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Yamareco

記録ID: 683595
全員に公開
沢登り
奥秩父

大黒茂谷〜大菩薩嶺〜丸川峠〜牛首谷

2015年07月25日(土) [日帰り]
 - 拍手
体力度
5
1泊以上が適当
GPS
07:17
距離
20.5km
登り
1,942m
下り
1,935m
歩くペース
とても速い
0.50.6
ヤマレコの計画機能「らくルート」の標準コースタイムを「1.0」としたときの倍率です。

コースタイム

日帰り
山行
6:08
休憩
1:02
合計
7:10
7:00
13
7:13
7:13
27
7:40
8:00
135
大黒茂谷入渓点
10:15
10:15
45
15m滝
11:00
11:00
47
奥二股
11:47
12:23
34
12:57
12:58
22
13:20
13:20
35
牛首(林道)
13:55
14:00
7
大黒茂谷入渓点
14:07
14:07
3
14:10
天候 晴れ
過去天気図(気象庁) 2015年07月の天気図
アクセス
利用交通機関:
自家用車 自転車
国道411号大菩薩ラインを甲府方面へ走ると、道の駅「たばやま」の少し先に、左手に降りる道があります。(尾崎行雄水源踏査記念碑のすぐ手前)
降りてすぐの三条新橋を渡るとゲートがあり、その前に6〜7台停められます。記念碑の駐車場も6台分あります。
今回はゲートから先の林道用にチャリを用意しましたが、登りは吐きそうになりました。その分、帰りはかなりの威力を発揮しました。ゲートから大黒茂谷の入り口までの間はほとんど舗装路です。
コース状況/
危険箇所等
初心者向けの沢で知られているだけあって、大きな滝や函、釜はほとんどありません。ただ、人気がないのか良くヌメります。そのくせナメが多いので、スリップには要注意です。
基本的には水量の多いほうを選んで行けば迷わずに登山道まで出られると思います。
その他周辺情報 小菅の湯に行きました。週末も3時間620円、休憩所と仮眠室、レストラン等充実しています。道の駅と温泉、フォレストアドベンチャーであまり広くない駐車場を共有しているのですが、立地が悪すぎるせいか足りなくなる感じはありませんでした。
07:00三条新橋の先にあるゲート前。舗装路と聞いていたのでチャリ持参ですが、この後地獄が。。。ちなみに右手側は工事用出入り口になっているとのことだったので自分は避けて記念碑に停めました。
07:00三条新橋の先にあるゲート前。舗装路と聞いていたのでチャリ持参ですが、この後地獄が。。。ちなみに右手側は工事用出入り口になっているとのことだったので自分は避けて記念碑に停めました。
大黒茂谷入口の橋。これを渡って少し下ったところから入渓します。一度なんだか分からずに通り過ぎました。
大黒茂谷入口の橋。これを渡って少し下ったところから入渓します。一度なんだか分からずに通り過ぎました。
入渓直後のゴーロ帯。林道をこぎ上げてすでにバテバテの身に応えます。
入渓直後のゴーロ帯。林道をこぎ上げてすでにバテバテの身に応えます。
ゴーロ帯を抜けて現れる堰堤。左岸側を巻きます。
ゴーロ帯を抜けて現れる堰堤。左岸側を巻きます。
ここで全身ずぶぬれに。左手の被った壁伝いに泳ぎ、適当なところから右岸に上がりました。上がってからのトラバースが少し悪かったので、右岸に上がらず滝を真っ直ぐ上がったほうがよかったかも。
ここで全身ずぶぬれに。左手の被った壁伝いに泳ぎ、適当なところから右岸に上がりました。上がってからのトラバースが少し悪かったので、右岸に上がらず滝を真っ直ぐ上がったほうがよかったかも。
ここは右手から
ソロなので無理せず
ソロなので無理せず
ここも。ソロでなければ真ん中突っ込みたいところ。
ここも。ソロでなければ真ん中突っ込みたいところ。
支流のすだれ滝。虹もかかってます。
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支流のすだれ滝。虹もかかってます。
大体は右手から巻けました
大体は右手から巻けました
上から見た様子。まったくホールドが見えませんが・・・
上から見た様子。まったくホールドが見えませんが・・・
別のナメ滝を上から。ここの真ん中を行こうとして一度滑落しました。滑る!
別のナメ滝を上から。ここの真ん中を行こうとして一度滑落しました。滑る!
前半戦ハイライトの連瀑を越えて平場で一休み。目指すのは左俣。
前半戦ハイライトの連瀑を越えて平場で一休み。目指すのは左俣。
作業道の木橋?が何度か横断します。
作業道の木橋?が何度か横断します。
開けると明るくきれいな渓相。コケがイイ感じ。
開けると明るくきれいな渓相。コケがイイ感じ。
やっぱり日が射すと美しい。
やっぱり日が射すと美しい。
暑くもなく寒くもなく快適な気候
暑くもなく寒くもなく快適な気候
階段の滝。傾斜はなくてもやっぱり滑る。さながらスケートリンク。
階段の滝。傾斜はなくてもやっぱり滑る。さながらスケートリンク。
これまた良く滑りそうな滝。釜もなく落ちられないので右手から小さく巻きにいく
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これまた良く滑りそうな滝。釜もなく落ちられないので右手から小さく巻きにいく
エクストリームセルフィー「ARAGYO」
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エクストリームセルフィー「ARAGYO」
中段テラスから。見るからに滑る。
中段テラスから。見るからに滑る。
落口から。最後のトラバーが滑って怖い。
落口から。最後のトラバーが滑って怖い。
続々現れる滝
ここは水流の左脇を簡単に越える
ここは水流の左脇を簡単に越える
3つ目の滝の手前で昼食。この滝で大まかなものは大体おわり。
3つ目の滝の手前で昼食。この滝で大まかなものは大体おわり。
右手浅いクラック上の細い流れ沿いに登りました。ホールドスタンスは多くありますが、日が当たっているためか生暖かくい上に最高にヌメり。。。爽快感0。
右手浅いクラック上の細い流れ沿いに登りました。ホールドスタンスは多くありますが、日が当たっているためか生暖かくい上に最高にヌメり。。。爽快感0。
その先は小さい滝がちょこちょこ出てくるといった感じでした。
その先は小さい滝がちょこちょこ出てくるといった感じでした。
一方でコケが一面に繁茂しており非常に美しかったです。
一方でコケが一面に繁茂しており非常に美しかったです。
このあたりまで来るとほとんど水量はありません。ガイドでは右はヤブとのことだったので左俣を進みます。
このあたりまで来るとほとんど水量はありません。ガイドでは右はヤブとのことだったので左俣を進みます。
水量はありませんが岩登りはまだ続きます。
水量はありませんが岩登りはまだ続きます。
大分ガレてきたのでこのあたりで左尾根に取り付きました。
大分ガレてきたのでこのあたりで左尾根に取り付きました。
喘ぎながら詰めていくと膝下丈のササ原に。その向こうに一般ハイカーが見えてきます。
喘ぎながら詰めていくと膝下丈のササ原に。その向こうに一般ハイカーが見えてきます。
今回登りきったところはこんな場所でした。そのまま大菩薩嶺へ向かいます。
今回登りきったところはこんな場所でした。そのまま大菩薩嶺へ向かいます。
もっと左よりに詰めあがればよかったのか、思いのほか時間がかかって大菩薩嶺到着。ひっきりなしに登山者がやってきます。眺望0
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もっと左よりに詰めあがればよかったのか、思いのほか時間がかかって大菩薩嶺到着。ひっきりなしに登山者がやってきます。眺望0
沢装備を解除して一休みしたのちに丸川峠へ向かって下山開始。下りようにランニングシューズを入れてきたので沢靴よりはだいぶマシ。
沢装備を解除して一休みしたのちに丸川峠へ向かって下山開始。下りようにランニングシューズを入れてきたので沢靴よりはだいぶマシ。
途中少し眺望の開ける場所が。午前中は空気も澄んで眺めも良さそうでした。
途中少し眺望の開ける場所が。午前中は空気も澄んで眺めも良さそうでした。
富士山もくっきり。
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富士山もくっきり。
まるかわ荘。
丸川峠の賑わい(?)
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丸川峠の賑わい(?)
シカやトイレ問題はどこも深刻なよう。シカが小便跡を掘り返すというのは初耳でした。まじすか?
シカやトイレ問題はどこも深刻なよう。シカが小便跡を掘り返すというのは初耳でした。まじすか?
丸川峠から牛首谷沿いに泉水谷へ戻ります。
丸川峠から牛首谷沿いに泉水谷へ戻ります。
右の道が正解。なんか差がある。
右の道が正解。なんか差がある。
右の道が正解。看板等一切なしの分岐がたまにあります。
右の道が正解。看板等一切なしの分岐がたまにあります。
覆いかぶさるようなササ。イチャンコッペとは違う雰囲気。
覆いかぶさるようなササ。イチャンコッペとは違う雰囲気。
登山口?林道にたどり着きました。
登山口?林道にたどり着きました。
デポチャリを回収
デポチャリを回収
ダート区間は200mくらい
ダート区間は200mくらい
残りは細かい砂利などあるものの快適な舗装路
残りは細かい砂利などあるものの快適な舗装路
14:10のゲート前。工事用通路まで車が停まっていました。この日は工事はしていなかったようです。
14:10のゲート前。工事用通路まで車が停まっていました。この日は工事はしていなかったようです。
同じく帰ったときの記念碑前駐車場。一台もいなかったのがほぼ満車でした。
同じく帰ったときの記念碑前駐車場。一台もいなかったのがほぼ満車でした。
最後は小菅の湯へ。アルカリ泉でぬるぬるした感触。休憩所と仮眠室まであって充実しています。
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最後は小菅の湯へ。アルカリ泉でぬるぬるした感触。休憩所と仮眠室まであって充実しています。

感想

毎日毎日暑くて辛いので、簡単な沢に行きたいと思い立ち、大黒茂谷へ。
ついでに100名山の大菩薩嶺も踏んでこようと少し早めに行ったつもりが、朝7時の時点でゲート前のスペースは満車状態でした。
林道歩きがダルいという記録を見たのでチャリを用意していきましたが、登りの勾配が案外キツく歩くのと大差ないペースで必死に登るハメに。チャリは下り用と思ったほうがいいですね。
40分近くかけてようやく大黒茂谷の取り付き部に。沢から少し上がったところに木製の階段と橋があります。最初見落として通り過ぎてから、GPSをみて引き返しました。
沢に入るとしょっぱなから巨岩帯です。全身を大きく使って乗り越えていきますが、チャリで疲労した身には堪えました。肩で息をつきながらめんどくさそうな滝や淵は遊びに行かずにさっさと巻いてしまいました(何のために来たんだか)
沢は全体的には暗めで、泳ぐところも一箇所くらい。滝はいくつかありますがとにかくヌメります。個人的には去年行った水根沢や逆川のほうがやはり楽しいと思いました。
詰めは簡単でどこでも上がっていけば登山道といった感じです。左よりに登ったほうがヤブが少なく大菩薩嶺にも近づきます。
大菩薩嶺山頂は眺望ありませんがこの時期にしては涼しいと思いました。富士山までバーンな山頂を期待していきましたが、どうやら大菩薩峠と勘違いしていたようです。それでも100名山ということで頂上標識の写真を撮る人は絶えず入れ替わり訪れていました。
下りは丸川峠に回って牛首へ降りましたが、途中の作業道のような分岐は標識がないので沢を見失わないように降りなければなりません。あまり人気もありません。
林道に出てから大黒茂谷の取り付きまで戻るのに30分。炎天下の林道歩きはやはりダルいです。デポしたチャリを回収して、軽快に林道を下ると10分足らずでゲートに戻れました。完全に下り用ですね。

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