラマウェイ6:30始発 駐車場1日500円
下りのロープウェイは通常20分間隔ですが、この日は10分間隔で出ていた。
コース状況/
危険箇所等
前日までの雨と雪どけで栂池登山口から天狗原までかなりぬかるんでいます。滑りやすく特に下りは要注意。
天狗原手前に小さな雪田(これは傾斜もなくて問題なし)
天狗原〜白馬乗鞍岳への道には結構大きな雪渓(?)や雪田があり登りはアイゼン無しで何とかなるものの、下りはアイゼンがある方が安全です。四本歯の方はかなり滑って進まなかったので、6本歯の方がいいかもしれません。
ローブが張ってあるのでそれを使えばアイゼン無しでも降りてこられますが、とにかく下山時はうまく降りられない人がいるのでロープで渋滞し、かなり時間がかかってしまいました。ロープをつかむとかなり手がこすれるので手袋はあった方がよいです。水は白馬大池山荘前に有 栂池から天狗原間に湧き水の「銀嶺水」があります。
その他周辺情報 温泉はチケットセンター下の栂の湯がチケットを持って行くと割引になる
白馬村内に多数温泉あり
登り始めた登山道から自然園と白馬の山々
1
登り始めた登山道から自然園と白馬の山々
オオバミゾホウズキの花
オオバミゾホウズキの花
ツマトリソウ(左)とゴゼンタチバナ(右)
ツマトリソウ(左)とゴゼンタチバナ(右)
アカモノ
登山道から 6月に警戒レベル2に引き上げられた浅間山が噴煙を上げている(左端)
登山道から 6月に警戒レベル2に引き上げられた浅間山が噴煙を上げている(左端)
浅間山拡大
ベニバナイチゴ
大きくなった水芭蕉の葉の陰に隠れるようにリュウキンカが咲いていた
大きくなった水芭蕉の葉の陰に隠れるようにリュウキンカが咲いていた
銀嶺水がこの奥に湧いている 冷たくておいしい!
銀嶺水がこの奥に湧いている 冷たくておいしい!
イワオトギリはまだ蕾
イワオトギリはまだ蕾
天狗原手前から白馬乗鞍岳を見上げた。中央の大雪田の左側を登る
天狗原手前から白馬乗鞍岳を見上げた。中央の大雪田の左側を登る
登っている時はまだ、それほどぬかるんではいなかったけれど・・・
登っている時はまだ、それほどぬかるんではいなかったけれど・・・
天狗原2180m
天狗の祠
タテヤマリンドウ
タテヤマリンドウ
チングルマの果穂
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チングルマの果穂
モミジカラマツ
ワタスゲ
イワイチョウ
イワイチョウの花
イワイチョウの花
乗鞍岳への雪田 結構急斜面
乗鞍岳への雪田 結構急斜面
ナナカマドの花
コバイケイソウはまだ蕾
コバイケイソウはまだ蕾
白馬乗鞍岳下の分岐
白馬乗鞍岳下の分岐
ショウジョウバカマ
ショウジョウバカマ
天狗原から乗鞍岳へのとっかかり 川のような中を石伝いに登る
天狗原から乗鞍岳へのとっかかり 川のような中を石伝いに登る
こんな斜面を登ります
こんな斜面を登ります
結構急斜面です
雪田の終わりの方は傾斜も緩やか この雪田を過ぎると少し登って乗鞍岳の山頂近くになります
雪田の終わりの方は傾斜も緩やか この雪田を過ぎると少し登って乗鞍岳の山頂近くになります
山頂近くではタカネバラが迎えてくれました
山頂近くではタカネバラが迎えてくれました
ミヤマダイコンソウ
ミヤマダイコンソウ
白馬乗鞍岳山頂は広く、石とハイマツに覆われている
白馬乗鞍岳山頂は広く、石とハイマツに覆われている
山頂付近
白馬乗鞍岳2,438.7m
白馬乗鞍岳2,438.7m
山頂のケルン
ツガザクラ
ミヤマコゴメグサ
ミヤマコゴメグサ
白馬乗鞍岳山頂付近から白馬大池を見おろす
白馬乗鞍岳山頂付近から白馬大池を見おろす
白馬大池山荘裏に到着
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白馬大池山荘裏に到着
白馬大池山荘前 ここで昼食
白馬大池山荘前 ここで昼食
ハクサンコザクラの群生
ハクサンコザクラの群生
ハクサンコザクラ
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ハクサンコザクラ
ミヤマキンバイとハクサンコザクラ
ミヤマキンバイとハクサンコザクラ
大池周辺のチングルマはまだ果穂になっていなかった
大池周辺のチングルマはまだ果穂になっていなかった
ハクサンイチゲ
ミヤマキンポウゲ
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ミヤマキンポウゲ
ハクサンイチゲ イワカガミ チングルマが咲き乱れる
ハクサンイチゲ イワカガミ チングルマが咲き乱れる
白馬大池のお花畑
白馬大池のお花畑
キバナシャクナゲ
キバナシャクナゲ

感想

梅雨明けの20日、午前3時に家を出て午前6時過ぎに栂池の駐車場に到着。一番のリフトに乗り、栂池自然園駅へ。ビジターセンター前で装備を確認し、登山道へ入った。前日の雨と雪どけ水でかなりぬかるんでいたり、水たまりができていたりして悪路。銀嶺水の所にはまだ雪が結構残っていた。シナノキンバイ、ゴゼンタチバナ、マイヅルソウ、イワカガミ、モミジカラマツ、ミヤマキンポウゲ・・・たくさんの花たちが咲き始めている。花の写真を撮りながらゆっくりと登ってゆく。銀嶺水の所でコップに水をくんで飲んでいると、「飲めるんですか?」と下山してきたパーティーに訪ねられた。白馬岳までの予定だったがアクシデント(?)があり大池まで行って降りてきたという。「残念でしたね。でも山は逃げませんから・・・」と声をかけて分かれた。
 天狗原についてひと休み。タテヤマリンドウ、ワタスゲ、チングルマ、イワイチョウなどが咲き誇っている。やはり7月下旬が花の見頃だなと思う。
 天狗原から乗鞍岳への登山道にはかなり雪が残り大きな雪田になっていた。六本爪のアイゼンを息子に貸してしまったので自分はキックステップで登る。朝なので雪がいくらかかたく、思うようにつま先が雪に入らなかったが、何度か蹴って足場を作りながら登った。
 この日は梅雨明けとはいいながらも、かなりガスが出ていて乗鞍岳は視界がよくなかった。時々ガスが晴れて青空がのぞくときもあったけれど。
 乗鞍岳から白馬大池山荘までの間も何カ所か雪の上を歩くようだったが、ここは特に問題なし。トレースが有るのでそれをたどりながら歩く。
 大池周辺は雪どけとあわせて色々な花が咲き乱れお花畑状態だった。特にハクサンコザクラは紫に近いピンク色で群生がとても美しい。イワイチョウやハクサンイチゲ、チングルマも白い花で大地を覆っていた。そして所々に青いタテヤマリンドウ。
 ここには6年前の8月中旬に訪れているし、その翌年は今年より一週間遅い日程だったが白馬岳からの縦走でテント泊をしている。8月中旬に雪が少なかったのは当然だが、縦走で7月末に来た時よりも、今年ははるかに雪が多い気がした。
 以前来たときに大池のまわりで赤の混じったタテヤマチングルマが咲いているのを見かけたが、今年は見ることができなかった。
 山荘前で昼食をとりながら1時間半ほど過ごし、下山。
雪田を降りるときには、ロープがあるものの、足を滑らして転んだり、立ち往生したりする人がいて大渋滞。指なしグローブをつけていたが、ロープを持つ指が冷たいし、擦れて皮がむけたりで難儀をした。ロープを持たずに滑って、50mほど滑落した人もいた。幸い途中で止まって怪我はなかったようだが。
 妻と息子は六本爪アイゼンを装着していたので、渋滞も何のその、ロープに頼らずにサッサと降りてしまった。四本爪のアイゼンでは歯の位置の関係で、下山しようとすると滑ってしまい、やはり難儀をしていたようだ。
 天狗原から栂池までの下山道は、人が多く通ったために、登ってきたときよりさらに悪路になっていた。ぬかるみ、水たまり、土だけでなく木道の上や石の上もかなり滑りやすく注意が必要だった。特に妻は昨年尾瀬の木道で転んで腕を折っているので、同じようにならないに慎重に降りなければならなかった。
 私も何度か転びはしたが、怪我もなく無事に下山。ビジターセンターに到着した。心地よい疲労感というよりは、前々日からあまり寝ていなかったので、睡眠不足もあり、疲れた・・・

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