男体山

2024年05月18日(土) [日帰り]

• GPS: 06:16
• 距離: 8.9km
• 登り: 1,219m
• 下り: 1,206m

コースタイム

日帰り

• 山行: 4:58
• 休憩: 1:13
• 合計: 6:11

6:12 二荒山神社中宮祠
6:22 6:23 一合目
6:49 6:57 三合目
7:14 7:16 四合目
7:31 7:37 五合目
8:11 8:24 七合目
8:46 8:52 八合目 瀧尾神社
9:06 9:06 九合目
9:32 9:36 二荒山神社奥宮
9:44 9:44 男体山
9:51 9:51 二荒山神社奥宮
9:54 9:56 太郎山神社
10:01 10:05 二荒山神社奥宮
10:18 10:19 九合目
10:32 10:39 八合目 瀧尾神社
10:57 11:03 七合目
11:26 11:26 五合目
11:38 11:45 四合目
11:57 12:05 三合目
12:21 12:21 一合目
12:28 二荒山神社中宮祠

天候

快晴

アクセス

利用交通機関：

自家用車

二荒山神社の登山者用駐車場(無料)を利用しました。境内の西側にあります。休日はかなり混雑し、午前6時段階で空きスペースはほとんどありませんでした。近くに県営の有料駐車場があります。

コース状況／危険箇所等

ログで分かるように全体に傾斜が急です。標高差は1200m程度ですが、3合目から4合目の作業道以外は直線的な登りが続きます。6合目付近から8合目にかけての観音薙は露岩の急登(急下り)が続く難所です。手袋を装備した方がいいでしょう。道は広く明瞭で利用者も多いので不安なく歩けますが、やや荒れが目立ちます。途中にトイレ、水場はありません。長丁場なのでしっかり準備してから登りましょう。登山するには二荒山神社で登拝料(1000円)を納め住所、氏名、緊急連絡先などを届けます。登山口の鳥居をくぐると石段、木の階段がありすぐに1合目。3合目までは低い笹とブナなどの広葉樹の中を縫う登山道です。粘土質で滑りやすく、洗掘が進んで木の根が露出している箇所があります。3合目から4合目は舗装された作業道を歩きます。のんびり歩けるのはここだけです。4合目からは本格的な登山道。傾斜がきつくなります。6合目を過ぎると大きな岩が多くなり、7合目手前からは露岩を直線的に登る観音薙が始まり、8合目を過ぎるまで続きます。手を使って登る箇所が多くなります。落石に注意してください。下りの方が危険度が増します。足場を確認して慎重に下りましょう。つまづくと転落につながります。手袋があったほうが安心です。8合目を過ぎると幾分傾斜が緩くなり、9合目で森林限界を越えて一気に眺望が開けます。ここから登山道は赤茶色の溶岩のザレ場になり、小さなジグザクの登りが山頂まで続きます。神社の登山受付に登山道の様子を合目ごとにまとめた案内板があります。写真に撮っておいて休憩時に確認しながら登るといいでしょう。休日は登山者が多く、すれ違い、追い越しが頻繁にあります。譲り合って安全に登りましょう。

その他周辺情報

日光・東照宮、中禅寺湖、華厳の滝、竜頭の滝、湯滝、中禅寺湖、湯ノ湖など観光地多数。

写真

5/18 6:01

二荒山神社の向こうに目指す男体山が見えています

5/18 6:11

神社で登拝料を納め、受付をしてから入山します

5/18 18:20

受付を済ませるとお守りをいただけます

5/18 6:16

ズダヤクシュが咲いていました

5/18 6:16

まずは石の階段

5/18 6:18

続いて木の階段

5/18 6:23

ここで1合目

5/18 6:23

低い笹とブナなど広葉樹の間を縫うように粘土質の道が続きます

5/18 6:43

木の根が張り出しています

5/18 6:47

タチツボスミレ

5/18 6:50

3合目に着きました。ここから4合目まで舗装された作業道を歩きます

5/18 6:54

テンナンショウ

5/18 6:55

中禅寺湖が見えます

5/18 7:02

セイヨウオクガラシ。外来種です。あちこちで増えています

5/18 7:03

新緑と青空の下を4合目を目指します

5/18 7:11

ムラサキケマン

5/18 7:12

4合目に着きました。ここからが本格的な登山道です

5/18 7:18

ゴロゴロした岩の道を登ります

5/18 7:31

5合目

5/18 7:37

樹間に中禅寺湖が見えます

5/18 7:38

しだいに眺望が開けてきました

5/18 7:38

初めて富士山が見えました

5/18 7:46

6合目

5/18 7:52

6合目を過ぎると大きな岩が増えてきます

5/18 7:56

険しい登り

5/18 8:03

標高が上がるに連れ眺望が広がります

5/18 8:03

富士山が良く見えます

5/18 8:06

観音薙の難所が始まりました。

5/18 8:14

7合目

5/18 8:14

7合目避難小屋

5/18 8:14

素晴らしい青空

5/18 8:19

振り返ると高度感があります

5/18 8:28

ミネザクラ

5/18 8:32

露岩の険しい登りが続きます。落石に気を付けてください

5/18 8:38

もうすぐ8合目

5/18 8:44

8合目瀧尾神社

5/18 8:46

中央に富士山が見えます

5/18 8:52

傾斜が幾分ゆるくなりましたが、まだまだ厳しい道です

5/18 8:57

登山道の脇に雪が残っていました

5/18 9:00

土留めの土嚢の残骸でしょうか

5/18 9:06

道が荒れています

5/18 9:12

9合目に着きました。森林限界を越えて一気に眺望が開けます。道は赤茶色の溶岩のザレ場に変わります

5/18 9:13

奥白根山が良く見えます。中央に見えるのは戦場ケ原と湯ノ湖(右)

5/18 9:14

右に浅間山、中禅寺湖の奥やや左に皇海山。遥かに北アルプス、南アルプス、富士山が見えます

5/18 9:29

燧ヶ岳と至仏山が見えてきました。左は奥白根山

5/18 9:15

富士山

5/18 9:17

振り返ると中禅寺湖の全容が見えます

5/18 9:32

二荒山神社奥宮に着きました

5/18 9:33

二荒山大神

5/18 9:34

山頂のパノラマ。左から女峰山、真名子山、太郎山

5/18 9:34

太郎山と遥かに会津駒ヶ岳

5/18 9:35

左は会津駒ヶ岳、ほぼ中央に燧ヶ岳、左は奥白根山。そのすぐ右に至仏山が見えています

5/18 9:35

遥かに北アルプス、南アルプス、富士山。その手前の山並みの左は浅間山、中央が皇海山

5/18 9:35

山頂からの富士山

5/18 9:36

中央に筑波山

5/18 9:37

男体山山頂

5/18 9:45

岩に突き立てられた宝剣

5/18 9:49

ワンちゃんも登って来ました

5/18 9:54

太郎山神社

5/18 9:54

神社前からは中禅寺湖が良く見えます

5/18 10:59

下山途中に見つけました。コケリンドウでしょうか

5/18 11:24

あちこちに咲いていましたが、登る時には気付きませんでした

5/18 11:56

セントウソウでしょうか

5/18 11:57

3合目に向かいます

5/18 12:01

3合目に着きました

5/18 12:02

ツルキンバイでしょうか

5/18 12:04

木立の中にハルゼミの声が響いていました

5/18 12:13

マイヅルソウ

5/18 12:24

シラネアオイの群生地。柵で保護されています

5/18 12:24

きれいに咲いていました

5/18 12:35

二荒山神社境内のシャクナゲ

5/18 12:35

見事な大輪の花

5/18 12:36

透き通るようなピンクです

撮影機器：

Galaxy S24 256GB SIMフリー サムスン

感想

haras3142

男体山は関東の山々から良く見える山で、どっしりとした山容を目にする度に、一度は登りたいと思っていました。16日に登る予定でしたが、悪天候のために断念していました。この日は朝から無風快晴の絶好のコンディション。延々と一本調子のきつい傾斜が続き、観音薙の険しい露岩もあってきつい登山となりましたが、標高が上がるに連れて眺望が開け、5合目を過ぎてからは眼下に中禅寺湖、その向こうに浅間山、皇海山、赤城山、遥かに富士山、北アルプス、南アルプスの山並みを見ながら、疲れを忘れて登ることができました。9合目からは北西にも眺望が広がり、奥白根山、至仏山、燧ヶ岳が。山頂は360度の大パノラマが広がり、女峰山、真名子山、太郎山の向こうに雪をいただいた会津駒ヶ岳を望み、筑波山の双耳峰も見ることができました。天候回復を待って登った甲斐がありました。男体山は眺望がないと辛い登山になります。好天を狙って登ることをお勧めします。これからはシロヤシオなどの花も楽しめます。